【香典袋】コンビニで買える香典袋とは?種類と選び方を解説します

公開日 : 2020/3/31

更新日 : 2020/9/9

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コンビニは日常に必要な多くの商品が置いてあるのではないでしょうか。突然の訃報や急な葬儀に出席するときに手元に香典袋がないときは24時間営業のコンビニに置いてあるのでとても便利です。コンビニに置いてある香典袋はどんな種類があるのか、選び方も解説していきます。

公開日 : 2020/3/31

更新日 : 2020/9/9

目次

コンビニに置いてある香典袋とは?

突然の訃報で急な通夜や葬儀に出席することになると慌ててしまいます。すぐに香典袋や喪服といった準備を考えるのではないでしょうか。しかし、あまり時間の猶予がない中で用意をしなければなりません。

 

通夜や葬儀には香典を持参することがマナーです。香典は「故人の霊前にお供えに使ってください」という意味合いがあります。

 

いざ香典袋を用意する際は、手元にある場合が多くはありません。香典袋はスーパーやドラックストア、100均などで置いてありますが、急な訃報だと日中に購入することが難しい場合もあるのではないでしょうか。このようなとき、早朝や夜中に24時間営業しているコンビニがとても便利です。

 

コンビニに置いてある香典袋について詳しく解説していきます。参考にしてみてください。

香典袋の種類

香典袋はさまざまな種類があり、迷われた方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。コンビニに置いてある香典袋は大きく分けて3種類あります。コンビニに置いてある香典袋は基本的な物で、種類が多くありません。表書きには「御霊前」「御仏前」と水引がついた香典袋となっています。

 

その他には無地の包み袋タイプもあるため、自分で表書きを書くなど、用途を増やすことができます。

香典袋の選び方

コンビニに置いてある香典袋には限られた種類ですが、一般的に多く使われている香典袋を取り扱っているため、ほどんどの通夜や葬儀では心配はないでしょう。

 

一般的にコンビニにある香典袋の中で、どれを選べばよいか解説していきます。

宗派で選ぶ

香典袋の表書きは、葬儀の宗教宗派によって違いがあります。宗教宗派がわからない葬儀に出席する際は、「御霊前」の香典袋を選ぶことが一般的です。

 

宗教宗派がわかっていても、コンビニに香典袋が置いていない場合があります。そのような場合は、無表書きのない、真っ白な無地の香典袋に宗派の表書きを記入します。

 

表書きがある香典袋について宗教宗派について解説していきます。

仏式

仏式の香典袋の表書きは「御霊前」を選びます。一般的な香典袋のため、ほとんどのコンビニに多く置いてあります。

浄土真宗

浄土真宗の香典袋の表書きは「御仏前」を選びます。ほとんどのコンビニに多く置いてあります。

神式

神式の香典袋の表書きは「御玉串料」「御榊料」です。コンビニではほぼ取り扱っていないでしょう。「御霊前」の香典袋はどの宗派にも使えるため、この場合に選んでも失礼には当たりません。また無地の香典袋が置いてある場合は、自分で表書きを書くこともできます。

 

キリスト教

キリスト教では水引や香典というお香代を渡す慣例はないため、表書きは「御花料」と書きます。。コンビニではほぼ取り扱っていないため、かわりに白無地の包み袋に自分で表書きを書く必要があります。

香典に包む金額で選ぶ

香典袋の水引は、香典に包む金額によって決まります。水引とは包み紙にかける白や黒の帯紐を指します。すでに水引が印刷された香典袋もあるため、香典袋によって包む金額を迷わないようにポイントを押さえましょう。コンビニに置いてある基本的な香典袋で解説していきます。

印刷された水引

香典袋に水引がかかっていない、水引が印刷された香典袋です。5千円以下の金額を包むときに使用します。一般的に多くのコンビニで取り扱っているタイプです。

白黒の水引

結ばれている水引が、右側が黒色と左側が白色の香典袋です。5千円から3万円ほどの金額を包むときに使用します。こちらは多く使われる香典袋です。

銀色で結ばれた双眼の水引

結ばれている水引が左右と銀色の豪華な香典袋です。「双銀」と呼ばれていて、3万円から5万円ほどと高額の香典を包むときに使用します。

無地の香典袋

表書きのない、無地の香典袋もコンビニに多く置いてあります。無地の香典袋は主に「お布施」や「お車代」として使用します。

 

僧侶に渡すお金は香典袋に包むと失礼にあたるため注意しましょう。

香典袋の他には?

コンビニに置いてある香典袋について解説していきました。では香典袋以外ではコンビニに置いてある物はあるのでしょうか。頻繁に使用する物に触れて解説していきます。

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袱紗(ふくさ)

香典袋は袱紗に包むのがマナーですが、基本的にコンビニではほぼ扱っていません。どうしても用意しなければならないときは、100円ショップや大型のドラックストアなどで購入するとよいでしょう。コンビニのように24時間営業ではないため、営業時間に注意しましょう。ネット通販では種類が豊富なため、時間の余裕をみて購入するようオススメします。

 

通夜、葬儀、告別式などの弔事では緑やグレー、紺色などの寒色系の袱紗を使用します。また左向きで使用することがマナーです。紫色の袱紗があれば、慶事や弔事の両方で使用することができるので、1枚あると大変便利です。ぜひ購入の際、参考にしてみてください。

薄墨筆ペン

香典袋に文字を書くときに薄墨のペンを使用することがマナーです。薄墨のペンはコンビニの文具コーナーで並んでいます。取り扱う店舗により違いがありますが、濃い黒と薄墨のツインのペンや、軟筆と硬筆のツインのタイプなどが置いてます。

 

香典袋の表書きには濃い墨ではなく、薄い墨を用いるには理由があります。「流れる涙で墨が薄く滲んでしまった」「突然の訃報だったため墨をする時間がなかった」などの意味合いがあります。

 

最近では香典袋に「御霊前」など印刷されているため、必ず薄い墨で書くことは緩和されている傾向です。また中袋に書く住所や金額も字が小さくなるような場合は細いペンで書いても失礼には当たりません。

黒いネクタイと黒い靴下

葬儀の際、模様がない無地の黒色のネクタイをつけるのがマナーです。コンビニでは取り扱っている所がほとんどですが、頻繁に売れる商品ではないため、売り切れているコンビニもあるので注意が必要です。葬儀場や火葬場など、近いコンビニには必ず置いてあります。値段も千円ほどが一般的です。

 

黒い靴下はほとんどのコンビニで取り扱っています。肌着コーナーに置いてあるため、無地の黒い靴下を選びましょう。

コンビニの香典袋は種類が限られている

コンビニに置いてある香典袋はスタンダードな物であまり種類はありません。しかし宗派や香典の金額によって選べる種類は確保できます。真っ白な無地の香典袋も置いてあるため、用途にあった表書きを記入することも可能です。

 

香典袋以外にも薄墨ペンは必ず置いてあるため、急な訃報にもコンビニを上手に利用して慌てずに準備ができます。