お通夜の男性の服装マナーは?持ち物についても解説します!

公開日 : 2020/4/20

更新日 : 2020/9/8

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親族、知人・友人、会社でお世話になった方等の突然の訃報により、お通夜に参列する場合がありますが、準備をする時間も無く、仕事場から直接参列に向かうことも少なくないでしょう。今回は、お通夜に参列する際の男性の服装マナーについて詳しく解説します。

公開日 : 2020/4/20

更新日 : 2020/9/8

目次

お通夜とは?

お通夜とは、葬儀・告別式の前日の夜に親族や故人と関係の深かった友人・知人が参列し、故人との別れを惜しみ、冥福を祈る儀式です。元々は、この儀式を夜通し朝まで行なっていたため「お通夜」と呼ばれますが、現在では18〜19時ぐらいから2〜3時間かけて執り行われるようになっています。

 

通常は、故人が亡くなった翌日にお通夜、翌々日に葬儀・告別式という日程で儀式が執り行われます。葬儀・告別式は日中に行われるため、参列の難しい方がお通夜に参列することも最近は多くなってきています。

お通夜の男性の服装

お通夜は急な参列になることがあるため、あらかじめ確認しておかないと服装に迷うことも多いでしょう。ここからは、お通夜の男性の服装を見ていきましょう。

スーツ

お通夜の男性のスーツについてですが、一般的には喪服が良いとされています。しかし、故人の訃報を受けて急に参列することも多く、そういった場合は仕事場から直接向かうこともあるでしょう。喪服が準備することが難しい場合は、黒や濃紺、濃いグレーのスーツで参列することが望ましいです。

 

このとき気をつけなければいけないのが、光沢やツヤのあるものは避けるということです。法事では、光沢やツヤのあるものは派手な印象となるため身につけません。たとえ、黒系のスーツであったとしても、光沢やツヤのあるものは選ばないようにしましょう。

ネクタイ

ネクタイは、柄や刺繍の無い無地の黒色のものを選びましょう。法事では、基本的に黒色のネクタイを着用しますので、持っていない方は用意しておくことをお勧めします。

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シャツ

シャツは、白色の無地のものを着用します。色、柄物や特殊なボタンのものは避けるようにしましょう。夏場は、半袖のシャツでも問題はありませんが、肌が見えないように必ずシャツの上に喪服やスーツを着用するようにしましょう。

靴下

靴下は、黒色の無地のものを着用しましょう。柄やマークの入ったもの、白色のものなどはマナー違反となりますので、あまり目立たない部分ではありますが気をつけるようにしましょう。

靴は、黒色のシンプルなものを着用しましょう。光沢があるものや、スエード生地のもの、派手な装飾のあるものは避けましょう。

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バッグ

バッグについては、男性は持たないで参列することが一般的です。参列する際の持ち物が、香典、ハンカチ、数珠、財布程度と少ないため、これらは喪服の内ポケットに入れます。

 

バッグを持参すること自体はマナー違反ではないため、どうしても持ち物が内ポケットに入りきらない場合等、持参しても良いでしょう。しかし、マナー違反となる光沢のあるものや派手なものは避けるようにしてください。

アクセサリー

アクセサリーは、結婚指輪と腕時計以外は外して参列しましょう。結婚指輪については、ダイヤなどの派手なものである場合は外してください。また腕時計については、派手な装飾や色、柄のものは避けるようにしてください。

お通夜の男性の服装マナー

ここまではお通夜の服装についてご紹介しました。ここからは服装に関するマナーについてご紹介しますので、故人やご遺族の方に失礼のないように覚えておきましょう。

派手になるものは全てNG

法事全般的なマナーとなりますが、派手にならないようにすることが最も大切です。光沢やツヤのあるもの、肌の露出が多いもの、色柄が派手なもの、華美な装飾のあるものは、NGです。

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突然の訃報を受けての参列の場合

突然の訃報を受け急に参列する場合は、喪服や黒系のスーツをどうしても準備できない場合があります。この場合、私服でお通夜に参列しても問題はありませんが、最低限派手にならないように黒系の地味な私服を選んで着用するようにしましょう。

仕事帰りに参列する場合

仕事帰りに参列することになった場合は、平服でも問題ありません。平服とは、黒やダーク系のスーツになります。「平服」という文字から、普段着を連想される方もいるかもしれませんので、注意してください。

 

ネクタイについては、黒色や地味な色のものをどうしても準備できない場合は、派手なものを着用するよりは、外していくほうが良いでしょう。

正喪服は遺族や近親者のみ着用

喪主の方やご遺族、近親の方は、正喪服を着用するのが一般的です。その他の参列者については、準喪服を着用することがマナーとなります。これは、喪主の方や遺族の方よりも喪服の格式が高くならないようにすることが礼儀とされているからです。男性の正喪服は、和装やモーニングスーツ、準喪服はブラックスーツになります。

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殺生をイメージさせる革製品は着用しない

こちらも法事全般のマナーとなりますが、殺生をイメージさせる革製品の着用はNGです。ファーやスエード生地、動物柄のものは、着用しないでください。例外として、ベルトと靴については革製品でも問題ありません。光沢の無い地味な色のものを着用しましょう。

お通夜の持ち物

ここまでは、お通夜の服装についてご紹介してきましたが、持ち物や小物についても気を配る必要があります。ここからはお通夜に参列する際の持ち物について見てきましょう。

数珠

お通夜に参列する際、数珠は必要です。数珠の貸し借りは、マナーに反しますので、必ず持参しましょう。焼香の際に、数珠を左手で持ち、右手で焼香を行います。数珠の種類は、本式数珠と略式数珠がありますが、どちらを持参しても問題ありません。

香典

香典も必ず持参する必要があります。香典袋そのままで持参するのは、マナー違反となります。必ず袱紗に包んで持参しましょう。

 

また、中に入れるお札については、新札でも旧札でも特に問題はありませんが、あらかじめ用意していたという印象を与えるのは失礼にあたりますので、新札を入れる場合は、折り目をつけて入れるようにしましょう。

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ハンカチ

ハンカチは涙を拭く際に必要です。色は白色のものを用意しましょう。最近では黒色の物もマナー違反とはなりませんが、光沢のあるものや色柄があるものは避けましょう。

葬儀・告別式の男性の服装

葬儀・告別式の服装についても、基本的にはお通夜と同じ喪服、平服で問題ありません。ただし、お通夜のように突然の参列では無いため、私服やマナーに反する服装はNGです。十分に服装マナーを確認して参列するようにしましょう。

いざという時のために服装マナーを確認しておきましょう

今回は、お通夜の男性の服装および服装マナーについてご紹介しました。

 

お通夜は急に参列することになる場合が多いものです。今回ご紹介した内容をよく確認していただければ、いざという時に故人やご遺族に失礼の無い服装で参列することができ、落ち着いた気持ちで故人を供養することができるでしょう。