友達が亡くなったときの葬儀のマナーやかける言葉について徹底解説

公開日 : 2020/3/15

更新日 : 2020/9/9

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大切な友達が亡くなったとき、葬儀に参列できるのか悩む方も多いです。もし、葬儀に参列できる場合は、基本的なマナーに気を付けることが大切です。そこで、血縁関係のない友達の葬儀に参列するまでに気を付けておきたいポイントをまとめてみました。

公開日 : 2020/3/15

更新日 : 2020/9/9

目次

友達が亡くなった場合の葬儀のマナー

大切な友達が亡くなった時、葬儀に参列できる場合があります。遺族側に失礼のないようにしっかりと正しいマナーを守るようにしましょう。そこで、気を付けなければいけないポイントをご紹介します。

服装

友達が亡くなった時、葬儀に参列するならまずは服装に気を付けましょう。高校生など学生の場合は、制服があるので普段学校に行くのと同じ服装で大丈夫です。ただし、靴は黒を意識してスニーカーの場合は清潔なものを履くようにしてください。

 

社会人などの場合、男性は略喪服であるダークスーツを着用します。Yシャツは白の無地にしてネクタイは黒を選びます。靴や靴下もすべて黒で統一し、ハンカチは黒か白を準備してください。靴は飾りがついていないシンプルな紐の黒を選ぶようにしましょう。

 

女性は、ワンピースやアンサンブル、スーツなどでダークカラーを着用します。スーツの場合は、インナーも黒を選び、露出が少なくカジュアルにならないデザインを選びましょう。靴やバッグも黒で光沢のないシンプルなデザインを選び、ストッキングも黒を着用します。

香典

友達が亡くなった時、葬儀に参列するなら香典を準備しないといけません。香典袋は宗教によって使用するものが異なり、年齢によっても香典の金額が異なるため、自分がどれに当てはまるのか確認してください。

香典袋

友達の葬儀に参列する時に、香典を準備するならまずはどの宗教であるか確認しておくことが大切です。どうしてもわからない場合は、黒と白の水引きで表書きは「御霊前」と書きましょう。仏教は黒と白の水引きに「御霊前」または「御香料」と書き、蓮の絵がプリントされています。

 

キリスト教は「御花料」と表書きに書き、使用する香典袋は十字架などがプリントされているものを使用します。浄土真宗は「御仏前」と書き、仏教に使用する蓮の絵がプリントされた香典袋を使用することができません。

 

神式は御榊料御玉串料神饌料と書き、黒白か銀もしくは白一色の香典袋を使用します。仏教では、四十九日を過ぎると香典袋の表書きが変わり、「御仏前」になるため注意してください。

 

 

金額相場

香典の金額相場は、関係性によっても異なってきます。ほとんど会わない友達の場合は3,000円で、年に数回会う友達は5,000円です。親しい友人の場合は、5,000円から10,000円です。金額相場よりも多く包んでしまうと遺族の方が気を使うので、一般的な金額相場にしましょう。

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供花

友達がなくなった時に、供花を送る場合は10,000~30,000円が一般的な相場で、連名で贈ることが多いです。そのため、「〇〇高校同級生一同」や「〇〇サークル一同」にするのがおすすめです。友達同士で協力して供花を準備することができます。

かける言葉

お葬式では使用できない言葉があります。「忌み言葉(いみことば)」というものがあり、重ね言葉や不幸を連想させるもの、不吉な言葉を言ってはいけません。そのため、葬儀に参列する際、遺族にかける言葉には気を付けてください。

 

また、友達が亡くなった原因を直接聞くのもタブーです。マナー違反にならないように、気を付けながら葬儀に参列するようにしましょう。

葬儀に仕事でいけないとき

大切な友達が亡くなったことは辛いことですし、葬儀にはぜひ参列したいという気持ちはあっても、仕事の都合で参列できないこともあります。会社であれば、忌引きの休暇で休むことができますが、友達の場合は血縁関係がないのでスケジュールが合わない場合もあります。

 

よって、後日弔問する方法もあるため、連絡をして許可が出たら直接家に行くというのもありです。葬儀後三日間~四十九日頃まででしたら、後日弔問しても大丈夫です。弔問に行く場合は、喪服でなくてもいいですが、暗めの落ち着いたもの着用してください。

 

弔問を辞退されたときは、直接お墓に行く方法もあります。他にも、遺族に手紙を書くという方法もあり、ご遺族を気遣う言葉で初七日まで出すようにしてください。

友人が亡くなっていたことを後から知った

家族葬などで行うと友人が亡くなっていたことを後から知ることが多いです。また、喪中はがきなどで初めて知ることもあるため、このような場合はどのような対応をするべきなのかご紹介していきます。

連絡してから家に行く

葬儀後に訃報を知ったときは、お悔みをしに連絡をしてから家に行くのが一般的です。葬儀に参列できなかったことをお詫びをして、弔問しますが断られるケースも多いです。そのため、必ず弔問しに行く必要はないため、遺族側の意思に従ってください。

 

また、後日弔問する場合は、香典を持っていくのを忘れないようにしましょう。葬儀に参列する際と同額で大丈夫ですし、関係性によっても変わってきます。

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遠方の場合

遠方ということもあり、葬儀後に訃報を知ったときはお悔みの手紙を添えて香典を送るのがおすすめです。遠方という理由で弔問できないとき、お詫びの言葉を添えましょう。現金書留には熨斗も入る専用封筒があるため、香典袋をしっかりと送ることができます。

葬儀に参列する時はマナーを守ろう

大切な友達が亡くなった時はとても辛いですが、それでも葬儀に参列する時のマナーはきとんと守りましょう。また後から知った場合も正しいマナーがあるので、それに従って故人を偲んでください。