葬式で使うバッグの正しいマナーと選び方について徹底解説!

公開日 : 2020/12/16

更新日 : 2021/1/23

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葬式では喪服を着用しますが、小物類として女性ならバッグも必要です。お持ちでない場合は葬式に間に合うように準備しないといけませんが、正しいマナーや選び方のポイントを学んでおかないといけません。そこで、葬式にふさわしいバッグについて解説していきます。

公開日 : 2020/12/16

更新日 : 2021/1/23

目次

葬式にふさわしいバッグの選び方

葬式に参列する時に服装マナーを守らないといけません。喪服を着用しますが、小物類のバッグにも気を遣わないといけません。そこで、葬式にふさわしいバッグを選ぶときのポイントをまとめました。

バッグの素材をチェックする

葬式に参列するために新たにバッグを準備するなら、素材に気を付けることが必要です。喪服に合ったバッグは「ツヤのない黒色」を選びましょう。なぜなら、革のバッグは殺生を連想させるという理由から葬式にはふさわしくありません。

 

仏教の教義では「不要な殺生はNG」という教えから、動物の革などを使ったバッグを葬式で使用することができません。近年は、人工皮革などもありますが、革であることが前面に出ているのであれば、使用するのを避けるべきです。

 

安いバッグとしてエナメル素材を取り入れる方もいますが、こちらは光沢があるため、葬式のバッグとしてふさわしくありません。そのため、葬式に参列する時は、素材にこだわり適したものを選ばないといけません。

 

 

デザインをチェックする

葬式で使用する女性のバッグはデザインが多いため、マナー違反していないかチェックすることが重要です。ブランドのロゴが目立つケースやキラキラ光る金具がついている装飾は葬式のバッグにはふさわしくありませんので、バッグを選ぶときは避けるようにしましょう。

 

冠婚葬祭の両方に使用することができるバッグも販売されており、シーンに合わせて使い分けすることができるものも多いです。正しい知識を学んでいないと、葬式の服装でマナー違反になるため、気を付けるようにしてください。

 

女性が葬式で使用するバッグには、リボンを取り入れたデザインも多いですが、光沢がなく黒のであれば、装飾がついていても大丈夫なので、お店に行って長く使えるデザインを選ぶようにしましょう。お店によって扱っているデザインも異なるので、比較するのもおすすめです。

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バッグのサイズをチェックする

葬式で女性が使用するバッグは、ワンハンドルの小さめサイズを使用します。フォーマルな形とされているため、お店でもワンハンドルのデザインを使っていることが多いです。最近ではツーハンドルでも大きすぎず、装飾がなければ使用することができます。

 

香典・数珠・スマホに財布と必要なものを厳選してバッグに入れても、女性は荷物をなかなか減らすことができません。コンパクトに見えるデザインで、マチが広く口が開いて出し入れがしやすい大きめなバッグを選ぶと使いやすいのでおすすめです。

 

大きめのトートバッグやショルダーバッグは、カジュアルな服装を連想させてしまい、葬式にはふさわしくありません。女性によって荷物の量は異なり、バッグで大きめを用意するなら黒の無地でシンプルなデザインを意識して準備してみましょう。

金具や色をチェックする

葬式に持っていくバッグは色や金具の装飾に気を付けないとマナー違反になってしまいます。色は黒以外に使用することができません。金具などの装飾は閉じると金具がほぼ見えなくなるデザインにするのがおすすめです。

 

慶事との兼用として販売しているバッグは金具や光沢が目立つため、気を付けて選ばないと葬式でマナー違反になってしまうので気を付けましょう。ファスナーや底鋲などの必要なデザインのバッグは大丈夫ですが、ロゴやアクセサリーがついているバッグはNGです。

 

花や紋様の刺繍が入っているデザインのバッグは女性に多く、布製で光沢がない金具やデザインであれば使用することができます。葬式で意識しなければいけないことは、上品な服装のため、目立たないような服装や小物を意識して準備するようにしましょう。

サブバッグも必要か考える

女性は荷物が多いため、葬式のバッグは小さすぎてすべての荷物を収納することが難しいケースが多いです。そのような場合、サブバッグを持つことができます。葬式以外にお手伝いがある方なら、配膳を手伝うならエプロンやタオルが必要です。

 

