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お葬式の場でのネイルはマナー違反か|マナーの詳細と対処法を紹介

葬儀に参列する際の身だしなみは、全身控えめにまとめるよう心掛けることがマナーです。そのため、ネイルに関してもしていない状態が望ましいとされています。しかし、直前に対処することは困難です。以下では、具体的な対処法を中心に紹介していきます。

公開日 : 2020/09/22

更新日 : 2020/09/22

目次

葬式におけるネイルはマナー違反か

葬式における、ネイルの装着はマナー違反にあたるのでしょうか。確かに、葬式では控えなめな色の装飾物を身に着けることがマナーとされています。しかし、マナーに対する捉えな方は人それぞれです。以下で、具体的に解説していきます。

ネイルは基本的にはつけずに行きましょう

葬儀に参列する際の身だしなみは、全身控えめにまとめるよう心掛けることがマナーです。そのため、ネイルに関してもしていない状態が望ましいとされています。特に赤色など派手な色のマニキュアをしているという場合は必ず取らなければなりません

 

さらに、ラメが入ったものや光沢が目立つものも控える必要があります。そして、爪の長さがあまりにも伸びている場合も、なるべくある程度短く切ったほうが好ましいとされています。このように、長さをきれいに揃えることも大切です。

 

マニキュア等のネイルはドラッグストア等で売っている除光液を用いることで、容易に落とすことも可能です。この時、足の爪にペデキュアをしている場合も、念のため派手なものはしっかり取っておきましょう。

葬式で目立たないグレー等のネイルはアリか

人はそれぞれ、マナーに対する捉え方は異なります。そのため、すべてのマニキュアやネイルをマナー違反と考える人もいます。その一方で、派手な色でなければネイルをしていても問題ないとする人もいます。

 

具体的には、グレーより薄い透明色やベージュ。薄いピンク色等の目立ちにくい色のマニキュアならば、構わないという場合もあります。そのため、どうしてネイルをつけたまま参列するという場合には、ラメ等が入っていない落ち着いた肌の色に近い色を身につけましょう

葬式ではフレンチネイルもマナー違反か

フレンチネイルも、上記で紹介したネイルと同様に葬式の場ではマナー違反です。そのため、基本的に落とした上で葬儀に参列することを推奨します。仮につけたままにする場合は、肌の色に近い色を身に着ける等の対策を行いましょう。

ネイルが取れない場合の対処法について

ネイルが取れない場合の対処方法は、以下の4つです。1つ目が、「黒い手袋で隠す」方法です。2つ目が、「控えめな色のポリッシュを塗る」方法です。3つ目が、「ネイルサロンで落としてもらう」方法です。そして4つ目が、「バンドエイドで隠す」方法です。

黒い手袋で対処する

もし、目立つジェルネイルを落とせない時は、喪服に合う黒の手袋をつけて隠す方法が最適です。そのため、ジェルネイルをする機会の多い人は葬儀用の手袋を1つ持っておきましょう。いざという時に、慌てずに済ませることが可能です。

 

この手袋には様々な種類がありますが、ネイルを隠すことが主たる目的ならば、透けないタイプを選びましょう。ここからは、葬式で手袋をする際のマナーを紹介します。まず、お焼香をするときは手袋を外しましょう

 

この時、手袋はお焼香の順番が来るまでに外しておき、終了した際に席に戻って再び手袋をつけてください。お焼香は弔問客に背を向けた状態で行います。そのため、ネイルが注目される心配はありません。ただし、お通夜の後の食事の際は注意してください。

上から控えめな色のポリッシュを塗る

次にジェルネイルを落とせない時の最適な方法は、上から控えめな色のポリッシュを塗って隠すという方法です。この時、なるべく透明度が低く透けないタイプのベージュを選ぶことがおすすめです。

 

ポリッシュを一度塗るだけで完全に隠れなかったら、時間を置いて重ね塗りすると上手くカバーできるでしょう。お通夜と葬式を終えた後、アセトンの含まれていないリムーバーでベージュのマニキュアだけを除去することができます。

 

ただし、1つ注意点があります。それは、ネイルにストーンが乗っていると、爪が立体的になってしまいます。その結果、ベージュのネイルで隠しても、ボコボコした仕上がりになるため、注意してください。

