お墓参りの服装は何を着るべき?目的に合わせた服装をご紹介

公開日 : 2020/9/4

更新日 : 2021/1/22

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お墓参りに行く際、どんな服装をしたらいいのか悩みますよね。お墓参りの服装は、行く目的に合わせるのがよいとされています。今回は目的別に、おすすめの服装をご紹介します。立場別の服装や、避けるべき服装についてもみていきましょう。

公開日 : 2020/9/4

更新日 : 2021/1/22

目次

お墓参りで着る服装とは

お墓参りで着る服装に決まりはなく、普段着で構わないとされています。とはいえ、ある程度のマナーは必要です。男性と女性それぞれの服装のポイントをご紹介します。

男性の場合

法事ではブラックスーツを身に着けますが、お墓参りの服装は普段着るもので問題ありません。ただし、お墓は故人や先祖が眠ってる場所なので、なるべく落ち着いた服装が好ましいでしょう。

女性の場合

女性も男性と同じく、普段着でよいとされています。お墓へはいつお参りに行ってもいいものなので、お墓参りをするたびにきっちりした格好をする必要はないのです。あらたまった格好は、故人や先祖に大切な報告をするときくらいでよいでしょう。

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お子様の場合

通常のお墓参りの場合は、私服でも構いませんが、仏教法事の場合、制服があれば制服を着用します。なお、三回忌までは喪服、それ以降は略式の喪服でも良いとされています。法事には参列せず、お墓参りにだけ参加する場合も同様です。なるべく地味目の服装にしましょう。

目的別のおすすめの服装

服装に決まりはないですが、目的ごとにある程度守るべき服装のマナーがあります。目的別に、おすすめの服装をみていきましょう。

一周忌などの法事【ワイシャツは白・靴は黒】

法事でお墓を訪れる場合は、きちんとした格好をしなくてはなりません。三回忌までは男女ともに喪服を着用します。男性はブラックスーツ、女性は黒のワンピースまたはスーツが一般的です。

 

七回忌以降は平服でいい場合が多いです。男性も女性も黒以外に紺やグレーの服を着用できます。しかし平服でも男性ならワイシャツは白で靴は黒というように、ある程度の決まりはあるので注意してください。

春と秋のお彼岸

春分の日と秋分の日のそれぞれ前後1週間は、お彼岸になります。お墓参りに訪れることが多い日ですが、服装は自由です。いつも通りの服装でお墓参りに出かけましょう。ただし親戚などが集まる場合は、少しフォーマルな格好を意識することをおすすめします。

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お盆

お盆のお墓参りは、普段着で問題ないでしょう。親族と集まるならば、清潔感を意識して落ち着いた服装にするのが好ましいです。ただし法要がある場合は、礼服を着用します。お盆の時期はかなり暑いことが予想されるので、夏用の礼服がおすすめです。

節目の日

入学式や入社式など、人生の節目の日に故人や先祖に報告に行くことがあるでしょう。節目の日の墓参りは、成長が一目でわかるような服装がおすすめ。入学式なら制服、入社式ならリクルートスーツを着ると、故人や先祖が喜ぶはずです。

 

節目の日に履く靴は履きなれていないことが多いので、お墓までの足場が悪い場合は十分注意してください。

掃除【ジーパンなどの汚れてもいい服装・靴はスニーカー】

掃除がメインの場合は、ジーパンなど汚れても問題ない恰好がよいでしょう。時期によっては汗をかくこともあるので、着替えがあると安心です。足元は長靴かスニーカーを履いて、掃除の際に汚れてもいいようにしてください。

立場別のおすすめの服装

場合によっては、友人や嫁としてお墓参りをすることもあります。自分のお墓参りとは違うため、何を着たらいいかわからず悩む人は多いでしょう。友人・嫁としてお墓参りする場合におすすめの服装をご紹介します。

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恋人とのお墓参り【彼氏・彼女の家族と一緒に】

お坊さんを呼ぶような法要など、正式なお墓参りではないですから喪服やスーツまで着る必要はありません。お墓参りの服装には特に決まりはありません。ですが、彼氏のご家族に会うのですからそれなりに清潔感のある格好が望ましいです。

