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エンディングノートってどう書けばいいの?書き方や注意点を解説

終活で書く人も多いエンディングノート。ですが、書き方がわからないという人も意外と多くいます。そこで、エンディングノートの一般的な書き方はもちろん、年代別の書き方や注意点についても詳しく解説します。ぜひ、参考にしてください。

公開日 : 2020/07/15

更新日 : 2020/09/10

目次

エンディングノートって何?

終活としてエンディングノートを書く人が増えてきています。ですが、そもそもエンディングノートとはどういうものなのでしょうか? 詳しい書き方をご説明する前に、まずはエンディングノートとは何なのかについて解説します。

自分に向けた最後のメッセージ

本来のエンディングノートとは、自分自身に向けた最後のメッセージを書いたものです。今までの長い人生を振り返り、頑張ってきたことへの褒め言葉や感謝の言葉を書いたもののことを指しています。

 

なかなか自分のことを褒めるという機会はありません。特に日本人は自分自身を褒めることに抵抗感があるため、手放しに自分を褒めることはしません。

 

エンディングノートは、普段はしない自分を褒めることをするためのノートなのです。文字にすることで「恥ずかしい」という気持ちが和らぎます。その一方で、言葉で伝えるよりも深く心に褒め言葉が浸透するというメリットもあります。

自分の人生の記録

エンディングノートには、今まで自分が歩んできた人生を事細かに記録します。具体的に自分の人生を記録することで、明確に過去を振り返ることができます。

 

自分を褒めるためには、自分のことを深く知る必要があります。自分の人生を正確に記録することで自分のことをより深く知り、褒める気持ちが湧き上がってくるのです。

家族への感謝

エンディングノートには、家族への感謝の気持ちも綴ります。普段は照れくさくてなかなか感謝の気持ちを言葉にして伝えることが難しいものです。ですが、誰しも家族に感謝の気持ちは抱いています。

 

言葉で直接伝えられない感謝の気持ちをエンディングノートに記すことで、死後、家族はそのノートを見て感謝の気持ちを受け取ってくれます。「本当はたくさんの感謝の気持ちを持っていた」ということを伝えることで、安らかに死を迎えることができます。

一般的なエンディングノートの書き方

具体的にエンディングノートはどのような書き方をすれば良いのでしょう。一般的なエンディングノートの書き方を押さえておくと、書き漏れを防ぐことができます。 手順と合わせて、一般的なエンディングノートの書き方をご紹介します。ポイントも解説しますので、参考にしてください。

自分の基本情報

エンディングノートの書き方で、一番最初に書くべきことは自分の基本情報です。自分の生年月日や本籍地はもちろん、趣味や特技、仕事をしていた人ならどのような仕事に携わっていたのか、人生のターニングポイント、心に残っている思い出などを書きます。

 

仕事に関しては、機密情報まで書く必要はありません。携わってきた仕事を通して、どのような価値観や世界観を持つようになったのか、どのようなことを学んだのか、などについて書くと良いでしょう。

 

人生のターニングポイントや心に残っている思い出は、繰り返し自分の人生を振り返ってみることをおすすめします。時間をおいて繰り返し振り返ることで、書きたいことがまとまってくるでしょう。

個人情報

エンディングノートの書き方で、特に重要となるのが個人情報です。主な個人情報として挙げられるのは、銀行口座やネット上でのパスワードです。

 

銀行口座については、家族が知らない口座についても必ず明記しておきましょう。特にネットバンキングなどは、家族が知らないケースが多くあります。自分がどの口座にどれくらい資産があるのかも明記することが大切です。

 

ネット上のパスワードは大変重要です。遺族が解約手続きを行なう際、必ずパスワードが必要です。パスワードがわからなければ手続きが複雑になったり、解約できなくなったりします。必ずどのサービスのパスワードなのかも書いておきましょう。

資産

エンディングノートでは、資産についても書いておく必要があります。家族は意外とどれくらいの資産を持っているのか知らないからです。隠し財産がある場合はもちろん、そうでない場合でも家族が忘れてしまっている可能性もあります。

 

銀行口座の場合は、どの口座にどれくらいの貯金があるのか書いておきましょう。この時、パスワードやハンコが必要な場合はどのハンコなのかも書いておきます。解約手続きの際に必要になるからです。

 

また、手元にある貴重品についても書いておきます。何がどこにどのように保管されているのか、リストにして書いておきましょう。自宅に金庫がある場合は開き方も書いておかなければいけません。

 

また、資産を書く時には財産分与についても同時に書いておくと良いでしょう。何を誰に譲るのかを書いておくと、遺族が揉める可能性が減ります。

医療に関すること

エンディングノートでは、医療に関することも書いておくことをおすすめします。特に、延命治療についてや介護についてのことを書いておくと、遺族は困りません。

 

延命治療の書き方としては、まず必要か不要かを書いておきます。その上で、必要な場合はどの程度まで必要なのかも書いておきましょう。

 

介護の書き方については、自分が認知症になった場合を前提に考えて書くと良いでしょう。あらかじめ施設や制度などを調べておいて、そのことを明記しておくと家族は困りません。

死後について

死後について書いておくことも大切です。主な書き方としては、葬儀や納骨についてです。これらは遺族が一番困ることですから、書いておくと助かります。

 

