お墓に関する知識をご紹介【種類・供養形態・納骨・墓じまい】
公開日 : 2020/8/3
更新日 : 2020/9/10
お墓に関する知識をご紹介します。お墓の種類、供養形態、永代供養、納骨式、納骨堂、お墓を建て方、費用相場、お墓参りの作法、ペットのお墓、世界のお墓について解説します。お墓は一生に一度の買い物になりますので、ぜひよいお墓選びの参考にしてください。
公開日 : 2020/8/3
更新日 : 2020/9/10
目次
お墓に関する情報を紹介
お墓は日本人にとって古くから馴染みのあるものですが、実際に触れる機会は少なく、疑問に思う点は多いのではないでしょうか?
そこで以下の流れでお墓に関する全ての詳細情報についてご紹介していきます。
・供養形態の種類をご紹介
・永代供養の種類をご紹介
・納骨式をご紹介
・納骨堂をご紹介
・お墓についてご紹介
・お墓参りについてご紹介
・墓じまいや改葬についてご紹介
・ペットのお墓についてご紹介
・沖縄や世界のお墓をご紹介
・仏教以外の宗教のお墓をご紹介
・日本の人気の墓地・霊園ランキングをご紹介
お墓に関しては知っているようで知らないことが沢山あり、いざ購入する際に迷うことが多いです。ぜひお墓を選ぶ際の参考にしてください。
供養形態の種類をご紹介
古くからお墓には故人と生きている人を繋ぐという精神的な役割と、故人をしっかりと埋葬・供養するための場所という物理的な役割があります。
そんな大切なお墓ですが、供養の仕方によって選び方が異なってきます。以下では供養形態の種類についてご紹介します。どのような形態で故人を供養するのかをしっかりと考えていくための参考にしてください。
お墓
故人を埋葬し供養するための場所や、ご先祖に近況を報告するための場所として寺院や霊園に墓石を建てるのが一般的な供養形態です。
お墓の成り立ちは2300年前の縄文時代までさかのぼり、そこから古墳や土葬などを経て、現在の墓石や卒塔婆があるお墓が建てられるようになったのは江戸時代からだとされています。そこから現代まで様々な寺院や霊園にお墓が建てられてきました。
そんなお墓ですが現代では和式・様式・デザイン式などの種類があります。建てる際はそれぞれの種類によって特徴や費用が異なっています。また、事前に知っておいた方がよいことが多くありますので本記事を参考にしていただければ幸いです。
お墓のマンションタイプとは?
マンションタイプのお墓をご存知でしょうか?マンションタイプのお墓とは具体的には「自動搬送式納骨堂」のことを指します。自動搬送式納骨堂は、別名ビル型納骨堂やマンション型納骨堂とも呼ばれ、機械が自動的にご遺骨をお墓まで運ぶタイプのことです。
マンションタイプの文字通りマンションのなかにお墓があるため面積を取らないので、墓地不足の問題が深刻な都心部を中心に急増しています。さらにマンションタイプのお墓の費用やメリット・デメリットについて知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
永代供養
永代供養とは、永代供養料を払うとその後は霊園や墓地の管理者が供養や管理を行ってくれるという供養形態です。基本的には33回忌までの契約となっており、それを過ぎると他の故人と一緒に合祀されることになります。
永代供養ではお墓の引継や管理を必要としないため子供に迷惑をかけたくないと考える方のニーズに応えることができます。また現代では家を継ぐ子供がいないというケースも多く、そのような問題にも対処できるため人気となっています。
こちらの永代供養には合祀墓、散骨、樹木葬などいくつかの種類があります。後述で述べていますので、ぜひご覧ください。
永代供養の方法とは?
永代供養の供養方法は寺院や霊園によって様々です。毎月法要を行う場所や年2回の法要を行う場所、また回忌法要を行う場所もあるようです。
永代供養を申し込む方法としては家族や親戚が契約する死亡時契約書が一般的ですが、他にも生前に永代供養を申込む方法や墓じまいによる永代供養への変更などもあります。
どの申込方法でも最終的には管理場所と永代供養の契約を結び永代供養料を支払うことになります。その他にも永代供養を行う上での確認事項はたくさんありますので、さらに詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
手元供養
手元供養とは自宅供養ともいわれ、自宅で故人のご遺骨を管理し供養する方法のことを指します。手元供養にはご遺骨などを全て自宅管理する方法と墓地などへ納骨したうえで一部を手元に残す方法がありますが、間違った方法では法律に触れてしまう可能性があるので注意してください。
納骨の一部を手元に残しておく「分骨」に関しては法律上問題はありません。しかし法律ではお墓を決められた墓地区域以外で作ることを禁ずるとあり、つまり自宅の庭などに勝手にお墓を作ってしまうと法律違反になります。
手元供養をするときは仏壇に骨壺として安置するか、自宅内に専用のスペースを設けて供養しましょう。
手元供養の相場とは?
