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女性の喪服でパンツスーツはマナー違反になるのか徹底解説します

女性の喪服は男性と異なり様々なデザインがあります。そこで、パンツスーツを着用するのはマナー違反になるのか疑問に思う方も多いため、葬儀の基本的な服装マナーについてまとめてみました。こちらを参考に喪服を準備してみてください。

公開日 : 2020/10/10

更新日 : 2020/10/10

目次

女性の喪服でパンツスーツはマナー違反か

女性が喪服にパンツスーツを着用することができるのか疑問に思う方も多いです。喪服には格式があり、正喪服・準喪服・略喪服があります。正喪服は、和装またはワンピースなど喪主や親族が葬儀で着るものです。準喪服は正喪服よりデザイン性が高く基準が緩いです。

 

そのため、ワンピースの他にジャケットにスカートで一般参列者が着用するものですが、近親者が葬儀で着用するケースも増えてきています。略喪服は急な弔問や三周忌以降の法事で着る喪服のことであり、パンツスーツがこれに該当します。

 

そのため、葬儀で女性が喪服としてパンツスーツを着用するなら、通夜や法事の時に限定され、「平服でお越しください」と書かれている案内に対して着用することが可能です。できるだけパンツスーツは控えた方がよいため、パンツスーツを着てよい条件を確認しましょう。

女性が喪服でパンツスーツを着用していい時は

女性が着用するパンツスーツは略喪服ということが分かりましたが、着用していいシーンは限定されています。そこで、どのような時にパンツスーツを着用することができるのかご紹介します。

通夜または三回以降の法事

女性が喪服としてパンツスーツを着用することができるのは、通夜または三回忌以降の法事です。通夜に関しては喪服を用意する時間がなかった方が落ち着いたカラーのパンツスーツを着用して弔問することができます。急な訃報の際に着用することが可能ですから、問題はありません。

 

他に、三回忌以降の法事になると親族だけで行うことが多いため、略喪服で参列することも増えてきます。「平服でお越しください」という案内があれば、パンツスーツで参列することが可能ですが、親族にも確認して置いた方が無難です。

 

絶対にこれ以外にパンツスーツを着用してはいけないというルールはありませんが、正装でないと判断されてしまう可能性があります。いくら一般参列者であっても、パンツスーツはできるだけ避けるの無難であり、昔ながらの服装マナーを守った方が安心です。

高齢者や足の悪い方

高齢者で足の悪い方であれば、パンツスーツを喪服として着用するのは問題はありません。足の悪い方は足腰を冷やせませんので、喪服にパンツスーツを選ぶ方も多いです。ワンピースやスカートが履きづらい方もいますので、そのようなケースではパンツスーツが着用できます。

 

親族の方も状況は把握しているため、パンツスーツを着用していてもマナー違反と判断されることはありません。それ以外の方で、パンツスーツを喪服として着用する場合は、事前に遺族側に事情を伝えておくと安心です。

密葬や直葬・家族葬の場合

近年、様々な葬儀の形があり、密葬・直葬・家族葬が増えてきました。身内だけで葬儀を行う場合であれば、パンツスーツを着用することができる可能性もあります。ただし、一人だけパンツスーツを着用することはおすすめできません。

 

なぜなら、パンツスーツは正装ではなく、略喪服となってしまうため、家族や親族と相談してから着用するようにしましょう。女性が喪服としてパンツスーツを着用することは、葬儀の準備などで体を動きやすくスカートよりも使い勝手が良いです。

 

パンツスーツを喪服として着用する方が増えてきていますが、いくら身内だけの葬儀であっても、家族や親族が許可しなければ着用することは難しいため、正装とされている喪服も準備しておくのがおすすめです。

喪服のパンツスーツを購入できるお店

略喪服のパンツスーツはどこのお店で準備するのがいいのか悩む方が多いです。そこで、低価格で購入できるお店など、略喪服のパンツスーツを準備しやすいお店についてまとめてみました。

スーツ専門店

喪服を準備する場合は、スーツ専門店がおすすめです。略喪服でも品質がよく長く着用することができるパンツスーツを購入することができます。値段はお高めで、財布と相談しながら準備することが必要で、急な訃報の場合は時間がかかるため、急いでいる方には向いていません。

 