エプロンやタオルが必要な場合は、サブバッグを準備するようにしましょう。サブバッグはA4・B5のノートサイズを基準にしたものが販売されています。これがあれば、葬式のバッグに入らない荷物も一緒に持ち運びすることができます。

 

サブバッグを準備するときも、黒で無地のシンプルなデザインで装飾がないものを使用するようにしましょう。バッグを購入するときに、サブバッグも一緒に用意するなら喪服と統一感があるようにしてみましょう。

男性も葬式にバッグを持つ場合について

男性が葬式にバッグを持っていくときは、女性と同様にマナーをしっかりと守らないといけません。そこで、男性のバッグについて基礎知識についてご紹介しますので、確認してみましょう。

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基本は手ぶらでも大丈夫

女性は葬式の服装マナーとしてバッグを持ちますが、男性は手ぶらで基本問題はありません。葬式に必要なものはすべてポケットにしまうことができれば、バッグを持つ必要はありません。香典も数珠もスーツのポケットにしまうことが可能です。

 

男性は女性よりもスーツにポケットが多いため、バッグを持つ必要がありませんが、服が型崩れを起こしたり香典袋が曲がったりする可能性もあるため、リスクを避けるためにバッグを使用する方もいます。男性がバッグを葬式に持つのはマナー違反ではありません。

 

袱紗に入れた香典がスーツのポケットに入らない場合は、バッグを用意するべきです。配偶者がいて、代わりに香典など必要なものを持ち運んでくれる場合は手ぶらでも構いません。その状況に合わせて、男性もバッグが必要であれば葬式に向けて準備しましょう。

男性のバッグの種類

男性が葬式のときに持参するバッグは、女性と同じで黒が基本です。黒以外を持つ場合であっても、茶色・やや緑がかった黒・藍色に限られます。弔事で使っても失礼にならないため、葬式に合ったバッグのカラーを厳選してみましょう。

 

男性が葬式に使用できるバッグは、素材にも気を付けなければいけません。本革を売りにした冠婚葬祭全般用のバッグが多く、慶事には使用できても葬式には適していない素材のことが多いため、購入するときは女性と同様素材に気を付けて選ぶ必要があります。

 

バッグを用意するときは、光沢のないポリエステルやナイロンで革でないものにしましょう。いかに葬式に向いているかを念頭に置いて、選ぶようにしてください。マナーを守れば葬式に男性がバッグを持っていくことも可能です。

ビジネスバッグはマナー違反

サラリーマンの男性ならビジネスバッグを持っている方が多いです。しかし、葬式にビジネスバッグはふさわしくありません。使い勝手もよいため、使用したい気持ちはわかりますが、大きめのサイズなので置き場にも困り、ビジネス用と一目でわかるので向いていません。

 

葬式にふさわしいバッグは男女とも小さ目のサイズが推奨されています。男性は女性よりも荷物が少ないため、大きめのビジネスバッグを持って葬式に参列するのは違和感を周りに感じさせてしまいます。そのため、バッグがないというなら手ぶらで葬式に参列しましょう。

 

葬式は多くの方と接しますが、ビジネスの場ではありません。喪服もビジネススーツはマナー違反です。そのため、普段から使用しているものを葬式に着用しないようにしましょう。基本的なマナーは守るべきで、周りの方に常識のない方だと判断されてしまいます。

葬式にふさわしいバッグを安く買う方法

急な葬式がある場合、喪服などや小物類を揃えなくてはいけません。必要なアイテムがない場合、準備を余裕をもってしないといけません。急な出費で安いもので済ませたい方も多いため、バッグを安く購入する方法についてまとめてみました。

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しまむらで購入する

女性であれば、プチプラブランドのしまむらを使用すると葬式に必要な喪服から小物類まで揃えることができます。安い喪服やバッグが手に入りますが、気を付けなければいけないのは光沢が強くなく、デザインが派手でないかをチェックしなければいけません。

 

価格が安い分、素材がナイロンやポリエステルの可能性が高いため、葬式にふさわしい素材であるかチェックしてから購入するようにしましょう。黒で葬式の雰囲気が伝わればよいとうわけではありません。正しい葬式のマナーを把握して購入するようにしてください。

 

プチプラブランドのしまむらでは、男性の喪服や小物類は販売していません。購入することができるのは、Yシャツやネクタイなどであり、女性よりも葬式に必要なものを揃えることが難しいので気を付けましょう。

