【偲ぶ会の流れ】会場の手配から進行までのお別れの形を徹底解説
公開日 : 2020/4/20
更新日 : 2020/9/2
通夜や葬儀とは別に故人を偲ぶ会を開催している方は近年増えてきました。故人との思い出を語り合ったりすることができる場です。無宗教葬とも言われるためゆっくりと準備ができ、葬儀よりもルールが厳しくないため参加しやすいです。そこで、偲ぶ会の流れをまとめてみました。
公開日 : 2020/4/20
更新日 : 2020/9/2
目次
偲ぶ会の式次第で内容が異なる
通夜・告別式が終わり、一周忌以降に改めてお別れ会と言われる「偲ぶ会」を行う方が増えてきました。親族のみで通夜や告別式を行ったため、友人のみで偲ぶ会を行う場合もあります。厳密なルールがないため、基本的な偲ぶ会の流れについてご紹介していきます。
偲ぶ会の基本的なプログラム
偲ぶ会の一般的な流れは、開閉の挨拶・献花・黙祷・お別れの言葉・歓談です。葬儀会社でも偲ぶ会のプログラムを事前に準備できていますから、お願いすればスムーズに準備を進行していくことができます。
開会の挨拶は喪主や代表の方が行いますが、葬儀よりも緩くどのような葬儀をしたのかという報告や故人との思い出を踏まえた話をするのがおすすめです。故人の経歴を紹介する場合もあり、故人の人生が見えてくるため初めて知ることも多いので取り入れられています。
偲ぶ会では、会食がメインですがここでは乾杯ではなく、献杯をします。故人に対する敬意を表し杯をささげる意味ですから、グラスを交わすのではなく軽く杯を掲げる動作だけです。杯をカチンと合わせる行為はマナー違反ですから行わないでください。
案内状
偲ぶ会は是非とも集まりたいと思う人が企画して行う会です。親族であったり友人のみであったりとそのパターンは様々です。日時や場所のほかに、会費なのか香典なのかや服装について詳しく書かないといけません。
案内状に「会費」なのか「香典」を明記することで、準備しやすくなります。会費制の相場は、1万円から2万円であり香典であっても同じ金額相場です。香典は不祝儀袋に「御香典」と書き、相手に失礼のないように正しいマナーを守ってください。
また、案内状に平服でお気軽にご参加くださいと書いていても、カジュアルな服装はマナー違反です。喪服は着なくてもよいですが、スーツを着用し黒などの暗めの色を選んでください。女性はメイクを控えめにし、小物類もカジュアルなデザインを避けてください。
会場
偲ぶ会を行う会場はホテルやレストランが一般的です。宗教儀式的な目的ではありませんので、みんなで共有することができる会場を選びましょう。ホテルやレストランを選ぶことで会食に出てくる料理など質の高いサービスを受けることができます。
偲ぶ会を欠席するとき
偲ぶ会にどうしても欠席しなければいけない場合、理由とお詫びの言葉を書いて返信してください。現金書留に手紙をいれて香典を郵送したり、連絡をしてから弔問をして香典を供える方法もできます。
ドタキャンや無断はトラブルのもとになってしまうため、案内状の内容とスケジュールを確認して出欠の連絡をしてみてください。
偲ぶ会で故人の思い出を語ろう
偲ぶ会は葬儀よりもリラックスした気分で故人との思い出を語ることができます。『故人を悼む』という場ですから、正しいマナーを守って参加してみてください。遺族にはお悔やみの言葉や故人への感謝の言葉を伝えるようにしてくださいね。
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