年賀状は交換できる?交換できる場所や手数料などについて

公開日 : 2020/12/13

更新日 : 2020/12/13

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年賀はがきを用意していざ出そうとしても、喪中になってしまい年賀はがきが使用できなくなる場合もあるでしょう。そんな時には余った年賀はがきを交換してもらうことができれば便利ですが、仕組みはどうなっているのでしょうか。今回は交換ができるケースや場所などについて迫ってみます。

公開日 : 2020/12/13

更新日 : 2020/12/13

目次

不要になった年賀状は交換可能?

年末が近づき、例年通りに年賀状を出そうとしていて、年賀はがきを購入していても、突然に喪中となってしまい年賀状を出せなくなってしまうという事態も、もしかしたらあるかもしれません。

 

喪中になり年賀はがきが不要となってしまった場合には、交換をすることができるのでしょうか。そこで今回は、不要になった年賀はがきは交換ができるのかについて、見ていきたいと思います。

無料で交換できるケース

要らなくなった年賀はがきを、無料で交換してもらえれば有難いことかもしれません。しかし、年賀はがきを無料で交換してもらうためには、条件があるようです。では、どういった場合には無料で交換可能なのでしょうか。

 

無料で年賀はがきを交換してもらえるケースについて迫ってみましょう。

喪中になった時

喪中となった場合には、年賀状を出すことはできません。年賀はがきを用意してしまった後で予期せず喪中となった場合には、出せなくなった年賀はがきを無料で交換してもらえるでしょう。

 

既に年賀状の準備を進めていて、宛名などを書いてしまったはがきであっても、喪中であれば年賀はがきを交換してもらう際には無料となります。交換の際に喪中になったため年賀はがきを交換したいと窓口で伝えてください。

 

そして交換に訪れた方の名前や住所、亡くなった方との続柄を書類に記載すれば年賀はがきを喪中はがきに無料で交換してもらうことが可能です。

年賀状の種類を間違えた時

続いて年賀はがきを無料で交換できる事例は、購入する年賀はがきを間違えてしまった場合です。例えば、インクジェット紙が欲しかったのに無地の年賀はがきを購入してしまった場合などです。

 

それでも、同じ年の年賀はがきが販売されている期間内であることと、何も記入されていない真っ新な状態の年賀はがきであることが条件でしょう。また、広告付きの年賀はがきと四面連刷年賀はがきは交換不可となっています。

手数料がかかる場合もある

無料で年賀はがきを交換できる事例についてご紹介しましたが、手数料がかかってしまうケースもあります。さて、どういった場合に年賀はがきを交換する時に手数料がかかってしまうのでしょうか。

 

この点についても、しっかりと覚えておくようにしてください。

書き損じはがき

住所を書き間違えてしまうことや、プリントミスをしてしまう場合もあるでしょう。そうした時には書き損じはがきとして1枚5円で交換してもらうことが可能です。持っていったはがきが1枚であっても複数枚でも、1枚につき5円となっています。

 

支払い方法については、現金での支払いの他に同額の未使用切手でも受け付けているでしょう。

以前の年賀はがき

前年度分以前の年賀はがきも交換はできます。手数料の5円を支払えば、未使用であっても書き損じはがきの場合でも受け付けてくれるでしょう。しかし、はがきの値段が変わっている点に注意をしてください。

 

2018年以前は年賀はがきが1枚52円で販売されていましたが、2019年からは年賀はがきや通常はがきが1枚62円となったのです。それもあり、52円の年賀はがきを62円の年賀はがきと交換してもらう場合には、差額となる10円も支払う必要があります。

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こんなケースは交換ができない

喪中はがきに記入をしていたけれど、書き損じをしてしまったとします。または喪中はがきが余ってしまったというケースもあるでしょう。その書き損じたり余ったりした喪中はがきを年賀はがきに交換してはくれないのかと考えるかもしれません。

 

通常はがきである喪中はがきから、くじ付き郵便はがきである年賀はがきへの交換は、受け付けていないので覚えておいてください。年賀はがきがくじ付き郵便はがきにあたる点がポイントです。

年賀状が交換できる場所と期間

続いては、年賀はがきを交換できる場所と期間について見てみたいと思います。さて、年賀はがきはどこで交換してもらえるのでしょうか。そしていつまで交換が可能なのでしょうか。交換をしてもらうなら、場所や期間はきちんと覚えておく必要があります。

 

