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お葬式のネイルはマナー違反?対処法や良くないネイルの種類を紹介

この記事では、ネイルがお葬式ではマナー違反なのか・どんなネイルがお葬式に適して適さないのか・足のネイルはしてもいいのかなどの内容を取り上げています。喪服やメイクよりも重要度が低いネイルですが、爪も立派な身だしなみの一部なのでマナーを確認しましょう。

公開日 : 2021/3/23

更新日 : 2021/3/23

目次

お葬式でのネイルはマナー違反か

お葬式に参列する場合は、服装・メイク・アクセサリーに気を付けなければいけません。それでは、爪はどうでしょうか?近年、ジェルネイルなどのネイルアートが流行しており、日常的にネイルをしている人は多いのではないでしょうか。

 

しかし、お葬式やお通夜などのお悔やみの場は急遽訪れることがほとんどです。そんなときに備えて、ネイルがマナー違反なのかどうかを確認しましょう。種類や色によりますが、基本的にお葬式では素爪か目立たないネイルであれば、マナー違反にはなりません。

 

それでも、どんな色や種類、また派手なネイルの場合の対処法が気になる人も多いはず。そんな人のために、今回はお葬式に適した爪や派手なネイルの定義、対処法について紹介しています。気になるところから確認していきましょう。

お葬式に適した爪

お葬式に適した爪はアクセサリーやメイクと同様に控えめなものです。1番好ましいのは、何もネイルやマニュキュアをしていない自然な爪です。自然な爪でいるのが落ち着かない人は、派手ではないネイルをしましょう。

 

具体的には、クリア・薄いピンク・ベージュなどの色が好ましいでしょう。これらの色は目立たず、控えめな印象を与えます。その際、ラメやストーンを使わないようにしましょう。また、爪は長すぎないように切りそろえましょう。長く伸びきった爪は不潔な印象を与えるので、注意しましょう。

お葬式に適さないネイル

お葬式には適さないネイルを、ネイルの種類に分けて紹介していきます。自分のネイルがマナー違反になっていないかをここで確認していきましょう。

ベージュや薄いピンク以外の色を使ったフレンチネイル

爪の先だけを明るくしたり派手な飾りをつけたりするフレンチネイルは、お葬式に好ましくありません。「ほんの少しだから」といった油断した気持ちはなくしましょう。ご年配の方やマナーに厳しい方にご指摘される可能性があります。

毛皮模様や鼈甲模様のネイル

色だけではなく、ネイルの模様にも注意を払う必要があります。なぜならお葬式の場では、毛皮や皮革は「殺生」を連想させるものだと考えられています。そのため、毛皮や皮革を用いた小物やアクセサリーを身に着けることはマナー違反であると考えられています。

 

これはネイルにも当てはまります。ゼブラ柄やヒョウ柄、鼈甲柄などの模様のあるデザインのネイルは避ける方がよいでしょう。

明るい色や派手な色のデザイン

最初の段階で少し説明しましたが、もちろん、明るい色や派手な色のデザインのネイルはマナー違反に該当します。例えば、赤や濃いピンク、黄色などの明るい色のネイルや派手な色のネイルはお葬式では好ましくありません。また、原色やパステルカラー、ポップなデザインのネイルは華やかな印象があるので、お葬式などでは避けるように注意しましょう。

ラメ入りやラインストーンが付いているネイル

控えめな色やデザインのネイルをしていても、ラメやラインストーンが付いているものは派手なネイルとして、お葬式では歓迎されません。その理由は、ラメやラインストーンをついた爪は会場でキラキラと光らせてしまう可能性があり、派手な格好をしていると思われる可能性があるからです。

派手なネイルへの対処法

お葬式でマナー違反にあたるネイルについて、理解を深めてもらえたでしょうか。お葬式では自然な爪かそれに近い色のネイル以外は基本的に認められていません。頭から手先まで控えめなファッションで参列することが求められます。

 

ただし、ネイルサロンなどに通っていて、すぐにはネイルを落とすことができない場合があるでしょう。そんな場合や参列する前に派手なネイルをしている人に向けて、派手なネイルの対処法について説明していきます。

 

最初は比較的ネイルを落とすのが簡単な人に向けての対処法で、後半につれてネイル落としが難しい人に向けた対処法を紹介していきます。自分に合った対処法を見つけてみてください。