手元供養をするまでにかかる費用ですが、分骨の際には5万円程度、粉骨の際に業者に頼むと1万円程度かかります。ここまでで合計6万円程度が相場となっています。
また、その後粉骨したご遺骨をどのような形で手元供養するのかによって相場費用が大きく異なってきます。手元供養の方法には大きく骨壺、ペンダント、ダイヤモンド加工の3種類があります。それぞれによって大きく相場が異なってきますので慎重に選ぶことをおすすめします。
より詳しく手元供養に要する費用相場を知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
永代供養の種類をご紹介
お墓の引継や管理を必要としない永代供養は現代の少子高齢化の影響もあり人気が高い供養形態であり、様々な種類が存在します。それぞれに特徴やメリット・デメリットがありますのでしっかり確認したうえで選択しましょう。
以下では永代供養の種類について詳しい情報をご紹介しています。
合祀墓
合祀墓とは他のご遺骨と合同で埋葬するお墓のことです。ご遺骨を納骨する土地を改めて確保しなくてよいため、合祀墓は永代供養のなかでも最も費用が安価になっています。
一方で他の方のご遺骨と混ざってしまうため、一度合祀墓に入れた後に特定の故人のご遺骨を取り出すことができなくなりますので注意が必要です。合祀墓に納骨された後は、納骨した寺院や霊園の管理者が管理をし、法要を行うことになります。
合祀墓には他にもメリット・デメリットがあります。しっかりと合祀墓について理解した上でご家族や親戚と相談をして選択をしましょう。
散骨
ご遺骨を粉末状にして撒く散骨という方法もあります。散骨をする場所としては海洋や山岳の他に宇宙やヘリでの空中葬などもあります。
散骨に関して法律で大丈夫なのかと感じる方も少なくないでしょう。実際散骨に関して法律ではグレーな部分が多いです。そのためしっかりと散骨に関して理解することが大事になってきます。
費用に関しては散骨の方法によっても異なってきますが、基本的には圧倒的にお墓を一から建てるよりは安くなります。
樹木葬
墓石の代わりに木を墓標として、その周りにご遺骨を納骨する樹木葬という方法もあります。樹木葬に用いられる木は桜や紅葉など様々あり、生前故人が好きだった木の近くに埋めてあげられるということで、あえて樹木葬を選ぶ方もいるようです。
樹木葬には故人ひとりに対し1本の木で埋葬をする個別タイプとひとつの木の周りに多くの故人が眠る集合タイプがあります。昔に比べれば樹木葬を行うことができる霊園は多くなってきましたが、それでも一般墓に比べれば少ないです。
樹木葬を行いたい場合は近くの霊園で可能な場所があるかどうかを探すことから始め、その後に家族や親族と話し合って選択をしていきましょう。
樹木葬の相場とは?
樹木葬にかかる費用は埋葬方法によって多少異なってきますが約20万円~80万円程度です。しかし民営なのか公営なのかや個別タイプなのか集合タイプなのかなどによっても基礎費用が異なってきますので、より詳しい内訳を知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
樹木葬のメリット・デメリットとは?
樹木葬のメリットは、一般的なお墓を建てるよりも費用が安いことや血縁関係・婚姻関係なく一緒に埋葬できることなどが挙げられます。一方でデメリットとしては、合祀墓と同じく一度埋葬されれば後から取り出すことが出来なくなってしまいます。
また多い問題として親族に理解を得られないということがありますので、しっかりと家族や親族と話し合いをしてから樹木葬をすることをおすすめします。樹木葬のメリットやデメリットについてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
納骨式をご紹介
納骨式とは一般的には四十九日法要や一周忌法要と合わせて行うことが多い、お墓や納骨堂にご遺骨を納める際に行う式のことを指します。手元供養の際は必要のない式になりますが、お墓に納骨する方や永代供養をする方には必要な儀式となります。
以下では納骨式について詳しい情報をご紹介しています。
納骨式の相場とは?
納骨式にかかる費用としては、納骨そのものにかかる費用だけでなく墓石への彫刻代、塔婆代、お布施代、法要を行う部屋の使用料など様々あります。それぞれに相場費用がありますが、合計の費用相場としては10万円程度となっています。
しかしひとつひとつの代金に関して費用を抑える方法などもありますので、納骨式の費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
納骨式の流れとは?
納骨式の当日の流れは、まずご遺族の代表者が挨拶をします。その後墓石の下に納骨をしていきます。納骨が終わった後は僧侶による読経と参列者による焼香になります。最後に納骨が終わったお墓に改めてお供え物をして式自体は終了になります。
しかし納骨式当日の前にすることや、納骨式が終わった後にもするべきことはたくさんあります。以下の記事では納骨式当日の流れだけでなく、前日までに済ますことなども解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
納骨式を行う時間帯とは?
納骨式を行う時期としては四十九日法要や一周忌法要のタイミングが多いですが、基本的にはいつ行っても良いとされています。納骨式自体に要する時間は30分で程度ですので、しっかりと気持ちの整理や他のことが落ち着いてから納骨式を行うことをおすすめします。
納骨式を行う時間帯については、決まりがあるわけではありませんが、一般的に行われる時間帯や避けるべき時間帯などもあります。納骨式の時間帯について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
納骨式での正式な服装とは?
