米寿のお祝い前に知っておきたい!祖父が喜ぶ最高のプレゼント

公開日 : 2020/4/20

更新日 : 2020/9/10

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日本では年齢の節目にお祝いをする習慣がありますが、中でも「米寿」は88歳を祝います。これからも元気で長生きしてもらう願いを込めて、精いっぱいのお祝いをしましょう。今回は、米寿のお祝いに喜ばれる最高のプレゼントの例を紹介します。

公開日 : 2020/4/20

更新日 : 2020/9/10

目次

米寿とは

米寿とは、「長寿祝い」の中でも「88歳」を迎えたことに対するお祝いです。年齢によって祝い方に違いがあるわけではありませんが、70代の時よりも「ゆったりした時間を過ごせる」プレゼントを考えるべきでしょう。

 

なお、88歳のカウントの仕方は「満年齢」で考えます。日本の年齢の数え方に生まれた年を1歳と数える「数え年」と、生まれた時の年齢を0歳とする「満年齢」があります。カウント方法に間違いがないように注意が必要です。

 

ただし、もともとは数え年で祝っていたことから、今でも数え年を使っている地域もあるようです。気になる場合は、周囲の人に確認しておくと間違いないでしょう。

その他の長寿祝い

日本では、60歳の「還暦(生まれた年の干支に還る、という意味)」から、一定の年齢に達すると長寿を祝う風習があります。

 

70歳は「古希(こき)」といい、中国の唐時代の詩が元になっています。その後、77歳は「喜寿」、80歳は「傘寿」、そして88歳の「米寿」と続きます。そのあとは90歳の「卒寿」、99歳の「白寿」、100歳の「紀寿」と続きます。

米寿に贈ってはいけないプレゼント

子供や孫からのプレゼントであれば、どんなものでも「〇〇がくれるものなら何でも嬉しいよ」と言ってもらえるかもしれません。あくまでも「祝う気持ち」が大切になるため、深く考えすぎる必要はないでしょう。

 

とはいえ、「長寿を祝う」イベントにふさわしくないプレゼントは絶対に避けるべきです。祖父母・父母に喜んでもらうためにも、「これからも長生きしてほしい」という想いが伝わるプレゼントを選びましょう。

 

具体的なNGプレゼントの例は「老いを連想させるもの」と「死を連想させるもの」です。

老いを連想させるもの

88歳まで長生きされている方へ気遣いのつもりで「生活を補助するツール」をプレゼントしたくなるかもしれませんが、これが「老いを連想させるもの」としてNGになる場合があります。例えば杖や老眼鏡・補聴器などがそれにあたります。

 

受け取る側からしてみると、「私はまだ、こんなものを使う年齢ではない!」と気を悪くする可能性もあります。杖や老眼鏡などは祝いの席では渡さず、後日タイミングを見て贈るようにしてください。

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死を連想させるもの

菊の花のように「首が落ちる」を連想させる花のような物はもちろん、一見問題なさそうでも「語呂合わせ」の関係からNGとされるものもあります。代表的なものが「櫛(くし)」でしょう。「9(苦しむ)」と「4(しぬ)」という語呂が死を連想させてしまうのです。

 

そのほか、注意しなければいけないのは「お茶」です。ご高齢の方へのプレゼントには最適と思われますが、長寿祝いの席ではNGとされています。これは、お茶が「香典返し」の商品として使われるため、「香典=死を連想させる」ものであることが由来です。

 

その他、葬儀や香典・法要等で使われるモノはプレゼントとしては不適当です。

米寿のお祝いにおすすめのプレゼント

ここからは、米寿のお祝いにふさわしいプレゼントを紹介します。レストランや料亭での外食も素晴らしいですが、お祝いされる方の体力と相談しなければいけません。おすすめなのは、家にいながら楽しめるプレゼントです。

 

代表的なプレゼントとして「寄せ書き」「米寿のイメージカラーのプレゼント」「写真」「花」「お誕生日新聞」を紹介します。

寄せ書き

子供や孫からの手書きのメッセージほど、ダイレクトに気持ちが伝わるプレゼントはないでしょう。写真を切り貼りしたり、デコレーションしたりと工夫する余地が大きく、作る側も楽しめます。

 

そのまま渡しても問題ありませんが、記念品として渡すためフレームに入れて渡すとベターです。こうすることで「そのままにしておくと劣化してしまう(長生きするから)から包んだよ」という意味にもなります。

黄色や金色のプレゼント

実は、長寿祝いにはイメージカラーが存在します。米寿の場合は「黄色」「金色」等です。せっかくの長寿祝いですから、金色や黄色に関するプレゼントを選んではいかがでしょうか。

 

インターネットを中心に米寿用商品は簡単に検索できます。主なものは「座布団」や「扇子」等です。米寿のイメージカラーのうち、縁起の良い金色に人気があります。

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写真・写真立て

お祝いに集まった全員で、記念写真を撮るのもいいでしょう。のちのち見やすくするためには、顔を大きめに撮影するのがコツです。人数が多い場合は写真を分けるなど、工夫が必要になるかもしれません。

 

せっかく撮った写真ですから、写真立ても用意するといいでしょう。米寿のイメージカラーである「黄色」や「金色」の写真立てがあれば、より長寿祝いらしいプレゼントになります。

プレゼントの定番である「花」もおすすめです。黄色の花をチョイスすれば、より米寿らしいお祝いになります。特に女性に渡すと喜ばれるでしょう。

 

渡す際は、メッセージカードを挟んでおくと丁寧です。

 

なお、花を選ぶ際は「花言葉」に気を付けて下さい。縁起が良くない花言葉を選ぶと、華やかな花でも気分を害してしまうことがあるからです。

お誕生日新聞

「お誕生日新聞」とは、誕生日に発行された新聞を発行するサービスのことです。実際の新聞よりも厚く丈夫にできていることから、長期保存にも適しています。

 

かつての記事を見ながら、想い出話に花を咲かせてもらいましょう。

米寿祝いの祝儀の金額相場

米寿祝いの会にゲストとして呼ばれた場合は、品物のほかに現金を用意しておきます。祝儀相場は、孫なら1~3万円、子供なら3万円前後、それ以外の親族なら5,000円から1万円程度です。

 

ただし、「子供や孫からのお金は受け取れない」と辞退されることも多いです。同居している家族がいれば、あらかじめ「祝儀の必要性」について確認して足並みを揃えておくと良いでしょう。

米寿祝いにおすすめの日程

米寿祝いを行う日程には、決まった日取りは存在しません。しいて言えば、親族が集まりやすいタイミングが良いでしょう。

 

「誕生日」「敬老の日」等がおすすめです。お盆や彼岸でもお祝いできますが、喪中の年は別の日程に変えるべきです、

米寿のお祝いにおすすめの商品まとめ

今回は、「米寿で渡すのがNGなプレゼント」「米寿にふさわしいプレゼント」について紹介しました。気持ちが大事とはいえ、気分を害してしまうプレゼントにならないように気を付けましょう。

 

家族・親族で話し合い、最高の米寿祝いになるように準備をしてください。