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祖母のお葬式はどう振る舞う?孫が知っておくべきマナーや役割を解説

祖母の葬儀に孫として参加するという経験は多くの方にいつか訪れるであろうことです。自分よりもはるかに年長者である祖母の葬儀が訪れた時は必ず参列すべきなのか、香典は必要なのか、孫には何か特別な役割はあるのかなどの疑問を解決して行きましょう。

公開日 : 2020/09/12

更新日 : 2020/09/12

目次

祖母の葬儀には必ず参列するべき?

父方、母方に関わらず自分とは2等親という近しい血縁関係にあたる祖母が亡くなるという経験は多くの方にいつか訪れることです。親の親である祖母と日頃から親しくしていた、または一緒に住んでいたという方にとっては人生で初めて訪れる身内の死である場合も多いでしょう。

 

しかしいくら近しい血縁関係に当たるといっても生前の関係は人それぞれです。ずっと遠方に住んでいてあまり会ったこともなければ、連絡を取り合っていた訳でもない・・・そのような場合でも祖母の葬儀には参列するべきなのでしょうか。

基本的には参列するべき

祖母と孫という近い血縁関係なので、祖母が亡くなった際の葬儀には参列するのがマナーです。一般的に「親族」という定義は「6等親以内の血族および3等親以内の姻族」とされています。祖母と孫は2等親でこの親族の範囲内なので、生前の関係に関わらず基本的には参列するものと思っておきましょう。

 

孫の立場から見ると、祖母の葬儀は家庭内の不幸にあたるのでできるだけ早く駆けつけて葬儀に参列するのが望ましいとされています。

 

 

お通夜と葬儀の両方に参列するべき?

日本のお葬式はお通夜、そして葬儀の2日間に渡って行われるのが一般的です。知人や仕事上の関係の方であればお通夜に参列はしても葬儀は遠慮させていただくことがよくあります。近年は夜に行われるお通夜は参列しやすいという理由で、お通夜にのみ参列する方も多くなっており失礼には当たりません。

 

では、祖母が亡くなった場合はどうなのでしょうか?祖母という血縁的にも近い親族が亡くなった場合は、お通夜、葬儀共に参列する方が良いと考えられています。もちろん、やむを得ない理由や遠方に住んでいて間に合わないという場合は例外ですが、基本的には両日参列するものと捉えておきましょう。

 

孫の立場であってもお通夜か葬儀のどちらかにしか参列できない場合は、喪主に理由を話し事前に承諾を得ておくようにすると安心です。

義祖母の場合も参列するべき?

亡くなったのが配偶者の祖母である場合も、お通夜とお葬式には参列するものと考えておきましょう。核家族化が進み義祖母とはあまり会ったことがない、もしくは会ったことがないという方も多くなっていますがお葬式となると参列するのがマナーです。

 

しかし、喪主から「大きなお葬式にはしたくないのでお葬式には来なくてもいいよ」と言われる場合もあります。その場合は喪主の意向を汲んで遠慮する方が良いでしょう。

 

祖母のお葬式に参列できない場合は

お葬式は突然やって来るものですので、どうしても参列できないという場合もあるでしょう。遠方に住んでいて葬儀に間に合わない、大きな試験と重なってしまった、子供が生まれたばかり、などのやむを得ない場合はまずは喪主となる方に連絡を入れるのがマナーです。

 

親族といえども連絡せずに葬儀に行かないのは失礼に当たります。親族との関係を崩すきっかけにもなり得る大きな出来事なので、参列できないと分かったらすぐに連絡を入れましょう。

仕事は忌引きが使えることも

お葬式は家族にとってとても大きな出来事なので、忌引き休暇の取得が認められることが多いです。しかし忌引き休暇は労働基準法で認められている休暇ではないため、会社によっては有給休暇を使う場合もあるでしょう。

 

祖母が亡くなりお通夜、お葬式に参列する場合の忌引き休暇の日数は3日間が一般的です。取得方法は会社によりけりで、口頭の場合もあれば書類に記入しなければいけないこともあります。いずれにせよ忌引き休暇は通常の休暇とは異なるため、まずは直属の上司に相談するようにしましょう。

 

 

祖母の葬儀に参列したくない場合は

生前疎遠だった、親戚にとの関係が良くないなどの理由から祖母の葬儀に参列したくないという方もいるでしょう。特に義祖母の場合は生前の関係が希薄な方も多いので、できれば参列したくないという方もいます。家族のとの関係は当事者になってみないと分からないことばかりですので、一概に参列しないのは悪いこととは言えません。

 

しかし、生前どんな関係であったにせよ故人に会える最後の機会がお葬式です。お葬式に参列しなかったことを数年後になって後悔するのはとてもよくある話なので、自分の中できっちりとけじめがつけられるか考えましょう。

 

それでもやはり参列したくない場合はきちんとした手順を踏むことが大切です。自分の両親に欠席の承諾を得て、その後喪主に連絡し弔電と香典を送りましょう。

祖母のお葬式での孫の役割とは?