四十九日法要の後に納骨式を行う場合、男性はブラックスーツなどの喪服がふさわしく、女性も黒色のワンピース等の喪服がふさわしいとされています。
四十九日以降に納骨式を行う場合は平服でも問題が無いとされています。平服とは普段着のことを指すことが多いですが、場合によっては略喪服と捉える場合もありますので地味な色や黒色で統一することをおすすめします。
その他にも服装に関するマナーはたくさんあります。納骨式の服装について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
納骨堂をご紹介
納骨堂とはご遺骨を土に還さずに、骨壺のままで納骨することができる建物のことを指します。納骨堂はお墓を建てる必要が無く、管理が簡単なため、墓地不足が深刻化している都市部で増加しています。
納骨堂にはロッカー式、仏壇式、機械式、位牌式には様々なタイプがあり、特徴やメリット・デメリットも様々です。また、永代供養と間違われることがありますが、管理費が必要なことや継承者が必要なことなどが永代供養と異なる点として挙げられます。
そんな納骨堂の費用ですが、一人用なのか親族用なのかや一定期間のみなのか永代供養型の納骨堂なのかなどで費用相場が異なってきます。しっかりと納骨堂の仕組みを知ることも大切なステップかもしれませんね。納骨堂の費用相場についてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
お墓についてご紹介
日本人には古くから馴染みのあるお墓ですが、実際に購入する機会は一生に一度という方がほとんどですよね。以下の記事ではお墓の構造そのものから建てる際に必要な情報、税金や相続の情報などを紹介していますので、ぜひお墓に関わる際の参考にしてみてください。
墓地と霊園の違いとは?
お墓が建てる場所として墓地や霊園がありますが、これらに違いはあるのでしょうか?一般的には墓地は寺院の敷地内にあるもので、霊園はそれ以外の場所を指すとされています。
つまり、お寺の敷地内にお墓を建てる場合は墓地にお墓を建てるということになり、どこの寺院にも属していない施設にお墓を建てる場合は霊園にお墓を建てるということになります。
この墓地や霊園にはさらに細かく種類があります。またそれによって相場費用も異なってきます。お墓と霊園についてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
お墓の建て方とは?
いざお墓を建てようと考えても何から始めればよいのか分からないという方は少なくないでしょう。お墓を建てる際に重要なことは石材店と墓石になります。基本的に石材店は自由に選ぶことができるため、1社のみで話を進めるのではなく、数社からの見積もりを確認したうえで1社に絞っていきましょう。
墓石を選ぶ際は考えるポイントが多いです。まず墓石の石材ですが、高級品から安価なモノ、国内産や海外産など多種多様な石材がありますので、慎重に選ぶ必要があります。また墓石のデザインも選ぶ際の重要な観点になります。現在では和型や洋型だけでなく、自分でデザインした墓石なども作ることができますので、こちらについても慎重に選ぶ必要があります。
これだけでなく、お墓を建てようとした際に考えなければならないことは非常にたくさんあります。お墓の建て方についてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
お墓を建てる際の費用とは?
お墓を建てる際にかかる費用としては大きく4つあります。1つ目は墓地や霊園を永代使用する権利に支払う費用である永代使用料です。こちらの相場は民営か公営なのかや東京周辺か否かなどによっても異なってきますが、おおよそ50万円~100万円程度となっているようです。
2つ目は墓石代です。こちらに関してもどのような石材でどのようなデザインで作るのかによって大きく異なりますが、おおよそ150万円程度となっているようです。3つ目は墓石を建てる際の工事費用です。こちらは15万円~20万円程度が相場となっているようです。最後はお墓の管理費です。民営か公営かによって異なりが、おおよそ毎年5000円~1万円程度が相場です。
以上のようにお墓を建てる際には非常に多くの費用がかかるため、少しでも費用を安くしたいですよね。以下の記事ではお墓を少しでも安く建てるためのポイントをご紹介しています。お墓の費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
お墓の構造とは?
お墓がどのように構成されているのかをご存知でしょうか?実はお墓は多くの構成部位からできています。まずは棹石といわれる、家名などが掘れられている部分があります。その棹石を支える台石、さらにその台石を支える芝台という石があります。その他にも水を入れる水鉢や花を入れる花立などもあります。
お墓の構造で一番大切な部分はカロートと呼ばれるお墓の地下の部分になります。カロートにご遺骨を納め納骨することになります。しかしカロートが実際にどのような構造になっているのかやカロートがいっぱいになってしまった場合の対処方法などを知っている方は少ないのではないでしょうか?
そこで以下の記事ではお墓のカロートについて紹介しています。より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
お墓を修理する際の費用とは?
お墓は外にあり、雨風にさらされるため経年劣化をしていきます。その度合いは自分でも修理することが可能なものからお墓を建て直したほうがよいと思われる場合まで様々です。基本的に専門家が修理できる度合いは、墓石の文字部分等のペンキの塗りなおしや墓石のズレまでだとされています。
ひどい劣化によって墓石が欠けている場合は、雨などがお墓の内部まで浸透してしまい故人が安らかに眠ることが出来なくなってしまうこともあります。その場合は修理ではなく建て替えをしたほうがよいでしょう。
以下の記事ではどのような問題の場合に専門家に依頼するべきなのかや専門家に依頼した場合の修理費用などを紹介しています。お墓の修理費用について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
お墓にかかる税金とは?
