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葬儀は深夜や早朝・年末年始でも可能なのか流れについて解説

亡くなるタイミングはみんな同じではありません。深夜・早朝・年末年始といつになるかわからないため、葬儀の準備の進め方も異なります。一般的なお葬式の流れを把握しておくことで、葬儀の準備も進めやすいので、初めての葬儀を準備する方は参考にしてみてください。

公開日 : 2020/11/08

更新日 : 2020/11/08

目次

葬儀のやり方に違いはない

人の死はいつか誰にもわかりません。家族がなくなれば葬儀の準備をしないといけませんが、どの時間に亡くなっても葬儀のやり方には違いがありません。そこで、深夜・早朝・年末年始の対応についてご紹介しますので、チェックしてみてください。

深夜や早朝のご臨終について

統計的なデータによると日中より夜に亡くなることが多いです。さらに、深夜から早朝にかけているケースが多く、葬儀の準備をどのように進めていけばよいかわからない人が多いです。深夜や早朝であっても、葬儀社は24時間年中無休で営業しています。

 

そのため、時間に関わらずいつでも葬儀の相談をすることができるのが特徴です。葬儀社は連絡を受けると、すぐにかけつけてくれて遺体を搬送してもらうことができます。遺体の搬送先は葬儀社に相談をして、葬儀社が所有している安置所または自宅へに搬送します。

 

遺体の搬送が終われば、火葬場の空き状況から葬儀の日程を決めていくことができます。基本的に一般的な葬儀の時間帯は変わらないため、深夜や早朝に亡くなっても、臨終を迎えてからの葬儀までの手順は変わりません。

年末年始の葬儀について

年末年始に亡くなった時の葬儀は一般的に1月4日以降に行うのがマナーです。葬儀社は年末年始に関わらず、24時間年中無休ですが、火葬場は12月30日から1月3日辺りに休みを取ることが多いです。火葬を行えなければ、葬儀ができず1月4日以降に行いましょう。

 

年末年始に亡くなった時、遺体を長い間、安置しないといけないため、冬であっても傷んでしまわないように気を付けなければいけません。そのため、追加の安置費用もかかる可能性が高いです。さらに、僧侶の手配についても早い段階で連絡をしておくべきです。

 

なぜなら、僧侶は年末年始は多忙であり、希望する日に葬儀を行えるかわかりません。年末は12月29日までなら葬儀を行うことができるため、亡くなったら早めに様々なところに連絡を取り、日程を調整するのがおすすめです。

年末年始は家族葬が多い

年末年始はおめでたいという日の前後ということもあり、葬儀を盛大に行うのは控えるケースが多いです。そのため、家族葬を選ぶことが多く、こじんまりと行ったりします。また、年末年始は各家庭の予定も多忙なため、一般参列してもらえるか予定を組むことが難しいです。

 

よって、希望する葬儀の内容を葬儀社に相談するようにしましょう。家族葬は一般葬と同じ流れで行うことができ、参列者を減らしながらの葬儀ですから、年末年始の葬儀に適しています。

葬儀社の選び方について

葬儀の準備を進めていくために、葬儀社は必ず選ばないといけません。病院や警察から紹介されるケースも多いですが、自分で選ぶことも可能です。よい葬儀にするためにも、葬儀社の選び方のポイントをまとめてみました。

葬儀費用が明確

葬儀社を選ぶときは、葬儀費用が明確に示されていることがポイントです。オプションが増えて追加料金がかさむ場合があるため、費用項目を隅々チェックするべきです。また、病院や警察から紹介される葬儀社は割高なことが多く断ることもできるため、自分で選ぶのもありです。

 

他にも、葬儀費用の支払いについても期日に余裕があるのかチェックするのがおすすめです。葬儀費用は高額ですから、お金の準備にも時間が必要な場合もあります。最近では1週間ほど猶予があります。契約書に支払い期限が書いていないときは必ず確認してください。

 

また、支払い方法も原因以外を取り扱っているか確認するのもおすすめです。葬儀費用は高額のため、ローンを組んで分割で支払いできる場合もあります。葬儀社によってはクレジットカードを取り扱っていないケースも多いため、支払いに不安がある方は確認してください。

スタッフの対応

葬儀社を選ぶときは、スタッフの対応もしっかりとチェックしないといけません。家族が亡くなって落ち着いて物事を判断することが難しい状態になっていることが多いです。また、葬儀の準備が初めての場合、わからないことが多いです。

