遺体の写真は撮影しても良いの?葬儀での写真撮影のマナーや注意点

公開日 : 2020/3/4

更新日 : 2020/9/10

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お葬式などに参列した際に遺体の写真を撮影しても良いのかと疑問に思われる方も多いです。葬儀では遺族や親族、故人と生前親交の深かった友人、知人なども大勢集まるので写真を撮り思い出に残したいと思われる方もいます。そんな時のマナーや注意点などについて解説しています。

公開日 : 2020/3/4

更新日 : 2020/9/10

目次

そもそも遺体の写真を撮っても良いのか

最近では葬儀などを家族や親族、故人と生前親交の深かった友人だけで行う場合もあり、家族葬も増えてきています。そんな時に葬儀の思い出や故人との最後の思い出を残したいと写真を撮りたい方も多いのですが、写真を撮るのはマナー違反ではないのでしょうか?

 

今回は遺体と写真を撮る事について詳しく解説しています。葬儀会社が写真を撮影する場合や、参列客が撮影する場合とそれぞれに分けて解説していますので、写真を撮りたい方は参考にしてみて下さい。

葬儀社による写真撮影について

葬儀の場面で写真撮影を行う場合、一般的に許されているのが葬儀社による写真撮影です。お葬式に参列された事がある方は葬儀社が遺族や参列者の写真を撮られているのを見た事がある方も多いと思います。葬儀社の写真撮影について詳しく見てみましょう。

遺族らが遺影と映る集合写真

故人が亡くなられて行うお葬式はとても悲しい事ですが、時間が経つと思いでのように振り返る事ができます。また、なかなか会えない親族などにも会えるのでその時の思い出を残すために撮影されます。

 

葬儀会社は遺族の意向を確認して写真を残してほしければ遺影や祭壇を背景にして集合写真を撮る場合もあります。集合写真などは遺族のお願いであれば参列客などが撮影しても構いません。大切な思い出になるので、その時の状況に合わせて撮影しましょう。

スナップ写真やアルバム

思い出を残すために葬儀会社が葬儀の最中の風景を撮影する事もあります。祭壇や焼香をしている姿、故人とお別れしているところ等を撮影しています。葬儀会社のスタッフやカメラマンに依頼して撮影されます。

 

このように撮影した写真を編集してデザインを加えたり冊子の形に印刷、製本してアルバムを作ってくれる葬儀会社もあります。この際に加えてほしい写真があればデータを渡せば一緒に編集してもらう事も可能です。

参列者が写真を撮影する場合

親族や故人の友人、知人は遺族ともなかなか会う機会が無い場合や故人との思いでを振り返りたい方もいます。そのような時には遺族に確認をとり写真を撮影する場合もあります。また、撮影した写真を葬儀会社に渡すと、アルバムの中に入れてもらう事も可能です。

 

写真撮影を自分達で行う時にはお供え物などを撮影しておく事をおすすめします。当日は慌ただしくて何を誰から頂いたのかを記録しきれていない場合もあります。そんな時に写真を撮っておけば後から振り返りやすいので便利です。

マナーを守り撮影する

最近では様々な場面で写真を撮るので、お葬式などの場面でも写真を撮ろうとされる方もいます。ですが、遺族に確認をとらずに勝手に写真を撮影するのはマナー違反です。写真はかならず遺族から了承を得られてから撮るようにしましょう。