実はお墓には様々な税金が課せられています。まずお墓を建てる際ですが、墓石代や工事費用、管理費用すべてに消費税が課せられています。これら全てで約150万円~200万円程度かかりますので、消費税10%で換算すると約15万円~20万円程度の消費税を支払うことになります。
墓地を建てた後は、意外にも税金はかかりません。お墓の土地に関して税金がかかりそうですが、実際は土地を購入するのではなく墓地を使用する権利を購入することになるため固定資産税や都市計画税などは対象外になります。また墓地を使用する権利である永代使用料に関しても消費税の対象外となっています。
しかし一番お墓の税金問題で難しいのが、お墓の相続時の税金です。相続時の税金や詳しいお墓に関する税金をより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
お墓を相続させる際の注意点とは?
お墓は代々続いていくものとされていますが、実際にどのように相続されて、どのような決まりがあるのかをご存知でしょうか?元来慣習として長男や長女が継ぐものとされていますが、法律上ではそのような決まりはありません。民法ではお墓などの祭祀財産は先代承継者の遺言が最も効力があり、その後に地方の慣習に沿い、それでも決まらない場合は家庭裁判所の審判となります。
お墓の相続の問題で一番多いのが承継者問題です。承継者はその後のお墓の管理や名義変更手続きなどがあるため負担が大きくなります。そのため誰も承継者になりたがらずに家庭裁判となるケースが多々あります。そのような問題にならないように生前に誰を承継者にするのかを決めておくことが大切でしょう。
お墓の相続について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
お墓参りについてご紹介
故人の命日、お彼岸、お盆、お正月など一年間のなかでお墓参りをする機会は数多くあります。実はお墓参りにはご先祖を供養するという意味だけでなく、いまを生きる家族や親族の幸せを祈るという意味も含められています。
そんな大事なお墓参りは正しい作法やマナーで行いたいですよね。以下ではお墓参りの正式な作法からお墓参りのお供え物まで様々な情報をご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
お墓参りの正式な仕方とは?
お墓参りの作法は正式に決まったものが無かったり、宗派によって異なるとされていますがここでは一般的な作法をご紹介します。
まずはお墓に合掌をしご先祖様に挨拶をしましょう。その後はお墓のお掃除をしましょう。お掃除が終わった後はお供えをしましょう。これらが済んだ後にお線香をあげるというのが一般的なお墓参りの作法となっているようです。
しかしお線香のあげかた一つをとってもマナーがたくさんあります。お墓参りの正式な仕方や作法について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
お墓参りに持っていくべきものとは?
お墓参りに行った際に、アレを持ってくればよかったと思うことは少なくありません。ものによっては忘れてしまったらお墓参りの意味が無くなってしまう可能性すらあります。そこでここでは基本的なお墓参りの持ち物をご紹介します。
必需品としては線香、ろうそく、ライター・マッチ、お花等のお供え物となります。ろうそくについてですが、正式にはライターやマッチから直接線香に火をつけることはマナー違反だとされており、ライターやマッチでろうそくに火をつけてから、そのろうそくの火で線香に火をつけるのがよいとされています。
この他にも数珠や掃除用のほうきやちりとりなどもあった方がよい場合があります。お墓参りの持ち物について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
お墓参りのお供えで注意するべきこととは?
故人へのお供えにはご先祖への献上の意味と自分の命への感謝の意味があるとされています。そんなお墓参りでのお供えですが基本は五供となります。
五供とは香、花、灯燭、浄水、飲食のことを指します。香とは具体的に線香のことを指しています。花は文字通り献花のことを指します。灯燭とはろうそくのことを指しています。浄水とは水のことを指しています。そして飲食とは果物やお菓子などの飲み物、食べ物を指しています。
この五供のお供え物のなかにも正式なマナーがありますし、お供え物として良くないとされているものがあります。そのようなお墓参りのお供え物の注意点について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
お墓参りでお供えするお花とは?
お墓参りのお供え物として代表的なものとして花がありますよね。しかし花のなかにはお墓参りのお供え物として不適切なものもありますので注意が必要です。
よくお墓参りの花で用いられるのは菊です。菊は枯れづらく長持ちしますし、枯れた後も花びらが散らからず片付けが容易です。その他にはカーネーションやキンセンカなどもよく用いられる代表花です。色合い華やかなものや故人が生前好きだった花などもお供え物としてよいとされています。
花についても本数やお供え時のマナーがたくさんあります。お墓参りの花について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
お墓のお供え物として造花はあり?
