叔父の葬式には参列すべき?服装マナーやお通夜で渡す香典を解説

公開日 : 2020/9/11

更新日 : 2020/9/11

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付き合いのない叔父が亡くなった場合は、お通夜に参列すべきなのか悩む方ももいるのではないでしょか。会社によっては忌引休暇がもらえない場合もあり、戸惑うのではないでしょうか?ここでは、叔父のお通夜に参列すべきか、渡す香典の金額や服装について解説をいたします。

公開日 : 2020/9/11

更新日 : 2020/9/11

目次

叔父の通夜や葬式には参列すべき?

会社関係や友人・知人の場合なら、お通夜に参列をするかどうかに関しては自分の判断で決断することが可能ですが、叔父のように親戚の場合は判断が難しいのではないでしょうか?

 

叔父の場合は、普段から会っていないケースがあります。人によっては、名前は知っていても顔を見たことがない場合もあるでしょう。

 

叔父の場合は、会社を休んでまで行かなければならないのか悩んでしまうこともあるかもしれません。ここでは、叔父のお通夜に参列するかどうかについて解説をしていきます。

叔父のお通夜に参列することについて

叔父の場合、血縁でも婚姻でも親族にあたります。親族が亡くなったので、お通夜や葬儀に参列するのが当然であると考えます。

 

特に血縁の叔父の場合は、欠席すると親族から何か言われるのではないかと不安になります。両親が叔父のお通夜に参加をすれば、自分は出席しなくても良いと思っている方もいれば、出席するのは常識と思っている方も多いのではないでしょうか。

叔父のお通夜や葬式には出席するべき

叔父といっても、血縁の叔父と姻戚の叔父とでは、関わり合いが違うと思います。血縁の叔父でも、会わない人も中にはいるでしょう。

 

逆に姻戚の叔父でも、親交の深い人もいると思います。叔父といっても、関わり合いはさまざまで、出欠の判断は非常に難しいでしょう。これは叔父以外にも叔母の葬式に行かない場合も同様です。

基本的には出席する

叔父のお通夜へは、出席したほうが良いのは当然のことです。しかし、正式なルールというわけではなく常識として言われることです。

 

叔父のお通夜に出席しないと、マナー違反になってしまうことはありません。もちろん個人によって都合はさまざまです。事情が変わるのは仕方のないことです。

 

都合が付けば出席するのが、一般的な対応方法といえるでしょう。可能であれば出席するという判断で問題はありません。

どうしても欠席する場合

遠方の場合は、遺族が気を遣い出席を辞退してくるケースもあります。また、仕事の都合で当日に休むことが出来ず、出席が難しい場合もあるでしょう。必ず出席しなければいけないルールはありませんので、欠席をしても問題はありません。

 

欠席をする場合は、欠席の連絡をするのは当然のマナーです。言い訳がましく長々と理由を伝えるのではなく、事情があることや都合がつかないといったことを簡潔に説明するようにしましょう。

 

現在は仕事やプライベートで、メールは主要な連絡ツールとなっています。一昔前は電話で話をするのが一般的でしたが、現在はメールでも失礼にはあたりません。欠席する場合は、早目に連絡をするようにしましょう。

どちらにも参列できない場合

どうしても、お通夜と告別式のどちらにも参列が難しい場合は、その旨を遺族に伝えてください。しかし、欠席でも香典を出す必要性はあります。

 

両親またはどちらかが参列する場合は、香典を預けて渡してもらうほうが良いでしょう。代理が不在の場合や遠方の場合は、香典を預けて渡して貰うのがいいでしょう。香典を書留で送る場合は、哀悼の意を込めて手紙を添えるようにしましょう。

 

また香典以外にも、弔電を送ったり、弔問をするという方法もあります。弔電は告別式の1時間前には届くようにしてください。

 

弔電をする場合は、遺族も葬式語の対応で忙しいため都合の良い日時を聞いてから行くようにしましょう。

 

葬儀が遠方で出席できない場合

仕事の都合で通夜や葬式にどうしても出席できない、遠方で欠席する場合はどうすればよいでしょうか。弔電をうち、お悔やみのことを添えて書留で送るのが一般的なマナーとされています。

 

ここでは、葬儀には参列できないけれど通夜には参列が可能である場合のマナーについて解説をいたします。

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通夜にだけ参列する

葬儀には出席が出来ないけれどお通夜にだけ参列が可能な場合は、喪主へ電話などで開始時間を確認しましょう。

 

お通夜は身内だけで行う場合もありますので、突然押しかけたりせずに連絡をすることが大切です。お通夜に出席をした場合は、葬儀には出席が難しい旨をお伝えしましょう。香典は通夜の受付時に渡すのが基本です。

弔電・供花を送る

遠方でどうしても葬儀に参列が難しい場合は弔電を打ち、香典を現金書留で送ります。香典を書留で送る場合は、哀悼の意をこめて手紙で一言を添えるようにしましょう。

 

供花は供物と同じように宗派ごとの決まりなどがありますので、葬儀を執り行う葬儀社に連絡をして依頼するようにしましょう。

 

供花も連名で取りまとめていることも多いため、供花を依頼する場合は周りの近しい人たちに一声をかけるようにしましょう。

妻や夫の叔父の通夜には出席するべき?

