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友達に送るお悔やみの言葉はどうするの?シチュエーション別に解説

友達の大切な方が亡くなられた場合は、お悔やみの言葉をどのようにかければよいのでしょうか。仲の良い間柄とはいえ、弔いに関してはマナーや注意点が必要になってくるのでしょうか。この記事では、友達にお悔やみの言葉を送る場合の留意点について解説をいたします。

公開日 : 2020/09/06

更新日 : 2020/09/10

目次

そもそもお悔みの言葉とは?

お悔やみの言葉とは、故人の死を悼み悲しむ気持ちを込めて、遺族の方々に対して述べる言葉のことをいいます。

 

親戚などとある程度遺族と関係がある人であればまだしも、一般の弔問客と遺族がお話しする機会はあまり多くありません。

 

弔問客と遺族が言葉を交わす場面は、通夜振る舞いを除けば弔問時の挨拶をするとき位です。弔問には、故人や遺族とゆかりのある、多くの人々が訪れます。

 

お悔みの言葉は、お通夜や告別式の会場入り口、香典を渡す際に受付の人に述べます。その後、会場の中で参列者を迎えている遺族に対してもお悔みの言葉を書けます。

 

短い言葉の中に、故人への哀悼の意と遺族へのいたわりの思いが込められていることが理想です。

友達に送るお悔やみの言葉について

昔から仲の良い友達、幼馴染やバイト仲間など、人生の中で迂回かかわりを持つ友達は、互いの人間性を彩り合う大切な存在です。

 

先輩・後輩・上司・分かといった関係とは違った心の許し方や腹の割り方ができるかけがえのない存在でもあります。そんな友達の家庭や親族に起こった不幸を、なんとか慰めてあげたいと思うのは人として当然のことでしょう。

 

弔事という特殊な場で送る言葉だけに、単なる日常的な親密さだけで済ませてしまうわけにもいきません。ここでは、友達に送るお悔やみの言葉とはどういったものかを解説をしていきます。

どのような言葉をかければよいのか

友達からの訃報を電話で伝えられたらどうすればよいでしょうか。突然のことで、心の準備は全くできていない状況なので、多くのことを語ることは難しいでしょう。

 

短い言葉の中に友達への思いやりを込めるだけで、精一杯かもしれません。うまく言葉が伝わらない中にも、友達の心痛を気遣う優しさだけは忘れないという気持ちで語ることが大切でしょう。

 

メールでの連絡の場合や直接顔を合わせた場合も電話の場合と同じような形で、心の整理がついている文面で構いません。何よりも、心を込めることが一番大事です。

 

お通夜や告別式の場で友達と直接顔を合わせてお悔やみの言葉を述べる場合は、友達同士であっても正式な場での慣例的な言葉を用意するようにしましょう。

お悔やみの言葉を送る場合の注意点とは

お通夜などのお悔やみの言葉を述べる場でまず基本的に守らなくてはいけないことは、長話をしないということです。

 

友達の心の痛みを少しでも和らげてあげたい気持ちは非常に大事ですが、遺族は礼儀を維持しつつ多くの参列者からの挨拶を受けなければいけない遺族の立場についても考えてあげましょう。

 

また、故人ば亡くなる前の様子や亡くなった要因についてを根掘り葉掘り質問するのは、遺族の気持ちを考えると避けるべきと考えてください。故人を悼む気持ちや遺族へのいたわり・思いやりを短い言葉の中に込めることを忘れずにお悔やみの場へ向かいましょう。

忌み言葉に気をつける

お悔やみの場では、忌み言葉に気を付ける必要があります。まず、繰り返しを表現する言葉は、不幸なことが重なって起こることを連想させる不吉な言葉とされています。

 

具体的には、「重ねて」「重ね重ね」「重々」「再度」「たびたび」「ますます」などさまざまな表現があります。同じように継続を表す言葉も忌み嫌われています。例えば、「続いて」「引き続き」「この先も」などです。

 

また「生きる」「死ぬ」「生存」など命に関わる直接的な用語や表現も避けるべきといえるでしょう。「ご生前」「ご逝去」などの正式で慣用的な儀式用語に置き換える必要性もあります。

 

さらに、「切れる」「離れる」「浮かばれない」「とんでもない」など縁起が悪いとか不吉であると思われる可能性が高い表現も避けましょう。

 

あらかじめ、これらの禁忌とされる言葉をお悔やみの言葉に入れないよう練習しておくなど、遺族の前でうっかり使わないよう十分な注意が必要です。

宗教用語に気をつける

宗教・宗派によるお悔やみの言葉の違いにも注意が必要です。基本的に仏教では、生前の善悪行によって天国へ行くか地獄へ行くかといった考え方があるので、故人が天国へ行って幸せになることを願う意味で、「ご冥福をお祈りいたします」という言葉を使用します。

 

宗教によっては、冥福を祈るという言葉は不適切な場合もあります。自身の宗教に合わせた言葉でお悔やみの言葉を使うようにしましょう。

敬称について

友人の家族が故人である場合の呼び方について見てみましょう。基本的には、お父様・お母様と言っても失礼には当たりませんが、正式な言いからも確認してできれば儀式性が必要な雰囲気の中ではそちらを使うようにしたほうが良いでしょう。

