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香典に二万円を包んでも大丈夫?香典の相場や香典のマナーなどご紹介

一般的に、結婚式のご祝儀に二万円を包むことはマナー違反とされています。では、お香典ではどうなのでしょうか?この記事ではお香典に二万円を包むのはアリかナシかを詳しくご説明してまいります。併せてお香典の相場やマナーもご紹介します。

公開日 : 2020/09/13

更新日 : 2020/09/13

目次

お香典の金額に迷ってしまう

結婚式のご祝儀で20,000円を包むのは縁起が悪いのでマナー違反といわれています。これは2という数が結婚した2人の別れを予感させてしまうためご祝儀にはNGとされています。

 

ではお香典ではどうなのかをご説明してまいります。併せてお香典の相場や書き方にも触れるのでお香典の金額に悩んだらぜひ参考にしてください。

お香典で避けるべき金額は?

偶数は「割り切れる」ことから故人とのご縁が切れるいうことに繋がるためお香典で偶数は避けるべき数字とされています。

 

偶数の他に避けたほうが良い数字があります。その数字は縁起の悪い数という「忌み数」と言われる4と9です。それは4が「死」を、9は「苦」を連想させてしまうからです。これはご祝儀でもお香典でもこの数字のお金は避けた方がいいいでしょう。

 

 

 

忌み数になってしまったら

故人との関係性などから30,000円では少なすぎる、でも50,000万円では多すぎるという具合にはひと工夫をすればマナー違反とは言われません

 

40,000円程度が自分にとって妥当な金額であるという場合は、例えば30,000円をお香典として包み、10,000円分は供物や供花の料金に充てることも良いでしょう。

 

また、有志一同でお香典を包むというときに40,000円や90,000円になってしまった場合も、現金と供物や供花とに分けるか、40,000円であれば10,000円札3枚に5,000円札2枚などのように、お札の合計が奇数になるような配慮がするといいでしょう。

 

二万円のお香典は絶対にNG?

できれば避けた方がいいといわれる偶数の金額のお香典ですが、20,000円を包むのは絶対にダメなかどうかを解説いたします。

2万円のお香典はアリ?

ではお香典に20,000円を包むのは絶対に避けるべきなのでしょうか?本来であればなるべく避けた方が無難ではあるものの、絶対にダメというものではなく、20,000円を包んでも特別に問題はないようです。

 

お香典で20,000円を避けるとなると、10,000円か30,000円かということになってしまいます。10,000円では少なすぎるし、30,000円では多すぎる気もする、という場合には一般的には20,000円でも良いとされています。

 

どうしても気になる場合はお札の枚数が奇数になるように包むことをおすすめします20,000円なら10,000円札を1枚に5,000円札を2枚にして合計3枚によるようにして包めば大丈夫です

 

もしくはお香典として10,000円を、お供物料や供花料として10,000円を、と分けて包んで差し上げても良いでしょう。

 

 

ただお葬式のマナーは地域によっても異なり、お香典に包む金額が偶数であっても問題視されない地域もあります。香典の金額を考える場合、その地域の風習を事前に調べておくと良いでしょう。

葬儀のお香典の相場は?

お香典の金額はお香典を差し上げる本人と故人との関係性や近さ、また本人の年齢によって変わってきます。たとえばまだ収入のない学生さんや新社会人の場合は少なくなっても仕方がないとされます。

 

親族の葬儀でのお香典の相場は、自分の親は、50,000円~100,000円、祖父母は、10,000円~30,000円、兄弟姉妹は30,000円~50,000円、おじやおばへは10,000円~30,000円、いとこなどは5,000円~10,000円です。

 

親族以外に友人や知人へのお香典の相場は、3,000円~10,000円、ご近所の方へは、3,000円~5,000円です。

 

これらの相場から見ると葬儀でのお香典は祖父母やおじおばが亡くなった場合のお香典が20,000円になることもあると考えられます。

 

故人との付き合いの深さにもよりますが祖父母やおじおばが亡くなった時、10,000円では少ない、30,000円では多すぎという場合に20,000円くらいがちょうどいいのでは、というケースも出てきます。

周忌の際のお香典の相場は?