妻の叔父や夫の叔父は、自身にとっては姻戚の叔父にあたり親族となっています。配偶者の叔父とはいえ、一般的にはあまり関係がない間柄が多いのではないでしょうか。

 

お通夜に出席するかしないかは、叔父との付き合い具合によるところだと思います。深い付き合いであれば、妻や夫と一緒にお通夜に出席しますが、付き合いが浅い場合は妻や旦那のみが出席する場合も多いです。

 

そのあとに、四十九日法要や一周忌、百日法要と続いていきます。無理にでも出席しなくても、顔を出すことで義理は立つでしょう。

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叔父のお通夜・葬式で会社は休める?

一般的に会社では忌引休暇があり、有給休暇として会社側は処置してくれます。休める日数に関しては会社によって異なってきます。

 

実の父母方の叔父・叔母の場合は適用され、1~2日は認められますが、義理の叔父・叔母では認めてくれない会社も多いです。事前に自身の会社の慶弔規定を確認するようにしましょう。

叔父のお通夜で渡す香典について

叔父の場合は、通夜に渡す香典をどのくらい包めばよいのでしょうか。香典の金額に関して悩まれる方も多いかと思います。

 

身内からもらう香典は、身内以外の弔問者より高額になっているケースが通例です。

叔父のお通夜の場合に包む金額について

香典の金額に関しては、決まったルールはありませんが、一般的な金額の目安はあります。叔父の場合は、1万円~3万円程度が目安とされています。

香典袋について

香典は香典袋に入れて持って行くのが一般的です。香典袋はコンビニエンスストアでも販売されているので、近所でも入手することが可能です。しかし、香典袋にも種類があるので選択ミスをしないようにすることが重要です。

香典袋の選び方

お店で売られている香典袋には、表書きが事前に印刷されていることが多いです。表書きは「御霊前」「御仏前」「御香典」があります。

 

お通夜に持っていく香典袋の表書きは故人の宗派にあったものを使用しましょう。また、宗教によっては水引の色が違ったり、印刷される柄が異なっていたりすることもあります。

香典袋の書き方とは

香典袋の表側には表書きと名前を記入します。香典袋には中袋がついているので、金額や自分の住所・名前を記入する必要性があります。書き方にもいくつかのマナーがあるので、記入するときは事前に調べておくと良いでしょう。

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お通夜と告別式どちらに持参するべきか

お通夜と告別式の両方に参列する場合は、香典を出すのはどちらが良いのか悩みどころです。もし両方に参列する場合は、香典は2回出す必要はありません。

 

両方に参列する場合は、香典はお通夜で渡し告別式は記帳のみで大丈夫です。不幸が重なる意味合いもあるため、香典を2回出すのはタブーと考えるようにしましょう。

叔父のお通夜・お葬式の服装について

叔父のお通夜やお葬式に参列する場合は、服装はどうすればよいでしょうか。基本的に身内でも一般弔問者と同じ服装で問題はありません。しかし、服装にもマナーがあるので身だしなみのマナーについてはしっかりと覚えておきましょう。

男性の服装マナーとは

服装に関しては礼服かブラックスーツを、着用するのが一般的なマナーとされています。その他に、ダークスーツでも問題はありません。ワイシャツは白色、ネクタイは黒で統一するようにしましょう。

 

ネクタイに関してはクロム時であっても光沢のあるものや、柄の入ったものは避けるようにしてください。

 

靴はクロム時の布製か合成革製です。ベルトも黒の合成皮で、金具がついているものやワニ・ヘビ革のベルトは避けましょう。

 

またネクタイピンは、付けないのが基本です。アクセサリーに関しても、結婚指輪以外も外すのが基本です。腕時計も出来るだけ外すようにしてください。

女性の服装マナーとは

女性の場合も男性と同じく黒を基調とした服装が一般的とされています。黒のワンピースやスーツタイプが望ましいでしょう。

 

ストッキングの色は基本的に黒無地がマナーとされています。素足はマナー違反とされているので、必ずストッキングを着用してください。

 

また女性も結婚指輪以外のアクセサリーは着用しないようにしましょう。イヤリングやピアスは過度な装飾とみなされています。ネックレスをどうしても装着したい場合は、一連タイプに留めておく必要があります。

 

髪の長い女性は、黒のヘアゴムでシンプルに結ぶのをおすすめします。カチューシャはカジュアルな印象を与えるので避けるようにしましょう。

叔父の葬儀に参列すべきかはしっかりと検討する

いかがでしたでしょうか。この記事では、叔父のお通夜に参列するべきかどうかについて解説をいたしました。叔父の葬儀は参列したほうが良いですが、難しい場合は身内の方に理由を説明をしたほうがトラブルの回避にも繋がるので注意するようにしましょう。