葬式の見積もりをするメリットとは?見積もりの方法や注意点まとめ

公開日 : 2020/10/21

更新日 : 2020/10/21

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葬式の見積もりをして見積書を出すことで、葬儀プランや費用の内訳が理解できます。結果として葬儀費用を節約することも可能です。ネットを利用すれば相見積もりや一括見積もできます。葬式の見積もりを出す方法やメリット、注意点などをまとめました。

公開日 : 2020/10/21

更新日 : 2020/10/21

目次

葬式の見積もりについて

葬式の見積もりを事前に出すことで、どのくらいの金額がかかるかわかります。直前になって葬儀会社に依頼すると、時間的な余裕もなく余分な費用がかかってしまうことも多いです。

 

見積もりをすることで、費用を抑えて希望通りの葬儀がしやすくなるなどさまざまなメリットがあります。葬式の見積もりの出し方やメリット、注意点などをまとめました。

葬式の見積もりの仕方

葬式の見積もりを出すには、いくつかの方法があります。葬式の見積もりを出す方法を解説します。

実際に葬儀社で見積もりを出してもらう

葬式の見積もりを出してもらう方法として、最初に考えるのが実際に葬儀社に言って相談することです。直に話を聞くことができますし、資料も見られるので最も詳細な相談ができる方法といえます。ただし、相談するのに時間がかかるのがデメリットです。

電話で相談

電話で相談するという方法もあります。実際に葬儀社に出向くほど詳細な相談はできませんが、直接コミュニケーションが取れるので質問にも答えてもらえます。電話相談の場合はある程度プランを決めてから相談した方が、スムーズに話が進みます

 

直に葬儀社に相談に行くのに比べると、短時間で見積もりが出せるのがメリットです。実際に見積もり書を発行してもらうことを忘れてはいけません。

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ネットで見積シミュレーション

ネットで見積もりを出してもらう方法もあります。質問することはできませんが、ホームページからプランを選んで簡単に見積もりを出せるのがメリットです。最近はチャットで見積もりを出してくれる葬儀社も増えています。

 

チャットなら気になる部分に関しては、質問しながら見積もりを出すことができます

一括見積もり・相見積もりがおすすめ

葬儀社に見積もりを出してもらう場合は、複数の会社で見積もりを出して比較するのがおすすめです。葬儀社まで行って見積もりを出してもらうと時間がかかりますが、ネットなら簡単に出せるで比較しやすいです。

 

複数の葬儀会社の一括見積を出せるサービスもネットにはあるので、簡単に比較ができます

一般的な葬式費用と葬儀費用内訳について

葬式の費用は、葬式の形式でも変わってきます。また、内訳を考えることも大切です。一般的な形式の葬式の費用の相場や費用の内訳などをまとめました。

葬式の費用

葬式は火葬式や一日葬、家族葬、一般的な葬儀などがあります。それぞれの費用の相場についてご紹介します。

火葬式

火葬はお通夜や葬儀を行わずに、火葬のみを行う形式です。葬式の中では最も安く相場は15万円~25万円ほどになります。棺・骨壺・寝台車・霊柩車・棺布団・ドライアイス・死亡届などが含まれますが、火葬場の利用料金は含まれない場合があります。

一日葬

お通夜を行わずに親族と親しい友人・知人のみで葬儀を行う形式です。相場は40万円~70万円ほどになります。一日分の費用で飲食代もかかりません。僧侶へのお礼として、これ以外に20万円~30万円ほどかかるのが一般的です。

家族葬

家族葬は、親族と友人・知人を中心に行う葬儀で相場は60万円~110万ほどになります。こちらも、僧侶へのお礼は30万円~50万円ほどかかります。

一般的な葬儀

一般的な葬式の相場は80万円~140万円くらいになります。飲食代や返礼品が必要で参列する人数によって、飲食代や返礼品の費用が増えます。そのため、葬儀にかかる費用の幅も大きくなります。お布施などの合計は、30万円~50万円ほどになります。

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内訳

葬式にかかる費用の内訳は大きく分けて、3つに分けられます。葬儀会社の見積もりには、含まれないものもあるので注意しましょう。

儀式の費用

儀式の費用は葬儀プランの基本料金や車両代、火葬場や斎場の使用料金などの合計です。葬儀プランの中には、遺影写真や棺、祭壇などの料金が含まれます。基本的に最初から決まっている料金です。

接待費用

接待費用は参列者を設定するための費用です。通夜振る舞いや精進落としなどの飲食代や返礼品・会葬礼状など返礼品費用などが接待費に当たります。

宗教者へのお礼

宗教者のお礼は、僧侶にお渡しするお布施などのことです。読経や戒名のお礼だけでなく、お膳料や御車代などもこの中に含まれます。お布施はお気持ちということで固定料金ではありませんが、追加料金が取られることはありません。

 

ただし、葬儀社の見積もりには、宗教者のお礼は基本的に含まれません。葬儀会社に相談すれば、どの程度かかるかはわかるので確認しておきましょう。

固定費用と変動費用に注意

葬式の見積もりの内訳で注意したいのは、固定費用と変動費用の違いです。固定費用は常に一定で変化しませんが、変動費用は参列者の人数で変化します。そのため、固定費用は実際の葬儀と見積もりで変化しませんが、変動費用は増える可能性があります