ネイルサロンで落としてもらう

もし、葬儀までに時間があるならば、ネイルサロンへ行きましょう。この方法が一番安心です。サロンで、しっかりとネイルを落としてもらいましょう。ただし、ネイルオフの価格はどこのサロンでも数千円のコストを要します

 

もちろん、メリットもあります。専門のネイリストに爪を痛めずにきれいに落としてもらうことで、無理なくネイルを落とすことが可能です。

 

やはり、自分でネイルオフするとなれば、ヤスリを使用したりすることで、爪を痛めてしまう恐れがあります。それを防いでくれる点で、ネイルサロンがおすすめです。

絆創膏で対処する

上記で紹介したように、ジェルネイルの立体的な部分はポリッシュ等では隠せません。こちらに対処する上で有効な方法が、上にバンドエイドを貼ることです。このバンドエイドは1~2枚程度なら着けていても目立たないからです。

 

ただし、隠す場所が多くて何本もの指先に巻き付けてしまうと、周囲から不自然に思われてしまうでしょう。どうしても複数箇所を隠さなければならない場合は、爪の形に合わせバンドエイドの粘着部分を小さく切り取ってから使うことを推奨します。

 

爪のパーツを覆うようバンドエイドを切った状態で貼ると、比較的ナチュラルな見え方で隠すことができます。

葬式における化粧のマナーについて

お葬式では、ネイルだけでなく化粧にも気をつかう必要があります。以下では、ネイル以外にも気をつけるべき点として、6点あげています。併せて参考にしてみてください。

髪型について

まずは、ショートの髪の場合です。耳を出して顔がはっきり見えるようにしてください
この時、必要に応じて髪留めを使用すると良いでしょう。次に、セミロングまたはロングの場合です。

 

長い髪はお焼香の際に煩わしくなってしまうことが考えられます。そのため、耳より下の位置でひとつにまとめることを推奨します。さらに、前髪は目にかからない程度の短さにしておきましょう。

 

その時に、使用するヘアゴムや髪留めは飾りなどの付いていないシンプルな黒色のものがおすすめです。そして、髪の色は黒色が最適です。多少茶色い程度であれば問題ありません。しかし、明るく目立つ髪色の場合には黒色に染め直すか、スプレー等で暗い色にしてください。

下地・ファンデーションについて

ベースメイクは質感に光沢がでないように注意してください。ファンデーションはもちろんのこと、下地に関してもラメやパールが入っていないか入念に確認してください。さらに、ツヤ感のあるファンデーションも避けてください。

 

お葬式では、マットなものを選ぶことを推奨します。このように薄づきに仕上げていきます。もし、このように塗ってみてもツヤが気になる場合は、仕上げにフェイスパウダーをはたくことで落ち着いた雰囲気を出しましょう。

眉について

お葬式の場では、眉は足りない部分を描き足す程度にとどめてください。これで、自然な印象に整えることができます。そして、アイブロウは髪の色に近い、落ち着いたブラウンがおすすめです。濃くならないように、ぼかしながらつけることで自然に仕上がります。

アイメイクについて

アイメイクも極力控えめにしましょう。アイライン、アイシャドウ、マスカラ含めて様々な方法がありますが、不自然でなければ使う必要はありません。仮に、ぼやけた印象になってしまった場合に使いたい時は、派手にならないように気をつけてください。

 

そして、アイシャドウはベージュ系の光沢がないものを使います。この時、色が濃い場合は目元に近いところだけに塗ってください。さらに、アイラインとマスカラはウォータープルーフタイプを選びましょう。ポイントは、全体ではなく目尻の方にだけに使うことです。

口紅について

今までは、お葬式の場における化粧では口紅も塗らない方が良いとされてきました。しかし、口紅を塗らないと血色が悪く見えてしまう恐れがあるため、口元だけは色を添えても良いとされるようになりました。

 

しかし、発色の良いものやツヤが出るものは避け、ベージュ系の口紅を選びましょう。もし塗ってみて色味やツヤが出過ぎている場合は、ティッシュで抑えて目立たなくしましょう。

葬式の場では、できる限りネイルは控えましょう

ここまで、お葬式におけるネイルのマナーや直前に対応できるネイルオフの方法を紹介してきました。お葬式は、多くの場合突然決まるものです。そのため、事前の準備は困難を極めます。しかし、できる限り上記で挙げた方法を参考にネイルオフした状態で参列しましょう。