女性は葬儀でタイツは基本NG!その理由と例外をご紹介!

公開日 : 2020/3/14

更新日 : 2021/1/19

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女性が葬儀に参列する際、タイツはNGとされています。社会人のマナーとして、女性が葬儀に参列する場合は黒のストッキングで参列するのが好ましいとされているのです。どうして葬儀でのタイツはNGとされているのでしょう。その理由と例外について解説します。

公開日 : 2020/3/14

更新日 : 2021/1/19

目次

葬儀でタイツがNGなのはなぜ?

女性は葬儀では基本的にタイツはNGとなっています。よほどの理由がある場合は別ですが、そうでない場合は葬儀でタイツを履くのはマナー違反なのです。どうして葬儀でタイツがNGなのでしょう。その理由について解説します。

カジュアルになる

女性が葬儀でタイツを履くことはNGとされている最も大きな理由は、カジュアルになるからです。 タイツは一般的にカジュアルな服装とされています。会社の面接などのような形式ばった場所ではタイツを履くことはほぼありません。

 

葬儀も大切な行事や儀式とされています。そのような場所にカジュアルなタイツを履いていくことは、社会人としてのマナーに反するという考えが一般的にあります。

適度に透け感があるのが好ましい【デニール数を考慮しよう】

葬儀の場合、女性に限って足元は適度に透け感があるのが好ましいとされています。その方が女性らしいという考え方が一般的にあるのです。

 

タイツと呼ばれるのは40デニール以上からです。それ以下のものはストッキングになり、履くと適度な透け感があります。反対にタイツと呼ばれるようになる40デニール以上は、履いても透け感がほぼありません。

 

あまり透け感が強いものもマナー違反とされていますが、葬儀では女性に限っては適度な透け感が必要になるので、黒のタイツはNGなのです。

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お通夜でも基本はNG

葬儀の前にお通夜がありますが、お通夜でも基本的に女性はタイツはNGです。これも葬儀の場合と同じく、タイツはカジュアルだからです。

 

ただ、お通夜の場合は「急いで駆け付けました」という形を表すことが一般的です。そのためスカートではなく、黒のパンツなどを履くことはマナー違反になりません。

寒い冬の葬儀でのタイツは?

葬儀に参列する時、必ず暖かい季節や暑い季節ばかりではありません。寒い冬に葬儀に参列することも当然あります。そのような寒い由布の葬儀で、女性のタイツはどのように考えられているのでしょう。例外も含めて解説していきます。

基本的には夏でも冬でもタイツはNG

寒い冬の葬儀に参列する場合でも、女性のタイツは基本的にはNGです。理由は先ほど紹介したとおり、タイツがカジュアルな服装に分類されているからです。

 

男性はパンツなのに、女性はスカートにストッキングなんてずるいと思う人もいるかもしれません。ですが、葬儀は悲しみを表す神聖な儀式とされている為、カジュアルなファッションはNGなのです。

 

寒い冬に葬儀に参列しなければならなくなった場合、どれだけ寒くても我慢して黒のストッキングを履いて参列するのが社会人としての礼儀とされています。

極端に寒い寒冷地では例外あり

ただし、例外があります。それは極端に寒い寒冷地での葬儀に参列する場合です。極寒の寒冷地では寒さや冷え対策の為、女性は葬儀に参列する際にタイツを履いても良い、とされています。

 

また、場所によってはスカートではなく、パンツスタイルでの参列をOKにしている場所もあります。極寒地で真冬に葬儀に参加する場合は、どのような服装をするとマナー違反にならないのか事前に調べておくと良いでしょう。

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医師からの診断がある場合もOK

また、医師からの診断がある場合も、女性が葬儀に参列する際にタイツを履いても良いとされてます。足を冷やしてはいけないなどのような医師からの診断や指示がある場合は、その指示に従う必要がある為、女性が葬儀でタイツを履くことはマナー違反になりません。

冬の葬儀での寒さ対策

冬の葬儀にストッキングで参列するのはとても寒く、辛いと思う人も多くいます。そのような人たちの為に、冬の葬儀での寒さ対策をご紹介します。

黒とベージュのタイツを重ねる

タイツを穿くのに抵抗がある方は、黒とベージュのストッキングを重ねて穿くという方法があります。これだと見た目にはわかりませんし、ストッキング1枚よりもかなり温かいです。ベージュのストッキングの方を少し厚いものにすると、より温かくなります。

