骨壺のおすすめランキング10選【骨壺を選ぶ際はサイズと材質がポイント！】

骨壺は火葬したお骨を納める入れ物のことです。骨壺といえば陶磁器で、白無地に円柱型の物を思い浮かべる方々が多いことでしょう。

最近ではいろいろなデザイン、材質、おしゃれな色合いの骨壺が数多く登場しています。今回は骨壺の基礎知識や選び方、おすすめの骨壺、骨壺を扱う際の注意点について解説します。是非最後までご覧ください。

ご自分の好みの骨壺を選んだり、故人に合った骨壺を家族が選んだりする場合、どこで売っているのか？どの位のサイズ物があるのか？いろいろ疑問に思うことでしょう。こちらでは骨壺の購入方法と、いろいろな骨壺のサイズについて解説します。

骨壺は一般的に葬儀社で購入するケースが多いです。ご家族が葬儀社へ葬儀について相談した際、骨壺もその葬儀社の物を選ぶ傾向があります。しかし、骨壺は次の方法で購入することも可能です。

骨壺は仏壇仏具店、石材店等で取り扱われています。ご自分のセンスまたは故人に合った骨壺を選びたいご家族は、写真だけで決めるより、実物を手に取ってみて購入した方が確実です。

この時にデザインはもとより素材も良く確認しておきましょう。骨壺の材質は陶磁器が一般的であるものの、金属や木製、石、ガラス、プラスチック等の骨壺も続々登場しています。

お墓へ納骨するのではなく、特に手元供養の場合は自宅へ安置することとなるので、何らかの事態で落下しても破損しないような材質を選ぶと安心です。

最近では骨壺が皆さんの身近にあるホームセンターの他、ネット通販でも扱われています。こちらで購入しても構いません。

特にネット通販では価格が600円程度の骨壺まで販売されています。もちろん材質は陶器でできています。ネット通販では破格の安さを売りにする骨壺から、デザイン性を重視し十数万円もする高級品まで幅広く取り揃えています。

しかし、ネット通販では実物を手に取っていない以上、写真と随分イメージの異なる骨壺が届けられた、というケースも考えられます。

ネット通販を利用する場合、せめて気になった骨壺の実物をホームセンターや仏壇仏具店、石材店等で確認しておいた方が無難です。

以前から骨壺のサイズは東日本と西日本で異なると言われていました。東日本の場合は概ね7寸 (高さ：約25.5cm・直径：約21.7cm・容量：約9,430cc)、西日本では概ね6寸 (高さ：約20.5cm・直径：約18.2cm・容量：約5,390cc)を使用する傾向があります。

しかし、現在は手元供養のため自宅に安置する目的で、高さ約4.8cm、直径は約5.4cm、容量が約30cc程度という、極小サイズのかわいい骨壺まで販売されています。骨壺のデザインはもとよりサイズもバリエーションが豊かになっています。

いくらユニークな骨壺がたくさん販売されているとしても、骨壷のサイズは納骨する場所に応じて選んだ方が無難です。また、骨壺のデザイン・色はできるなら故人の好みで選びたいものです。

一般的な骨壺のサイズは前述したように東日本は7寸、西日本では6寸です。ただし、その位の大きさなら納骨する場所はどこでも大丈夫、というわけではありません。一般的なお墓であれ納骨堂であれ、骨壺を用意する場合に次の点を確認しましょう。

• 一般的なお墓：先祖代々で使用しているお墓へ納骨するなら、先祖と同様の大きさの骨壺で良い。ただし公営墓地で納骨する場合、その自治体が定めた高さに合わせる。
• 納骨堂：コインロッカーのような納骨スペースへ納めるので、その高さやスペースを考慮し骨壺のサイズを合わせる。

骨壺を購入前、サイトや電話等で確認したり、実際に納骨する場所へ行って高さ等を測ったりした方が無難です。

骨壺のデザイン・色は、非常にかわいらしい商品が多く販売されています。生前に花が好きな人だったのなら花柄を、ガラス細工に興味があった人ならガラス製の骨壺を選んだら、故人もお喜びになるはずです。

ただし、いざ骨壺を選ぶとき故人の身になってみれば、「本当にこのような骨壺へ入って喜ぶのか？」と疑問に思うケースがあるかもしれません。

骨壺のデザイン・色で悩むならば、一般的な物を選んだ方が無難です。また、時間にゆとりがあれば「終活」の際、ご自分が入りたい骨壺を選んで購入しておいても良いでしょう。

骨壺は非常にバリエーションが豊かで、デザイン性に優れた商品も数多いです。こちらでは、おすすめの骨壺10選を紹介していきます。

丈夫な真鋳素材です。ねじ込み式の頑丈な上蓋で、しっかりと閉じることができます。

クリスタルガラスは通常のガラスよりも透明度が高く、宝石のようなきらめきを放ちます。
華やかなミニ骨壺です。

パールの輝きも楽しめる「さしこ」が日常的になじみやすく、手元供養向きのミニ骨壺です。

角度によってパールの輝きが楽しめる「さしこ」が趣があり、
蓋にはパッキンがついているので万一倒れても大切な遺骨を守ります。

手のひらサイズのコンパクトな骨壺です。
タマゴ形のフォルムは日常の空間へなじみ手元供養に最適です。

真鍮製の骨壺で錆びにくいです。
落ち着いた赤色で仏壇へ置いても違和感はありません。

真鍮製の骨壺で錆びにくい素材となっています。
仏壇へ置いても落ち着いた雰囲気を演出します。

骨壺全体にさくら色のグラデーションを塗り、桜吹雪を表現しています。
手元供養として違和感なく安置できます。

真鍮製の骨壺で、銅・亜鉛との合金で作られています。
錆びにくい素材なので長く安置しても傷みません。

骨壺全体にラスターブルー色のグラデーションを塗り、七色に輝く釉薬を使用、
輝く海面を表現しています。仏壇にも違和感なく安置できます。

理想の骨壺が手に入り、家族もひと安心といったところでしょう。しかし、その骨壺は慎重に扱う必要があります。配慮を怠ると予想外のトラブルに発展するおそれもあります。こちらでは骨壺を運ぶとき、骨壺を配送してもらうときの注意点を解説します。

骨壺を電車やバスに持ち込んでも危険物でない以上、利用を拒否されることはありません。ただし、骨壺のデザインや色がおしゃれだから、骨壺をむき出しで持ち歩いても構わない、というわけにはいきません。

周囲の方々が、手に持っている荷物を骨壺だと気付いたら、たとえ遺骨が入っていなくても気分を害してしまう場合もあります。日本人の中には、不用意に骨壺を持ち歩くことについて縁起が悪いと思う人も少なからずいます。

法律違反ではないものの骨壺を運ぶ場合、向き出しではなく風呂敷に包むか、大き目のバッグへ入れる等して周囲に配慮する心掛けが大切です。

骨壺を安全に運ぶため、配送のプロである配送業者に依頼して送りたいものです。しかし、主要な配送業者ではいずれも、骨壷の配送は引き受けていません。

どうしても配送業者に運んでもらいたいなら、日本郵便の「ゆうパック」で配送ができます。もちろん通常の荷物の重さ、サイズ、距離の関係で金額が決定されます。中身が骨壺だからといって、特別料金はかからないのでご安心ください。

骨壺は、遺骨をただ入れるだけの壺ではなく、故人が安らかに眠るための入れ物です。価格が安ければ何でも良いのではありません。

故人が好むデザインや色を選ぶことも供養の一つと言えます。また、家族が選定に迷わないよう、生前に骨壺を指定したり、購入しておいたりしても良いでしょう。