造花は枯れる心配が無く手入れが非常に楽になります。しかしご先祖を供養するのに作りものをお供えしてしまうのはマナー違反になるだろうと考える方もいるのではないでしょうか。しかし結論としては造花をお供えしても問題ありません。
お供えをする際に一番大切なのはご先祖を供養するという気持ちだとされています。手入れが面倒だから造花を供えるという気持ちだけではなく、頻繁な手入れが出来ずに枯れた花をあげ続けるのは嫌だというご先祖を思う気持ちがあればマナー違反にはなりません。
しかし一方では造花をあげる際の注意点や、生花の方が好ましい時期もあります。お墓参りの造花について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
花をお供えする時の葉っぱはどうするべき?
お墓にお供えする葉っぱである樒(しきび/しきみ)という植物をご存知でしょうか?むかし土葬が主流だった頃の日本で動物によって死体が荒らされるのを防ぐために、強い香りを放つ樒をお供えするようになりました。その名残から現在でもお供えすることがあります。
この樒ですがお供えするタイミングなどもあり、奥が深いものとなっています。お墓参りの樒について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
お墓参りの時期は決まっている?
できることなら毎日でも行きたいお墓参りですが仕事やプライベートもあり頻繁に行くことは難しいですよね。そこでここではいつお墓参りに行くべきなのかについてご紹介します。
故人の命日は生前の思い出などを馳せながらお墓参りに行くべきだとされています。また春と秋に7日間あるお彼岸や8月のお盆にもお墓参りはするべきだとされています。お彼岸やお盆は期間がありますが、その期間中毎日行くのではなく行ける日にしっかりとお墓参りすることが大切だとされています。その他には年末年始や故人に伝えたいことがあるタイミングで行くこともよいとされています。
もちろん上記以外の日に行くこともよいことですし、上記の日でも仕事などの理由でいけないこともあるでしょう。たとえお墓参りできなくても故人のことを思い供養することが大切でしょう。お墓参りの時期について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
お墓参りは午後に行っても大丈夫?
ご先祖様は午前中しかいないや帰りが暗くなり危ないため、お墓参りを午後にするのはマナー違反という説があります。しかし本当に午後にお墓参りをすることは問題なのでしょうか?実はそのような決まりはありません。
このような説ができたのは仏さまを後回しにするのは失礼だとされているからです。しかし現代では色々な事情があり、午前中にお墓参りをすることは難しいという方も少なくないでしょう。そんな時はご先祖を供養する気持ちをもって、気持ちの面で後回しにしていなければ、午後からのお墓参りでも問題ないでしょう。
しかし宗派や時期によっては午前中の方が好ましいとされることもあります。午後のお墓参りについて、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
お墓で写真を撮るのはマナー違反?
お墓を新しく建てた時や故人から元気を貰いたい時など写真を撮りたくなりますが、多くの方が眠る墓地や霊園で写真を撮ることはマナー違反なのでしょうか?
確かにお墓の写真を撮ることは慎重になった方がよいようです。やましい気持ちが無かったとしても、やはり多くの故人が眠る場所で写真を撮ることは良いことだとはいえません。どうしても写真を撮る場合には周りのお墓を入らないような配慮をして撮りましょう。
お墓の写真については宗派を問わず様々な考えがあります。お墓の写真について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
墓じまいや改葬についてご紹介
お墓を継ぐ人がいなかったり、遠方へ引越しをしなくてはならない場合はお墓の撤去や引越しを考えなければなりませんよね。そんな墓じまいや改装の手続きをご存知でしょうか?
墓じまいや改装には様々な手続きが必要です。以下では墓じまいや改装について様々な情報ご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
墓じまいや改葬とは?
そもそもとして墓じまいや改装とは具体的に何のことを指すのでしょうか?墓じまいとはお墓を撤去し更地の状態で墓地や霊園の管理者に還すことを指します。ではなぜ墓じまいをするのでしょうか?
近年は未婚率の上昇や少子化の影響でお墓を継ぐ子どもがいない場合が多くなっています。承継者がいないお墓は無縁墓となってしまいますので、それではご先祖が可哀そうということで墓じまいをする方が増えています。その他にもライフスタイルの変化に伴ってお墓参りをすることが困難になったり、経済的理由から墓じまいをする方もいるようです。
それに対し改葬とは納骨されているご遺骨を取り出し、別の墓地などに移動させる、お墓の引っ越しのことを指します。転勤などと同時にお墓も移動させたり、経済的な理由から永代供養墓への移動などをする方が増えています。
墓じまいについても改装についても、具体的な中身を知らずに行ってしまうと知らず知らずのうちに法律に反する可能性がありますので注意してください。墓じまいや改装について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
お墓を移動させる際の手続きとは?
墓じまいや改葬をする際の手順をご存知でしょうか?しっかりとした手順を踏まなければ法律違反になってしまう可能性もありますので注意してください。ここでは簡単な流れをご紹介します。
まず墓じまいや改葬をする際には市区町村の区役所等に申請をする必要があります。この時に以下の4つの書類が必要になります。1つ目は改葬先の墓地や霊園の管理者が発行する受入証明書です。2つ目は現在のお墓がある市区町村の改葬手続きをする担当窓口やホームページ入手できる改葬許可申請書です。3つ目は市区町村の改葬手続きをする担当窓口やホームページ入手できる、ご遺骨の受け入れを承認したことを記す書類である埋葬証明書です。4つ目は改葬申請者とお墓の名義人が違う場合にのみ必要な改葬承諾書です。これら4つの書類を改葬手続きをする担当窓口に提出すると改葬許可証を受け取ることができます。
以上が簡単な墓じまいや改葬の手順になっていますが、これらの他に注意すべき点は多くあります。お墓の移動の手続きについて、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
墓じまいや改葬の相場とは?
