【葬儀】葬儀に参列する際の子供の服装は?選び方やポイントを解説!

公開日 : 2020/2/16

更新日 : 2020/9/4

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葬儀に子供と一緒に参列する際、子供に何を着せたらよいか迷う方が多いのではないでしょうか?今回は、葬儀に適した子供の服装や選び方のポイントについて解説します。急な訃報が飛び込んだ場合でも慌てず対処できるように、あらかじめ確認しておきましょう。

公開日 : 2020/2/16

更新日 : 2020/9/4

目次

葬儀での子供の基本的服装マナー

大人の場合は、やはり喪服が基本ですが子供の場合は葬儀にふさわしい服装のマナーさえしっかりと抑えることにより必ずしも喪服を着用しなければならないということはありません。わざわざフォーマルスーツを用意しなくても着回せられそうな手持ちの洋服でOKです。 子供に制服がある場合は良いですが、制服がない場合また赤ちゃんの場合には具体的にどのような服装が良いのでしょうか。ここでは、子供の年齢別に葬儀に参列する際に適した服装を詳しく解説します。

赤ちゃん(乳児)の場合

乳児の場合、葬儀への参列は遠慮する方もたくさんいると思います。しかし、故人が家族や親せきの場合には参列しなければならない場合もあります。赤ちゃんを連れて参列する場合の服装は、黒や白の洋服が本当は望ましいですが、それはかなか難しいですね。 もし、黒や白の服がない場合はベージュや薄い水色といった落ち着いた色味の洋服であれば失礼にはあたりません。できるだけ無地の服を選ぶようにし、原色のものや花柄やフリルのついた物は避けましょう。 赤ちゃんはいつもとかなり違う雰囲気で泣いたりぐずったりする場合が大いに予想されますのですぐに席を外せる場所に参列したり、着替えを多めに持っていくことなど他の参列者に迷惑にならないように配慮するように心がけましょう。

幼児(保育園や幼稚園)、小学生の場合

実は、最も葬儀の服装に一番悩むのが幼児から小学生の間の子供の場合ではないでしょうか。幼稚園や小学校に制服があれば良いのですが、制服がない方が大半でしょう。ここでは、私服で尚且つ葬儀に参列するときはどんなコーディネートをするのが理想なのかを解説します。

制服がある場合

幼稚園・小学校に指定の制服がある場合は、制服が正式な礼服なので迷わず制服を着用させます。ただし、鮮やかな色のリボンやネクタイが制服に付属している場合は、取り外して葬儀に参列するようにします。

制服がない場合

幼稚園や小学校に制服がない場合は、制服に準ずる学生らしい服装で葬儀に参列します。入園式や入学式などで着た服が紺やグレーと言った色のスーツならばそれを利用すれば良いですが、ない場合は落ち着いた色の手持ちの服を組み合わせて着用すればOKです。 男の子の場合は、白いシャツを中に着用し黒・紺・グレーなどのなるべく落ち着いた色のブレザーやジャケット、カーディガン、上着と同系色のズボンを着用し、全て無地又はワンポイントまでの控えめな柄としてください。 女の子の場合は、白い襟付きのブラウスに黒・紺・グレーのワンピースやスカートです。どうしても無地の物がなければ多少柄があるものでもOKです。ただしエナメルやサテンのような光沢のある素材のものは葬儀にはふさわしくありませんので避けましょう。

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中学生・高校生の場合

中高校生となると、ほぼ学校指定の制服があるはずです。制服が正式な礼装にあたりますの葬儀には制服を着て参列するのが一般的です。ただ、気を付けたいのが幼稚園・小学校の制服と同じで、鮮やかな色のリボンやネクタイを取り外して参列するように注意しましょう。 また、ブレザーなどの上着を着用せずYシャツやブラウスのみで葬儀に参列する場合は、汗なので肌が透けて見えることも少なくありませんので必ず白無地などのシャツやタンクトップ、キャミソールなどのインナーを着るようにしてください。

制服がない場合

中高生となれば葬儀に参列する場合は制服着用というイメージがありますが、制服の指定がない中学・高校が全国で1割程度あります。学校指定の制服がない場合の中高生はどのような服装で葬儀に参列するのが適しているのでしょうか。 基本的には、制服のような恰好が理想的ですので学生らしく、男子は白シャツに黒のジャケット、同系色のズボンです。女子は白いブラウスに黒や紺色などのスカートやワンピースなどです。寒い時期には、黒や紺のブレーザーやカーディガンなどを着用しましょう。

葬儀での子供の靴下はどんなものがいい?