イオンで購入する

初めての葬式に参列する方で、喪服や小物の予算を抑えたい方におすすめの場所はイオンです。大型店であれば、喪服を取り扱っており、小物類も一緒に揃えることができるため、お店を何件もはしごをする必要はなく、忙しい方におすすめのお店です。

 

また、食品を購入するついでに、喪服から小物類をそろえることができ、香典袋も一緒に購入することができるので効率がよいです。イオン会員であれば、安い日に購入することもでき、時間に余裕があるなら早めに準備することもできます。

 

主婦にとっては必要なものをすぐに揃えることができるスーパーであり、営業時間も長いからこそ、急な葬式の準備に適しています。イオンでも長く使用できる喪服や小物類が販売されているので、一度足を運んでチェックしてみましょう。

葬式のバッグのお手入れ法について

葬式で使用したバッグは、1年のうちに何度も使うものではありません。冠婚葬祭のため、しっかりと保管しておくことで長い期間に渡って使用することができます。そこで、お手入れも重要になるため、詳しい内容をご紹介します。

バッグを乾拭きする

葬式で使用したバッグはしっかりとお手入れしないといけません。毎日使用するわけではなく、久しぶりに使うことが多いため、お手入れを怠ってしまうと、バッグの状態を悪くさせてしまいます。そのため、葬式で使用したときはまずバッグを乾拭きしましょう。

 

綿などの天然素材の乾いた布で汚れを拭き取るだけでも、バッグの状態をよくすることができ、人の皮脂や雨からくる汚れを取り除くことが可能です。汚れがついたまま放置してしまうと、シミやくすみを作ってしまう原因になるため、疲れていても必ず行いましょう。

 

ナイロン製のバッグは中性洗剤を使い、ポリエステルは強い素材なので弱アルカリ性洗剤を使用することができます。繊細なものなら中性洗剤にしてバッグに合わせてお手入れする洗剤を使い分けてみてください。メーカーの指示を確認して行うようにしましょう。

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バッグの形を整える

葬式で使用したバッグのお手入れが終わったら、次は形を整えて収納しなければいけません。たまにしか使わないバッグは、そのまま放置していると形が崩れてしまい、使用したいときに元の形に戻すのが大変になってしまいます。

 

バッグを購入したときに箱があるのであれば、バッグの中にクッション材を入れて、箱の中にしまって形を整えておきましょう。箱の中にしまうときもバッグに癖がつかないように入れ方に気を付けてください。箱がない場合はクッション材と不織布などを使用して収納します。

 

冠婚葬祭は毎年あるとは限りません。冠婚葬祭に兼用できるデザインのバッグを購入しても、バッグのお手入れや収納の仕方を怠ってしまうと、せっかく購入したバッグを長く使用することができません。そのため、型崩れしないように気を付けて収納してください。

湿気対策をする

葬式で使用するバッグは、クローゼットの奥にしまっておくことが多いです。いつ使用するかわかりませんし、何年も使わないままの可能性もあります。そのため、バッグの状態をよくするためにも、湿気対策を必ず行わないといけません。

 

季節や寒暖差によって、バッグの状態が悪くなってしまうことが多いからです。湿気対策としては防湿材・除湿剤を使用することで、お金をさほどかけずにバッグの状態を保つことができるのでおすすめです。押し入れの中に置く場合は、締め切らないようにしましょう。

 

空気の入れ替えをしないと、カビや虫食いの被害につながります。バッグに限らず、喪服も同様のお手入れや収納の環境が関わってきますので、長く使用したいアイテムであれば、必ず湿気対策を行うようにしましょう。

葬式の正しいマナーを守ってバッグを準備しよう

葬式にふさわしいバッグについてご紹介しました。女性はバッグのバリエーションが多く、マナー違反にならないように、素材やデザイン性など気を付けなければいけない点が多いです。男性も葬式にバッグを持参するのは大丈夫ですが、女性と同様気を付ける点がありました。

 

喪服に合わせてバッグを準備するときは、基本的なマナーを守るようにしましょう。バッグのサイズは小さ目のものが多いため、荷物が多い女性はサブバッグも検討してみましょう。人によって必要な荷物が異なるため、基本的なポイントを抑えて準備してください。