時間に余裕のある間に喪服を準備するなら、スーツ専門店でパンツスーツを準備すれば、流行に流されず自分の体型にフィットする喪服を準備することが可能です。スカートと組み合わせられるタイプなら、シーンに合わせて使い分けをすることができるのでおすすめです。

 

パンツスーツを1着目に購入するのも目的にせず、2着目として準備しておくようにしましょう。お手伝いの時と式の際を使い分けることもでき、一般参列者はスカートやワンピースが服装マナーと判断されてしまうため、シーンに合わせて選べるようにしてみましょう。

イオンなど大型量販店

時間がない方であれば、大型量販店のイオンを利用するのもおすすめです。営業時間も長く買い物のついでに喪服を準備することができます。さらに、葬儀に関連する小物類なども一緒に揃えることができ、香典袋までそろえることが可能です。

 

また、イオンではサイズの種類が豊富で、デザインも様々あるのが特徴です。値段もプチプラのものからブランド品まで揃えているため、自分に合った喪服を選びやすいので急な訃報の時でも対応してもらうことができます。

 

さらに、大きいサイズも展開されているため、なかなか体型に合ったも喪服が見つからないという方にもおすすめで、イオンでは裾の直しなど当日に受け渡ししてもらうこともできます。時間がない方に便利なので、大型店舗をチェックしてみてください。

低価格のしまむら

しまむらは女性のみ喪服を購入することができ低価格のため、お財布にも優しく突然の出費を抑えることができるのでおすすめです。メンズの喪服は取り扱っていませんが、女性ならプチプラで喪服を準備することができるため、チェックしてみてください。

 

ただし、しまむらは低価格でパンツスーツなどの喪服を準備することができますが、価格に見合った品質のため、いくら着る機会が少ないからと言って長くくり返し着ることは期待できません。そのため、パンツスーツよりも喪服に必要なインナーなどを購入するのがおすすめです。

 

ジャケットにスカートなどインナーが必要な喪服の場合は、しまむらを利用することで出費を抑えることができるのでおすすめです。低価格だといくら黒であっても光沢があり葬儀に向いていない素材の可能性があるので、吟味して葬儀に使えるものが判断してみましょう。

通販またはレンタル

お店に足を運んで喪服を購入することが難しい方は、通販を利用したりレンタルするのがおすすめです。自宅にいながら喪服を手配することが可能であり、時間がなくても喪服を準備できます。ただし、試着をすることができませんので、慎重に選ばないといけません。

 

喪服のレンタルはその時の体型に合ったサイズを選ぶことができ、クリーニング代もかからず、あまり着る機会のない喪服を簡単に準備することができます。ただし、必要な時にレンタルしたい喪服があるかはわかりませんので、種類が限られる可能性もあります。

 

喪服の値段は高いですが、着る機会が少ないからこそ品質のよいものを購入し、長く着ることができます。サイズが心配な方であれば、レンタルがおすすめですが、急な訃報の時に喪服がない可能性もあるため、自分の状況に合わせて利用するようにしてください。

パンツスーツがNGになるケース

パンツスーツは略喪服のため、葬儀の服装マナーに適さないケースもあります。そこで、パンツスーツを着用することが難しいシーンについてまとめていますので、チェックしてみてください。

遺族や近親者の方は着用できない

略喪服のパンツスーツは、遺族や近親者の方は着用することができません。遺族や近親者の葬儀の服装は正喪服または準喪服のため、女性はパンツスーツではなく、ワンピースやアンサンブルなどを着用するのが適した服装のため、パンツスーツは避けてください。

 

家族葬であっても、親戚から指摘されてしまう可能性が高いため、パンツスーツを避けるのが無難です。密葬や直葬など本当に家族だけで行うケース以外は、基本的に葬儀にパンツスーツを着用することが難しいため、葬儀に適した喪服を準備するようにしてください。

 

喪主やご遺族の方は格式の高い服装が基本的なマナーです。一般参列者の方は喪主やご遺族の方よりも格式の高い服装を取り入れられませんので、パンツスーツは着用せず、正装で葬儀の準備を進めていくようにしましょう。

スリムなデザインでカジュアルはNG

パンツスーツはブラックであれば、葬儀の略喪服として着用することができると考えている方もいます。そのため、カジュアルブランドのユニクロのスーツで参列を考える方もいますが、デザインや黒の光沢に気を付けなければいけません。