交換が必要になった時のために、しっかりと覚えておいてください。

交換は郵便局のみ可能

年賀はがきは、郵便局で交換できます。年賀はがき自体はコンビニやスーパーでも販売していますが、交換できるのは郵便局のみです。郵便局の中でも郵便窓口で交換を頼むようにしてください。

 

中には『ゆうゆう窓口』といって平日の郵便局の開店前や閉店後の時間帯や土日などにも開いているところのある地域もありますが、『ゆうゆう窓口』では年賀はがきの交換をしてもらうことはできません。

 

そのため、郵便局の郵便窓口が開いている時間帯に訪れるようにしましょう。

交換期限はない

年賀はがきは交換するのに期限があるのか気になるところですが、期限はなくいつでも問題ありません。ただ年賀はがきは郵便局の窓口のみで交換を扱っているとお伝えしましたが、平日の日中はお仕事などで忙しい方も多いと思います。

 

それだと年賀はがきの交換に出向く時間を取るのも難しいかもしれませんが、交換には期限がありませんので焦らず時間が空いた時に郵便局を訪れることができるでしょう。

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喪中で年賀状を交換する場合は期限がある

年賀はがきの交換は期限がないと先述いたしましたが、喪中での年賀はがきの交換は販売期間内に限られていることは覚えておいてください。それでも無料で喪中はがきと交換してもらうことが可能です。

 

年賀状が販売されている期間(1月の第2金曜日までの可能性あり)郵便局の窓口で聞いてみると良いでしょう。

年賀状は何と交換できる?

"年賀はがきが交換できる"と先ほどからお話していますが、では一体何と交換をすることができるのでしょうか。続いては年賀はがきと交換ができる物品等について迫ってみましょう。年賀はがきの交換を検討されているなら、参考にしてみてください。

 

もしかしたら、活用できる物品があるかもしれません。

切手

年賀はがきは、郵便局へと持っていった年賀はがきの金額と同等となる額の交換してもらうことができます。年賀はがきから切手へと交換する際にも、持っていった年賀はがきの枚数分の手数料を支払うことになる点は忘れないでください。

 

交換してもらえる切手に関しては、封書用の82円やはがき用の62円に加えて1円や10円といった額から1,000円といった額の切手まで用意されています。切手の種類についても普通切手や慶事用、弔辞用などがあるでしょう。

 

よって使う率の高い種類の切手と交換してもらうことが得策です。

通常のはがき

年賀はがきは、1枚で5円を払えば通常のはがきと交換できるでしょう。古い年賀はがきであっても、1枚5円の手数料に加えてはがきとの差額を合わせた金額を支払えば通常のはがきと交換が可能です。

 

古い年賀はがきと新しい年賀はがきを交換して欲しいと考える場合もあるかもしれませんが、古い年賀はがきは新しい年賀はがきとの交換は受け付けていませんので、覚えておいてください。

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レターパック

年賀はがきはレターパックと交換できることを知っているでしょうか。レターパックとは、紙製のバッグ状の封筒にA4ファイルサイズで4キロ以内のものを入れて送ることのできるサービスです。

 

またレターパックは追跡サービスが付いていることから、送った物品がどうなったのかを確認できるため安心感があるでしょう。レターパックは360円と510円の2種類がありますので、物を送ることがあるという方は年賀はがきをレターパックと交換してもらう方法もあります。

現金での返金はできる?

年賀はがきは郵便局で交換してもらえるということですが、現金と交換してもらうことはできるのでしょうか。年賀はがき上記のように切手や通常のはがきに交換してもらうことは可能です。

 

しかし年賀はがきは、交換の際には返品するのみや現金との交換は行っていないことを知っておきましょう。とはいえ、年賀はがきが不良品であった場合や不備があった場合にはその際に対応してもらうことはできると考えられます。

喪中はがきが余った場合にはどうする?

喪中はがきを用意したけれど、予定よりも出す枚数が減ったなどといったケースで、喪中はがきが余ってしまうことも無きにしも非ずでしょう。喪中はがきも交換をしてもらうことは可能なのでしょうか。

 

様々な観点から見ていきたいと思います。

喪中はがきは枚数が予測しにくい

年賀状を送るとしたら、大体は毎年同じ相手に送るというケースも多いと思われますので、年賀はがきを購入する枚数についても大方は予想ができるでしょう。しかし喪中はがきとなると、送るこちら側が故人と送る相手の関係性を正確に把握しているわけではないかもしれません。

 

よって、喪中はがきを送る枚数についてどうすれば良いか頭を悩ませることもあります。また喪中はがきは私製はがきと官製はがきの両方を利用可能です。私製はがきだと裏面を印刷していたとしても、余ったとしても印刷代のみがかかるだけとなるでしょう。

