彼岸やお盆・命日などお墓参りに必要な持ち物について徹底解説

公開日 : 2021/3/15

更新日 : 2021/3/15

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彼岸やお盆・命日などお墓参りに行く方は多いです。お墓参りをするときは、正しい服装マナーを守り、お花や掃除道具など持ち物の準備を行いましょう。本記事では、基本的なお墓参りのマナーについて解説しますので、初めてお墓参りの準備をする方はぜひ参考にしてください。

公開日 : 2021/3/15

更新日 : 2021/3/15

目次

お墓参りに必要な持ち物について

お墓参りでは供養をしたり、お墓の掃除などを行います。必要な持ち物を焦らずに準備するためにも、お墓参りに必要な持ち物を確認しておきましょう。

供養をするために必要な持ち物

お墓参りではご先祖様を供養したり、故人と話すことを目的としています。気持ちよくお墓参りをするためにも、必要な持ち物をしっかりと準備しましょう。一般的に供養をするために必要な持ち物は次の通りです。

お花

お墓には生花を供えるので準備しましょう。お花の種類に決まりは特になく、故人が好きだったお花を供えることができます。トゲがあるものや香りが強いものはお墓参りのお花に向いていません。一般的には日持ちしやすい仏花の菊が人気です。

 

お墓の花立ては対になっているため、お花は同じ束を2組準備してください。お墓参りに持っていくお花は、早い段階から準備をしてしまうとしぼんだり枯れてしまう可能性があります。お花の管理が苦手な方は、お墓参り直前に購入するのがおすすめです。

 

お花はスーパーなどで気軽に購入することができる他、お花屋さんにお願いすれば、お墓参りのお供えにふさわしい花束を作ってくれます。寺院や霊園のルールによっては、カラスが散らかしてしまうことがあるため、造花と決められていることもあるので事前に確認しましょう。

ろうそく

お墓参りにはお線香に火をつけるために、ロウソクが必要です。お盆やお彼岸・命日などの仏事に使用するものは、白ロウソクを準備しましょう。ロウソクをお墓にお供えすることによって、故人があの世からこの世に降りて来る時の道順を示すことができると考えられています。

 

お墓参りをしている人の煩悩などを取り払ってくれる効果もあると言われています。お墓にロウソクを供えるとき、墓石に直接置くことは避けましょう。墓石にロウがついてしまうとシミになるため、ロウソク立てや小さい灰皿を準備してください。

 

お墓参りが終わったらロウソクは手であおいで消してください。直接息を吹きかけるのはマナー違反です。

お線香

お墓参りにはお線香の準備が必要であり、束の状態で持っていきましょう。束でお墓に持っていく理由は、一緒にお墓参りをする方と分けるためです。お供えする線香の本数は、宗派によって変わるため、わからない方は事前に確認しておきましょう。

 

お墓にお供えするお線香は、仏様の食事と言われています。お線香の香りが空気を浄化することから、お墓参りをしている方の気持ちを落ち着かせてくれます。お線香には様々な種類があり、故人が好きだった香りがあるときは準備してみましょう。

 

お線香はマッチやライターなどで火をつけることはマナー違反のため、ロウソクの火を使いましょう。火が燃え上がってしまっても焦らずに、必ず手であおいで消してください。生身の人間の持つ穢れた空気が浄化された線香の香りを消してしまうため、息は吹きかけてはいけません。

数珠

お墓参りの時、墓前で合掌をするため、数珠の準備も必要です。必需品ではありませんが、正式なマナーを守りたい方は準備しましょう。数珠も宗派によって形や球数が異なります。珠が108個ついているものは本式念珠や本式数珠といい、珠の数が少ない略式数珠もあります。

 

知人や友人のお墓参りのときは、お持ちの数珠を使用しても問題はありません。数珠は持ち主の厄除けのお守りのため、人から借りてはいけません。必需品ではなく、急いで準備する必要はありませんが、仏教での法要の時に使うため、お墓参りを機に準備しておきましょう。

マッチまたはライター

ロウソクに火を灯すためにマッチやライターの準備が必要です。マッチを使用する方は、火消し用の水と火を消した後のマッチを入れる容器を忘れないようにしましょう。火の始末に注意しなければいけません。風が強い日や雨の日はマッチよりライターがおすすめです。

 

