岡部英男さんの葬儀|衆院議員や自民党県連幹事長を歴任された政治家

公開日 : 2020/7/18

更新日 : 2020/9/9

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岡部英男さんは衆議院議員、並びに茨城県議会議員を通算7期に渡って務められた政治家です。この様に長年政治家として地方自治の発展に貢献された岡部さんですが、2020年2月4日にこの世を去ってしまいました。ここでは、彼の歩んだ道のりや彼の葬儀について紹介します。

公開日 : 2020/7/18

更新日 : 2020/9/9

目次

岡部英男さんのプロフィール

岡部英男さんは、茨城県の岡市出身の政治家です。家業であった岡部工務店の社長を務められた後に、県議に当選された後に衆議院議員としても活躍されました。その後、茨城県の県連幹事長も歴任されています。以下では岡部さんの経歴を詳しく紹介していきます。

岡部さんが政治家として歴任されたポストとは

岡部英男さんは、1970年に政治家人生を地元茨城県でスタートさせています。その後、茨城県議としてのキャリアを7期務められています。こちらの通算7期のキャリアで得た経験を基に、岡部さんは1985年に茨城県議として議長に就任されています。

 

そして、94年から2001年までは県連幹事長として、「県政のドン」と評されていた故山口武平さんの政治活動を支えることで、茨城県議会の運営に携わっておられます。この7年かんの活動で、最も山場であったのが1998年です。

 

善色の死去に伴い衆院茨城5区の補欠選挙が行われる運びとなりました。そして、岡部さんはこちらの選挙で勝利し、衆議院議員を1期務められました。そして、2003年。政治家人生を引退されました。こちらが、岡部さんの政治家としての経歴の概要です。

 

 

岡部英男の経歴を紹介

個々では、上記で紹介した岡部英男さんの政治家として、また彼自身の人生についてもう少し広げて紹介していきます。

法政大学法学部出身の政治家

岡部英男さんは、1928年の8月20日。茨城県の岡市にて生誕されました。そして、1951年に法政大学工学部を卒業されました。その後、家業であった「岡部工務店」の社長としてキャリアを務められていました。こちらが、岡部さんが政治家を歩まれるまでの経歴です。

政治家として茨城県議を務める

岡部英男さんは、家業の「岡部工務店」の社長を務められた後に政治家としての人生を歩むことを決意されます。そして、1970年に茨城県議に見事初当選されました。岡部さんはこの茨城県議としてのキャリアを通算で7期務められています。

 

そして、1994年から2001年。岡部さんは県議として茨城県連幹事長を歴任されています。このポストで岡部さんは、「県政のドン」と謳われた故山口武平さんを支えることで、議会運営を円滑に進めることに尽力されました。

 

 

議長を歴任した後、補欠選挙に当選

岡部英男さんは、県政のドンであった山口武平さんを支える中で、政治家として1つ大きな山場を迎えられています。それが、1998年に前職の死去に伴う衆院茨城5区の補欠選挙です。岡部さんは、こちらの補欠選挙に見事初当選され、衆議院議員を1期務められました。

 

しかし、2000年。第42回衆議院議員総選挙では、民主党の大畠章宏さんに敗れた結果落選されています。この後の2003年。岡部さんは政治家としてのキャリアを終えられています。

 

そして、政界引退後は2018年まで県建設業協会の会長を務める中で、県内の財政界に強い影響力を持たれていました。

 

 

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政治家として旭日中綬章を受章

岡部さんは、2003年に政治家を引退されたその11年後。2014年に旭日中綬章を受章されています。この旭日中綬章とは、「国家又は公共に対し勲章ある者」が受章することができる日本の勲章の1つです。

 

彼の「勲章」とは、上記で紹介した経歴からもわかるように長年の国政および地方自治の発展に尽力されてきたことにあります。この功績をたたえるために、2014年に「岡部英男氏旭日中綬章受章祝賀会」が茨城自民党にて開催されました。

 

この会には、長年国政の中心で活躍されている菅官房長官や当時の小野寺防衛大臣をはじめ多数の方々来賓された非常に大きな会だったそうです。ここから、岡部さんの残した地方自治への功績を伺うことができます。

 

 

岡部英男さんの葬儀について

ここからは、長年茨城県や国政に対して様々な貢献をされてきた岡部英男さんの葬儀についての詳細を紹介していきます。

近親者のみの葬儀が行われた

ここまでは、岡部英男さんの政治家としての経歴や功績を紹介してきました。ここからは、岡部さんの葬儀について紹介していきます。岡部さんは、2020年2月4日に肺炎のため、入院してた日立市内の病院でこの世をさってしまわれました。

 

岡部さんは、葬儀を2月9日に終えられました。そして、葬儀の方式は「密葬」で親族だけで終えられたそうです。その後、2月22日。日立市内でお別れ会を開かれました。このお別れ会の様子を次の項目で紹介していきます。

 

 

