freecallfreecall

告別式に参列するときは香典をいくら包めばいい?マナーや金額を解説のサムネイル画像

告別式に参列するときは香典をいくら包めばいい?マナーや金額を解説

告別式に参列する際は香典をいくら包めばいいのか迷った経験はありませんか?告別式の香典は、故人との関係性や出す人の年齢によって金額の相場が変わってきます。遺族に失礼のないよう、この機会に告別式の香典マナーや金額の相場について心得ておきましょう。

公開日 : 2020/02/13

更新日 : 2020/09/10

目次

告別式における香典の意味と渡し方

まずはじめに、告別式における香典の意味を知っておきましょう。また、香典の渡し方の方法についても解説していきます。

香典の意味

香典は現金を香典袋(不祝儀袋)に包んだもの。葬儀・告別式や通夜の際に持参するものです。告別式で香典を渡すのは、故人に対して供養の気持ちを表します。また、急な不幸による出費を助ける意味も込められるでしょう。香典の「香」はお香や花を意味します。香の字から、昔は故人の霊前に線香や花を添えていたことが読み取れます。

香典の渡し方

香典はどのような渡し方があるのでしょうか。ここでは、告別式に参列する場合と参列しない場合の香典を渡す方法について紹介していきます。

告別式に参列する場合

お葬式は通夜と葬儀・告別式の2日続けて行われます。2日間参列することもあれば、通夜または葬儀・告別式のいずれかに参列することもあるでしょう。どちらか片方に参列する場合は、参列した式に香典を持参します。 一方、両方参列した場合は、どちらか1回持参すればよいのですが、告別式で渡すのが基本です。香典は受付で渡しますが、通夜式の場合は受付が設置されていないことも。その場合は遺族の方に直接香典を渡す方法や、世話役の方に渡す方法があります。

告別式に参列しない場合

告別式に参列しない場合は、香典の郵送も可能です。目安としては、葬儀が終了した1週間後から、遅くても1ヶ月以内に届けましょう。香典は現金を包んでいるため、現金書留で送ります。ただし、現金書留の場合、現金をそのまま送るのはマナー違反なので注意が必要です。香典袋が入る現金書留の封筒が郵便局に販売されています。 同じ職場に勤めている方の身内に不幸があった場合は、職場で香典を手渡しする方法もあります。その場合は、相手の方にはじめて顔を合わせたときに香典を渡すのがベストです。のちほど説明しますが、告別式の香典は袱紗(ふくさ)と呼ばれる包みに入れて持っていくのがマナーとなります。職場で渡す場合も香典を袱紗に包み、取り出して渡しましょう。

告別式の香典金額は?関係別の相場について

告別式の香典はいくら包めばよいのか悩むこともありますね。告別式の香典金額について相場を確認しておきましょう。また、未成年の香典についてや、香典金額の注意点について解説していきます。

親族関係の金額相場

親族とのつながりは幼いころから続いています。その親族の方が亡くなったときというのは言葉では言い表せないぐらい悲しい出来事です。ここでは両親や祖父母、兄弟姉妹や親戚の金額相場について解説していきます。

実両親・配偶者の両親

実両親や配偶者の両親は1親等。もっとも血縁上でつながりが深いです。そのため、香典の金額は他の親族関係に比べても相場は高めです。20代では3万~10万円、30代以降であれば5万円~10万円が相場といえるでしょう。

自分・配偶者の祖父母

親のさらに親である祖父母の場合は、1万円~5万円が一般的です。香典を出す方の年齢が20代~30代であれば1万円~3万円、40代以降では3万円~5万円が相場となっています。

自分・配偶者の兄弟姉妹

兄弟姉妹は2親等以内の近い関係性です。1万円以上包むのが一般的といえるでしょう。20代では1万円~、30代、40代は1万円~3万円、50代以上は3万円~5万円が目安となります。兄弟姉妹と同居の場合、金額を上乗せするケースも見られます。 もしも、父母が先に亡くなっていて、香典を包んでいるのなら、父母の香典よりも少ない金額になるよう配慮しましょう。また、兄弟の香典金額に差があるとトラブルになる場合もあるので、きちんと覚えておくようにしましょう。

叔父・叔母

叔父や叔母は3親等の親戚にあたります。叔父でも叔母でも金額に差をつけることなく、香典金額は同じと覚えておきましょう。叔父や叔母が亡くなった場合は1万円~3万円程度が目安となりますが、付き合いの度合いに応じて金額は変わっていきます。何かとお世話になることが多かった場合の香典金額は3万円、ほとんど付き合いのない場合は1万円が相場です。

遠い親戚

遠い親戚の場合、香典金額は3,000円~1万円が相場です。お互いの住んでいる地域によって金額が変わる場合もあります。住んでいる場所が近い、または頻繁に会う関係だと5,000円~1万円程度が相場です。住んでいる場所が遠い、または頻繁に会わない関係は3,000円~5,000円程度の金額を用意する場合もあります。

友人や近所の金額相場

生前ともに時間を過ごした友人や知人との別れもつらいものです。また、お世話になった近所の方が亡くなることもあるでしょう。友人や知人、近所の香典金額はいくら包めばよいのでしょうか?

