葬式に参列する時のマナー【髭は剃るべき?髪型や服装のマナーなど】

公開日 : 2020/5/23

更新日 : 2020/9/9

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お通夜や葬式に参列する時に髭を生やしていてもいいのでしょうか?葬式などに参列する際に男性の場合、髭や髪の毛、服装などどういった部分に注意したら良いのかについて紹介しています。多くの方が参加する葬式なので失礼の無いように事前にマナーを確認しておきましょう。

公開日 : 2020/5/23

更新日 : 2020/9/9

目次

そもそも葬式とは?

昔は「葬」という漢字は葬るとして使用される事もありました。「はぶる」という意味は、遺体を野火送りにして棺に入れて埋葬する流れを行う事です。 葬式は、はぶる為の一連の式を指す言葉です。今はお通夜~葬儀、告別式の一連の流れを総称して葬式という言葉で使われています。

 

葬式や葬儀の意味について知らない方も多いので確認しておくと良いです。葬式やお通夜、告別式などでは服装や身だしなみは特に周りから見られる事が多いです。周りの方がきちんとした服装で来られているので、その場に合った服装や身だしなみをする事が大切です。

 

今回は葬式に参列する時に髭を生やしていても良いのかについて詳しく紹介しています。葬式に参列する時の髪型や服装についても詳しく解説していますので、葬式に参列される方は事前に確認しておきましょう。

葬儀の意味

葬儀は葬送儀礼という言葉を省略した言い方です。遺族や親族などが故人を火葬する前に死を悼んで成仏して冥途に行けるようにお祈りするという儀式の事です。儀式の一般的な流れはお通夜の後に葬儀、告別式を行い出棺、火葬と進みます。


葬儀と告別式が一緒に行われる事も多いですが、葬儀は宗教的な意味のある儀式の事で、告別式は故人と最後のお別れをするための式です。葬式について紹介しましたが、葬式と葬儀は違うのかについても見てみましょう。

葬式と葬儀は違うの?

葬儀は故人を送り出すための宗教的な儀式の事です。葬式は故人を悼み、弔うために行う事の総称の事です。実際には葬儀と葬式を分けて使用する事は少なくて同じような意味として使われている場合が多いです。喪主の場合には、葬儀と葬式の意味を理解しておくようにしましょう。

葬式に参列する時に髭を生やしていても良いの?

葬式や通夜、告別式などの故人を悼むために行う大切な式に参列する時には服装などのマナーや身だしなみには特に注意が必要です。男性の場合、髭を生やして参列しても良いのかと疑問に思う方もいますが、絶対に剃らなくてはいけないというわけではありません。

 

大切なのは周りからどのように見えるのかです。自分では綺麗に整えている髭のつもりでも不潔に感じられてしまっている場合もあります。長すぎる髭や顎全体を覆うような髭の場合、不快に思う方もいます。自分目線で考えるのではなく、周りの方からの目線で考えましょう。

 

それでは、葬式ではどういった髭なら許容されるのでしょうか?また、基本的に葬式などに参列する時の服装や身だしなみについてのマナーを確認しておきましょう。葬式に参列する男性の場合の髭や服装、身だしなみについて詳しく見てみましょう。

普段から髭を伸ばしている方

髭は剃っておくのが無難です。特に何も手入れのしていない髭で葬式に参列するのは良くないです。そういった方は清潔感が出るように綺麗に剃っておきましょう。中には髭を伸ばしている方や普段から髭の手入れをしている方もいます。その場合には剃らないで参加しても構いません。

 

普段から髭を伸ばして手入れをしている方は髭がその人のトレードマークになっている場合もあり、周りの方も不自然に感じてしまうのでいつも通りの髭で参加するようにしましょう。葬式では身だしなみを見られる事も多いので特に綺麗に整えるようにしましょう。

 

無精髭ではなく仕事でも特に問題にならないような髭であれば葬式に参列していても問題ないです。ただし、カジュアルな雰囲気のある髭では葬式の雰囲気に合わないので上品な髭に整えるか綺麗に剃るようにしましょう。

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髭以外の身だしなみもチェック

葬式に参列する時には髪型にも注意しましょう。なるべく清潔に見えるように心がけます。髪の色は明るい方はなるべく暗めにします。染めるのが大変な場合にはその時だけスプレーを使い、黒くするのも一つです。スプレーは汗や雨で落ちやすいので注意しましょう。

 

前髪は目にかからないようにして焼香やお辞儀をした時に目に入らないようにしましょう。前髪を伸ばしている場合には、切るか横に流して目に入らないようにします。目に入ると不潔に見えてしまいます。ワックスで髪を固定する時にはつけすぎないように注意しましょう。

 

髪が長い場合は短く切るか後ろで結ぶようにします。髪の毛を結んだりピンでとめる時には黒い色のものを使用して目立たないようにしましょう。結ぶ位置は耳より下にすると良いです。女性はアクセサリーなどにも注意が必要ですが、男性は清潔感が感じられるかどうかが大切です。

葬式に参列する際の服装のマナー

葬式に参列する時の一般的な服装はブラックスーツです。ブラックスーツは一見、普通のスーツのように見えますが黒の濃さが全く異なります。深く濃い黒なので上質に見えます。その為、間違えてビジネススーツを着用していくと周りの方と並んだ時にすぐにばれてしまいます。

 

ブラックスーツは大学生や社会人になる時に1着用意しておくと万が一、何かあった時にも安心です。葬儀が急でどうしても用意が難しい場合には黒いスーツで代用したりレンタルサービスを利用するのも一つですが、なるべく用意しておく方が良いです。

 

ブラックスーツは長く使用できるようにゆったりとした作りになっています。合わせるシャツは白くて無地のものを選びます。ネクタイ・ベルト・靴下・靴も全て黒で統一します。また、ネクタイピンはしないでシャツの下にはベージュか白の肌着を着用するようにしましょう。

その他の小物の注意点

葬式では鞄や腕時計、指輪などの服装以外の小物についても注意した方が良いです。腕時計はしても構わないですが金属のものやキラキラと光るようなものは葬式の場にふさわしくないので避けて腕時計のバンドや文字盤の色やデザインなどに注意してシンプルなものにしましょう。

 

靴は黒くて光沢の無い、シンプルなものにします。おしゃれで履くようなデザインや先がとがったもの、歩いた時にコツコツと音がなるようなものは避けましょう。鞄は男性の場合、基本的には持たないですが、持つ場合には黒くて装飾や光沢のないシンプルなものにします。

 

指輪は結婚指輪ならつけても良いとされています。それ意外におしゃれ目的でつける指輪やブレスレットなどは全て外しておきましょう。ピアスも忘れずに外しておきます。葬式はおしゃれをする場ではないという事をよく考えて準備しましょう。

葬式の際は髭を剃るのが無難

葬式では身だしなみや服装などはとても大切です。普段は特に気にしないような方でも、葬式に参列する時には鏡をよく見て周りから清潔に見えるかどうかを確認しましょう。自分では整えているつもりでも周りから見ると違う場合もあるので髭は剃っておくほうが無難です。