大人の場合は、靴下やストッキングは必ず黒色のものを着用しますが、やはり子供も大人と同じように、黒の無地の靴下又はタイツを履くのが望ましいです。しかし子供の場合は黒色のものを用意できない場合もあります。 もし、黒の靴下を用意できない場合には白や紺といった無地またはワンポイントの刺繍がある靴下であれば問題はありません。ただし、ここで注意したいのが靴下の長さです。膝下のハイソックスまたはクルーソックスを選ぶようにましょう。 くるぶし丈の靴下は靴の中にすっぽりと隠れてしまい、まるで素足のように見えてしまいます。原則として葬儀の際は素足は厳禁とされていますので例え黒であっても極端に短い丈のものは避けましょう。

葬儀での子供の靴は?

子供の場合もやはり黒い革靴があればベストですが、ない場合は普段履いているスニーカーでも大丈夫です。できるだけ白や黒・紺色といった地味な色の靴を履き、汚れを落としてから参列しましょう。 特に、小さい子供の場合キャラクター物や派手な靴を普段履いている場合も多いと思いますのでその場合は落ち着いた色のシンプルな靴を用意し、夏でもサンダルは避けつま先とかかとのある靴を履かせるようにしましょう。

葬儀での子供の髪型は?アクセサリーはNG?

葬儀に参列するときに、服装に合わせて気を付けたいのが子供の髪型です。男の子の場合は、清潔感があるようにスタイリングすればよいのですが、女の子の場合はいくつか気を付けることがあります。 女の子で髪が長い場合は、顔に髪がかからないようにしっかりと髪を結びます。髪を結ぶ時の注意点ですが耳より低い位置で結び、結べない長さの場合は飾りのないシンプルなピンなどで横の髪をしっかりと留めましょう。

夏や冬の葬儀での子供の服装で気を付けることは?

大人の場合は夏の厳しい暑さの時期の葬儀でも、肌が見えるような半袖を着用するのはマナー違反ですが、子供の場合は体調を崩さないようにしてあげることが大事です。ここでは夏や冬に参列する葬儀にはどのような服装でも失礼にはあたらないかを解説します。

暑いときは上着なしでOK!

子供の場合は、体調管理を重視し、襟のついた白い半袖シャツと半ズボンという服装でも問題ありません。中学生以上となると半袖のシャツはOKですが半ズボンの着用はマナー違反ですので必ず長いズボンを履いて参列するよう注意してください。

寒いときはコートやブーツ、長靴もOK!

寒い時期には、コートを着用してもOKです。ただ、毛皮類の素材の衣類や小物は動物を殺生して作るものであるため、葬儀のシーンではタブーとされていますので、コートを着用する場合は、ファーがついていないかなどに注意しましょう。 また、子供の場合には安全や防寒面に配慮し積雪量が多い場合や雨の時にはブーツや長靴を履いても失礼にはあたりません。ただし、ブーツや長靴を履く際でも派手な色のものはなるべく避けるようにしましょう。

葬儀での適さない服装

葬儀に参列する子供の服装に関しては、派手な色やデザインを着用しないように気を付ければあまり厳しい規制がないですが、やはり大人と同様に絶対に葬儀に適さない服装がありますにで解説します。

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ジーンズなどのカジュアルな服装は全体にNG!

とても動きやすいジーンズは子供の定番の私服ですが、たとえ黒色の無地の物でも絶対に避けるべきです。また、Tシャツやトレーナー、パーカー、フリース素材のものもカジュアルで葬儀にはふさわしくないので注意してください。

子供の喪服のレンタルについて

年齢別に葬儀にふさわしい子供の服装を解説してきましたが、葬儀にふさわしい洋服が手元にないからといって参列しないというわけにはいきません。しかし子供の場合はすぐに成長してしまうため、一度だけ着用するためだけに購入することを悩んでしまいます。 そこで、注目を集めているのが子供用の喪服のレンタルです。たくさんのサイズもあり靴下や靴もセットで一式届くので、服装に悩むこともなく即日発送に対応しているレンタル業者もたくさんありますのでとても便利です。制服がない場合には検討してみるのもよいでしょう。

落ち着いた色合いの洋服を着るようにしましょう

大人と違い、子供の場合は完全な正装である必要はありません。「手元にある洋服の中で落ち着いた色の物を組み合わせてできるだけきちんとした服装」を意識し、葬儀に参列するように心がけましょう。