葬儀と六曜カレンダーの関係は?葬儀を避けるべき日取りなどを解説!

公開日 : 2020/5/21

更新日 : 2020/9/10

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葬儀を行う日取りを決める場合、六曜カレンダーを確認する必要があるといわれています。葬儀と六曜カレンダーには、どういった関係があるのでしょうか。今回は、葬儀と六曜カレンダーの関係について解説をします。葬儀を避けるべき日取りなども解説するので、参考にしてください。

公開日 : 2020/5/21

更新日 : 2020/9/10

目次

六曜カレンダーとは

六曜カレンダーとは、暦注の1種類です。月曜日から日曜日までの一般的なカレンダーは、天体を元に考えられている七曜カレンダーです。六曜には1日の中で縁起がいい時間と縁起の悪い時間や、縁起のいい行動や縁起の悪い行動が割り振られています。六曜カレンダーを見ることで、毎日の吉凶などを知ることができます。

先勝とは

六曜の一つである先勝は、行動を早い時間に行うと吉とされています。先勝の日は午前中に行動すると良いのですが、午後は行動を控える方がいいでしょう。

友引とは

友引は、大安についで縁起がいい日といわれています。本来は勝負事が引き分ける日という意味で友引は使用されていたとされています。縁起のいい日ではあるのですが、昼ごろは行動を起こすと良くないといわれています。

 

友引は友を幸せに引くという意味があるので、結婚式などに適している日となっています。

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先負とは

先負は先が負けるという意味があり、急いで行動を起こすと良くない日とされています。そのため午前中に行動をするのではなく、午後から行動に移した方がいい日です。先勝と吉凶の時間が逆になるので覚えておきましょう。

仏滅とは

仏滅は、仏も滅びる日といわれており六曜カレンダーの中で一番縁起の悪い日といわれています。仏滅は行動を起こす日には適していないといわれており、基本的に結婚式など祝い事は避けます。

 

仏滅を物滅と書くこともあり、全ての物が滅びるので物事を一から始める日に適しているという考え方もあります。

大安とは

大安は六曜カレンダーの中で最も縁起のいい日とされています。大安吉日という言葉があるように、一日中運気がよく行動を起こすと成功する日ともいわれています。これらのことから結婚式などのお祝い事や地鎮祭などは、大安に行われることが多いです。

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赤口とは

赤口は仏滅と同じくらい縁起の悪い日です。仏滅とは違いお昼頃は吉の時間とされていますが、行動を起こすのには適していない日とされています。赤口は赤という文字が使われていることから、血や火につながる行動は縁起が悪いといわれています。また刃物を使うことも縁起が悪いとされています。

葬儀と六曜カレンダーの関係について

日ごとの運勢や縁起のいい行動や悪い行動が表されている六曜カレンダーですが、葬儀とはどういった関係があるのでしょうか。ここでは葬儀と六曜カレンダーの関係について解説をするので、参考にしてください。

友引は葬儀を基本的に避ける

六曜カレンダーの1つである友引の日は、基本的に葬儀は避けるべきといわれています。友を幸せに引くという意味があることから結婚式などに適している友引ですが、冥土に友を引くという意味もあり葬儀には適していないといわれています。

 

地域によっては考え方が異なり、友引に葬儀が行われる場合には人形を棺に入れて友の身代わりとすることもあります。近年では六曜カレンダーを気にせずに、友引に葬儀を行うというケースも増えてきています。

 

ただ斎場や火葬場は友引の日を定休日としていることが多いので友引に葬儀を行う場合には、斎場や火葬場が開いているか確認しておく必要があります。

友引以外の日と葬儀の関係

友引は基本的に葬儀を避けるべき日ですが、その他の日は葬儀を行ってもいいのでしょうか。先勝や先負の日は、葬儀を行っても問題はありません。先勝は午前、先負は午後に行動を起こした方がいいとされていますが、葬儀は午前午後どちらでも行うことができます。

 

六曜カレンダーの中で最も縁起のいい大安の日も、葬儀を行うことは可能です。縁起が良く行動を起こす日に適しているとされているので、葬儀を行う日にも適しているという考え方ができます。

逆に縁起のいい日に弔事は適していないと考える方もいるので、大安に葬儀を行う場合は家族や親族と話し合いをするといいでしょう。仏滅に関しても、葬儀を行うことができる日です。

仏滅は縁起が悪い日なので祝い事には適していませんが、弔事に関しては問題はありません。赤口についても仏滅と同じく祝い事には適していませんが、葬儀は問題なく行うことができます。

 

お通夜と友引の関係について

葬儀は友引に行うことは避けた方がいいのですが、お通夜も同様に友引は避けて行うべきなのでしょうか。お通夜に関しては、友引に行っても問題はないとされています。ただ地域によっては考え方が異なることがあるので、不安がある場合には事前に確認をしておくといいでしょう。

 

友引以外の日でもお通夜は行えるのですが、先勝でお通夜を行う場合には注意が必要です。先勝の翌日は友引になるので仮に先勝でお通夜を行うと、友引に葬儀を行うことになってしまいます。

 

先勝でお通夜を行う場合には翌日に斎場や火葬場が使えるのか確認をして、家族や親族の方とよく話し合ってから決めるようにしましょう。

仏式以外の葬儀と六曜カレンダーの関係について

日本では仏式葬儀だけでなく、神式葬儀やキリスト教式葬儀も行われています。仏式以外の葬儀と六曜カレンダーは、どういった関係があるのでしょうか。ここでは仏式以外の葬儀と六曜カレンダーの関係について解説をします。

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神式葬儀と六曜カレンダーの関係

神式葬儀であっても考え方は基本的に仏式葬儀と同じで、基本的に六曜カレンダーと関係なく葬儀が行われます。友引に葬儀を行うこともできるのですが、仏式葬儀の時と同じく斎場や火葬場が定休日となっていることがあるので注意しなければいけません。

キリスト教式葬儀と六曜カレンダーの関係

キリスト教式葬儀に関しても他の葬儀形式と同じく、六曜カレンダーに関係なく葬儀を執り行うことが可能です。キリスト教式葬儀は、仏式葬儀のお通夜に当たる前夜式を行います。そのため前夜式を先勝に行うと、友引に葬儀を行うことになってしまいます。

 

友引は火葬場が休みとなっていることが多いので、前夜式を先勝に行う場合には事前に火葬場が翌日は開いているのか確認をしておきましょう。

葬儀は六曜カレンダーを確認して日程を考えよう

今回は葬儀と六曜カレンダーの関係について解説をしてきました。六曜カレンダーには、日ごとの運勢や縁起のいい行動、悪い行動が割り振られていました。基本的に葬儀は六曜カレンダーに関係なく行うことが可能でした。

 

友引に関しては葬儀を避けるべきといわれていますが、地域や考え方によっては友引でも葬儀を行うことがありました。ただ友引は斎場や火葬場が定休日としていることが多いので、注意をしなければいけませんでした。

 

葬儀の日程を考える場合には六曜カレンダーを確認して、もし友引に当たるのであれば事前に斎場や火葬場に確認をするようにしましょう。