 

そのため、スタッフの説明が丁寧であるか・契約を急がせたりしないかをチェックすることがポイントです。明らかに高額の葬儀契約をさせる葬儀社は信頼度が低いため、他の葬儀社を探してみるようにしましょう。

 

葬儀に不慣れなことは当たり前です。そのため、理解できるまで説明を受けて、葬儀のサポートを任せられるのか判断してみてください。

一般的な葬儀のタイムスケジュール

葬儀のタイムスケジュールを把握しておくと、準備を進めやすく式の開始時間を決めやすいです。そこで、一般的な葬儀のタイムスケジュールをご紹介しますので、参考にしながらお葬式の手配を進めていきましょう。

出棺・お通夜の時間帯

一般的な葬儀のタイムスケジュールで、出棺とお通夜は開始時間が大まかに決まっています。お通夜の時間を考えると17時から自宅や霊安室に安置していた遺体を棺に納めて出棺を行います。時間帯に決まりはありませんが、参列者を考えて負担のない時間に行います。

 

お通夜は別れを告げる場であり、故人のご遺体に寄り添って供養します。18時から行うことが多いため、主に遺族や親族が出棺からお通夜まで参列することが多いです。近年は、お通夜を半通夜に済ませることも多く、僧侶と調整を済ませて簡単に済ませることも増えています。

 

よって、通夜振る舞いをすることも減ってきているため、遺族の負担が少ないです。通夜振る舞いも含めると2時間程度で別れを告げる儀式を終了することができます。友人などは最後までいるべきではなく、お通夜の1時間だけ参列すれば大丈夫です。

葬儀・告別式の時間帯

葬儀や告別式の開始時間は一般的に10時から11時が多いです。その理由は、火葬や葬儀後の精進落としなどがあると5時間から6時間かかるため、時間に余裕をもって行います。10時からの葬儀や告別式の場合、遺族は9時頃に集合し、受付の準備などを行います。

 

葬儀は宗教者による読経や参列者の焼香を行って、冥福を祈る宗教儀礼をします。告別式は故人との最期の別れを済ませる場であり、葬儀の内容とは異なります。葬儀は基本的に宗教に従ってお葬式を進めていきますが、告別式では宗教を問わないお別れの儀をするのが特徴です。

 

告別式は友人・知人などの参列者が故人と過ごせる最後の時間です。最近では、家族葬や密葬など家族だけで行う小さなお葬式をするケースも増えているため、告別式を行わないケースや葬儀と告別式を一緒に行い、費用を抑える場合もあるので家族で決めましょう。

火葬・収骨の時間帯

葬儀や告別式が終わると火葬や収骨を行います。開始時間が10時からの葬儀や告別式の場合、火葬は12時から13時前後に行います。火葬場でも僧侶によって読経・焼香を行い、火葬するのにも1時間から2時間程度かかり、遺体の大きさによって時間が異なります。

 

火葬が終わるまでの間、遺族や親族などは控え室で待機します。この間にも遺族はお茶やお菓子を提供し、参列者と話すことが多いため、準備をスムーズに進めていけるように葬儀社に相談してみましょう。お手伝いする人が足りないときは葬儀社のスタッフが対応してくれます。

 

収骨は故人との関係性が深い方の喪主から骨を拾っていきます。骨壺の中に骨を収めていきますが、スケジュールによっては繰り上げの初七日法要を行うケースも増えてきています。時間帯によって精進落としの席を設けることも多いため、スケジュールを詰めてください。

午後からの葬儀のスケジュールについて

故人が亡くなった時間や遺族の都合によって、午後から葬儀や告別式を行うケースもあります。午前から葬儀を始めても午後まで時間を要するので、午後からの葬儀のスケジュールやメリットについてまとめてみました。

葬儀は午後からも行える

葬儀や告別式は午後からでも行えますが、一般的な流れだと5時間から6時間かかるため、参列者の負担を考えて早い段階から始めることが大切です。そのため、午後からの葬儀や告別式を行うときは13時から始めるのがポイントで、遅くても14時から開始しましょう。

 

故人が亡くなったタイミングによって、葬儀場や火葬場など希望した時間を予約することが難しかったというケースは少なくありません。そのため、午後からの葬儀・火葬になり、参列者などの都合を考えて、午後から行うということは少なくありません。

 

