喪中・書き損じ・余った年賀状は交換できる?年賀状の交換について

公開日 : 2020/11/5

更新日 : 2020/12/8

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喪中・書き損じなどで、年賀状が使えなくなることはあります。買いすぎて余った年賀状や古い年賀状はどうしたらよいのでしょうか?年賀状の交換方法や手数料などについてまとめました。年賀状以外のはがきや切手を交換する手数料などについてもご紹介します。

公開日 : 2020/11/5

更新日 : 2020/12/8

目次

喪中などで使えなくなった年賀状は交換可能

年賀状を用意しても、突然の不幸などで年賀状を使えなくなってしまう場合があります。多めに用意した場合に、余ってしまうこともあるでしょう。書き損じて使えなくなることも考えられます。使えなくなった年賀状は、新品の年賀状やはがき、切手などに交換できます。

 

年賀状を交換する方法や期間、手数料、注意点などをまとめました。交換する以外の年賀状の活用方法などもご紹介します。

年賀状を交換場所・交換期間・手数料などについて

年賀状を使えなくなった場合、どこに行けば交換できるのでしょうか?年賀状を交換する場所は交換期間、手数料などについてまとめました。

交換場所は郵便局のみ

年賀はがきや切手などを販売している場所は多いですが、年賀状を交換できる場所は郵便局のみです。コンビニやスーパーなどで、年賀状を販売している場合でも年賀状を交換してもらうことはできません。郵便局の窓口で交換してもらいます。

 

ただし、簡易郵便局やゆうゆう窓口では交換できないので注意が必要です。営業時間は郵便局によって異なるので、交換する場合は営業時間を確認しておきましょう。特に郵便局は開いていても、窓口の営業時間が終わっていると交換できないので注意が必要です。

 

交換できる時間は平日の16時から17時までの郵便局が多いですが、大きな郵便局なら土日も営業している場合もあります。

交換手数料は1枚5円

年賀状を交換する場合は、1枚の年賀状につき交換手数料は5円かかります。書き損じた年賀状を新品の年賀状と交換する場合、5枚交換するなら25円の手数料を郵便局に支払います。年賀状は、年賀状以外のはがきや切手などとも交換できます。

 

その場合、年賀状の購入金額から1枚当たり5円引いた金額のものと交換することが可能です。もちろん、金額が足りない場合は現金を支払うことで交換することができます。

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新品と交換したい場合は交換期間に注意

書き損じた場合など、使えなくなった年賀状を新品と交換する場合は、交換期間があることに注意しましょう。年賀状以外のはがきや切手などと交換する場合は、いつでも可能です。新品の年賀状に交換できる期間は、年賀状を販売している機関に限られます。

 

年賀状を販売している期間は10月末から11月の頭に始まり、1月上旬辺りで終わるのが一般的です。2020年の年賀状の販売期間は、2020年10月29 日~2021年1月8日までが予定されています。

喪中・服喪中の年賀状交換について

年賀状を用意した場合でも、近親者のご不幸などで喪中になることがあります。喪中の期間は年賀状を出すことはできません。この場合は年賀状を交換した方が良いですが、喪中であることを郵便局に伝えると手数料なしで交換することができます。

 

基本的に証明書などは必要なく、書類に指名・住所・亡くなった方との続柄を書くことで年賀状を手数料なしで交換できます。ただし、大量の年賀状を交換する場合は、証明書を求められるケースもあります。既に文字が書かれた年賀状や印刷されたものでも無料で交換できます。

 

喪中で年賀状が出せない場合でも、払い戻しはできません。また、切手や一般的なハガキとは交換できますが、来年の年賀状と交換することはできません。年賀状の販売期間が過ぎた場合も手数料なしで交換できなくなるので、注意しましょう。

未使用の年賀状を交換したい場合

書き損じではなく、未使用の年賀状を交換する場合もあるでしょう。その場合は、書き損じの年賀状を交換するのとは条件が変わってきます。未使用の年賀状を交換するケースについてまとめました。

誤購入した年賀状は無料交換可能

年賀状といっても、インクジェット紙用やインクジェット写真などさまざまな種類があります。普通紙の年賀状と他のタイプの年賀状を購入してしまう場合もあるのでしょう。その年に購入した未使用の年賀状を新品と交換する場合は、手数料なしで交換することが可能です。

 

ただし、あくまで同じ年の年賀状と交換する場合です。去年の年賀状を交換する場合などは、手数料が必要です。また、誤って購入してしまった場合でも、少しでも年賀状に文字などを書いた場合は手数料を支払うことになります。

 

誤って年賀状を購入したのがわかったら、記入したり汚さないように気を付けて早めに交換しましょう。ただし印刷代金を含む年賀状など、一部の年賀状とは交換できません。

写真年賀状でも交換できる

写真年賀状が余ってしまった場合はどうなるのでしょうか?写真を印刷した年賀状は未使用ではなく、書き損じと同じ扱いになります。手数料を支払うことで切手などと交換できます。今年の年賀状なら、他の年賀状と交換することも可能です。

