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葬儀で長男が喪主を拒否できる?長男の嫁の役割など基礎知識を解説

喪主を務めるのは故人の長男のケースが多いですが、何らかの事情により拒否することができるのか悩む方もいます。もし、長男が喪主の場合、長男の嫁も葬儀での役割がありますから、喪主やサポートに回る方など基本的な情報をまとめてみました。

公開日 : 2020/10/22

更新日 : 2020/10/22

目次

葬儀で長男は喪主を拒否できる

葬儀の準備を始める前に、喪主を誰が行うのか決めないといけません。昔からの風習だと家を継ぐ長男が喪主を務めることが多いです。しかし、家庭の事情などで拒否する方も中にはいます。そこで、葬儀で喪主は必ず長男が行うのかまとめてみました。

喪主の選び方に決まりはない

葬儀の喪主を決めるのに、選び方の決まりは特にありません。そのため、昔からの風習で家を継ぐ長男が行わなければいけないというわけではないです。よって、長男が持病を持っていたり、遠方に住んでいるという理由から拒否することができます。

 

持病を持っている長男であれば、普段の生活にも支障を抱えていることが多く、葬儀は相当な体力を使うため、喪主を務めることが難しい可能性が高いです。さらに、体に負担をかけてしまう可能性があるため、喪主を拒否して他の血縁者にお願いするのがおすすめです。

 

親の近くに住んでいない長男は、近くに住んでいる長男に比べると時間や経済的な負担が大きいです。近くにいる血縁関係者に葬儀を進めてもらった方がスムーズに行えるケースもあります。よって、血縁関係の中から次男や長女・孫が葬儀の喪主を務めるケースもあります。

代理や代行をお願いできる

葬儀の喪主を長男が拒否して務めない場合は、代理や代行をお願いしないといけません。葬儀に喪主は必要であり、喪主を務めることが難しい理由もきちんと伝えるようにしましょう。代理の場合であれば、血縁関係の中から次男・長女・孫など適した方を選びましょう。

 

代理をお願いするときは、生前に関りが深かった方が務めることが多く、葬儀の準備や各種手続き、親族の取りまとめがあるため、若すぎてもわからないことが多く、葬儀の準備が負担になってしまいます。血縁者以外にも友人にお願いできることもあるため、確認してみてください。

 

血縁関係が少なく、どうしても代行をお願いする方がいないケースも中にはあります。その時は、葬儀社に相談すると喪主の代行をお願いすることが可能です。生前予約をしておくと、喪主の代行や葬儀などを亡くなってからお願いすることができるため、事前に相談しましょう。

喪主を決めない葬儀もある

喪主を決めないで葬儀するケースもあります。身寄りがいない状態で亡くなってしまった方で、遺体を引き取る血縁関係の方がいないときに行われます。入居していた施設が葬儀を行ったり、市町村葬儀を含めた死後の手続きを行うと喪主がいない状態です。

 

このようなケースは葬儀や火葬・納骨・埋葬の手続きを行ってくれますが、喪主がいるわけではありません。単身で生活する高齢者の孤独死も増えてきており、身寄りがいない中で亡くなると、このように喪主のいない葬儀を執り行うことも多いです。

 

また、近年は喪主の負担を減らすために、家族葬や一日葬・火葬式が増えてきています。一般葬のように多くの参列者がいなく、家族だけで小規模の葬儀を行うことができるため、喪主の役割の負担も減らすことができます。

喪主の挨拶のタイミングについて

葬儀で喪主を務めると、様々なシーンで挨拶をしないといけません。どのような挨拶を準備しなければいけないのか、初めての方は不安なことも多いため、喪主が挨拶をするタイミングや挨拶の内容の注意点をまとめてみました。

喪主の挨拶

喪主が挨拶をするタイミングは、通夜終了時・通夜振る舞い・告別式終了時と出棺・精進落としです。そのため、このシーンに合わせて挨拶の内容を準備しておかなければいけないため、例文などを参考にしながら故人との思い出を含めて作成するようにしてください。

 