リムーバーを使う

お葬式で1番好まれるのは自然な爪です。なので、ネイルを落とせることが可能な場合はリムーバーを用いてネイルを落としましょう。ネイルを落としてしまうことができれば、お葬式のマナー的には全く問題がないです。

 

そうすることで、周囲の目線を気にすることがなくなるので、1番お勧めの対処法でしょう。ただし、ジェルネイルなどを施しており、ネイルの専門店に行かないとネイルを落とすことができない人もいますよね。

 

そんな方はお葬式の日程までに専門店でネイルを落とすのが1番の対処法です。しかし、時間が取れなかったり、予約がとれなかったりすることがある可能性があります。その場合はこれから紹介する方法を試してみてください。

上からネイルする

ネイルを落とすことができない場合に考えられる対処法は上からベージュや薄いピンクなど、目立たない色のネイルを重ね塗りすることです。特にベージュは派手な色ではないと判断されるので、重ね塗りしやすい色です。

 

しかし、最初に塗っていたネイルの色や柄によっては上からネイルを塗っても隠れない可能性があります。その場合には、最初に白色のネイルを塗ってからベージュか薄いピンクを重ね塗りするのが良いでしょう。

 

ジェルネイルの上にベージュや薄いピンクなどのネイルを重ね塗りした場合、ネイルがきちんと落とせるのか心配ですよね。その場合には、アセトンフリーのリムーバーを使用することで、重ね塗りをしたベージュや薄いピンクのネイルだけ綺麗に落とすことができます。ぜひ、試してみてください。

剥がすことが可能なマニキュアを重ねる

ネイルの上に剥がせるマニキュアを塗るといった対処法があります。剥がせるマニキュアは長期間の耐久性はありませんが、お葬式の時間のみの対処法としては十分でしょう。

 

それに加えて、ネイルと比べてリムーバー不要でマニキュアを落とすことができるので、簡単かつ便利です。剥がせるマニキュアの色はベージュや薄いピンクなど目立たない色を選びましょう。1度塗ると1日から2日持続すると言われています。

 

お葬式はお通夜とお葬儀で2日間が一般的です。剥がせるマニキュアでも十分でしょう。また、もしもマニキュアが剥がれていたとしても簡単に直すことができるのが良い点です。

ネイルシールを上に貼る

ネイルの上にネイルシートを貼るという方法があります。ネイルシートの色はベージュや薄いピンクなどがベストです。ネイルシートはさまざまな種類がありますが、今は冠婚葬祭用のネイルシートも販売されています。インターネットやネイル専門店で探しましょう。

 

また、ネイルシートは比較的簡単に剥がすことができるので使いやすさに優れています。リムーバーが必要なく、爪が傷付きません。さらに、剥がせるマニキュアよりも耐久性に優れているので、一時的にネイルを隠す手段としてとても効果的です。

 

ネイルシートは、1度貼ってしまうと貼り直しや塗り直しをすることがないので、扱いも簡単ですが、1つだけ注意点があります。それは、ラメなどの装飾が多い場合はネイルシールが上手く貼れないことです。凸凹した表面の爪の上にネイルシートを貼ると、形が崩れたり取れやすかったりします。また、見栄えが悪くなる場合があるので、注意しましょう。

ネイルポリッシュを使う

ネイルポリッシュとは、爪に塗るカラー剤です。100円ショップなどで手に入れることができます。このカラー剤を落とすにはポリッシュリムーバーという専用の液体が必要になるので、こちらも合わせて購入しましょう。

 

ここでの注意点は、ネイルポリッシュの色です。お葬式の際は皮膚や自然な爪の色に近いベージュや薄いピンクなどのネイルポリッシュを選びましょう。そうすることで、派手なネイルの上にネイルポリッシュを塗り、目立たなくすることができます。

付け爪を使う

ネイルの上に付け爪をつけるという手段があります。しかし、これは付け爪自体が華美であるとみなされ、マナー違反だと考える人がいますので、あまりおすすめはできません。どうしても付けたい場合は、他の人から付け爪であると分かりにくいデザインを選んだり、自然な爪に近い長さを選んだりすることが重要でしょう。

絆創膏を貼る

絆創膏を貼ってネイルを隠すという手段があります。ただし、全ての爪に絆創膏をつけるのは不自然で不格好なので、おすすめしません。ストーンやラメが付いた爪が1〜2本で、それらを隠したい場合は絆創膏が有効です。

