お守りの正しい身に着け方や飾り方!お守りの起源や種類について解説

公開日 : 2020/3/18

更新日 : 2020/9/9

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寺社で授与されるお守りは、実は身に着け方や飾り方に正しい方法があります。お守りの正しい持ち方や飾る場合の方法、さらにお守りの種類などについて解説していきます。お守りを粗末にせず、正しく扱って、御利益アップを目指しましょう。

公開日 : 2020/3/18

更新日 : 2020/9/9

目次

お守りとは

お守りは無病息災や学業成就、家内安全など、人の様々な願いが込められた呪術的なものです。アミュレットとも呼ばれ、古来は石や動物の骨、木など、自然のものがお守りとして扱われてきました。日本では縄文時代に厄除けとして勾玉を身に着けていたと伝えられています。

 

現在は「懸守」という小さな新札を錦の袋に入れた、袋型のものが主流ですが、その原型は江戸時代の守り袋にあるようです。以下では、お守りの正しい身に着け方や持ち方、種類について解説していきます。

お守りの正しい扱い方は?

お守りを買ったらそのまま仕舞いっぱなしにしてしまうという人も多いようです。しかし、お守りには実は正しい身に着け方や飾り方があります。せっかく願いを込めて購入したものですので、大切に扱って御利益アップを狙ってみましょう。

肌身離さず持ち歩く

お守りは常に肌身離さず持ち歩く、というのが正しい持ち方です。守り袋の由来から、紐をつけて首から下げるというのが最も良い方法だと言われていますが、現在では、なかなか実行するのは難しいという人も多いでしょう。

 

お守りをよく使う鞄の内ポケットに入れておくと、出かける時は常に持ち歩くことになるのでおすすめです。小さいお守りならお財布に入れておくのもおすすめです。また、学業成就を願うならペンケースの中、スポーツ上達を祈願するなら専用ケースにつける、などの方法もあります。身近なものにつけておいて、常に持ち歩くようにするとよいでしょう。

飾るときは目線より高い位置に

持ち歩くのが難しいという場合は、自宅に保管しておきます。ただし机の引き出しなどに仕舞っておくのではなく、常に目につき、日の当たる明るい場所の、目線より高い場所に飾るのが正しい飾り方です。神棚があれば神棚に飾るとよいでしょう。お守りを飾る場所は整理整頓し、神様が気持ちよく過ごせるような場所旁を心がけます。

お守りの種類

一口にお守りと言っても、お守りにはいろいろな種類があります。代表的なものをご紹介していきます。自分に合ったお守りがどれなのか迷った時の参考にしてください。

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健康

健康を願うお守りには、健康祈願・病気平癒・無病息災・長寿祈願などがあります。目や足など、体の一部の患いに御利益がある神社では、そういった部分に特化したお守りを受けることも出来ます。

学業

学業成就や合格祈願などのお守りがあります。学業を願うお守りは一般的な懸守の他に、鉛筆がお守りになっているものもあります。ペンケースや参考書のカバーなど、身近に使う弁業の道具につけておくとよいでしょう。

金運

金運上昇の他、商売に関するお守りとして、商売繁盛・千客万来・出世成功などのお守りがあります。金運のお守りは、財布などのお金に関連するものにつけておくのがおすすめです。その際、財布の中などは常にきれいにし、お守りに宿った神様を粗末に扱わないように心がけます。

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恋愛・結婚

恋愛や結婚に関するお守りには、恋愛成就・良縁祈願・縁結びなどがあります。さらに、安産祈願や子授祈願といった、子宝を願うものも結婚にまつわるお守りとしてご紹介しておきます。

安全

家内安全・交通安全・旅行安全などがあります。家内安全は家族が健康でつつがなく過ごせるようにという願いが込められており、とても人気の高いお守りです。交通安全や旅行安全のお守りは、自動車のキーや旅行バッグなどにそれぞれつけておくと、危険から身を守ってくれるでしょう。

厄除け

厄除けに関するお守りには、厄除け・方位除けなどがあります。厄除けは厄年の時に常に身に着けておくと、災いを除けることができると言われています。また、開運除災というお守りも厄除けのお守りとして知られており、運気がよくないと感じた時に受けるのがおすすめです。

お守りの数え方

お守りは「1つ」ではなく「1体」と数えます。お守りには神様が宿っているため、神様の数え方である「体」がお守りにも用いられるためです。寺社などでお守りを複数求める時は、ぜひ「○○体」と伝えましょう。ちなみにですが、お守りは「買う」「売る」ではなく「受ける」「授ける」という言い方をします。

お守りをたくさん持ってはいけない?

お守りをたくさん持つと、お守りに宿った神様同士が喧嘩して御利益がなくなる、という話を聞くことがあります。実際はそんなことはなく、お守りは複数身に着けておいても問題ありません。受験やスポーツの大会前などにお守りをたくさんいただくこともありますが、安心してください。

 

お守りを複数持っても神様が喧嘩することはありませんが、粗雑に扱うと神様が怒ってしまうことはあります。一カ所にまとめて付ける場合でも、1つ1つのお守りに感謝の念を忘れないようにしましょう。お守りを何体持つのであっても、お守りの周囲はつねにきれいにしておくことが大切です。

正しく扱って御利益アップ!

お守りには神様が宿ると考えられており、お守りを粗末にすると神様が逃げて、逆に不幸不運を呼び寄せると言われています。授与されたお守りは大切に扱い、つねに身近にしておきましょう。ぜひ、お守りを正しく扱って幸運を呼び寄せてください。