友人・知人

知人や友人の香典金額は、3,000円~1万円が目安です。こちらも付き合いの度合いにより、金額が違っていきます。親友のケースでは1万円、それ以外の友人・知人のケースでは3,000円~5,000円が一般的です。友人や知人の親の場合も同様で、親と面識があるかによって包む金額が変動していきます。

近所の人

近所は地域や町内会のしきたりで金額が決まる場合もありますが、一般的には3,000円~5,000円が相場と考えておきましょう。

職場や取引先の金額相場

職場や取引先の香典は、個人で出すのか、もしくは法人として出すのかという視点が加わり、親族関係や友人・知人などの香典とは少し異なります。上司や同僚、部下、そして取引先の香典金額について説明していきます。

上司

故人が職場の上司である場合は、香典の金額相場は5,000円~1万円です。上司の場合、どのくらいお世話になったのかによって金額は変動していきます。部下にあたる社員の人数が多い場合は、一人500円や1,000円ずつ集め、部署で一括して香典を出すこともあります。同僚と一緒に連名で香典を渡す場合は、先輩を立てて金額を少なくする配慮も必要です。

同僚

同僚が故人の場合は、香典は3,000円~1万円が相場金額です。香典を出す人の年齢や付き合いの度合いによって金額が変わります。親しく付き合っていたのであれば、多めに包んでもよいのですが、ほかの同僚もいる手前、同じ金額にするのが無難です。同僚と連名で香典を出す場合は、合計金額が1万円~3万円となるようにするとよいでしょう。

部下

故人が部下の場合、香典金額は3,000円~1万円が相場です。社長と一緒に同僚の代表として香典を渡すことがあります。その場合も社長よりも金額が多くならないように配慮する必要があるでしょう。

取引先

取引先の重役や担当者が亡くなったときは、立場や関係性によっては告別式に参列することがあります。その場合の香典は、特殊なケースを除き、法人で出すことがほとんどです。個人で香典を出すと後々のトラブルにもなりかねないので、必ず会社関係者と相談をしましょう。取引の大きさや会社との関係性により、金額だけではなく、誰が香典を出すのかも判断します。 具体的には取引先の社長や会長の場合は3万円~10万円、役員や担当者の場合は3万円~5万円が香典金額の相場です。

未成年・学生の香典は必要?

未成年や学生は基本的に香典を包む必要はありません。しかし、親と一緒に参列するケースの場合、香典袋に親と子供の名前を記入し、3,000円くらいを包むこともあるでしょう。高校生になると、友人と連名で500円くらいの香典をまとめて包む場合もあります。 大学生になると成人していたり、アルバイトで収入を得ていたりする学生もいるので、その場合は3,000円程度の金額を包む人も多いです。

香典金額の注意点について

香典は奇数の金額を用意するのがマナーです。偶数は割り切れる数なので、「故人とのつながりを切る」と読み取れることがあります。また、4や9の数字も忌み数と呼ばれる縁起の悪い数字で、「死」や「苦」をイメージするので避けておきましょう。香典の金額は1や3、5の奇数が適切です。

告別式に必要な香典袋の準備と書き方

告別式に参列する際は香典袋の準備も必要です。最近ではコンビニでも香典袋は販売されていますが、いくつか種類がありどれを選ぶのがいいのか迷うこともあるでしょう。ここでは香典袋の準備や書き方について解説していきます。

香典袋の種類・選び方

香典袋は故人の宗教や宗派に合わせた香典袋を選びます。宗教や宗派に合わせた香典袋については以下となりますので、参考にしてみてください。 ・仏教の場合 御霊前、御仏前、御香典 ・神式の場合 御玉串料 ・キリスト教 お花料 相手の方が仏教とわかっていても、宗派がわからない場合は、御香典の香典袋を選びましょう。御香典はどの宗派でも使える香典袋です。蓮の絵柄がついている香典袋については、仏教以外では使用しないので注意しましょう。 香典袋の中央には水引という飾りがありますが、仏教の場合は黒白や銀1色の水引を選びます。神式の香典袋は白黒か銀、もしくは白の水引となります。キリスト教専用の香典袋に水引はついていませんので、香典袋の水引についてもあわせて確認しておきましょう。

香典袋は金額に応じたグレードのものを

香典を包む金額に応じて香典袋のグレードがあるのを覚えておきましょう。香典金額が5,000円以下の場合、水引が香典袋に印刷されたものが一般的です。3万円くらいまでの金額であれば、水引が黒白や双銀の香典袋を用意します。それよりも金額が多いのであれば、高級和紙で水引が双銀の香典袋が望ましいです。 もしも自信がなければ、香典袋のパッケージに包む金額が記載されているので購入の際に確認してみましょう。