 

ネイルストーンなどは重ね塗りで対処することが難しいので、絆創膏で隠し、それ以外の指の爪は重ね塗りなど他の方法で隠すのがよいでしょう。

手袋を使う

お葬式に手袋をつけていくという方法があります。手袋を用いれば、確実にネイルを隠すことができるので簡単だと思われる可能性がありますが、実際には違います。なぜなら、お焼香や食事の際には手袋を外す必要があるからです。

 

外した際にネイルが目立つ可能性があるので、有効ではありません。また、手袋を付けている人は会場の中で目立ちます。そのため、周囲の親戚の方から外すように言われることを踏まえると、あまりおすすめできる対処方法ではないでしょう。

 

それでも手袋を用いる場合には、喪服と同様に黒い手袋を選びましょう。手袋の中にはレースタイプや指先が開いているタイプがあります。そのようなタイプのものであれば、手袋をつけたままでもお焼香を行えます。手袋の種類や布などは季節に合わせて選び、その際は光沢のあるものや派手すぎるレースの柄を選ばないようにしてください。

自分でジェルネイルを落とす

ジェルネイルなど、重ね塗りで隠すことが難しいネイルは思い切って落としてしまうことも選択肢に入れてください。ジェルネイルを落とすには、アセトンが入っている専用の除光液と爪やすりを用意しましょう。

 

方法の順番としては、爪やすりでジェルネイルの表面を削ることから始めます。続いて、リムーバーをコットンに浸し、ネイル部分に巻き付けます。そして、リムーバーが飛んでしまわないようにコットンの上にアルミホイルを巻き付けて15分前後待ちます。

 

15分経過したらジェルを剥がして終わりです。1回で綺麗にならなかったら、もう1度同じ工程を繰り返します。全てのネイルを落とすことができたら、乾燥しないために、爪に保湿クリームやオイルを塗ることを忘れないようにしましょう。

足のネイルにも注意

手だけでなく、足にもネイルをしている方は多いですよね。お葬式では黒いストッキングを履くことが一般的なため、目立ちにくいと考えられていますが、夏場のお葬式などでは薄手のストッキングで参列する可能性があるので注意が必要です。

 

黒のストッキングでも、薄手の生地だと爪の色が透けてしまうことがあります。お食事や会場によっては靴を脱ぐことがあるので、事前に透けるかどうか確認しましょう。目立つようであれば、絆創膏を貼ったりフットカバーを重ね履きしたりして対処してください。

家族葬でのネイル

近年、お葬式の規模が縮小しています。それに伴い、「家族葬」を行う方が増えています。家族葬は個人の家族や親族といった比較的関係の近い人ばかりでお葬式が行われます。

 

その場合、近親者しかいないので「ネイルは落とさなくてもいいのでは?」と考えがちですが、いかなる時でもお葬式ではネイルを落とすのがマナーです。なぜなら、家族葬に招かれる近しい関係の人程、きちんとした服装やマナーを持って参列することが故人を弔う気持ちの表れです。

 

そのため、重ね塗りや手袋などの対処法ではなく、ネイルを落として参列することが最も無難だといえます。家族葬だけでなく、特にお世話になった方や関係の近い人のお葬式であればあるほど、身だしなみやマナーには気を付ける必要があります。ネイルは隠すのではなく、完全にネイルを落として自然な爪で参列することをおすすめします。

指先まで綺麗にして参列しましょう

この記事では、ネイルがお葬式ではマナー違反なのか・どんなネイルがお葬式に適して適さないのか・足のネイルは?といった内容を取り上げてきました。お葬式といえば、喪服・アクセサリー・髪型の身だしなみが先に浮かんでくるかもしれません。

 

しかし、ネイルも身だしなみの一部であり、注意を払う必要があります。全身を黒でまとめ、メイクや髪型をナチュラルに仕上げていても、爪が派手であれば台無しです。頭から指先までお葬式に適した格好で参列できるように心がけましょう。

 

この記事を読んでも不明な点があれば、葬式場のスタッフやネイル専門店の店員の方にお葬式のネイルについて伺うのもいいでしょう。故人を偲ぶ大切な空間を台無しにしないように、身だしなみにはきちんと気を付けましょう。