 

女性のパンツスーツにも様々なデザインがあり、スリムタイプからワイドパンツとのセットなど、バリエーションは豊富です。そのため、カジュアルなデザインに見えるものが多く、葬儀に適さない服装になってしまう可能性があります。

 

大人の喪服としてユニクロを利用するよりは、子供の葬儀の洋服を準備するのにおすすめです。シンプルで柄が入っていなく、モノトーンで落ち着いた洋服を準備することができ、葬儀に適した服装マナーを守ることができるため、お店に足を運んでチェックしてみましょう。

喪服以外の気を付けなければいけないマナー

女性は服装マナーで洋服以外に気を付けなければいけないポイントが多いです。そのため、持ち物で服装マナーに違反しないように、注意点をまとめていますので、不安な方はチェックしていきましょう。

小物類の基本的なマナー

女性は葬儀に参列する際に、バッグを持ちます。黒で金属がなくエナメルなど光沢のないシンプルなデザインのバッグを選んでください。小ぶりのバッグが基本であり、ショルダーバッグやトートバッグはカジュアルでマナー違反となるため、そのような場合はサブバッグを準備します。

 

靴に関してもバッグと同様、黒で光沢のないシンプルなデザインを選び、ヒールは高すぎないミドルヒールです。動物柄は殺生を感じさせてしまいマナー違反となるため、気を付けましょう。

 

他にもハンカチは、黒または白を準備してください。女性であれば、刺しゅうやレースを取り入れたデザインはマナー違反とならないため、スーツなどを購入するときに一緒に準備してみてください。

アクセサリーやヘアスタイル

女性は葬儀の服装マナーで、アクセサリーやヘアスタイルにも気を付けるポイントがあります。アクセサリーは結婚指輪・白か黒のパールのネックレス・イヤリング・ピアスに限定されます。ネックレスは一連に限られているため、デザインには気を付けましょう。

 

結婚指輪はハーフエタニティでなければ、葬儀でも身につけることができます。ハーフエタニティは装飾が多く、きらびやかに見せるため、心配な方は外して葬儀に参列するのがおすすめです。基本的にアクセサリーは不要のため、不安なら身につけないようにしましょう。

 

そして、ヘアスタイルは清潔感を出すために、すっきりとまとめましょう。ロングヘアの方であれば、一つにまとめるようにし、ヘアアクセサリーをつける場合は黒でシンプルなデザインのものを選ぶようにしてください。あくまでも、顔に髪がかからないようにまとめます。

ストッキングについて

女性が喪服を着用するとき、素足はマナー違反となるため、無地のシンプルなストッキングを着用しましょう。柄やラメが入っているものもマナー違反です。また、パンツスーツを着用しているからと言って、男性のように靴下を着用することもできません。

 

パンツスーツであっても黒のストッキングを着用するのが服装マナーとなっており、パンツスーツであれば、ハイソックスタイプのストッキングを選ぶと着用しやすいのでおすすめです。夏は暑くても必ずストッキングを着用しないといけないため、必ず準備してください。

 

逆に、冬は寒いので足を冷やさないために、タイツを着用したい方もいますが、基本的に黒のストッキングでないとマナー違反となるため、ストッキングを準備してください。タイツに近いストッキングも販売されているため、デニールをチェックして購入しましょう。

袱紗や数珠

葬儀に参列する時は、袱紗や数珠を準備しないといけません。袱紗は慶事と弔事によって使用するカラーが異なりますが、であれば兼用することができます。数珠に関しては、宗教によって異なるため、どのようなものが必要か家族に確認しておきましょう。

 

基本的に、数珠に貸し借りはマナー違反となるため、自分専用の数珠を準備しておくようにしてください。

パンツスーツは略喪服で着用が限定される

女性がパンツスーツを葬儀に着ることができるシーンは限られており、注意点を守りながらであれば着用することができます。パンツスーツ以外にも小物類にも気を付けなければいけないポイントがあるため、初めての方は必ずチェックしてみてください。

 

パンツスーツはあくまでも略喪服であるということを念頭に入れ、シーンによって使い分けるようにしましょう。条件を満たせば、パンツスーツでも葬儀に参列することができるため、まずは正しい知識を取り入れてみてください。