お通夜にふさわしい鞄は?マナーやデザインについて徹底解説

公開日 : 2021/3/17

更新日 : 2021/3/17

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お通夜に参列する時の服装に悩む方が多いですが、鞄のマナーもしっかりと守らないといけません。細かい点まで気を配らないとマナー違反になるので気を付けましょう。男性・女性・学生がお通夜に持参する鞄について、詳しい内容をご紹介します。

公開日 : 2021/3/17

更新日 : 2021/3/17

目次

お通夜にふさわしい鞄とは

突然の訃報によってお通夜に参列する場合は、服装マナーに気を遣いますが、一緒に持っていく鞄にも気を配りましょう。男性・女性・学生が持つ鞄について解説します。

男性の鞄

男性は何も持たずにお通夜に参列することが多いです。持ち物が少ない場合は、ポケットに携帯電話やお財布を入れておけば問題ありません。香典やハンカチなどもお通夜に持っていきますが、鞄を準備する必要はありません。

 

仕事帰りのままお通夜に参列する方は、リュックや大きいサイズの鞄をコインロッカーに預け、必要なものだけをポケットに移しましょう。受付で鞄を預けることもできます。事前に確認が必要のため、コインロッカーに預けるのが無難です。

 

お通夜に鞄を持参する場合は、片手で持てるセカンドバッグがおすすめです。シンプルな黒のカバンや地味な無地タイプを選んでください。夫婦で参列する予定なら、同伴者に荷物を一緒に持ってもらいましょう。

女性の鞄

女性がお通夜に参列する際、持参する鞄はフォーマルなデザインで黒の地味な色を選びます。女性の鞄は様々なデザインがありますが、派手でなくてもカジュアルなものはお通夜にふさわしくありませんので、気を付けましょう。

 

仕事帰りのままお通夜に参列する場合、紺色や暗い茶色などの黒系の鞄で代用することもできますが、できるだけ黒の鞄やダークグレーなどの地味な色を選びましょう。最低限の荷物が収まる程度のサイズの鞄か確認してください。

 

大きい鞄でお通夜に参列すると周りの方に迷惑をかけてしまうことも。男性と同様、荷物が多い方はお通夜に参列する前に荷物を預けるのがおすすめですが、サブバッグを使う方法もあります。サブバッグも黒色・布製・無地のものを意識して準備しましょう。

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学生の鞄

学生が自宅からお通夜の会場に行く場合、ハンカチや数珠などは制服のポケットに入れることができるため、鞄は必要ありません。学校が終わってからお通夜に参列する場合は、通学鞄のままで大丈夫です。

 

通学鞄のサイズが大きかったり、派手なデザインの場合は、手提げバッグを代用しましょう。手提げバッグはシンプルなデザインで黒か紺色を選ぶようにしてください。学生はお通夜に鞄を持っていく必要は特にありませんので、最小限の持ち物で参列しましょう。

お通夜にふさわしくない鞄

お通夜に参列する時、持参するバッグは黒色・布製・無地のものが基本です。代用できるカラーやデザインもありますが、お通夜にふさわしくない鞄について、正しい知識を学びましょう。

大きな鞄はNG

お通夜や葬儀に参列する際、持参する鞄のサイズは小さいものが基本です。大きな鞄を持って参列すると周りの方に迷惑をかけることがあるため、香典・袱紗・数珠の他・ハンカチ・財布など最低限の持ち物が入るサイズを選びましょう。

 

大きい鞄は、黒でシンプルであってもカジュアルに見られがちです。仕事帰りでお通夜に参列する男性はビジネスバッグやスーツケースなどを持ちますが、お通夜には大きすぎる鞄のため、お通夜に持っていくのは避けましょう。お通夜に参列する時は服装マナーも大切ですが、鞄など小物類についても必ずチェックしてください。

動物の革が使われている鞄

お通夜や葬儀では殺生を連想させるようなものを持ち込むことができません。生前の姿を連想させる革製品はお通夜にふさわしくない鞄のため、クロコダイルなど爬虫類系の型押しデザインは避けてください。鞄以外にファー付きのアイテムも身につけることができません。

 

控えめなデザインの革鞄であれば、許容される傾向にありますが、正しいマナーを守ってお通夜に参列しましょう。お通夜にふさわしい鞄は布製や艶消しをした鞄を選んでください。鞄の素材やデザインで悩む方は、選択しないのが無難です。