岡部英男さんのお別れ会について

岡部さんのお別れ会は、日立市諏訪町の平和台記念館で開かれました。このお別れ会には菅義偉官房長官や梶山弘志経済産業相、田中和徳復興相をはじめ自民党関係者や国会議員、大井和彦知事、県議、市町村長を合わせて約3千人が参列する大掛かりなものでした。

 

こちらのお別れ会に参列した菅官房長官は、岡部さんとの思い出を弔辞でこの様に振り返っています。「岡部先生から学び、得た教訓は政治人生の糧になった。故郷茨城のために生涯尽くされた。の様にしのばれていました。

 

また、梶山氏も「今日の自民県連を築き上げた。茨城に岡部英男あり。名を遂げ大偉業を成し遂げた」と称えられていました。

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近親者のみの葬儀は増加傾向にある

近親者のみの葬儀や家族葬は、近年の葬儀の形式のトレンドになっています。名称だけ確認すると、家族や近親者だけで行われる葬儀だと思われるかもしれませんが少し異なります。こちらの形式は故人の葬式と親しい場合は血縁関係にない方も招待することができます。

 

大勢の参列者を呼ぶ必要もないため、主催者が対応に追われ過ぎることもありません。そのため、落ち着いてゆっくりと故人とのお別れに時間を使うことができます。また、この様に近親者のみの葬儀は容易に行うことができるため、葬儀にかかる費用も抑えることができます。

 

また、葬儀の形式も主催者側で決めることができる点も人気を集める要因となっています。故人や近親者の方の希望に合わせたスタイルを取り入れることができるため、型にはまった葬儀に捉われることもありません。

岡部さんも行われた近親者のみの葬儀について

ここからは、岡部英男さんの葬儀でも採用された「近親者のみの葬儀」とうものがどんな形式であるか、近親者のみの葬儀にかかる費用等を相場と比較しながら紹介していきます。

近親者のみの葬儀とは

いわゆる葬儀には、家族や親族だけでなく、仕事上お世話になった方々や遺族に参列してもらうことが大半です。また、ご焼香だけ行うために葬儀会場にいらっしゃる方々を含めると、葬儀の規模は格段に大きくなってしまいます。

 

そうした、規模の葬儀を主催することが難しいという方向けに近年取り入れられている方式が「近親者のみの葬儀」です。この方式の葬儀で参列してもらう方々は、家族や親族、並びに近しい関係者の方々だけとなっています。

 

つまり、比較的少数で小さめの会場で葬儀を行うことが可能になるために、喪主をはじめ葬儀を主催する方々の負担を極力減らすことができます。この方式へのニーズが増す中で葬儀会社も多数のプランを用意されているので、気になった方は問い合わせてみてください。

近親者のみの葬儀の費用の相場を紹介

近親者のみの葬儀に関わらず、一般的な葬儀にかかる費用は以下3つです。1つ目が、「葬儀費用」です。こちらは、祭壇や花壇、焼香台などの葬儀場に準備しなければならない基本設備や用具の費用や会場費、火葬場の使用料がこの葬儀費用に当てはまります。

 

2つ目が、「飲食費」です。こちらは、葬儀の後にふるまう必要があるお酒や食事、精進落としというものにかかる費用が飲食費にあたります。そして、3つ目が「お布施」です。こちらは、葬儀で読経して頂いた後のお礼、並びに戒名へのお礼のお金としてお渡しするものです。

 

以上3つが葬儀にかかる費用です。近親者のみの葬儀では、以上3つの費用を合わせて約55万円の費用を要します。彼に故人の親族だけで葬儀を行う場合は、約40万円。また、故人の親族並びに近しい関係者に参列してもらう場合は約70万円となります。

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近親者のみの葬儀の流れを簡単に紹介

近親者のみの葬儀で行うことは以下6つです。1つ目が、看取りの後に、担当医の方から「死亡診断書」を受け取ることです。2つ目が、指定した葬儀社へ連絡を行った後に「ご遺体の搬送」を依頼することです。3つ目が、お通夜や葬儀等について葬儀社と「打ち合わせ」をすることです。

 

そして、4つ目が「納棺」と「お通夜」を行うことです。5つ目が、「葬儀」を行うことです。そして最後の6つ目が、「出棺」と「火葬」です。この様に流れに関しては、一般的な葬儀と異なる箇所はありません。

 

つまり、一般的な葬儀と形式は変わらないと同時に参列者が少ない状況で親族や関係者の方々が集まって葬儀に臨むことができるので、「密」なコミュニケーションを取ることができると、人気を集めています。

 

 

「県政のドン」を長年支えられた岡部英男さん

長年、茨城県議会や国政を支えてきた岡部英男さん。彼の葬儀で採用された近親者のみの葬儀は現在のトレンドでもあります。しかし、時代が変化するに連れて人々の葬儀への考え方も変化する中で新たな方式が生まれるかもしれません。その時々でベストなお葬式を行っていきましょう。