 

写真を印刷した年賀状を郵便局に持っていくことに抵抗がないなら、交換して他のものに変えられます。書き損じと同じ扱いなので、写真の顔などを黒く塗りつぶしても問題なく交換できます。

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古い未使用の年賀状も交換できる

未使用の年賀状を無料で交換できる期間は限られますが、古い年賀状を交換することも可能です。何年前の年賀状であっても、交換することは可能です。ただし、古い年賀状を販売中の年賀状と交換することはできません。

 

販売中の年賀状と交換できるのは、同じ年の年賀状だけなので注意しましょう。古い年賀状を交換できるのは、切手やはがき、郵便書簡など年賀状以外のものになります。

お年玉の景品と交換する場合

年賀状は、基本的にお年玉がついています。当選すると景品が当たりますが、未使用の年賀状の場合はどうなるのでしょうか?年賀状をお年玉の景品と交換する場合の注意点をまとめました。

当選した場合は未使用の年賀状でも景品と交換できる

年賀状は、基本的にお年玉がついています。当選すると景品が当たりますが、人から送られた年賀状が当選して景品をもらうことが多いでしょう。未使用の年賀状が当選した場合でも、景品をもらうことは可能です。

 

交換期間が過ぎたら景品と交換できないので、余った年賀状があるなら期間内に確認した方がいいでしょう。未使用ではなく、書き損じの年賀状でも交換化できます。ただし、年賀状を景品と交換する場合は、年賀状を切手などと交換することはできません。

2020年のように交換期間が延びる場合も

年賀状を景品と交換できる期間は、1月の中旬から7月の中旬までの半年ほどになります。この期間を過ぎると、年賀状が当選している場合でも景品とは交換できません。ただし、この期間が延長になっている場合もあります。

 

2020年の交換期間は、コロナの影響で10月20日まで延長になっています。郵便局に交換に来る人が集中するを避けるためですが、まれに期間伸びることも考えられます。交換期間が過ぎていると思っても、期間が終わっているか確認した方がいいでしょう。

 

2021年の交換期間は1月18日から7月20日なので、延長は予定されていません。

喪中はがきについて

喪中で年賀状を出せないときは、喪中であることを知らせるために年賀欠礼状を送ります。この年賀欠礼状を喪中はがきとも呼びます。喪中はがきの情報や年賀状との交換についてまとめました。

喪中はがきは弔辞用のデザインがされた一般はがき

喪中はがきは、一般的に胡蝶蘭がデザインされたはがきのことをいいます。年賀状とは異なり、喪中はがきという特別なハガキがあるわけではありません。喪中はがきは胡蝶蘭がデザインされた一般はがきのことで、寒中見舞いにも使われます。

 

インクジェット紙のはがきに胡蝶蘭を印刷して、喪中はがきにすることもできます。切手を利用する場合は、弔辞用の切手を使います。切手が用意できない場合は、地味なデザインのン切手でも弔辞用として使えます。

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年賀はがきを喪中はがきと交換可能

喪中はがきは、郵便局では一般はがきとして販売されています。年賀はがきと交換できない切手やはがきもありますが、喪中はがきはその中には含まれません。喪中なら手数料は必要ないので、無料で年賀はがきを喪中はがきと交換可能です。

交換できない場合や払い戻しについて

年賀状は他のものに交換できない場合もあります。また、払い戻しをして、現金にできるかどうかもきになるところでしょう。年賀状を交換できない場合や払い戻しに関してまとめました。

汚れた年賀状は交換できない場合も

未使用の場合でも、年賀状を汚してしまうと交換できない場合もあります。年賀状の表面の左上には購入金額が記載されています。これは「料額印面」と呼ばれるもので、ハガキを贈る場合の切手と同じ金額です。

 

これは切手と同じ役割なので、料額印面が汚れてしまうと年賀状を交換できなくなります。年賀状以外のはがきでも、料額印面が汚れたら交換できません。料額印面がキレイなら、他の部分が汚れていても交換することができます。

もらった年賀状について

もらった年賀状を交換できないかという質問もあるようです。余った未使用の年賀状などを人にもらった場合は、交換することはできます。ただし、年賀状として送られてきたはがきを郵便局で交換することはできません

 

郵便局で交換できる年賀状は、どんな状態でもはがきとして使用していないものに限られます。

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返品・払い戻しはできない

年賀状は書き損じたものや未使用のものなら、交換することができます。ただし、どんな状態の年賀状であっても、払い戻して郵便局で現金を受け取ることはできません。喪中の場合でも、手数料無料での交換になります。

 

あくまで、切手やはがきなどと交換するのがルールです。ただし、金券ショップなどで現金化することは可能です。

交換以外の方法について

年賀状が余った場合は、交換する以外にも有効に活用する方法があります。年賀状を交換する以外の方法をまとめました。

応募はがきに使える

年賀はがきは年賀状としてだけでなく、普通のはがきとしても使うことができます。年賀はがきを友人に送るはがきとして使うのには抵抗がある人も多いでしょう。ただし、懸賞などお応募はがきとして使うのなら、かなり便利です。

