【葬儀】仏滅に葬儀を行なっても良い?葬儀と六曜の関係について解説

公開日 : 2020/3/18

更新日 : 2020/9/10

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昔から日本人は、何か大切な行事やイベントを行う際に、大安や仏滅などの六曜を考慮して日取りを決める慣習があります。では、縁起が悪いとされている仏滅に葬儀を行なっても良いのでしょうか。今回は、葬儀と六曜の関係についてご紹介していきます。

公開日 : 2020/3/18

更新日 : 2020/9/10

目次

六曜とは?

六曜とは、最も有名な暦注の一つで、以下の6種の曜があります。

 

  • 先勝(せんしょう)
  • 友引(ともびき)
  • 先負(せんぷ/せんぶ/せんまけ)
  • 仏滅(ぶつめつ)
  • 大安(たいあん)
  • 赤口(しゃっこう/しゃっく)

 

もともとの発祥は中国と言われていますが、詳細は不明です。日本には14世紀鎌倉時代に伝来したとされていますが、現在もカレンダーや手帳に記載されていることが多く、気にされる方も多いのではないでしょうか。

 

この六曜は、日の運勢を表すものです。それぞれについて見てみましょう。

 

先勝(せんしょう)

「先勝」は、『先んずれば即ち勝つ』という意味になります。早く物事を済ませてしまうことが良いとされる日で、午前に物事を行うのが吉、午後は凶と言われています。

 

友引(ともびき)

「友引」は、物事の勝負の決着がつかない日とされ、良くも悪くもありません。午の刻の午前11:00〜午後1:00の間のみ凶、それ以外の時間帯が吉とされています。

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先負(せんぷ/せんぶ/せんまけ)

「先負」は、『先んずればすなわち負ける』という意味で、急用や争いごとは避けて静かに穏やかに過ごすことが良いとされている日です。午前が凶、午後が吉と言われています。

仏滅(ぶつめつ)

「仏滅」は、大凶日とされ、何事においても良いことがないとされる日です。この日は、昔から結婚式などの祝儀を行わない習慣となっています。

大安(たいあん)

「大安」は、何をするにも良い、何をしても成功するとされる日です。「仏滅」とは逆に、この日を選んで、結婚式や建前などが昔から行われています。

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赤口(しゃっこう)

「赤口」は、「仏滅」の次に縁起の良くない日です。しかし、午の刻の午前11:00〜午後1:00の間だけは吉とされており、それ以外は凶となります。

葬儀と六曜の関係

それでは、葬儀は「仏滅」に行なっても良いのでしょうか。結論からいうと、「仏滅」に葬儀を行っても問題ありません。仏が滅すると書いて「仏滅」ですが、六曜自体仏教とは何も関係がなく、漢字も当て字で使用されているだけであるからです。

 

仏教とは関係がないと説明しましたが、六曜の中での「友引」だけは葬儀を避けた方が良いとされています。これは、故人の『友』があの世に『引』き寄せられるという俗信のためです。斎場や火葬場が休みの場合もありますので、覚えておきましょう。

葬儀は友引を避けましょう

今回は、六曜とは何か、「仏滅」に葬儀を行なっても良いかについてご紹介しました。

 

六曜と仏教は、特に関係がない為、葬儀は「仏滅」に執り行っても問題ありません。また、葬儀だけでなく、四十九日などの忌日法要や、一周忌などの年忌法要についても「仏滅」に執り行って問題ありません。しかしながら、「友引」だけは、昔からの慣習で縁起が悪いとされている為、避けた方が良いということを覚えておきましょう。