お墓参りにふさわしい着火器やカバー付きライターなどが販売しており、長く使用することができます。風に強いターボタイプのライターなどもあるため、一年を通してお墓参りは何度もあるため、使いやすいものを探してみましょう。

お供え物

お墓参りの主なお供え物は、果物や菓子・お酒やジュースなどがあります。彼岸は春と秋があり、春は「ぼたもち」・秋は「おはぎ」をお供えする方も多いです。季節の旬のものをお供えしたり、故人の好きな食べ物を選んだ方がよい供養を行うことができます。

 

地域の風習によっても、お供えするものが異なってくるため、事前に確認をしてから準備を進めましょう。お墓にお供えするときは、直接置かずに半紙や懐紙の上に置きましょう。昔はお墓にお供えしたものは、食べ物に困っている人への施しとされており、持ち帰りませんでした。

 

現代ではお供えしたものをそのままお墓にお供えしておくと、カラスのエサになり、お墓周辺を散らかしてしまうため、お墓参りが終わったら持ち帰るのが一般的です。寺院や霊園のルールが違うため、確認しておくと安心です。

お墓の掃除に必要な道具

お墓にお供えする前に、お墓の掃除をするため、掃除道具の準備も必要です。ほうきやちりとりがあれば、お墓周辺のゴミや落ち葉を集めることができます。お墓をきれいに磨くなら、バケツと柔らかい新しいスポンジを用意しましょう。

 

雑巾があれば燭台や香炉などもきれいに掃除することができます。ほうきやちりとり・バケツなどは寺院で借りることができるケースが多いですが、彼岸やお盆など人が多く集まる時期は、念のために持参しておくとスムーズにお墓参りをすることができます。

 

お墓の掃除道具であると便利なグッズは、洗剤と歯ブラシです。細かいところまできれいにお墓を磨くことができます。玉砂利を敷かれている方は、ザルを持っていくときれいに洗うことが可能です。お墓の状況に合わせて必要な掃除道具を用意しましょう。

親族以外がお墓参りにするときの持ち物

知人や友人など親族以外の方がお墓参りに行くときの持ち物で必要なものは、線香・ろうそくと・ライターです。他に、故人が好きだったものをお供え物として準備しましょう。家族がお墓の掃除をしてくれているため、掃除道具を準備する必要はありません。

 

お墓参りを1人で行く予定でも、線香・ろうそく・ライターは必需品のため、必ず準備してから行きましょう。墓石に水をあげる時に使う柄杓と手桶は、寺院や霊園に準備されていることが多く、借りることができるため、準備する必要はありません。

お墓参りの基本的なマナー

お墓参りは持ち物以外にも、守らなければいけないマナーがあります。お墓参りに行く前に、チェックしておきましょう。

お墓参りの服装

お墓参りに行くタイミングによって服装が異なります。礼服から普段着まで多様な服装でお墓参りをすることができるため、シーンに合わせて服装を準備しましょう。

普段のお墓参りのとき

彼岸・お盆・命日など普段のお墓参りであれば、普段着で問題はありません。墓地はご先祖様や故人を供養するところであり、服装は普段着でも構いませんが、派手なデザインやサンダルは避けましょう。おしゃれをする場ではないため、落ち着いた服装で行きましょう。

 

お墓の掃除をメインでお墓参りをする場合は、掃除をしやすい服装で大丈夫です。墓石を磨くときに洗剤や水が洋服にかかることが想定されるため、汚れてもよい服装で行きましょう。しっかりと墓石を洗うときは時間がかかるため、夏場は熱中症対策をしなければいけません。

 

帽子などを被ってお墓の掃除をしても失礼には当たりません。お参りするときに帽子を脱げば大丈夫です。季節に合わせて服装を調整し、無理のない範囲でお墓参りを行いましょう。

節目のお墓参りのとき

法事でお墓参りをするとき、7回忌までは礼服を着用し、13回忌になると平服になることが多いです。男性の礼服はスーツや持ち物などは黒でまとめ、Yシャツは白無地を着用します。女性の礼服も全体を黒でまとめるのが基本であり、アクセサリーは控えめにしましょう。

 

平服になるとダークカラーのスーツなどを着用することができますが、カジュアルなデザインは避けてください。平服は普段着ではなく、略喪服のことなので気を付けましょう。親族だけの法事でお墓参りであっても、ふさわしい服装で行きましょう。

 