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鞄の装飾が派手なもの

装飾が派手な鞄はお通夜にふさわしくありません。リボン・フリル・金具・キラキラした装飾がついていないか確認しましょう。お通夜や葬儀では光沢のある素材のものもマナー違反です。黒でシンプルなデザインでもエナメル素材の鞄はふさわしくありません。

 

冠婚葬祭の両方で使用することができる女性の鞄は、金具のつけ外しができるデザインが多いです。急な訃報で慌てて準備をすることも多いため、間違わないようにお通夜にふさわしい鞄かを確認してください。

 

黒でシンプルなデザインの小さめな鞄であっても、ブランドのロゴが入っているものもお通夜には不向きです。どんな小さなロゴであってもマナー違反になるため、正しいマナーを守ってお通夜にふさわしい鞄を準備して参列しましょう。

お通夜にふさわしい鞄を購入できる場所

お通夜にふさわしい鞄をお持ちでない場合、新たに購入を検討される方も多いです。お通夜・葬儀・法要とこれから長く使いますので、1つ準備しておくと安心です。お通夜にふさわしい鞄を購入できる場所をご紹介しますので、確認しましょう。

鞄の費用を抑えたい方

お通夜や葬儀のために、喪服や小物類を揃えると出費がかさみます。少しでも費用を抑えたい方であれば、プチプラファッションのしまむらがおすすめです。男性用の喪服や小物類の販売はありませんが、女性であれば喪服や鞄を低価格で揃えることができます。

 

喪服着用時に使用するフォーマルバッグをしまむらで購入することができ、サイズも小さく黒でシンプルなデザインがあります。お店によっては在庫がない可能性もあるので、直接店舗に足を運んでチェックしましょう。サブバッグなども販売しているため、持ち物に合わせて鞄を選ぶことができます。鞄以外の小物類も一緒に揃えることができるので、確認してください。

大型スーパーでも購入できる

大型スーパーなどのイオンでは、専門のフォーマルコーナーが併設されているため、お通夜や葬儀にふさわしい鞄を購入できます。買い物ついでに必要なものを揃えることができるため、急な訃報があってもすぐに対応できます。

 

プチプラファッションのしまむらとは異なり、男児限らず必要なものを揃えられるので便利です。香典袋や袱紗・ハンカチなど参列に必要なものを一か所でまとめて購入することができるため、時間がない方でも利用しやすいのが特徴です。

 

ショッピングモールの形態は店舗によっても異なるため、喪服や鞄など何を購入したいのかを明確にして、利用したい店舗の情報を調べてから足を運びましょう。

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通販でも購入できる

お店に足を運ばなくても、喪服や鞄などお通夜や葬儀に必要なものはインターネット通販で購入できます。突然の訃報でお通夜に参列するケースが多いため、当日インターネット通販で手配することは難しいですよね。

 

喪服や鞄などは、お通夜・葬儀・法要など長く使うアイテムのため、1つ用意しておくと慌てずに済むので予め準備しておきましょう。インターネット通販であれば、実店舗よりリーズナブルな価格でアイテムを購入することができるため、時間があるときにチェックしましょう。

お通夜の参列に必要な持ち物

お通夜に参列するときに必要な持ち物についてもチェックしましょう。慌てずに持ち物を用意するためにも、事前に学んでおくことが大切です。

香典を準備する

  金額相場
兄弟・姉妹 30,000円~50,000円
祖父母 10,000円~50,000円
叔父・叔母 10,000円~30,000円
従兄弟・従姉妹 3,000円~10,000円
会社関係 5,000円~10,000円
友人・知人 5,000円~10,000円

香典の金額は、血縁関係が深くなるほど、金額が高くなります。故人を偲ぶ気持ちを金額に反映させることもマナーです。香典を準備するときは、一般的な金額相場に合わせましょう。香典の金額が多いと遺族側に気を遣わせてしまい、少なければ失礼に当たります。

 

お通夜・葬儀の両方に出席する方は、香典を持参するのは1回のみです。地域ごとに習慣が異なりますが、基本的に香典はお通夜・葬儀のどちらで渡しても問題ありません。香典を持参するときは袱紗に包むため、黒やグレーなどの寒色のものを準備してください。