香典袋の書き方

告別式では普段慣れないマナーやルールがあり、不安になりますよね。香典の書き方ひとつとっても、さまざまなマナーがあるので覚えておくとよいでしょう。香典袋の書き方について説明していきます。

外袋の書き方

外袋にあらかじめ表書きが印刷されている香典袋もあれば、表書きが印刷されていない香典袋もあります。表書きが何も書かれていない場合、自分で記入しましょう。香典袋には外袋と内袋があるタイプと、内袋がないタイプがあります。 外袋と内袋がある香典袋は、外袋に「御霊前」や「御香典」などの表書きと名前を書きましょう。表書きは水引より上側の中央に縦書きで書きます。内袋がない香典袋は、表面に表書きと名前を、裏面の左下に住所、金額を縦書きで記入します。

中袋(表面・裏面)の書き方

中袋はお金を入れる封筒です。中袋には香典の金額と香典を出した人の住所を書きます。香典袋に金額を書くときは、「金壱萬円」または「金参萬圓」のような旧漢字を使用します。旧漢字では数字を壱(1)や参(3)、伍(5)などのように書きましょう。「千」や「万」は「仟」、「萬」の字を使いましょう。数字の頭には「金」の字を忘れずにつけます。 中袋に金額を書く欄が横書き用に印刷されている場合は、算用数字で書いても大丈夫です。中袋の裏側には住所や氏名、金額を書きましょう。水引が封筒タイプのものは、中袋がついていないことが多いです。その場合は中袋の裏面同様、香典袋の裏側に住所や氏名、金額を書きます。

連名の場合はどう書く?

複数人で1つの香典袋にまとめてお金を入れる連名の場合、人数によって書き方が違います。連名の人数が3名までであれば、全員の名前を記入します。職場関係の場合は、さらに右側に会社名を書きます。右側から目上の人になるよう名前を並べましょう。上下関係のない場合は五十音順にします。 4名以上の場合は組織で出すケースが多いのですが、白い無地の便せんに全員の住所や名前、入れた金額を記載してお金と一緒に内袋に入れます。差出人の名前には団体の名称に一同と書いたり、団体の名称に代表の氏名、他一同と書いたりすることもあります。 連名で香典を渡す場合には香典返しの気遣いも必要です。会社関係の連名では、お返しをしないことが多いのですが、それでも香典返しをしなければと考える遺族の方もいます。人数が多い場合のお返しは遺族の負担が大きいため、「香典返しのお気遣いはご無用に願います」などと一言、香典返しを辞退することを書き添えておくのがよいでしょう。

香典袋には何を使って書く?

香典袋の表書きと差出人の氏名は薄墨で書きましょう。ボールペンで書くのは失礼にあたるので注意が必要です。なぜ薄墨かというと、「急な訃報で墨を準備する時間がなかった」それから「涙で墨が薄れてしまった」という昔の逸話があるからです。今は薄墨の筆ペンやサインペンも販売されているので利用するとよいでしょう。 一方、中袋の金額や住所は、遺族にとって必要な情報でもあるので、読みやすさからボールペンでもとくに問題はありません。

告別式に香典を渡すときのマナーとかける言葉

告別式で香典を渡す際は、香典袋を渡すときのマナーや、かける言葉についてポイントをしっかり抑えておきましょう。

香典袋の包み方

告別式に香典を持参する際は、袱紗(ふくさ)と呼ばれる包みに入れて持っていくのがマナー。香典袋を袱紗に包む方法は、まず袱紗をひし形に広げます。その上に香典袋を真ん中よりも少し右寄りに置きます。それから右、下、上の順番に包み、最後に左側を包んで完成です。

新札は避ける

香典に使うお札は、新札を避けて古いお札を使うのが望ましいです。古いお札を使うのは、残された遺族にこれ以上不幸が訪れないようにと願う意味があります。ただし、悲報は急に訪れるものなので、手持ちのお札が新札のみという場合もあるでしょう。その場合は真ん中で2つ折りするとよいでしょう。縦方向でも横方向でもどちらでも構いません。 古いお札を必ず用意する必要はないので、臨機応変に対応しましょう。

香典を渡すときはどんな言葉をかけるといい?

先述したように、告別式に香典を渡すのは受付のタイミングになります。香典を渡すときは、目礼だけで済ませても大丈夫なのですが、できるだけ一緒にお悔やみの言葉を述べるとよいでしょう。 「お辛いことと存じますが、お力を落とされないことを願っております。」あるいは「あまりにも突然で言葉も見つかりません。ご冥福をお祈りいたします。」などの言葉かけが望ましいです。お悔やみの言葉はなるべく手短に済ませましょう。

告別式の香典マナーを知っておこう

訃報は突然やってくるものなので焦ることもあります。そのため、この機会に告別式の香典マナーや金額の相場をしっかり理解しておきましょう。故人への敬意を払う気遣いがあれば、遺族の方も香典を有難く受け取れるでしょう。