毎年、お盆にお墓まりをするときは普段着で問題はありませんが、初盆は故人の死後はじめて迎えるお盆のため、丁寧な供養を行います。夏でも服装は礼服を着用しなければいけません。涼しい素材の礼服を着用しましょう。

お墓参りをするタイミング

お墓参りに行くタイミングは1年を通して何回もあります。春と秋の彼岸は春分の日・秋分の日を中日として前後3日間あります。中日の2日間はあの世とこの世が最も近くなっている日と言われているため、お墓参りは中日に行くのがおすすめです。

 

お盆は13日にご先祖様を迎えて、最終日の16日にご先祖様を送るのが一般的であり、お墓参りは都合の良い日に行って問題はありません。地域の風習によってもお墓参りに行くタイミングが異なるため、初めての方は事前に確認しておきましょう。

 

故人の命日にお墓参りをする方も多いです。亡くなった日の月命日と亡くなった月日の祥月命日と2種類あります。月命日は1年に11回あり、祥月命日は1年に1回です。祥月命日は年忌法要を行うこともあるため、それぞれのタイミングでお墓参りに行きましょう。

お墓参りの仕方

お墓参りにも正しい手順があり、ご先祖様を供養するためにも守りましょう。墓地や寺院に入るときは、本堂の前で一礼し、お墓参りをすることを伝えます。手水舎があるときは、手を洗い、身を清めてください。お墓の前についたら掃除を開始する前に一礼をします。

 

お墓の掃除にも順番があり、始めにお墓周りの草むしりを行ってから仏花の交換をします。次に墓石をスポンジで洗い、雑巾で墓誌や外柵を拭きます。刻字は歯ブラシで掃除をして、花立や水鉢の中の水を交換してください。

 

墓石全体に水をかけて汚れを流したら、お供え物を奉納します。数珠を手にしてから合掌をしますが、宗派によってそれぞれ持ち方が異なりますので、事前に確認しておきましょう。お墓参りが終わったら、ゴミやお供え物などを持ち帰り、お墓はきれいな状態にしてください。

お墓参りに必要な持ち物を購入するなら

お墓参りに必要な持ち物を購入するとき、どこで揃えたらいいか悩む方も多いです。購入できる場所をご紹介しますので、チェックしてみましょう。

ホームセンターで購入

お墓参りに必要な持ち物を全部揃えることができる場所はホームセンターです。墓石店や仏具店に行けば供養に必要なものを揃えることは可能ですが、掃除に必要な道具などはホームセンターがおすすめです。お盆や彼岸などお墓参りのシーズンになれば、特設コーナーが設置されます。

 

ホームセンターに行けば、ワンストップですべてのお供えを購入することが可能です。命日はお墓参りのシーズンに関係ないため、必要なものをお店の中で一つずつ探さないといけません。買い忘れがないように事前にリストを作って買い物をしましょう。

 

 

通販で購入

インターネット通販サイトでお墓参りに必要な持ち物を購入することができます。お店に行く時間を取ることが難しい方におすすめです。様々な商品を比較して購入することができ、近くのお店で販売していないものも購入することができます。

 

インターネット通販サイトで購入するものが多ければ、送料無料で購入することができるため、お店で購入するよりも費用が高くなる心配もありません。価格も安い商品が多いため、お得にお墓参りに必要な持ち物を準備することができます。

ダイソーなど100均で購入

ダイソーなどの100均でもお墓参りに必要な持ち物を揃えることができます。線香やロウソク・マッチなど供養に必要なものを揃えることができる他、墓石専用クリーナーなどの便利グッズも販売しているため、便利で活用しやすいです。

 

お墓参りに必要な持ち物を安く準備することができます。スポンジや雑巾などは使い捨てと割り切って購入するのが無難です。100均の商品を長く使うというよりは、全部消耗品と捉えて使うようにしましょう。お店によっても商品が異なるため、事前にチェックしておきましょう。

お墓参りに必要な持ち物を準備しよう

お墓参りに行くときは正しい服装マナーを守り、必要な持ち物もしっかりと準備しましょう。正式なお墓参りをすることで、供養をきちんと行うことができます。初めての方であれば、お墓参りに必要な持ち物リストを作っておくと安心です。

 

一年を通してお墓参りをするタイミングは、彼岸・お盆・命日の3つであり、地域の風習によってはこれ以外にもお墓参りに行くことがあります。お墓参りの時、持ち物よりも故人を偲ぶ気持ちが大切であり、故人を供養したいと思ったらお墓参りしてください。