葬儀に参列できない場合の対応とは?香典の渡し方などについても解説

公開日 : 2020/9/3

更新日 : 2020/9/9

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訃報を受けたものの葬儀に参列できないということがあります。もし葬儀に参列できない場合、どういった対応をすればいいのでしょうか。今回は葬儀に参列できない場合の対応について解説をします。香典の渡し方などについても詳しく解説をするので、参考にしてください。

公開日 : 2020/9/3

更新日 : 2020/9/9

目次

葬儀に参列できない場合にまず行うこと

訃報を受けたものの何らかの理由により葬儀に参列することが不可能な場合があります。もし葬儀に参列することが不可能であると分かった場合、まずどういったことを行うといいのでしょうか。ここでは葬儀に参列することが不可能な場合にまず行うことを解説するので、参考にしてください。

ご遺族の方に連絡をする

葬儀に参列することが不可能である場合、まずはご遺族の方にご連絡をしなければいけません。電話で訃報を受けたのであれば電話で連絡をするようにしてください。もしメールで訃報を受けていた場合には、メールで葬儀を欠席する旨を伝えても問題はありません。

 

メールで葬儀を欠席する旨を伝えるのであれば、忌み言葉などを使用しないように注意して文章を考えるようにしてください。

参列できない理由を詳細に伝える必要はない

ご遺族の方に葬儀を欠席する旨を伝える場合、欠席する理由を詳細に伝える必要はありません。ご遺族の方は葬儀の準備などで忙しくされているため、長々と話してしまうと迷惑になってしまいます。そのため、葬儀を欠席する理由は端的に伝えなければいけません。

 

また葬儀を欠席する理由を詳細に伝えると、ご遺族の方が不快に思われる可能性があります。今後の関係にも影響を及ぼす可能性もあるので、端的にかつ丁寧に欠席する理由を伝えるようにしてください。

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葬儀に参列できない場合の文例

お通夜にのみ参列出来ない場合には、「お通夜には参列出来ませんが、告別式には参列させていただきます」など告別式には参列できることをお伝えします。基本的にお通夜は故人の親族など親しい方が参列する式です。一般の方は告別式参列すればいいので、お通夜に参列出来ないからといってお詫びをする必要はありません。

 

もし故人の親族などである場合には、お通夜に参列出来ない旨を伝えるようにしましょう。告別式に参列出来ずお通夜に飲み参列する場合は、「都合がつかず告別式にはお伺いできませんが、お通夜には参列させていただきます。」という風にお伝えするといいでしょう。

 

お通夜と告別式の両方に参列することが不可能な場合は、「やむを得ない理由のため、参列することができません。ご冥福をお祈りいたします。」という風に参列出来ない旨とお悔やみの言葉を伝えるようにしましょう。

葬儀に参列できない場合の香典について

葬儀に参列する際にご遺族の方に渡す香典ですが、葬儀に参列出来ない場合はどのように渡すといいのでしょうか。ここでは葬儀に参列出来ない場合の香典について解説するので、参考にしてください。

代理人に香典を渡してもらう

葬儀当日であれば、代理人に頼んで代わりに香典を渡してもらうことが可能です。自分以外の家族や葬儀に参列する予定のある友人などに依頼をするといいでしょう。故人の方と面識のない方に依頼をすることもできますが、この場合は事前にご遺族の方にお伝えするようにしましょう。

 

代理人の方は受付で、香典を代理で持ってきていることを伝える必要があります。また記帳をする際には本来参列するはずだった方の名前を書いて、その下へ(代)と代理を表す文字を書くようにしてください。妻が代理をする場合は夫の名前を書いて、その下に(内)と書きます。

香典を郵送する

香典は郵送しても失礼ではないので、葬儀終了後に郵送でお渡しすることも可能です。香典は現金なので、郵送するのであれば現金書留をしようしなければいけません。香典を郵送する場合も葬儀で渡すときと同じく、香典袋に包み表書きなどをする必要があります。

 

正しく香典を用意して、香典袋が入るサイズの現金書留封筒を利用して郵送するようにしましょう。香典を辞退されている場合、香典を郵送するとご遺族の方に迷惑をかけてしまいます。香典を郵送する前に香典を辞退していないのか確認をするようにしましょう。