墓じまいや改葬にかかる費用として何があるのかご存知でしょうか?お墓の撤去には大きく4項目の費用がかかりますが、改葬の場合はお墓を新しく建てる際の費用がかかりますので注意してください。以下では費用がかかるであろう4項目を簡単にご紹介します。
1つ目は、お墓を移動させたりする際に必要な書類の発行手数料です。2つ目はお墓からご遺骨を取り出す出骨作業代です。こちらはお墓単位ではなく、遺骨単位となっていますので注意してください。3つ目は寺院の檀家を離れる際のお布施である離檀料です。こちらは寺院とのトラブルのもとになる可能性がありますので、事前に住職に対して相談や確認などをしておくことをおすすめします。4つ目はお墓の解体・撤去にかかる費用です。お墓の大きさによって費用が変わってきますので予め業者に見積もりを確認しておきましょう。
これらに加え改葬の際にはご遺骨の移動費や改めて納骨をする費用などが掛かります。墓じまいや改葬にかかる費用相場について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
ペットのお墓についてご紹介
いまやペットも家族の一員であり、愛犬や愛猫のお墓を作ってあげたいと思うことは自然なこととなってきています。しかし実際にペットを火葬したり、ペットのお墓を作ることは可能なのでしょうか?
ここではペットのお墓について様々な情報をご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
ペットのお墓の種類とは?
そもそもとしてペットのお墓を建てることは可能なのでしょうか?実はペットの火葬からお葬式、納骨まで行ってくれるペット霊園があり、様々な形でのお墓が用意されています。ペットのお墓には大きく人間とペットが一緒のお墓とペット専用のお墓の2種類があります。さらにこの2種類のなかに合祀墓、個別墓、納骨堂など細かく種類がわけられています。
特に人気な埋葬方法が樹木葬です。費用がそれほどかからず自然に返してあげれるということで人気が高いです。合祀墓の場合は数千円~1万円程度で、個別墓の場合は3万円ほどで埋葬することができます。しかし国内でペットの樹木葬ができる場所は限られていますので、しっかりとチェックすることが大切になってきます。
このように様々な形でペットのお墓を作ることができますが、それぞれの費用相場はいくらなのでしょうか?ペットのお墓の費用相場について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
自宅にペットのお墓を作れる?
大切な愛犬や愛猫などのペットが亡くなったときに住み慣れた自宅で埋葬してあげたいと思いますよね。そんな時はどんな手続きで、何に注意すればいいのでしょうか?以下では簡単に自宅にペットのお墓を作る際の注意点についてご紹介します。
自宅に埋葬することや骨壺を安置することは法律違反になりませんが、ご先祖様や近隣住民への配慮を忘れずにしましょう。まず骨壺を自宅安置する場合は仏壇と離して供養してあげましょう。仏教には人と動物は住む世界が異なるので一緒に埋葬、供養すべきではないという「畜生道」という考え方があるためです。また、庭などに埋葬する際には雨風によって埋葬した場所が浅くなり臭いなどが出てくる場合があるので注意しましょう。
では実際にどのように埋葬すればよいのかや埋葬費用相場について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
沖縄や世界のお墓をご紹介
日本や世界のなかには馴染み深い形のお墓の他に、独自の文化から形成されてきたお墓があります。例えば日本では火葬がほとんどですが、キリスト圏やイスラム圏の国では火葬自体がタブーとされています。また同じアジアの国であっても日本とは全く異なったお墓に関する文化があります。
そこで以下では沖縄、アメリカ、韓国、台湾に関するお墓の様々な情報をご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
沖縄のお墓について
沖縄のお墓に関する慣習は本州のそれとは異なっています。一番特徴的なのがお墓の大きさです。初めて沖縄のお墓を見た人はその大きさに驚くでしょう。ではなぜ沖縄のお墓は大きいのでしょうか?それには大きく4つの理由があります。
1つ目は風葬文化が主流であった頃の名残です。風葬とは遺体を石で囲い風化させることでご遺骨にするという埋葬方法です。風葬には遺体を安置できる程度の大きさのお墓が必要であるため大きくなっています。2つ目は門中墓が作られていたためです。門中制度という制度ではお墓をご先祖代々継承するという制度であったため多くのご遺骨を納骨できるようにお墓が大きくなりました。
3つ目は沖縄の気候です。沖縄は台風にみまわれることが多いためお墓が痛まないようにと屋根などを設置できるようにしたため大きくなっています。4つ目は納骨後にその場で宴会をするという慣習があったため宴会ができる大きさが必要であったとされます。
お墓の大きさの他にも本州のお墓とは違う部分が沖縄のお墓にはあります。沖縄のお墓について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
アメリカのお墓について
アメリカはキリスト教の国であり、国土も人口も日本とは全く異なります。そんなアメリカのお墓や供養形態についてご存知でしょうか?実は、アメリカと日本とではお墓に関する考え方が異なっている部分と似ている部分があります。以下では簡単にアメリカのお墓に関する考え方をご紹介します。
