【相手に迷惑をかけない】お見舞いに行く時の適切な服装のマナー
公開日 : 2020/4/20
更新日 : 2020/9/10
お見舞いに行くときには、実に色々な服装のマナーがあり、非常識な身だしなみをしてしまうと、相手を怒らせてしまうこともあります。今回は、お見舞いに行くときの適切な服装や身だしなみのマナーについて説明するので、マナーを理解して相手に迷惑をかけないようにしましょう。
公開日 : 2020/4/20
更新日 : 2020/9/10
目次
通常のお見舞い時の服装のマナー
通常のお見舞い時の服装のマナーでも、黒い服や派手な服を着るとマナー違反となるため、シンプルで明るい色合いのの服装を着て、病院に行かなければいけません。
季節ごとの服装の注意点(スーツ)
スーツを着てお見舞いに行く時は、リクルートスーツのような真っ黒なスーツを着てしまうと、患者に迷惑をかけてしまいます。また、女性の場合はスカートが短くても行儀が良くないため、露出が少なくてグレー等の明るい色のスーツを着るようにしましょう。
季節ごとの服装の注意点(男性・普段着)
男性の場合は女性に比べて派手な服や露出の多い服は少ないですが、真っ黒な服装にしてしまいがちなので、黒ずくめの服装にならないようにしましょう。
夏
夏になると汗をかくため香水を付けたくなりますが、相手に迷惑をかけるため香水や制汗剤は付けないようにしましょう。夏になると短パンを履きたくなりますが、下半身の露出が多い服装は不潔であり、あまり患者に好まれないため、長ズボンを履いておいた方が良いでしょう。
春・秋
男性の春や秋の服装に関してはそこまで注意点はありません。ただし、スーツの場合は黒い物を着てしまいがちなので、スーツを着る時は明るい色のスーツを着るようにしましょう。
冬
男性は女性に比べて暗い服装になりやすく、冬になると黒づくめの服装にしたくなりますが、黒づくめの服装は死を連想させるので絶対に避けておくようにしましょう。どうしても黒いコートしかない場合については、病院の外で黒いコートを脱いで明るい服装にしておきましょう。
季節ごとの服装の注意点(女性・普段着)
女性は男性に比べると、露出が多い服装や派手な服装が豊富にあるため、露出が多い服装や赤い服を着てお見舞いに行くことが無いようにしましょう。
夏
夏の場合は女性は露出が多くなるため、短すぎるスカートや、胸元が開いたシャツを身に付けないように気を付ける必要が有ります。どうしても暑さをしのぎたい場合に関しては、アームカバーを身に付けたり、ストールを着たりして対応するようにしましょう。
春・秋
春や秋になると派手な服装を着たくなりますが、血液を連想させる赤色の服を着てしまうと、患者に不快感を与えてしまいます。秋や春に見舞いに行くときは、原色ではなくてパステルカラーの服装を着るようにして、相手に迷惑をかけないようにしましょう。
冬
冬場になると暗い色合いの服を着がちですが、黒づくめの服装にしてしまうと、死を連想させてしまうためマナー違反となってしまいます。冬場の服装に関しては黒いコートではなく、灰色やベージュのコートを着てお見舞いに行くようにしましょう。
子供の服装の注意点
子供の服装に関しては、スーツを着るのはあまり行儀が良くないため、明るい色合いのシンプルな服装を身に付けるようにします。ただし、中学生や高校生の場合は学生服があるため、中学校以上の未成年の場合は学生服を付けてお見舞いに行っても大丈夫です。
NGな服装
死を連想させるようなモノクロの服装や、血液を連想させるような赤色の服装は、患者を刺激する可能性が非常に高いため、モノクロの服や赤色の服は着ないようにしましょう。
派手な服装
病院にいる人は外に出れず、あまり着飾れないため、派手な服装で行ってしまうと嫉妬される可能性が高いです。特に女性は赤い服装を着てしまいがちですが、赤色は血液を連想させて患者を不快な気持ちにさせてしまうため、赤色の服装は絶対に着ないようにしましょう。
