祖母へ香典を包む際の金額相場について紹介|包み方等の基本マナーも
公開日 : 2020/11/5
更新日 : 2020/11/5
身内や親族に不幸があれば、香典を包むのが通例です。その際の悩みの一つが、金額をいくら包むかです。特に祖母が亡くなった場合、孫の立場でいくら包めば良いのか、わからないこともしばしばあるでしょう。そこで、今回は祖母への香典の金額相場から香典の包み方まで紹介します。
公開日 : 2020/11/5
更新日 : 2020/11/5
目次
祖母へ包む香典について
祖母に包む香典の金額相場について
香典の金額は孫次第で変わる
孫が独身の場合
孫夫婦連名の場合
未成年の場合でも香典は必要なのか
祖母の法事や法要で包む香典の金額について
以下では、祖母の法事や法要で包む香典の金額について紹介していきます。抑えておきたいのは次の6つのケースです。以下で、この6つのケースごとに用意する香典の金額相場について紹介していきます。
納骨時の金額
納骨の法要とは、故人の骨をあるべき場所に納める儀式です。基本的に、お墓に納めることが通例ですが、他にも納骨堂や樹木葬、海洋散骨など故人の希望に応じて行います。こちらの、納骨はいつまでに行わなければならない決まりはありません。
そのため、四十九日の法要と同時に行われる場合もあります。納骨式に参列する場合、喪服を着用して香典を持参します。この時の香典の金額は、5千~1万円程度が相場です。
四十九日の金額
四十九日の法要は、先ほどの十王信仰の考え方では、7回目の裁きを受けるとされる日です。 生前の徳が高ければ、この日を境に成仏するとされています。こちらの式は、先程の納骨も同時に行うこともあり、大切な法要とされています。
そして、祖母の四十九日に参列する場合の香典の相場は、5千~3万程度とされています。上記で述べたように、こちらも包む側の年代にもよるため、葬儀に包んだ金額を基準にして決めていきましょう。
新盆・初盆の金額について
新盆や初盆は、故人が亡くなって、最初に迎えるお盆の法要です。こちらは、年忌法要に比べると小規模の場合が多いでしょう。こちらに参列する場合は、5千~1万円程度の香典をむことが通例とされています。
一周忌
一周忌は、故人が亡くなって1年を回った日に行われる大切な法要です。こちらは、本来は亡くなった1年後の命日に行われるのが正しいとされています。しかし、実際には参列者の都合も考えて土日の休日に合わせて行うケースが大半です。
ただし、その場合も命日は超えないよう前倒しで行わなければなりません。こちらの場合の香典の相場は、5千~3万円が一般的とされています。
三回忌
三回忌は故人が亡くなって2年後の命日に行われる行事です。よく間違われることがありますが、三回忌は3年後ではないので注意してください。上記で説明した十王信仰では、最後の裁きを受ける大切な法要です。
こちらの三回忌までは一般の参列者も広く声をかけることで、大規模に執り行うケースが大半とされています。こちらの祖母の三回忌の相場は5千~3万円となっています。
七回忌の金額
七回忌以降の法要は、親族のみで行う場合が多いです。この七回忌ともなると、祖母が亡くなってから6年経過していますから、孫の年代も上がっています。そのため、年代に相応しい香典を包まなければなりません。この場合の香典の相場は5千~1万円程度です。
自身以外の祖母の場合の香典について
義兄弟姉妹の祖母の場合
会社の同僚の祖母の場合
友人の祖母の場合
祖母へ包む香典の書き方について
ここでは、祖母へ包む香典の書き方について紹介していきます。次の5つのテーマから書き方を説明していきます。
表書きについて
仏式の場合
浄土真宗の場合
神式の場合
キリスト教の場合
名前について
金額について
香典に包むお金に新札は使わない
通夜や葬儀の香典には旧札を用いるのがマナーです。もちろん、四十九日以降の法要は新札でもかまわないという意見もあります。しかし、遺族側への配慮から、やはり旧札を用いるのが無難です。
もし新札しか手元にない場合は、折り目をつけて使用してください。ただし、いくら旧札であっても、あまりに汚れがひどいものや、敗れているお札は使用できません。
その他の注意点について
祖母への香典袋の包み方・渡し方について
包み方について
渡し方について
状況や金額相場に応じて、祖母への香典を包みましょう
ここまで、孫が祖母に対して渡す香典について。金額相場や宗教によって異なる香典の包み方の違い等を中心に紹介してきました。上記で紹介した内容は最低限抑えた上で、祖母への香典を包むようにしましょう。
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