 

年配の方や妊婦など、重ね穿きも難しいという場合は、パンツスーツにするという手もあります。また足元の防寒対策としては、靴用の使い捨てカイロもありますので、靴に貼れそうなら試してみてみるのもお勧めです。

カイロを使う

冬の葬儀に参列する際には、カイロを使うと良いでしょう。特に腰の辺りにカイロを張っておくと身体全体が温かくなり、寒さを感じにくくなります。背骨を中心にして張っても充分効果があります。

 

また、靴の中にカイロを入れておくのも良い方法です。靴用のカイロが売られていますので、活用しましょう。

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ストッキングを2枚重ねてはく

ストッキングを2枚重ねてはくのもおすすめです。葬儀に参列する際の女性用の黒のストッキングは薄いものが多い為、2枚重ねてはいても充分透け感があります。見た目にはわかりにくいですし、1枚よりも寒さを感じにくくなります。

透け感のあるタイツを着用する

最近は、透け感のあるタイツが売られています。タイツですからデニールは40以上ありますが、通常のタイツに比べてはいても透け感があるので、タイツだとわかりにくいのです。

 

真冬の葬儀に参列する時、このような透け感のあるタイツを着用をすると、通常のストッキングよりも寒さを感じにくくなるのでお勧めです。

タイツを穿くときの注意点

では、この見出しではタイツを穿く時に注意する必要があることを紹介していきます。葬式やお通夜に行ってから慌てないようにしっかりと気を付けておきましょう。

ペディキュアには注意しよう

肌がうっすら透けるくらいの薄さのタイツをしようする場合、足の爪に赤などの派手な色を塗っていると、その色が透けてしまいます。

 

靴を穿いたままなら問題ないですが、靴を脱いで畳に上がる場合で派手なカラーのペディキュアが見えてしまうと、いくらしっかり喪服を着用していても印象が悪くなってしまいます。

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予備のタイツをカバンに入れておこう

お通夜に限らず、フォーマルの場に出かける時には、タイツの予備を持ち歩くようにしましょう。予備を用意しておけば、もしなにかあった時でも安心して対応することができます。タイツが伝線してしまった時などに予備があると大変便利です。

タイツの破れを防ぐにはどうしたらいい?

タイツを着用しているときに、破れてしまうことがあるかと思います。そういった場合、どのように対処すればいいのか、方法はいくつかありますが、今回は2つ紹介します。1つ目はマニキュアを塗るという方法です。

 

伝線した箇所に少し多目にマニキュアを塗ると、繊維を固めてくれるのでそれ以上被害が広がるのをおさえることができます。 マニキュアは速乾性が高いので、応急処置として使うには優秀です。 透明のトップコートは色がつかずさらに使いやすいです。

 

2つ目は液体のりを使用する方法です。マニキュアほどの速乾性はないものの、どの職場にもある「液体のり」を使うと応急処置ができます。マニキュアを持っていない、という場合は「液体のり」を使うことでストッキングやタイツの破れを食い止めることができます。

パンツスーツにはストッキングと黒いパンプス

パンツスタイルで参列する場合は、パンツの下に黒もしくは肌色のストッキングを着用しましょう。靴はスカートと同様に黒のシンプルなパンプスを履き、ブーツ、サンダルのようなカジュアルなアイテムは避けましょう。

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子供はシンプルな運動靴でも大丈夫【靴の色は黒】

お子様の場合、学校に制服があるようであれば喪服として着用できます。靴は本革もしくは合皮で、飾りのないシンプルなものがベストです。革靴を持っていないなら、黒や紺、茶色、白などの運動靴でもいいでしょう。

 

スニーカーのデザインがカジュアルすぎると感じる場合は、ベルクロタイプの運動靴をチェックしてみる手もあります。キャラクターのイラストが大きく描かれている靴や、また、デザインやカラーが華やかな靴を履かせるのは避けましょう。

 

靴下は黒色か白色を履き、ワンポイント程度のデザインならかまいませんが、靴と同様にシンプルにしましょう。

社会人のマナーとして葬儀でのタイツはNGと覚えておこう

女性が葬儀に参列する際、基本的にはタイツはNGです。これは社会人のマナーとして覚えておきましょう。ただ、真冬の葬儀にストッキングで参列するのは厳しい場合もあります。そんな時の為に、透け感のあるタイツを用意しておくのも一つの方法です。