 

ショートパンツやミニスカートなどの露出は控えること。お墓回りの掃除などお手伝いする場面がないとも限りません。当然ですが派手な色も避けた方がいいです。白っぽい色や紺、グレーとかを基調にしてパステルカラーを合わせるくらいの色調に押さえておいた方が無難でしょう。

友人としてお墓参りする場合

法要がある際は礼服を身に着けますが、普段のお墓参りなら普段着で構いません。遺族や親族がいる可能性があるので、なるべく落ち着いた服装にしましょう。不安な場合は友人が何を着ていくか尋ねて、格好を合わせるのも手です。

嫁としてお墓参りする場合

嫁としてお墓参りする場合も服装は自由です。常識の範囲内で服装を決めるとよいでしょう。落ち着いた雰囲気を出すならば、黒のワンピースがおすすめです。夏は1枚で、春秋冬はジャケットを羽織って着れば、きちんとした感じがでます。

お墓参りで避けるべきNGな服装

基本的には何を着てもいいお墓参りですが、最低限のマナーは守るべきです。マナー違反にならないように、お墓参りで避けるべき服装をみていきましょう。

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カジュアルすぎる服装

短パンやキャミソールなど、カジュアルすぎる服装はマナー違反です。露出のしすぎはよくないので、暑い時期のお墓参りでも、袖があるものと膝くらいまで隠れるパンツやスカートを身に着けましょう。

 

どうしても暑い場合は、お墓参りのときだけノースリーブの上にカーディガンを羽織れば問題ありません。

派手すぎる服装

カジュアルすぎる服装と同様に、派手すぎる服装も避けるべきです。派手な飾りがついていたり、蛍光カラーの目立つ色を身に着けたりするのはよくありません。アクセサリーも、華美なものは避けましょう。

 

シンプルなものにするか、お墓参りのときだけアクセサリーを外すかして、対処が可能です。ただし子どもについては、マナーを厳しくする必要はないでしょう。子ども服は派手なものが多いので、いつも通りの恰好で構わないです。

肌の露出・毛皮のついたファーは避ける

暑いときでも、ノースリーブやショートパンツといった露出の多い格好は、墓参りではNGとなります。目上の人に会うマナーとして控えたほうがよいという点以外に理由があります。墓地まわりは緑が多く、葉っぱによる擦り傷や虫刺されなどの恐れがあるためです。

 

ノースリーブにはカーディガンなどを羽織り、長めのズボンで肌を守りましょう。また、仏教では、殺生を嫌います。毛皮やファーは、生き物を殺して手に入れる服装です。毛皮やファーのついた服・小物は、殺生をイメージさせてしまうため、避けましょう。

お墓参りに持っていくもの一覧

服装だけでなく、持ち物の確認も忘れてはいけません。お墓参りに持っていくものは、お線香・ろうそく・マッチやライター・お供え物・数珠・お花です。マッチやライターは忘れやすいので気をつけましょう。

 

事前に、お線香・ろうそく・マッチやライターの墓参りセットを購入しておくと安心です。

服以外で気を付けるべき点

服以外にも、気を付けるべき身だしなみはあります。その際に意識するポイントは、墓参りの時期や場所に合わせて身だしなみを気を付けるという点です。以下で主なポイントを紹介していますので、ご確認ください。

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夏や冬の気温の変動がある季節は帽子OK

暑い日や寒い日は帽子をかぶって出向いても問題はないでしょう。ただし、 お線香をあげる間だけでも帽子をとりましょう。通常、目上の人へご挨拶するときには、帽子をとりますよね。墓参りにおいても、帽子をかぶったままではマナー違反ですので気を付けましょう。

髪型は気にしなくても大丈夫

髪型については、自由もかまいません。ただ、髪の長い女性は、墓掃除しやすいよう束ねましょう。髪の色については、以前なら明るすぎると先祖に対して失礼だとされていました。しかし、今ではどのような髪色でも、咎める人はほとんどいません。