葬儀の書き方でまず重要なのは、葬儀自体が必要か不要かということです。必要な場合は、どのような方法で葬儀を執り行なうのか、喪主は誰にするのかなどを書いておきましょう。

 

また、納骨については方法について書いておくことが大切です。中には散骨を希望する人もいます。その場合はどこに散骨して欲しいのかを書いておきましょう。

相続について

エンディングノートにあえて相続を書くのは、貴重品ではないものの振り分けを知らせるためです。貴重品については、「財産」の項目で相続についても書くので不要です。ですが、それ以外のものについても書いておく必要があります。

 

例えばペットを飼っている場合は、自分の死後、どうするのか書いておかなければいけません。引き取ってもらう場所があるのなら、そのことを書いておきましょう。この時、ペットの食べ物などの基本的な情報についても書いておきます。

 

遺品として価値のないものについては、処分の方法を書いておくと良いでしょう。どれをどのように処分すれば良いのか書いておくと、家族は大変助かります。

メッセージ

最後に、家族にあてたメッセージをエンディングノートに書いておきましょう。普段の言葉遣いで書くことで、気持ちが家族に伝わりやすくなります。

 

また、家族と共に過ごした楽しい思い出なども書いておくと良いでしょう。家族はメッセージを見ながら、過去のことを振り返り、思い出に浸ることもできます。

年代別エンディングノートの書き方

エンディングノートはある程度年齢を重ねた人だけが書くと思っている人もいるかもしれません。ですが、最近では若い年代の間でもエンディングノートを書くことが広まりつつあります。 そこで、年代別のエンディングノートの書き方をご紹介します。年代によって書くことが変わってきますので、参考にしてください。

20代のエンディングノートの書き方

20代のエンディングノートの書き方で、一般的な書き方と変わってくるのは、「自分史」の部分です。20代で自分史を書くには材料が少なく、何を書けば良いのかわからないという人も多くいます。

 

「自分史」の代わりに「やりたいこと」を書きましょう。叶えたい夢ややってみたいことをリストにして書いておくと良いでしょう。その上で、どのように実現させるのかについても考えて書いてみましょう。

30代のエンディングノートの書き方

30代のエンディングノートの書き方としておすすめなのは、両親に見てもらうということです。30代になると、両親がすでにエンディングノートを書いている可能性が高いからです。

 

エンディングノートの具体的な書き方は、一般的な書き方とさほど変わりません。ですが、それぞれの項目の中身については、不十分なことが多々あります。

 

一度自分でエンディングノートを書いた後、両親に中身をチェックしてもらってください。特に個人情報や財産の項目については、具体的に指摘してもらうと良いでしょう。すると、書き漏れなどがなくなります。

40代のエンディングノートの書き方

40代になると、子供がいたり、仕事で重要な役目を担っていたりすることが多々あります。これらについては特にエンディングノートで重点的に書いておく必要があります。

 

子供がいるのなら、教育などについて書いておきましょう。学校に通っている場合は、緊急連絡先などについても書いておく必要があります。

 

仕事をしている場合は、職場の連絡先はもちろん、上司や先輩などの連絡先も書いておきます。また、特に仲良くしている同僚がいるのなら、その人の連絡先も書いておきましょう。

 

40代になると、さまざまな責任を背負っている可能性があります。自分が背負っている責任を振り返って、残された家族が困らないように書き記しておくことが重要です。

エンディングノートの注意点

エンディングノートの書き方では、注意点もあります。この注意点を押さえておくと、エンディングノートを書く手が止まることは少なくなるでしょう。 特に注意すべき点を3つご紹介します。詳しく解説しますので、参考にしてください。

無理に書かない

エンディングノートの書き方として、手順と合わせて項目や内容について解説してきました。ですが、すべての項目を埋めることができるとは限りません。中には、書きにくいと感じるものもあるでしょう。

 

大切なことは無理に書かないということです。書けない項目があるのなら、それは空欄にしておきましょう。今は書けなくても、時間が経てば書けるようになることもあります。また、無理矢理書いてしまうと、内容がわかりにくくなるというデメリットも生じます。

 

書きにくいと感じる項目や、考えても書けないという項目については、空欄にしておきましょう。

時々見返す

エンディングノートは、自分の歴史です。自分が生きている限り、歴史はどんどん積み重ねられますし、変わっていくこともあります。

 

定期的に見返すことが重要です。追記することが増えた場合は、その都度書き足していきましょう。また、変更したくなった部分に関しては、修正することも大切です。

 

エンディングノートは、一度書いてしまったらそれでおしまい、ということではありません。書き足したり書き直したりする必要がありますし、そのようにして良いものです。定期的に見返して手を加えていきましょう

保管場所

エンディングノートの保管場所には注意が必要です。エンディングノートには、個人情報が書かれています。そのため、誰でも気軽に見ていいものではありません。

 

ですが、死後に家族が見つけられないような場所に保管してしまうと、本当に必要になった時に活用できないというデメリットも生じます。大まかな場所だけでも、家族に伝えておくと良いでしょう。

 

エンディングノートの正しい書き方はない

エンディングノートに正しい書き方はありません。書いておくと良い項目はいくつかありますが、本来は好きなように書いて良いものです。肩の力を入れすぎずに気軽に書いて、何度も手を加えていくと良いでしょう。