参列者全員に対しての挨拶は、通夜や告別式の終了時・出棺の時で、挨拶のマナーを守りながら言えるように準備しておきましょう。通夜の挨拶は翌日の葬儀の告知を伝えることになるため、重要な内容ですから簡潔にまとめ、葬儀がスムーズに進むように気を付けてみましょう。

 

精進落としの挨拶は、基本的に親族に対するものの挨拶ですから、参列者全員の前で行う挨拶よりは緊張感も減ります。どの挨拶も必ず葬儀に参列していただいた感謝の気持ちや僧侶へのお礼の気持ちを入れるようにしてください。

挨拶をするときに気を付けること

葬儀で喪主を務める長男やその他の方々は、初めての挨拶を経験するとなると正しいマナーを守っているか確認しながら準備を進めていかないといけません。挨拶の最低限、守るべきポイントがあるため、次の内容を踏まえながら葬儀の挨拶を準備してみましょう。

 

まずは、自身が故人とどのような関係だったかを明らかにするため、関係性を伝えます。次に、参列者全員に対し感謝の言葉を述べてください。さらに、故人に生前、厚意を寄せて下さったことに対してお礼を述べるのがポイントです。

 

最後は、遺族である家族に向けて支援をお願いするという形で締めると挨拶がきれいにまとまります。このように、ポイントを抑えて例文を含めながら準備していくと、難しい言葉を使っていても初めて喪主を行う長男でも失敗することがありません。

長男の嫁の役割について

長男が葬儀の喪主を行うと決まった時、長男の嫁はどのような役割があるか気にしている方は多いです。そこで、長男の嫁が葬儀で行う内容をまとめてみました。葬儀をスムーズに進めていくために、長男の嫁の役割も重要ですから、初めての方は確認しましょう。

喪主の長男をサポートする

長男の両親が亡くなった場合は、葬儀で喪主を務めることが多いため、長男の嫁にも役割があるため、初めて葬儀を行う方は確認しておくことが必要です。葬儀社との打ち合わせや、参列者の方への連絡など、長男のサポートを行わなければいけません。

 

喪主である長男のサポートを行えば、負担を減らすことができます。葬儀は一人の力では進めていくことが難しいです。さらに、喪主の長男の嫁ということもあり、親族から注目されてしまいます。よって、参列者に失礼のないように振る舞わないといけないので、気を付けましょう。

 

ただし、長男の両親が亡くなっても配偶者が生存している場合であれば、葬儀で喪主を務めなくてもよい場合もあります。葬儀で喪主を務めるのは誰になるのかを決め、長男が喪主を務めると決まった時は、長男と同様に嫁も一緒に葬儀の準備に力を注ぎましょう。

葬儀の進行を確認

葬儀で喪主を務めるのが長男な場合、嫁は葬儀がスムーズに進行しているのか確認してサポートすることが必要です。喪主の長男は葬儀全体の監督ですが、周りきれない部分は長男の嫁がサポートしないといけません。参列者が多いければ、世話役なども必要になってきます。

 

会場の受付から始まり、葬儀をスムーズに進めていくために、人手は足りているのか確認しながら全体を把握しないといけません。人手が足りていない場合は、血縁関係者にお願いをしないといけませんし、周りきれていない部分のサポートに回らないといけません。

 

近年は、葬儀専用の施設を借りて行うことが多いですが、昔ながら自宅で葬儀を行う場合は、葬儀場よりもやることが多いため、長男の嫁のサポートも重要になってきます。精進落としがある場合、料理や買い出しなども必要も出てくるため、リストを作って確認しましょう。

長男が喪主を葬儀で行うか家族で話し合おう

喪主は葬儀で様々な挨拶をしなくてはいけません。家を継ぐ長男が喪主を行うケースが多いですが、特に決まりはありませんので、次男や長女・孫が行うこともあります。遺族の負担を考えて喪主がいない葬儀の形式もあるため、よく家族で話し合って決めましょう。

 

近年は昔の風習にとらわれない葬儀の形式も増えてきており、遺族側の負担や費用などを考えて、故人が望んでいる葬儀や自由な形を選ぶのもポイントです。