お葬式全般を取り仕切るのは、故人と最も近い立場にあった人がつとめる「喪主」です。一般的には配偶者や故人の子供などが喪主をつとめる場合が多いです。葬儀は喪主、そして「遺族」が中心となり執り行われる別れの儀式で、それぞれに役割があります。

 

亡くなった祖母と一緒に暮らし生計を共にしていたのなら、孫であっても遺族に当たりますので忙しく動き回らなければいけないことも十分に考えられます。祖母のお葬式での孫の役割を予め知っておきましょう。

喪主を支える

祖母のお葬式の喪主を両親のどちらかがつとめるのであれば、孫の立場はとても重要なものになります。喪主は葬儀の手配や親族への連絡などやらなければいけないことがとても多く、故人が亡くなったことを悲しむ暇さえありません。

 

そんな時孫にあたる方は喪主の意向を聞きながら、親族への連絡を代わりに行ったり葬儀社とのやりとりをしたりすると良いでしょう。

お通夜や葬儀の受付

遺族の範囲に当たらない場合はお通夜や葬儀の受付係が回ってくることもあります。遺族が受付係を担当することは一般的にはなく、親族が行うことがほとんどです。というのもお通夜やお葬式の席では参列する方は香典を持って来られます。お金の管理になるので、信用できる親族が行うという訳ですね。

 

参列者からご香典を受け取り、芳名帳への記帳を促すというのが主な役割で難しい仕事ではありません。参列者一人ひとりに「お忙しい中誠にありがとうございます」と声をかけましょう。

買い出し係

お通夜やお葬式は普段使うことのない様々なものが必要になる場面です。黒のストッキング、黒のネクタイ、無地のハンカチなど服装に関するものはもちろん、お茶やお茶菓子など参列してくださった方にお出しするために必要なものも多くあります。

 

喪主や遺族は葬儀の準備で忙しく、細々とした必要なものを見落としてしまいがちです。忙しい喪主や遺族に代わり買い出しに行くのも孫の大切な役割です。

 

祖母のお葬式には香典は必要?

お葬式への参列の際は香典を包むのがマナーですが、祖母の場合はどうなのかと悩む方も多いでしょう。孫から祖父母への香典は、同居しているか否かによって包むべきなのかどうかが変わります。同居の場合は遺族に当たるため、香典を包む必要がありません。

 

亡くなった祖母とは別居しており親族に当たるのであれば香典を包むのがマナーです。その場合の金額は年齢や家族がいるかによって金額の相場が異なるので注意しましょう。

孫が未成年の場合

亡くなった方から見て孫にあたる方が未成年である場合、香典を包む必要はありません。香典はあくまでも独立し自分で働いている方が出すもの、と覚えておきましょう。二十歳を超えていても学生の立場であるなら香典は基本的には出さなくても良いとされています。

 

香典は基本的には一世帯で一つの香典袋で渡しますが、孫が未成年の場合は香典袋には名前を書かない方が無難です。名前を書いてしまうと香典返しを多く頂いてしまうこともあるので注意しましょう。

香典の相場は?

孫の立場で亡くなった祖母と別居している場合は香典が必要です。ではその相場はいくらくらいなのか見てみましょう。

 

  • 孫が独身で20代である場合は1万円
  • 孫が独身で30代である場合は1〜3万円
  • 孫が結婚している場合は連名で2〜5万円

 

ほどが相場です。夫婦連名で出す場合は中央に夫の氏名を書き、その左隣に妻の名前を書くようにしましょう。

正しい振る舞いを知っておきましょう

祖母のお葬式において、喪主でもなく場合によっては遺族でもない孫は故人との関係によって立場が変わります。しかし実の祖母であるか義祖母であるかに関わらず、どうしてもという場合を除いては最後のお別れをしに参列するのがマナーです。

 

お葬式ができるだけスムーズにすすむよう喪主や遺族、参列者に気を配りながら振る舞うことが求められる大変な立場ですが予め孫の役割を知っておけば安心です。祖母との最後の時間を大切に過ごしましょう。