【弔事】弔事とは?弔事の際に気を付けるべきこと【マナー】

公開日 : 2020/2/21

更新日 : 2020/11/24

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よく訃報を聞いた際に、弔事(ちょうじ)という言葉を耳にしたことがあると思います。今回は弔事について説明していきます。弔事とはどのようなことをするのか、またどのようなマナーが適切なのか、そのほかには弔事の際の注意点を解説します。

公開日 : 2020/2/21

更新日 : 2020/11/24

目次

弔事とは

まずは、弔事とは何かについて詳しく紹介していきます。それから弔事の内容や詳しい事柄とマナーについて細かく解説していきます。

弔事の言葉の意味

大人になって訃報を聞いた時に「弔事(ちょうじ)」という言葉を聞くことがあります。まず、弔事とはお悔やみなどの場面で使われる言葉です。また、同じ意味で「弔辞」と書くものがありますが、意味合いが違うので注意しましょう。

 

弔事の意味は、お悔やみごとを意味しています。弔事は、死亡や葬式などの事柄を表しています。また、弔事の反対の意味として「慶事(けいじ)」があります。慶事とは、弔事の逆の言葉で、結婚や出産などのお祝い事に関しての言葉です。

 

お悔やみごとに関しては、葬式や法事があり、どちらも宗教的な儀式です。ですが、葬式と法事では、実際に行う儀式の内容や意味が大きく異なります。一般的には、お通夜や告別式、火葬を含めたものを葬式と呼びます。そして、これらのことを弔事と表現します。

弔事の内容について

お通夜や告別式、火葬などを合わせたものを葬式と呼びますが、これらの事が弔事として扱われ、お通夜は一般的に告別式の前に行われるものです。

 

告別式は、出棺の前に行われます。さらに、火葬というのはお通夜や告別式が終わり、遺体を炉の中に入れて焼きます。遺骨を骨壺に納める、一連の流れのことを指しています。

 

このように、お通夜から告別式、火葬などの事柄を弔事と言いますが、法事は弔事には含まれないので注意が必要です。

弔事と弔辞の違い

上記で「弔事」について説明しましたが、「弔辞」は、お悔やみごとで使う際に意味が異なります。弔辞(ちょうじ)とは、同じお悔やみの際に使う言葉ですが、この場合の弔辞は、故人への最後の別れの言葉のことを意味します

 

葬儀や告別式などでは、故人と親しかった方や縁が深かった方などが、弔辞を読み上げるのが一般的です。なので、葬儀や告別式、火葬などの弔事の際に言葉を添えることを「弔辞」と言います。

 

読み方は同じですが、漢字によって意味が異なるので、文章で伝える場合などに注意が必要です。相手に伝える時にきちんと漢字の意味を伝えなければ、勘違いされることがあるので、それぞれの漢字を適切に使い分けましょう。

弔事の際に遺族がすること

弔事の際に、遺族がしなければならないことについて紹介していきます。どのようなことが弔事の際に必要なのか、また弔事の際に気を付けなければならないことなどについて解説します。

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訃報を伝える

家族が亡くなった場合は、親族や故人や勤務先、友人、知人などの関係者に訃報を伝えることが大切です。葬儀に参列する有無についてもこの際に伝えるのも良いです。

 

もし、家族層として家族だけで行う場合は、訃報を聞きつけても参列しなくても良いという事も伝えるべきなので、遺族で家族が亡くなった場合に、知り合いなどにどのような対応をするのか相談しておくと良いです。

お通夜や葬儀などを行う

訃報を伝えたらすぐに、お通夜や葬儀の日程を決めます。数日から1種間程度を目安に、お通夜や葬儀の準備をしてい行きます。まずは、葬儀社を選びます。お通夜や葬儀のやり方や段取りをきめるために、葬儀社の方を選びましょう。

 

以前から決めていた場合は、決めていた葬儀社にご連絡しましょう。その後で、僧侶の方に連絡を入れます。お通夜や葬儀で読経をして頂くお寺や僧侶に連絡をします。菩提寺(ぼだいじ)がわからない場合は、葬儀社の方に相談に乗ってもらいましょう。

 

次に、葬儀場を選びます。葬儀の規模などのを考えて自宅や寺院、斎場などの中から良い場所を選びましょう。普段経験することが少ないので、不幸があった際はパニックになりやすいので、焦らずに一つ一つ遺族や親族などと相談しながら進めるのも、良いです。

お通夜や葬儀後の会食、返礼品の準備をする

お通夜や葬儀の参列者数を見込んだうえで、会食の場所や内容と準備する数などを決めます。この時も一人で決めずに、遺族や親族が近くにいる場合相談しながら決めましょう。

 