 

香典袋の表書きを書くときは、故人の訃報に悲しんでいるという気持ちを表現するために薄墨を使います。表書きは宗教によって異なるため、事前に確認をしましょう。中袋に書く金額の数字は旧字体で書くので気を付けてください。

ハンカチの色やデザイン

ハンカチを普段使用しない方でも、お通夜には必ず持っていきましょう。お通夜に参列の中で故人を惜しんで悲しみの涙が出る可能性もあります。ハンカチは無地の白や黒で、アイロンをかけた清潔感のあるものを持参しましょう。

 

女性のハンカチは刺繍やレースが入っているデザインもありますが、白や黒の同系色であれば問題はありません。子供もお通夜に参列する場合は、ハンカチを持たせてください。子供のハンカチも無地を選び、キャラクターなど派手なデザインは避けましょう。

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数珠について

お通夜に参列する場合は、数珠の準備も忘れないでください。数珠は球数が108個の本式数珠と球数が54個の略式数珠の2種類があります。一般的な弔事では略式数珠を使用することが多いです。お手持ちの数珠を持ってお通夜に参列しましょう。

 

数珠は男性用・女性用と、輪や珠の大きさ・素材などが異なります。お持ちでない方は数珠の貸し借りをしてはいけません。本人の分身や魂を表すもので、1人1つずつ専用の物を持つのがマナーです。準備する時間がない方は、持参しないで参列した方が無難です。

お通夜の服装マナーについて

お通夜に参列する方は、服装マナーに気を付けましょう。参列したときに恥ずかしい思いをしないためにも、正しい服装マナーについて確認しておくと安心です。

男性の服装

お通夜に参列する男性は、略喪服を着用するのが一般的です。急な訃報で略喪服を準備することが難しい場合は、ダークグレーのスーツでも参列することができます。黒の喪服に近いスーツや地味な平服が望ましいので確認しましょう。

 

お通夜に参列する場合、ワイシャツは柄物や色付きのシャツはマナー違反のため、白の無地を着用してください。ワイシャツの襟はレギュラーカラーまたはワイドカラーです。ボタンダウンのシャツはカジュアルなデザインになるため、着用しないでください。

 

ネクタイ・靴下・ベルトは黒で統一します。光沢のあるものはマナー違反になるため、素材にも気を付けて準備をしましょう。靴は内羽根式プレーントゥ・ストレートチップが適しており、飾りのついた革靴やデザイン性の高いウィングチップは避けてください。

女性の服装

お通夜に参列する女性は、黒のワンピース・スーツ・アンサンブルなどを着用が一般的です。喪服をお持ちでない方は、地味な色の平服を着用しても大丈夫です。いずれも肌の露出が少ないデザインの服を着用して参列してください。

 

ストッキングは黒の無地を選びましょう。20デニールが基本であり30デニール以下のものを選んでください。長時間、お通夜に参列する場合は、伝線を想定してストッキングの替えを用意しておくと安心です。

 

靴は、黒のシンプルなデザインのパンプスを準備します。エナメルや指先が開いているオープントゥタイプはお通夜にふさわしくありませんので、デザインや素材に気を付けてください。アクセサリーは身に着けないのが無難ですが、真珠ネックレスや結婚指輪は問題ありません。

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子供の服装

子供が学生の場合、お通夜に参列する時の服装は制服で大丈夫です。靴下は刺繍やロゴが入ったものは避け、無地で黒か紺色を着用しましょう。学生は制服が正装となるため、靴下などの小物類に気を付けてお通夜に参列してください。

 

制服がない場合は、フォーマルな服装がおすすめです。男の子は控えめな黒やグレーのズボンに白のシャツを合わせましょう。女の子は黒や紺色のワンピースやはスカートを着用し、派手なレースやフリルのデザインは避けてください。

お通夜はマナーを守って参列しよう

男性・女性・学生など、誰がお通夜に参列するかによってふさわしい鞄の種類が異なります。基本は、黒色・布製・無地のもの鞄であり、金具などの装飾がないものを選びます。プチプラの鞄はエナメル素材のケースが多いため、素材にも気を付けて選びましょう。お通夜に参列する時は、服装マナーに気を取られがちですが鞄など小物類のマナーにも気を配り、普段から知識を身に着けておくようにしてください。