葬式にふさわしい靴とは?素材やデザインの注意点についても解説!

公開日 : 2020/3/15

更新日 : 2020/9/5

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葬式に履いていく靴は黒ければいいと思っている方も多いでしょうが、たとえ色が黒でも葬式にはタブーな素材やデザインがあります。知らない間にマナー違反をしてしまわないためにも予め確認しておきましょう。今回は葬式にふさわしい靴について解説していきます。

公開日 : 2020/3/15

更新日 : 2020/9/5

目次

葬式に履いていく靴のマナーとは

葬式に履いていく靴といえばとりあえず黒色と思っているでしょう。しかし、色だけでなく、靴の素材やデザインなど注意すべきポイントがあります。

 

葬式にふさわしい靴は男性でも女性でも黒色が一般的です。暗い色であっても茶色や紺色ではマナー違反になってしまいます。葬式では靴を脱ぐ機会も考えられるので、中敷きも黒や紺などの目立たない色のものにしておきましょう。

 

素材に関しては本皮でも合皮でも布でも艶がないものであれば構いません。革製品は殺生を連想するため葬式の場には良くないという考えもありますが、昨今ではほとんどの人が革の靴で参列しています。ワニや蛇の型押しのように強く殺生を連想させるものでなければマナー違反になりません。

男性の靴は?

葬式にふさわしい男性の靴は黒い革靴のビジネスシューズですが、ビジネスシューズでもデザインに注意してましょう。つま先のデザインは横に一本の線が入った「ストレートチップ」か、飾りのついていない「プレーントゥ」がふさわしい靴です。つま先が複雑な模様がされている「ウィングチップ」というタイプではカジュアルで華美な印象を与えてしまうので避けましょう。

 

靴のタイプは「内羽根タイプ」が葬式にはふさわしいです。靴の羽根とは靴紐を通す部分のことを指しており、羽根が靴の内側に縫い付けられている靴のことを「内羽根タイプ」といいます。内羽根タイプだと靴紐を解いても靴が開きにくく、フォーマルな印象を与えます。

 

また、靴紐のないスリッポンタイプの靴や、金具がついているもの、フォーマルのように見えるローファーなどもカジュアル向けの靴なのでマナー違反です。

女性の靴は?

女性の葬式にふさわしい靴は基本的に黒色のパンプスです。フォーマルな靴といえば黒のローファーもありますが、喪服には釣り合わないため大人の女性ではパンプスにしましょう。パンプスはつま先の形とヒールについて注意して選ぶ必要があります。

 

葬式にふさわしいデザインはつま先が丸い「ラウンドトゥ」や角張ったつま先の「スクエアトゥ」です。尖ったデザインの「ポインテッドトゥ」や足先が出ている「オープントゥ」はふさわしくないので避けましょう。ストラップは金具が目立たず派手なものでなければついていても構いません。

 

ヒールに関しては高すぎでは華美な印象を与え、低すぎてもカジュアルになってしまうので、3~5cmの靴を選びます。また、歩く際に音がなりにくいヒールが太く安定している靴が良いです。ピンヒールやウェッジソールはフォーマルでないので避けます。

 

 

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子供の靴は?

子供の靴はできるだけシンプルで色も地味ものを選ぶようにしましょう。黒色の靴が良いですが、濃紺や焦げ茶などの黒っぽく見える色であれば構いません。また、学校の規則でローファーなどを履いている場合にはそれで大丈夫ですし、持っていなければスニーカーでも問題はありません。

 

艶がなく金具やリボンなどの飾りはついていない靴が理想的ですが、小さなものであれば気にすることはないでしょう。蛍光色やキャラクターものの靴は避けるべきですが、子供の場合には大人ほど厳しくマナーを求められることはないので、葬式のために子供の靴をわざわざ買い直す必要はありません。

 

葬式の靴には気をつけよう

今回は葬式にふさわしい靴の素材やデザインについて解説してきました。

 

突然の訃報に慌ただしい中、香典や喪服に気を取られておろそかになってしまいがちでしょう。しかし、見られていないようで意外とまわりに見られているのが足元です。せっかく服装はちゃんとしていても靴がなっていなかったら台無しになってしまうので、足元までしっかり気にかけておきましょう。

 

葬式のどんな靴を履いていったらいいのか悩んでる方は、ぜひこの記事を参考に靴を選んでみてください。