友人の両親の場合

基本的には、お父様・お母様ですが、ご尊父・ご母堂という呼び方もあります。

友人の祖父・祖母の場合

おじい様・おばあ様が基本的ですが、ご祖父様・ご祖母様という呼び方もあります。

友人の子供の場合

ご令息様・ご子息様や、ご令嬢様・ご息女様・お嬢様という呼び方があります。

お悔やみの言葉のかけ方と送り方について

友達にお悔やみを送る場面を想定しながら、場面ごとの文例を考えていきましょう。基本的には、最初の訃報の連絡を受ける場合の想定で文例を作成する必要があります。

直接会ったとき

友達から直接面と向かって口語で家族の訃報を知らされた場合、友達の口から死因などの深刻な話を聞かされるかもしれません。

 

友達が話す範囲であれば、しっかりと聞いて挙げるほうが良いでしょう。自分から詳しく聞き出すことさえ避ければ問題はありません。ただ、長話をする状況ではないので適度なタイミングでお悔みの言葉をかける必要があります。

 

しどろもどろでも、どぎまぎしながらでも構いません。友達の心の痛みに寄り添おうとしているい気持ちをしっかり伝えることが大きな励ましとなるはずです。なお、お通夜などの会場で正式な形でお悔やみの言葉を述べる場合は、儀式的な言葉を準備しておきましょう。

電話の場合

友達から電話で家族の訃報を受けた場合も、一般的には直接顔を合わせて知らされた場合と同じような状況だと考えてよいでしょう。

 

こちらから、死因など深刻な内容の質問が避けるべきですが、友達のほうからいろいろと故人の最後の様子などを話してくれる場合は、できるだけ耳を傾けてあげるようにしましょう。

メールやLINEの場合

メールやLINEの場合は、口頭ではなく文字による表現をとっていますが、場合によっては口頭と同じ形であると言えるでしょう。

 

また、儀式的なお悔やみの言葉ほどかたい言い回しは必要ではありませんが、口頭でのお悔みや日常的なやり取りよりは整った形の文面にすることもあります。

 

あまり礼儀正しいお悔みメッセージは、送られた側の友人もかえって心の距離を感じてしまうかもしれません。お悔やみを申し上げますという言葉を友達にラインで送るよりは、「突然の訃報で驚いています。本当にご愁傷様でした」と送ると良いでしょう。

手紙の場合

遠方にいる級友から手紙による訃報が届いた場合は、すでに通夜や告別式は終了しているでしょう。友達の心の悲しみを思いやり、遠方ゆえ駆けつけて手伝いや励ましをすることが難しいことの謝罪や、遠方からですが故人の冥福と友達の健勝を願う手紙を送りましょう。

 

形としては、メールでのお悔みに近い文面でも構いませんが、相手の家族も手紙を見ることを考慮に入れ、より正式で儀式的な言葉遣いを意識することを心がけます。

友達の身内が亡くなった時のお悔やみの言葉は

友達の両親やおばあちゃんやおじいちゃんが亡くなった時にかける言葉は、どのようなものがあるのでしょうか。

 

ここでは、分かりやすく解説いたします。

母を亡くした友人への手紙について

突然、友人や親友のお母さんが亡くなったと聞いたら驚いてしまいますよね。しかし、できるだけ公にしたくないケースもあるので、亡くなった原因については、こちらから聞かないようにするのがマナーです。

 

メールや手紙で送る場合は、「ご愁傷さまです」「お悔やみを申し上げます」などの一般的なお悔やみの言葉がしっくりこないこともあります。

 

そんなときは、改まった言葉ではなく、シンプルに相手を気遣ってあげてください。

・「大変だったね」

・「なにか手伝えることがあったら言ってね」

・「無理しちゃダメだよ」

など多くを語る必要はありません。

 

大切な友人が大切なお母さんを亡くしたのですから、お悔やみの言葉をそつなく伝えられるような、スマートさも必要はありません。亡くなった友達への手紙なので、堅苦しい文章だと相手も距離を感じてしまうかもしれません。

 

友人だけでなくても手紙を書く機会は少ないでしょう。手紙で自身がないのであれば、メールやLINEでお悔やみの言葉を伝えても良いでしょう。

友達の祖父母が亡くなったとき

友達のおばあちゃんが亡くなった時や友達のおじいちゃんが亡くなった時にかける言葉は、どのようなものが良いでしょうか。

 

高齢であることが多いので、亡くなった原因については疑問を持つことは少ないでしょうが、一般的にそういった質問をするのはタブーでしょう。

 

「ご愁傷さまです」「お悔やみを申し上げます」という一般的なお悔やみの言葉を使っても良いでしょうが、形式にとらわれず自分の言葉で気遣ってあげると良いでしょう。

 

送った文章については、友人の親にお悔やみの手紙を送るときと同じような内容で問題はありません。

友達に送るお悔やみの言葉は相手への配慮を忘れない

いかがでしたでしょうか。この記事では友達へのお悔やみの言葉について解説をしました。仲の良い友達だからこそ言葉をかけてあげたくなるもの。そんなときに、いつもの友達としてではなく相手への配慮も忘れないようにしましょう。