真っ黒な服装
地味な服装が良いといっても、お葬式を連想させるような真っ黒な服装はお葬式を連想させるので、縁起が悪い服装となっています。特に、危篤時や忌中のお見舞いを行う時に、黒ずくめの服装をしてしまうとマナー違反なので、なるべく明るい色の服がおすすめです。
露出が多い服装
夏場は女性は露出が多い服装にしてしまいがちですが、周りに不快感を与えてしまうことから、露出が多い服装もNGです。夏場は熱いですが、胸の開いているドレスや短すぎるスカートは付けないように心がけましょう。
悪趣味な服装
骸骨や死神等の死を連想させるような縁起の悪い服装に関しても、患者に迷惑をかけてしまうため、不良が着るような悪趣味な服装は着ないようにしましょう。
また、模様付きの服装もあまり行儀が良くなく、ボーダーや花柄に関しても相手に不快感を与えてしまうため、着物や模様付きの服を着て見舞いに行かない方が良いでしょう。
ハイヒール
ハイヒールは普通の革靴に比べると、歩く音が大きくなり、他の人の迷惑となってしまいます。そのため、お見舞いに行くときはハイヒールを履かないようにしましょう。また、サンダルは病院で履く人が多いためそれ程目立ちませんが、足音が大きくなるのでおすすめできません。
危篤時にお見舞いを行う時の服装
危篤時は緊急事態のため、そこまで着る服装にルールはありませんが、黒い服装は葬儀を意識してしまいタブーとなるため、明るい色の服を着るようにしましょう!
男性の場合
男性の場合はスーツで向かうことになる場合が多いですが、そのまま黒いスーツで向かうのはタブーなので、黒いスーツを着ていた場合は一回家で着替える必要があります。家から向かう場合に関しては、葬儀を意識させるようなモノクロの服装になっていないか確認しましょう。
女性の場合
女性の場合はアクセサリーを付けていることが多いですが、アクセサリー等の派手な服装は行儀が良くないため、家から出る前にアクセサリーを外すようにします。また、派手なメイクを行っている場合に関しては、水で洗い流すようにしましょう。
忌中お見舞いを行う時の服装
忌中お見舞いを行う時は、葬式の場合と異なり喪服を着てしまうとタブーとなってしまうため、黒い服を着て見舞いに行かないようにしましょう。また、派手な服装に関しても行儀が悪くマナー違反となるため、なるべく地味で明るい色合いの服を着る方が良いです。
服装以外に気を付けるべき身だしなみ
服装以外でも、髪型やメイクに加えてピアス等の身だしなみが重要で、体だけでなく頭の部分についても、目立たないような身だしなみにすることが重要です。
髪型
長い髪型でまとめないでいると、衛生面でも印象面でも良くありません。ロングヘアーで見舞いに行くときには、必ず髪を束ねておくようにしておきましょう。
メイク
ギャルみたいな派手なメイクをしてしまうと、患者にとって不快感を与えてしまう恐れがあります。お見舞いに行くときには、派手なメイクをしないように心がけましょう。
ピアス
ピアスやネックレス等のアクセサリーを付けると派手な服装になるため、相手に迷惑をかけてしまう場合があります。なるべくピアス等のアクセサリーは外すようにしましょう。特にドクロのアクセサリーは縁起が悪いので、絶対に付けないようにしましょう。
その他
香水は服装には含まれませんが、きつい香水をかけてしまうと患者にとって迷惑になる場合があります。夏場でも体臭を消すために香水や制汗剤を掛けないように気を付けましょう。
まとめ
お見舞いに行くときは様々な服装のマナーがあり、マナーを守らないと相手に不快感を与えてしまうので、お見舞いに行く時の服装のマナーは必ず守りましょう。特に、黒色や露出が多い服を着てしまうのはタブーであるため、露出が少なく明るい色の服を着るようにしましょう。
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