お香典は1周忌や3周忌などの周忌の際にも包みます。周忌におけるお香典は「御供物料」として包みます。一般的に葬儀でのお香典よりも1周忌や3周忌では金額は低くなる傾向にあります。

 

1周忌でのお香典の相場は、自分の親は、10,000円~500,000円、祖父母は、5,000円~30,000円、兄弟姉妹は10,000円~50,000円、おじやおばへは5,000円~30,000円、いとこなどは3,000円~10,000円です。

 

相場から1周忌のお香典は葬儀の時と同じく祖父母やおじおばの場合に20,000円になることもあると考えられます。

 

3回忌、7回忌と回忌は数回ありますがそのたびにお香典が必要となります。いずれの場合も1周忌でのお香典と同等か、やや少なくなる傾向があります。

香典袋に関するマナー

香典袋に関してもあれこれ覚えておいていただきたいマナーがあります。書き方やお札に関してなど、香典袋のマナーをご紹介してまいります。

二万円にふさわしい香典袋とは?

お香典を入れる香典袋には水引が印刷されただけのシンプルなものから豪華なものまでさまざまな種類があります。香典袋の選び方は中に入れる香典の金額に見合ったものを用います。金額が低いのに豪華な香典袋はふさわしくありません。

 

香典の額が二万円であれば水引を印刷したタイプではなく、きちんとした奉書紙に黒白か双銀黒白の水引がかけられ中袋がついている香典袋をおすすめします。高級和紙を用いた香典袋は2万円より高額な香典に向いています。

 

宗派によっても香典袋の表書きは変わります。浄土真宗であれば 「御仏前」、神式なら「御玉串料」、キリスト教なら「お花料」と書かれた表書きの香典袋を選びます。また「御霊前」であれば各宗教が共通で使うことができます。

香典袋の書き方

香典袋に書かなくてなならない内容とは、外袋の表書きに氏名、中袋の表面にはお香典の金額を、中袋の裏面には自分の郵便番号、住所、氏名を記入します。

 

お香典の金額は旧漢字で書くのが一般的とされています。例えば20,000円のお香典の場合は、「金弐萬圓」もしくは「金弐壱萬円」と書くと良いでしょう。1であれば「壱」、3であれば「参」と書きます。横書きで記入の場合は1、2といったアラビア数字でかまいません。

 

香典袋の表書きは薄墨で書くというのが原則です。これは悲しみのあまり涙で墨が薄まったというお悔みの気持ちを表したものです。コンビニやスーパーで薄墨の筆ぺンも販売しているのでこちらを利用すると便利です。



中袋に記入するとき、読みやすさを考えて濃い筆ペンや黒のペンを使用しましょう。どうしても筆ペンを用意できない場合はサインペンで代用しても大丈夫です。

香典袋のお金の入れ方

香典袋へのお金の入れ方にもマナーがあります。中袋を裏がわにして開封したとき、お札に描かれた人物が上になるように入れます。これはお悔やみの気持ちを「顔」を伏せるということに込めているからと言われています。

 

お札の上下に関しては、人物の描かれている方を下にする説と、上にするという説がありますが人物を下にするという方が一般的なようです。複数のお札を入れる際には、お札の向きを揃えて入れることも覚えておいてください。

 

ご祝儀では良しとされる新札ですが、お香典に入れる際には新札を避けましょう。これは新札であると、不幸が起きることを前もって予測していた、準備していたかのように思われるためです。またボロボロのお札もNGです。

マナーをしっかり踏まえておきましょう

お香典で二万円を包むのは大丈夫か、香典の相場や書き方などについてご説明してまいりました。葬儀や周忌にはいろいろなマナーやルールがあります。しっかりと踏まえて葬儀や周忌にいらしてください。