棺を埋める映画などのシーンでも印象的なようにキリスト教は土葬のイメージが強いです。しかし現在アメリカの都市部では埋葬地の土地問題やそれに付随する費用問題などから火葬の割合が増えています。実際アメリカの火葬率は50%を超えており主流な火葬方法となってきています。それに伴い死生観なども変わってきているようです。
アメリカのお墓について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
韓国のお墓について
距離的にも日本と非常に近く、人気の旅行先である韓国ですがお墓事情は日本と異なっているようです。韓国には大切な教えである儒教が重んじられています。儒教では「火葬は遺体に対する冒涜である」という考えがあるため土葬が主流となっていました。その考えによりお墓も日本とは異なっています。
韓国のお墓について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
台湾のお墓について
台湾も日本と距離が近く、人気の旅行先ですよね。そんな台湾のお墓事情も日本や韓国とは少し異なっているようです。台湾では日本以上に風水や占いを大事にします。その考え方がお墓にも表れています。
日本ではお墓を作る際自分の区画がありますが、台湾ではお墓を作る際に故人一人ひとりの風水や占いをしたもとで、その故人に適している場所にお墓を作ります。ですので台湾のお墓は作られている場所も向きもバラバラになっています。
また、台湾のお墓に関する価値観がより出ているのがお墓参りです。台湾のお墓参りなどの事情について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
仏教以外の宗教のお墓をご紹介
世界には様々な宗教があります。日本の宗教の割合は文化庁の調査によると仏教系が約48%で神道系が約47%、キリスト教系が約1%、イスラム教などの諸宗教が約4%だとされています。つまり日本国内においても様々な宗教があることがわかります。
しかし日ごろから馴染みのあるお墓以外の事情をよく知らないという方も多いのではないでしょうか。以下の記事では仏教以外の宗教のお墓に関する様々な情報をご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
神道のお墓について
そもそも神道とはどんな主教なのかご存知でしょうか?神道は日本の土着の宗教であり、日本人と密接に関わっている宗教といえます。小さなころから神社は身近なものでしたが、その神社を中心とした神々への信仰が神道です。そんな神道には教祖がいなく、聖書やコーランのような教典もありません。そのため一部では宗教ではないという声もあります。
神道のお墓は仏教とほとんど同じ形をしています。しかし墓石に彫刻する文字や戒名などが変わってきます。またお墓参りなどのタブーも仏教とは異なっていますので注意が必要です。神道のお墓について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
キリスト教のお墓について
十字架や板状のプレート型の洋型墓石の印象が強いキリスト教のお墓ですが、具体的に仏教のお墓と比べて何が違うのかをご存知でしょうか?
まずお墓についての考え方が違います。仏教ではお墓を魂が眠っている場所だという考えがありますが、キリスト教ではお墓を故人を偲ぶひとつの場所であると考えています。そのため故人を偲ぶ際はお墓参りをするのではなく教会で式を行うことがほとんどです。またキリスト教には先祖代々という考え方もなく、1人に対して1つのお墓と考えているようです。その死生観からもお墓参りをすることが少なくなっています。
お墓のデザインなども仏教のお墓とキリスト教のお墓で異なります。キリスト教のお墓について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
イスラム教のお墓について
日本ではイスラム教を信仰している方の割合が少なく、映画などでも取り上げられることがほとんどないためイスラム教のお墓について知っている方は少ないかもしれません。しかしイスラム教自体はキリスト教に次いで信者が多い宗教であり、世界三大宗教の一つです。イスラム教徒の死生観について知っておくことはグローバル化の現代において大切なことでしょう。
以下の記事ではイスラム教のお墓に関する情報から、そもそもとしてイスラム教徒はどんな宗教なのかについてもご紹介しています。イスラム教のお墓について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
日本の人気の墓地・霊園ランキングをご紹介
いざお墓を建てることになっても、親しい寺院などが無ければ、どの墓地や霊園に建てればいいのか分からないという方が多いのではないでしょうか。いちど建てれば長い付き合いになりますので慎重に選びましょう。
そこでここではお住いの都道府県や市別に人気の墓地や霊園をランキング形式でご紹介します。これらの記事を参考にしつつ、自宅からの距離なども考慮して選んでいただければ幸いです。
東京都の人気墓地・霊園ランキング
東京都は人口約1350万人強と都道府県いち多いのに対し土地面積が小さいため、慢性的な土地不足に悩まされています。その問題はお墓にも影響しており、人気の墓地や霊園には高い倍率があるところが多いです。青山霊園などの都立霊園の場合は6月に利用者の募集をしているようですので、公式ホームページをチェックすることをおすすめします。民営霊園の場合は空きがあった場合にのみ利用者の募集をするため、随時公式サイトをチェックしておくことをおすすめします。