 

固定費用は内訳の中では、儀式の費用に該当します。変動費用は接待費用のことで、飲食代や返礼品の費用は参列者が増えるほど増加します。実際に何人参列することになるかは、当日にならないとわかりません。

 

返礼品は余分に用意しておく必要がありますが、地域によっては余ったものは引き取って精算となる場合もあります。地域ごとに扱いが異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。ドライアイスは固定費用に分類されますが、暑い日などは追加になる場合もあります。

葬式の見積もりをするメリット

葬式の見積もりをすることで、費用の金額や内訳がわかるなどさまざまなメリットがあります。葬式の見積もりをするメリットについてまとめました。

葬儀プランなどの金額が正確に把握できる

見積もりを出すことで、葬儀にかかる金額が正確に把握できます。葬儀会社のパンフレットには、大体の金額書かれているだけで詳細はわからないことがほとんどです。見積もりを出すことで、実際の金額や内訳を見ることができます。

 

自分のケースでは葬式にどのくらいの金額がかかるか分かりますし、内訳も分かるので実感しやすいです。

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信頼できる葬儀会社か問題のある葬儀会社か判断できる

見積もりを出してもらうだけで、問題のある葬儀会社は簡単にわかります。問題のある葬儀会社は、見積もりを依頼しても理由を付けて見積もりを出さないことが多いです。見積もりを出さない葬儀会社は、その時点で避けた方が賢明です。

 

良い葬儀会社かどうかを判断するのは簡単ではありませんが、見積もりを出してもらうことでかなりのことがわかります。疑問に丁寧に答えてくれて、こちらの要望にしっかり対応してくれる葬儀会社を選びましょう

時間をかけて考えられる

事前に葬儀の見積もりを出しておくことは、時間をかけて比較検討できるメリットがあります。実際に葬儀を依頼する段階では、時間がないので考える余裕がありません。良く分からない点は調べたり、問い合わせることができます。

 

詳細な内容も具体例などで説明を受けられますし、内容を吟味することが可能です。結果として費用も抑えらえますし、納得して葬儀を依頼できます。

自分で判断できる

葬式の見積もりを行うことで、比較基準を持つことができます。最初の見積もりを基準にすることで、他社の見積もりとの違いが分かります。金額や内容の違い分かるので、優れた点や問題も分かります

 

事前の見積もりはあくまで見積もりなので、気になる点を変更して希望通りの葬式に近づけることができます

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葬儀会社のモチベーションも上がる

事前に見積もりを出した方が葬儀会社の対応が良くなるといわれています。見積もりを出す人は少ないこともあり印象に残りやすく、突然依頼したお客よりも葬儀会社の人もやる気になるそうです。

 

事前見積もりは無料でできるので、デメリットがほとんどないのも魅力です。

葬式費用見積もりの注意点

見積り書が出来上がった希望した内容と見積もりの内容が合っているか確認しましょう。内訳やわかりやすさ、他社との比較などを行うことが大切です。

費用の内訳の確認

葬式の見積もり書が出たら内訳を確認しましょう。内訳は、固定費用よりも変動費用をしっかりと確認することが大切です。変動費用は式に参列する人数によっても、大きく変化します。

 

サービスの内容を確認することも忘れてはいけませんが、式の規模や参列予定の人数に妥当な金額になっているかきちんと確認しておきましょう。

見積書は詳しいか

葬式の見積もり書の記載の仕方は、葬儀社によって違います。葬式の費用の内訳が詳細に分かりやすく書かれている葬儀社の方が良いですが、内訳がわかりづらくあいまいな場合もあります。

 

内訳がわかりにくい場合は、詳細がわかる見積もり書をお願いするようにしましょう。

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他社との比較を行う

数社分の葬式費用の見積もりを用意したら、しっかりと比較しましょう。費用の内訳ごとに金額だけでなく、内容もまで確認することを忘れてはいけません。商品の一連の流れやサービスの違いなど、細かく比較検討することが大切です。

 

別途請求を行う葬儀社もあるので、こういった点にも注意して比較しましょう。

見積もりと請求書が異なる場合とその対応

見積もり書と請求書が大きく異なるケースにも気を付けましょう。その場合は、見積もり書と実際の請求書のどこが異なるのか、しっかりと確認することが大切です。見積もり書があれば、納得できない場合でも確認しやすいので助かります。

 

相場より極端に安い見積もりを出された場合は注意しましょう。安い見積もりを出して、後から追加料金を請求してくる葬儀会社もあります。事前に追加料金はあるのか、その場合はどのくらいになるのか確認しておくことが大切です。

 

きちんと説明してくれる葬儀会社を選ぶようにしましょう。ただし葬儀会社を決める時間は短いことが多いので、どうしても十分な説明が受けられない場合があります。可能なら、事前に葬儀相談をしておくことをおすすめします。

葬式の見積もりをすることで費用を節約して希望通りの葬儀ができる

葬式の見積もりの仕方やメリットについてまとめました。葬式の見積もりをすることで必要な費用がわかり、節約できるだけなく希望通りの葬式をすることができます。

 

見積もりをすることで、信頼できる葬儀会社も見つかりやすくなります。見積もりをする費用はかかりませんので、積極的に利用しましょう。