靴は用途に合ったものをはく

墓参りには、スニーカーや運動靴など、歩きやすい靴を履いていくか、もしくは持参するようにしましょう。きちんと整備された墓地なら問題ないありませんが、石階段が続くような墓地では、足元が危険です。とくに雨のときは滑らないよう気をつけましょう。

お墓参りのマナー

お墓参りをする上で、守るべきマナーがいくつかあります。知らないうちにマナー違反とならないよう、今のうちに覚えておきましょう。

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夜間は避ける

夜間にお墓参りをするのは、危険なので避けたほうがよいでしょう。足元が見えないと、つまずいて転んでしまうかもしれません。

 

また、お寺の敷地内にあるお墓では、夜に人の声がすると住職に不審がられる可能性が高いです。明るい時間帯にお墓参りをして、気持ちのよい形で故人と先祖に顔を合わせましょう。

ロウソクの火は手で消す

ロウソクの火は、口ではなく手で消すのがルールです。仏教では人の息が不浄なものだとされているためで、ロウソクのほかお線香の火も手で消します。立ったままではなく、しゃがんでおこなうようにしましょう。立った状態では、墓石を見下げる格好になってしまいます。

お供え物は持ち帰る

お供え物はお墓に置いたままにせず、持ち帰りましょう。野生動物に食べられる可能性があるだけでなく、エサがある場所と判断した野生動物が頻繁にお墓に出没する危険性があります。

 

自宅に持ち帰ったお供え物は、食べて問題ありません。食べることがご利益につながるとも言われているからです。お酒など、野生動物が食べないようなものでも、なるべく持ち帰ったほうがよいでしょう。

 

お供え物と合わせてお花も持ち帰る必要があります。放置しておくと、花粉が墓石について汚れるかもしれないからです。

お墓参りで掃除をする場合について

お墓参りで掃除をする場合は、掃除道具を用意する必要があります。具体的にどんなものが必要なのかみていきましょう。また、掃除の流れもご紹介します。

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管理している方への挨拶

お墓を訪れたら、まずはその墓地・霊園を管理している管理者の元へ足を運び挨拶をしましょう。お寺の墓地の場合は、最初に寺院のご住職にご挨拶をしましょう。その際には、お寺の仏様への挨拶も忘れないよう意識しておきましょう。

必要な掃除道具

必要な掃除道具は、ほうき・ちりとり・軍手・雑巾・歯ブラシ・ひしゃく・ゴミ袋など。ほうきとちりとりはお墓周りの掃除に使い、雑巾は墓石を拭くために使用します。歯ブラシは墓石の目地を磨くのに最適です。

 

墓石は汚れている場合があるので、軍手をしたほうがよいでしょう。ひしゃくは水を使って掃除するときに使いますが、墓地に備え付けてあることもあります。ゴミ袋は、汚れたものや不要なものなどを入れられて便利です。

掃除の流れとは

まずはお墓の区画内の掃除をします。落ち葉を掃いたり雑草を抜いたりしてきれいにした後は、香炉などを雑巾で拭きましょう。次に、墓石の目地を掃除します。目地は時間が経つと黒ずんでしまうため、歯ブラシなどで磨く必要があるのです。

 

最後に墓石を本体を雑巾で磨いたら、掃除は完了です。お墓を常にきれいな状態にしておくと、故人や先祖が喜びます。

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お墓参りに行けない場合はどうする?

遠方や仕事、高齢など墓参りに行きたくても行けない方におすすめなのが墓参り代行サービスです。本人の代わりに業者の方が墓掃除や草むしり、お供えなどをしてくれます。

 

墓掃除は水アカやコケ、墓石の文字までキレイにしてくれるので、長い間墓参りに行けていなかった人には特に嬉しいサービスです。墓参りの作業前と作業後の写真をもらえるため、墓の状況が分かるのも安心です。

お墓参りは基本的に私服でOK

お墓参りに決まった服装はなく、基本的には私服でよいでしょう。法事の際はきちんとした格好をしなければなりませんが、法事以外では目的に合わせた服装でお墓参りをしてください。お墓参りのマナーを守り、故人や先祖に思いを馳せましょう。定期的にお墓の掃除をして、綺麗な状態をキープしましょう。