葬儀や告別式が遅くなると次の日への影響も出てきますから、遅くならないように精進落としを省いたり、時間を短縮することができるところは、葬儀社に

午後に葬儀を行うメリット

葬儀や告別式は一般的に10時や11時が開始時間ですが、午後から行うことにもメリットがあります。午前に比べて時間が限られているため、葬儀や告別式にかかる時間を短縮することができ、遺族や参列者の負担を減らすことができます。

 

また、葬儀や告別式に参列する方は朝早くから移動する心配がありません。そのため、葬儀や告別式に参列するのに時間に余裕をもって移動することができるため、メリットも大きいです。一般的な流れに沿って早い時間から行うよりも午後の方が参列者が集まりやすいです。

 

火葬場の予約が取れた時間が午後なら、逆算をして葬儀や告別式の開始時間を決めないといけません。そのため、午前中からの葬儀になれている参列者の方には負担をかける可能性もありますから、家族と話し合って葬儀・告別式の流れを葬儀社とよく相談してみてください。

葬儀によってかかる時間

葬儀の形式によって全体にかかる時間が異なります。近年は、一般葬よりも小さなお葬式を望んだり、故人が望んだ自由な形式の葬儀を取り入れるケースも増えています。そこで、葬儀の形式によってどのくらい時間がかかるのかまとめてみました。

一般葬にかかる時間

一般葬は参列者も多く、昔ながらの風習によって葬儀を行うのが特徴です。おおむね2日の時間を要し、遺族の負担も大きいので親族などの協力も必要です。また、葬儀の費用も高く、様々な準備が必要です。大まかなスケジュールとして1日目は出棺とお通夜があります。

 

お通夜を夕方の17時頃から始め、通夜振る舞いを行ったとしても20時くらいいは終了します。ここに参列された方にも次の日の葬儀のスケジュールについて伝えることが大切です。2日目の葬儀は10時から始めるのが一般的で精進落としも含めると6時間程度かかります。

 

一般葬は2日に渡って時間をかけて葬儀を行います。最近では、初七日法要も一緒に行うことが多く、葬儀の内容を早めに済ませる方も増えています。親族が集まりにくい場合は、このように取り入れることも多いため、葬儀の内容は家族とよく話し合って決めましょう。

家族葬にかかる時間

年、増えてきている家族葬は一般葬と異なり参列者が少ない小さなお葬式のため、葬儀にかかる時間も短縮することが可能です。家族葬の葬儀や告別式は40分から50分程度と一般葬よりも短く、火葬に関しては1時間程度の時間はかわりません。

 

家族葬は一般葬と流れは基本的に同じで、参列者が少ないというのが特徴のため、どれだけ時間を短縮することができるかは、参列者によって異なります。家族葬を選ぶメリットは、お通夜を行わないという選択肢も可能です。これによって葬儀の費用を抑えることができます。

 

家族葬は故人と最後の時間を家族だけでゆっくりと過ごすことができ、参列者に気を遣わず自由な葬儀を取り入れることができるのがメリットです。親族の中では葬儀に参列したいと希望する方もいるため、トラブルが起きないように参列者を選ぶのも慎重に行いましょう。

その他の葬儀でかかる時間

一般葬や家族葬以外にも、葬儀の形式には一日葬や直葬などがあります。一日葬は2日間に渡る葬儀の内容を短縮できるのがメリットですが、火葬場の予約を取ることが難しいと葬儀を進めていけません。一日葬のスケジュールは火葬場の予約の取れ方で異なります。

 

葬儀は2日に渡って時間をかけて行うため、遺族の負担が大きいです。一日ですべての内容を済ませることができれば、様々な工程を短縮して故人としっかりとお別れすることができます。費用も抑えることができ、メリットも大きいですが最後の時間をゆっくりと過ごせません。

 

火葬は24時間以内に行うことが無理のため、火葬だけを行う直葬は24時間から48時間以内に行います。出棺を行い、お通夜や葬儀を行わず、火葬や骨上げをする流れになっています。家族だけで行うことができる葬儀ですから、時間をかけずに行うことができます。

葬儀の準備は深夜・早朝でも可能

故人が亡くなっても、焦らずに一般的な葬儀の流れに従って葬儀や告別式の準備をするのがおすすめです。時間に余裕もあり、急ぐ理由がなければいい葬儀になるように準備を進めていきましょう。葬儀には様々なケースがあり、午後からの葬儀も問題はありません。

 

家族と話し合って故人とよいお別れができるような葬儀になるようにしてみてください。