また霊園費用の格差も土地不足問題によって顕著化しています。東京都の場合ですと、23区内か外かによって大きく異なってきます。青山や六本木などの一等地の霊園費用は300万以上するところもあります。一方で三鷹市などの23区外ですと100万円程度が相場となっているようです。
東京都では地域や面積によって大きく費用が異なってきますので、多くの墓地や霊園を確認することをおすすめします。
八王子市の人気墓地・霊園ランキング
人口約57万人の八王子市は都心から離れているため、お墓参りをする際は車が必要になってくることが多いですが、その分都心部には無い広大な土地が比較的安価な費用で購入することができます。都心部の人気墓地や霊園では10倍を超えるような倍率で、すぐには建てられない場合が多いです。しかし八王子の倍率は3~4倍程度ですので、都心部に比べればお墓を建てられる可能性は高いです。
また霊園費用も都心部では一等地の場合は300万円以上しますが、八王子の霊園費用相場は60~70万円程度となっており、経済的な理由からも人気のスポットとなっています。
そんな八王子の墓地や霊園の人気ランキングについて、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
神奈川県の人気墓地・霊園ランキング
東京都ほどではありませんが、人口約920万人の神奈川県も慢性的な土地不足問題があります。そのため横浜市や川崎市などの人気墓地や霊園と郊外の霊園では費用や倍率が異なってきます。
神奈川県の墓地や霊園の人気ランキングについて、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
逗子市の人気墓地・霊園ランキング
逗子市は海に面しており花火大会などが有名です。自然が多く、ゆったりとしたところにお墓を作りたいと考える方におすすめのスポットになります。
逗子市の墓地や霊園には海を望むことができる場所が多いことも特徴です。
埼玉県の人気墓地・霊園ランキング
人口約730万人の埼玉県の墓地や霊園は県民の方はもちろん、東京都民の方も多く利用しています。東京都内からだと1時間以上の交通時間がかかりますが、埼玉県の墓地や霊園は、東京都内の墓地や霊園に比べて大きなところがほとんどであり、自然も豊かです。
霊園費用も都心部の霊園よりも圧倒的に安価であり、八王子市と同程度の60~70万円程度となっています。以下の記事では埼玉県の人気の墓地や霊園をランキング形式でご紹介しています。より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
群馬県の人気墓地・霊園ランキング
人口200万人弱の群馬県は東京圏の都県に比べて安価で広大な墓地や霊園が多いです。また群馬県は葬儀やお墓に関して独自の文化である「新生活」があることで有名です。新生活とは香典を相場より少なくして、香典返しを辞退することです。また位牌を子どもの人数分作ったりなどの独自の文化が根強いです。
そんな群馬県の墓地や霊園は宗教不問のところが多く、倍率も少ないことから都市部の方からも人気になっています。
前橋市の人気墓地・霊園ランキング
人口33万人強の前橋市は群馬県の県庁所在地であり、行政の中心都市となっています。そんな前橋市は山間にあり、また市内には利根川や広瀬川などが流れておりゆったりとした時間が流れています。
そのため農業も盛んで全国有数の農業生産力を誇っています。一方で交通アクセスはそれほど良くなく、車での移動が多くなります。以下の記事では前橋市の人気の墓地や霊園をランキング形式でご紹介しています。より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
静岡県の人気墓地・霊園ランキング
人口約370万人程度の静岡県は全国的に見ても安価な霊園費用となっているようです。また伊豆市の方では海が一望できる墓地や霊園もありますし、富士市の方では富士山が一望できる墓地や霊園があります。
以下の記事では静岡県静岡市の人気の墓地や霊園をランキング形式でご紹介しています。より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
沼津市の人気墓地・霊園ランキング
人口20万人弱の沼津市は新幹線や高速道路がしっかりと整備されており交通アクセスの利便性は高いとされています。沼津市は駿河湾に面しており海水浴やサイクリングなんかを楽しむレジャースポットとしても有名です。
そんな沼津市の墓地や霊園は人口の割りに数が多く、比較的空きがある状態のようです。
熊本県の人気墓地・霊園ランキング
人口180万人弱の熊本県は世界有数のカルデラを誇る阿蘇があり山々に囲まれた神秘的なところが多いです。また火山が多いことから滑らかな湧水が多くあり水の国とも呼ばれます。
そんな熊本県の墓地や霊園は、全国的に見ても安価な霊園費用で広大な面積の墓地や霊園が多いようです。
沖縄県の人気墓地・霊園ランキング
人口約140万人強の沖縄県には独自のお墓に関する文化があり、本州のお墓とは大きさなども少し異なっています。そのため沖縄県の霊園費用は全国平均よりも少し高くなっているようです。またその文化からか一般墓が非常に多くなっており、樹木葬や永代供養墓のタイプの墓地や霊園は少ないようです。
まとめ
今回はお墓に関する情報をご紹介してきました。お墓は一生に一度の大きな買い物になりますし、その後代々と引き継がれる大切なものになります。
ぜひ建てる際の費用や流れだけでなく、お墓に関する背景や文化なども理解しながら、お墓を購入する際の参考になっていれば幸いです。
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