 

官製はがきだと、はがき代に加えて切手代の62円がプラスとなる私製はがきに比べて、切手代がかからないという点では官製はがきの方がお得になるかもしれません。

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官製はがきと私製はがきの違い

喪中はがきには、切手部分に胡蝶蘭が印刷されている通常はがきを使用するのが一般的です。胡蝶蘭は普通のはがきだと緑色でインクジェット紙だと青色で印刷されているのが通常となっています。

 

この胡蝶蘭が印刷されたはがきは、通常はがきと使用することも可能ではありますが、喪中はがきとして使用されることから、他の用途には不向きでしょう。喪中はがきはできるなら手書きで書きたいところです。

 

そうなると、書き間違えてしまうこともあると考えられます。それに一度印刷をしてしまうと他に使うことはできませんし、喪中はがきというのはあまり使うものではないことから、余ってしまうこともあるのです。

はがきを交換してもらう

喪中はがきが余ってしまい処分に困った時には、1枚につき5円を払えば新たなはがきと交換してもらうことが可能です。胡蝶蘭が印刷されたはがきだけでなく、他の種類のはがきや切手と交換することもできるでしょう。

 

もしお金が足りない場合には、不足分を現金で支払うと交換が可能となっています。郵便局の窓口で相談をすれば、スタッフの方は組み合わせについて色々と提案をしてくれるのも特徴です。

交換に手数料はいくらかかる?

喪中はがきを交換する際には、郵便局の窓口で喪中であることを伝えてください。そして請求書に請求する人の氏名や住所、故人との続柄などについて記入します。会葬礼状を提出しなければいけない郵便局もあるので、事前に調べる必要もあるでしょう。

 

手数料は、郵便切手や通常のはがきへの交換なら1枚5円ですが、往復はがきや郵便書簡なら10円でレターパックだと41円です。10円未満となる郵便切手もしくは通常はがきなら交換は額面の半額となるでしょう。

 

喪中はがきを交換する場合も、現金には交換できませんのでご注意ください。

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個人情報が不安な場合はどうする?

年賀はがきを用意し書き進めていく過程で宛名や差出人名等を書き損じてしまうこともあるでしょう。服喪中とはあまり関係はないものの、皆が個人情報に敏感になっている昨今で、こうした個人情報にあたる相手の名前や住所が書かれていたり、自身の名前などが書かれているはがきを交換してもらうことに個人情報に関して躊躇う方もいるかもしれません。

 

もし、個人情報が書かれたはがきを交換することに不安を感じるなら、個人情報が書かれている部分を黒く塗り潰すなどの対策を取る方法もあるでしょう。

喪中で年賀状を無料交換可能なのは何親等まで?

喪中で年賀はがきを交換してもらうとしても、故人の親戚なら皆が喪中として交換してもらえるのでしょうか。血縁関係には"親等"というものがあります。ここでは、喪中の場合は一体何親等まで無料交換してもらえるのかについて、見ていきましょう。

 

いざというときのために、間違わないように覚えておいてください。

郵便局では規定がない

何親等まで無料交換できるのかという、規定は郵便局にはありません。本人が年賀状ではなく喪中はがきを出すと考えた場合には、故人との関係性を問わず無料交換してもらうことができます。

 

なお、交換する際には『続柄』を提出書類に書く必要がありますが、その続柄によって断られてしまうということはないでしょう。

2親等程度が一般的

年賀状を出せない、服喪中とされる続柄は一般的にどこまでとなるのかが気になるところです。それは、2親等ほどまでとされるのが通常でしょう。要するに、親子や兄弟、祖父母、孫が該当します。

 

ただ、長年にわたり一緒に暮らしているような親族が亡くなった場合などには、喪中はがきを出すこともあるでしょう。そうしたことから、何親等までというきっちりとした決まりというのはありません。

喪中になっても年賀はがきは交換できる

突如喪中となってしまった場合に、用意していた年賀はがきがあったなら『どうしよう』と考えることもあるかもしれません。しかし、慌てなくても大丈夫です。余った年賀はがきは郵便局で無料交換してもらえるので、ご利用ください。

 

また、喪中はがきを用意したけれど余ってしまった場合にも、年賀はがきには交換できませんが通常のはがきには交換ができますので、覚えておきましょう。一般的に年賀はがきを交換するのに期限はありませんが、喪中での年賀はがきの交換には期限があることもポイントです。