また、お通夜と葬儀の当日お渡しする返礼品の内容と数を決めて、葬儀社の方で手配を依頼してもらいましょう。

弔事の際に遺族が気を付けること

次に、弔事の際に遺族が気を付けなければならないことについて解説します。弔事とは葬儀などを含む様々なことを言います。なので、マナーが多いので遺族が気を付けなければならないことを注意しましょう。

訃報はメールで送信しても良いのか

訃報に関しては、急ぐので電話やメール、ファックスなどを使っても大丈夫です。最近ではSNSなどのインターネットを通じたアプリが多いので、そのような伝達方法でもマナー違反にはなりません。どのような形でもきちんと伝えることが大切です。

 

ですが、この際にメールなので送信する場合は、相手が見過ごしてしまい訃報を知るのが遅くなる場合があるので、メールなどを送信したうえで、きちんと電話でも訃報をお知らせするようにすると、訃報の聞き逃しがなくなるので不安な時は、このようにするのが良いでしょう。

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訃報や喪中をはがきで送るときの切手について

はがきに使う切手は一般的なものが無難です。ですが、派手なものでなければ普通の切手を使っても大丈夫です。ですが、切手には弔事用のものがあります。慶事用の切手は、結婚式の招待状などに使われることが多く、沢山の方に知られています。

 

弔事の場合などは、普通の切手でも大丈夫なので、弔事用の切手を使用することはあまりありません。ですが、弔事用の切手は、名前の通り弔事での用途の際に使われます。弔事用の切手は郵便局で購入することが出来ます

 

喪中はがきなどを送る際には、弔事用の切手を使うことがマナーとしてあります。喪中はがきの作成を郵便局や業者に依頼している場合には、切手の部分に弔事用の胡蝶蘭の切手プリントを用意してくれます。

弔事用切手の購入方法について

なので、わざわざ弔事用の切手を貼る必要などがないため手間が省けます。さらに、郵便はがき以外のはがきや手紙などを使って喪中はがきを送る場合には、自分で弔事用の切手を用意する必要があります。

 

切手には、弔事用の切手が用意されているので、その切手を使うようにしましょう。弔事用の切手には、に哺乳瓶のホームページから購入することも出来ます。もちろん郵便局の窓口で購入することも出来ます。

 

弔事用の切手は、1シートにつき100枚から購入することが出来ます。また、ホームページでは、シート単位での購入だけです。なので、必要枚数のみを購入したい場合は、郵便局の窓口での購入をオススメします。

弔問客に向けた挨拶

喪主や遺族は大変なときです。なので、弔問への謝辞を簡単に言葉として伝えるのが良いでしょう。

弔事の際に弔問客としてすること

弔事の際に、弔問客としてすることを紹介します。弔事に参列する場合のマナーや注意しなければならないことについて解説します。

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弔問の準備をする

故人やご遺族と親しく方は、訃報を受けたらできるだけ早くご遺族のご自宅に弔問します。弔問する場合は、ご遺族の都合もありますので、事前にご自宅の方に連絡をした方がよいでしょう。

 

また、それ以外にお通夜や葬儀に参列する時の準備をします。

喪服や香典を用意する

訃報を聞いてからご自宅に弔問する場合は、派手なものでなければ平服でも大丈夫です。ですが、お通夜や告別式に参列する際には、略喪服を着るのがマナーとされています。なので、それに合わせて喪服を用意しましょう。

 

香典に関しては、お通夜や葬儀などに参列するときに持参します。お通夜や葬儀に参列出来ないときは、ご自宅に弔問する際に持参していきます。

お悔やみの言葉を述べる

お悔やみの言葉として、弔意を簡単に伝えると良いです。また、弔辞や弔電を送りましょう。葬儀に参列出来ない場合は、葬儀に間に合うように早めに弔辞や弔電を送るようにしましょう。

弔事の際の香典の熨斗と袱紗に関するマナー

香典の熨斗(のし)についてですが、必ず不祝儀袋用の熨斗袋に包みましょう。さらに、香典は袱紗(ふくさ)に入れて持参するのがマナーです。

 

細かいマナーですが、気を付けるのがマナーなので大人としてきちんと守りましょう。

弔事の意味を理解して使おう!

いかがでしょうか?このように弔事の際には、遺族側がどのようなことをするべきなのか、また弔問に伺う際に注意しなければならないことについて紹介しました。弔事は訃報を聞いた際によく使われる言葉なので、言葉の意味についてもきちんと理解をしておくようにしましょう。