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弔問の際に香典を渡す

葬儀に参列出来ない場合、葬儀終了後に弔問をすることがあります。弔問でご遺族の自宅に伺う際に、香典をお渡ししても問題はありません。弔問に伺う場合には、事前にご遺族の方の許可を得る必要があります。許可を得ずに勝手に自宅に伺うことがないようにしましょう。

 

弔問の際に香典を渡す場合も、ご遺族の方が香典を辞退されていると渡すことが出来ません。事前に香典をお渡ししてもいいか確認を取り、辞退されている場合には他の方法で弔意をお伝えするといいでしょう。

香典の金額相場について

葬儀の際にお渡しする香典の金額相場は、故人と自分の関係性や年齢によって変わります。故人が自分の身近な人であれば相場は高くなりますが、顔見知り程度の場合は相場は低くなっています。

 

また20代の方と経済的に余裕がある50代の方を比べると、香典の相場には差があります。香典はあくまで気持ちなので、香典の金額が相場より少ないからといって問題はありません。相場より高い金額を包む場合には、ご遺族の負担を軽減するために香典返しを辞退するといいでしょう。

葬儀に参列できない場合の弔電について

葬儀に参列出来ない場合、弔電を送ることで弔意をお伝えすることができます。弔電はNTTなどの電話会社や郵便局、ネットサービスから送ることが可能です。届けられた弔電は、一般的に葬儀で喪主により奉読されます。

 

弔電を奉読する準備があるので、遅くとも葬儀の始まる3時間前までには弔電を届ける必要があります。葬儀の始まる直前に届けてしまうと迷惑になるので、手配は早めにするようにしましょう。

 

弔電はお悔やみの言葉を取り急ぎ伝える方法です。そのため、葬儀が終了してから弔電を届けてしまうと失礼な行為になってしまいます。弔電が葬儀に間に合わない場合には、弔電を送ることは控えて他の方法で弔意をお伝えしましょう。

葬儀に参列できない場合のお花について

葬儀で弔意を伝える方法として、供花を送る方法があります。供花は葬儀社や花屋に依頼をして送ることができるので、葬儀に参列出来ない場合でも送ることが可能です。供花は宗教や地域によって使用する花やサイズなどに違いがあります。

 

送られた供花は葬儀会場に飾られるので、間違った供花を送ってしまうと葬儀会場の雰囲気を乱す恐れがあります。こういった問題を回避するために、供花についての知識がない場合は葬儀社に依頼をするといいでしょう。

 

葬儀社が葬儀会場の準備を行うので、葬儀会場の雰囲気に合った適切な供花を用意してもらえます。供花について会場に飾る準備があるので、葬儀が始まる3時間前までには届くように手配をしましょう。

葬儀に参列できない場合の手紙やメールについて

葬儀に参列出来ない場合、お悔やみの手紙を送り弔意を伝えることもあります。お悔やみの手紙を送るのであれば、遅くとも四十九日までには届くように送りましょう。お悔やみの手紙を書く場合、頭語、季語の挨拶などは不要です。

 

葬儀に参列出来なかったお詫び、お悔やみの言葉などを書くようにしましょう。忌み言葉や重ね言葉などは文章に使用しないようにしてください。メールは簡易的な方法になるため、目上の方などにメールでお悔やみの言葉を送ると失礼です。

 

特に親しくされている方などの場合にはメールで送ることもありますが、基本的にはお悔やみの手紙を送るようにしておきましょう。

葬儀に参列できない場合は適切な対応をしよう

今回は葬儀に参列出来ない場合の対応について解説をしてきました。葬儀に参列出来ない場合、まずはご遺族の方に連絡をする必要がありました。詳細に理由を伝える必要はないので、簡潔に葬儀に参列出来ないことをお伝えしましょう。

 

また葬儀に参列出来ない場合でも香典を代理人に渡してもらう、供花を送るなど弔意を伝える方法がありました。葬儀に参列出来ないことが分かった場合には、今回の記事の内容を再度確認して適切な対応ができるようにしておきましょう。