 

年賀はがきを使ったとしても、懸賞が当選する確率も変わりません。ただし、年賀の文字が入っていると次の年の年賀状とみなされる場合もあるので、年賀の文字は二重線を引くか塗りつぶして使いましょう

 

新品のはがきと交換することを考えると、手数料が必要ないので有効利用できます。

寄付できる

年賀状は寄付に使うことができます。日本ユネスコや日本ユニセフなど多くのNPO法人が、ハガキの寄付を受け付けています。未使用でも書き損じでも問題ないので、年賀はがきも寄付として受け付けてもらえます

 

年賀状は切手などに交換されて、NPO法人の活動のための通信費などに利用されます。活動を支援することで社会貢献にもなります。切手やはがきが特に必要ない場合は、年賀状を寄付するのもおすすめです。

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現金化するなら金券ショップが便利

郵便局で年賀状の払い戻しはできませんが、金券ショップなら現金化することは可能です。換金率は70%以下ですが、30円~35円くらいで売ることができます。はがきや切手に交換しても使う機会がないのなら、現金化してしまうのも1つの方法です。

 

年賀はがきに限らず、他のはがきや切手なども現金化できます。よく利用されるハガキほど換金率は高いので、年賀はがきは少し安いことが多いです。

フリマアプリやネットオークションで売れる

現金化する方法は金券ショップだけでなく、フリマアプリやネットオークションなどで売ることもできます。ただし、送料や発送の手間がかかるので、大量に年賀はがきがある場合でないとあまりおすすめできません。

 

販売手数料などもかかるので、金券ショップに比べて換金率は下がることがほとんどです。年賀はがきが数百枚~数千枚ある場合は、数万円~10万円以上で売れることもあります。ただし未使用でないと売りにくく、価格も安くなってしまいます。

 

宛名が書かれた年賀はがきを売る場合などは、個人情報が流出する危険もあります。年賀はがきを現金化する際は、十分に注意しましょう。

年賀はがきの交換手数料は計算すれば相殺可能

年賀状を交換する場合手数料が必要です。そのため、交換する際は現金を支払うことが多いですが、年賀状を複数交換する場合などは手数料なしで交換することができます。年賀状の購入金額から手数料を引いた合計と交換する切手などの金額が同じなら手数料は相殺されます。

 

ただし、手数料を引いた金額が交換するものより多い場合でも、現金は戻ってこないので注意しましょう。しっかりと計算しておきましょう

年賀状以外を交換する場合について

郵便局で交換できるものや年賀状だけではありません。年賀状以外で交換できるものや手数料、注意点などをまとめました。

基本的にはがき・封筒・切手などは全て交換可能

郵便局では、はがきや切手、郵便書簡、特定封筒などを販売しています。基本的に郵便局で販売しているものは、郵便局にもっていけば他の切手やはがきと交換することが可能です。特殊なものでも、他のものと交換することはできます。

 

ただし、交換することで特殊切手やくじ引番号付郵便はがきを受け取ることはできません

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切手交換などの手数料について

郵便局の交換手数料は、4種類あります。郵便切手・通常はがきは5円、往復はがき・郵便書簡は10円、特定封筒は42円の手数料が必要です。これは全て1枚に対する金額で、数が増えるほど手数料は高くなります。特定封筒はレターパックやスマートレターなどのことです。

 

交換する切手やはがきが10円以下の場合は、金額の半額が交換手数料になります。

古いはがきを交換する際の注意点

古いはがきを交換する場合は、注意した方が良いこともあります。古いはがきを交換する際の注意点をまとめました。

古いはがきを交換する際は、料額印面の金額に注意

10円以下のはがきというと不思議に思うかもしれませんが、古い時代のはがきだと10円以下のものも存在します。古いはがきや切手でも、郵便局では交換することができます。10円以下のはがきだと手数料が割高になるので注意しましょう。

 

また、少し古いはがきなどだと、現在のはがきよりも購入金額が安いです。枚数で計算していると交換する際に金額が足らなくなる場合もあります。古いはがきを交換する場合は、料額印面の金額に注意しましょう。

高額になるはがきや切手も存在する

まれに高額で販売できるハガキや切手なども存在します。古いはがきや切手の方が高額で売れる可能性が高いです。古いハガキや切手を交換する場合は、売った場合の金額を調べておいたほうがいいでしょう。

出せなかった年賀状も有効に活用できる

年賀状は突然の不幸で出せなくなる場合や買いすぎて余ってしまうこともあります。そんな場合でも、他のはがきに交換するなどして有効に活用できます。時期と交換理由しだいで、手数料無料で交換できる場合もあります。

 

はがきや切手に交換したくない場合でも、寄付や現金化も可能です。そのままでは利用できない年賀状も無駄にせずに有効に活用しましょう。