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葬儀の案内状の書き方とは?案内状の種類や基本マナーも併せて紹介

身内に不幸が起こった際に故人の親族や友人、ならじに会社関係者の方々に案内状を出す必要があります。この時に出す書状が「葬儀の案内状」です。今回の記事では、葬儀の案内状の種類と案内状を書く時に抑えておきたい基本マナーを紹介します。

葬儀の案内状とは

親族に不幸が起こった際、親族や友人ならびに会社関係者等に対して葬儀の案内状を出さなければなりません。葬儀の案内状には以下4つが含まれています。まず、葬儀の前に送る必要があるのが「訃報」です。

 

そして、葬儀後に送る案内状が「お礼状」、「葬儀後の報告」、「法要」の3つです。以下ではこの4つの葬儀の案内状を送るタイミングの詳細と、それぞれの案内状に書くべき内容を紹介します。

葬儀の案内状の種類と送るべきタイミング

葬儀の案内状の種類は上記で紹介した様に4つあります。以下でそれぞれ4つの案内状を送るべきタイミングと案内状の詳細について紹介していきます。

訃報の案内状について

「訃報の案内状」とは、故人が逝去した事実、ならびに葬儀の詳細を案内するためのものです。つまり、葬儀の案内状の中で最も最初に案内するお知らせです。訃報で案内するべき項目は以下の6つです。

 

「故人の名前」、「故人の年齢、享年」「逝去した際の日時、場所」が基本項目です。他にも家族の意向によって伏せられることもありますが「死因」や「故人に対するご厚誼への感謝や葬儀の日程と場所」。そして最後の6つ目が、「喪主や施主」です。

 

この6つの基本項目を「訃報の案内状」に記載します。そして、この「訃報の案内状」の送るべきタイミングですが、案内を受け取る相手のことも考えて、葬儀の日取り決定次第すぐに送ってください。

お礼状の案内状について

「お礼状」とは、喪主と親戚一同の名前でお礼を述べたものです。基本的に「お礼状」は葬儀を終えた後に葬儀に参列した方々に対して送る案内状です。

 

また、可能なら葬儀に参列してはいないものの、香典や供物、弔電を送ってくれた方々へもお礼状を送ってください。そして、この「お礼状」を送るタイミングは葬儀が終わった瞬間に手渡しで送ってください。参列できなかった方へは葬儀後に郵送で送ってください。

葬儀後の報告の案内状について

近親者のみで家族葬を行った時、会社関係者や友人を含めた事情により葬儀に参列できなかった人に向けて送るのが、「葬儀後の報告の案内状」です。葬儀に参列できなかった人や生前に故人がお世話になった方に送る案内状です。

 

例外として、故人が年末に逝去してしまった場合は「葬儀後の報告の案内状」を送る必要はありません。その代用として「喪中はがき」や「寒中見舞い」を送る際に、「葬儀後の報告の案内状」へ記載する予定だった文面を記載してください。

 

記載する内容は以下6つです。「故人の名前」、「逝去した日時や場所」、「享年」、「死因」、「故人に対するご厚誼への感謝」そして、「近親者だけで葬儀を終えた旨」です。この「葬儀後の報告の案内状」を送るタイミングは、葬儀後の1週間から1ヶ月までの間です。

法要の案内状について

「法要の案内状」は、四十九日や一周忌といった法要を案内する際に送るものです。この案内状を送る相手は、家族や親族、並びに法要に参加してほしい方です。「法要の案内状」に記載する項目は次の6つです。

 

「法要の名称」、四十九日法要や一周忌法要といった名称です。この他に「故人の名称」、「法要の日時や場所」、「会食の有無や場所」、「施主の名前と連絡先」、「出欠席の回答を求める際、その方法と期限」。この6つです。

 

そして、「法要の案内状」を送るタイミングは各法要が行われる1ヶ月前までです。相手が準備する期間も考えて、開催日間近に送ることは避けるようにしましょう。

葬儀の案内状を書く際の注意点を紹介

葬儀の案内状を書く上で抑えておきたい注意点は次の3つです。1つ目が、忌み言葉を使わないことです。2つ目が、縦書きで書くことです。そして3つ目が、案内状の文中に句読点を入れないことです。以下で詳しく解説していきます。

忌み言葉を使わない

葬儀の案内状を送る時、文章に「忌み言葉」は使わないでください。葬儀や法要を含む弔時の際は、不幸が繰り返し続くことを連想させる不吉なことや不幸な言葉は使用しないことが基本マナーです。

 

具体的には、「たびたび」、「再三」、「しばしば」、「続いて」、「また」、「くれぐれも」、「追って」、「いよいよ」、「ますます」、「浮かばれない」、「迷う」、「4と9」、「死ぬ」、「苦しむ」といった表現が忌み言葉にあたります。

 

以上が代表的な「忌み言葉」です。初めて案内状を送る場合、上記の忌み言葉を抑えた上で適宜他の忌み言葉を調べることで、基本マナーに違反していない案内所を書くことを心掛けてください。

縦書きで書く

葬儀や法要の案内状をはじめ仏事に関わる書状を送る際、基本的には「縦書き」で記載することがマナーです。しかし、近年は「横書き」で案内状を記載する方も徐々に増えてきています。

 

そのため、送る相手やその時の状況に合わせて、適切な形式で書いてください。この時、状況を見た上でどちらの形式を使用するかで迷った時は「縦書き」で案内状を記載することを推奨します。

案内状の文中に句読点を入れない

葬儀や法要といった仏事にまつわる案内状を記載する際、「句読点」を使用せずに記載することが基本的なマナーです。この時、行間を詰めて記載することは案内状が読みにくい要因になるので、行間を開けることを心掛けてください。

 

スペースや行間を適度に入れることで見やすいように文書を整えることを心掛けましょう。句読点を入れない理由に関しては諸説がありますが、代表的な理由を2つ紹介しておきます。

 

1つ目が、案内状を含む書状とは元々毛筆で記載するため、句読点を入れないことが基本ルールだからです。2つ目が、葬儀が句読点がない文の様に流れるように無事に終えて欲しいとの願いを込めているからです。

お悔み言葉を使わない

先程紹介した「忌み言葉」以外にも葬儀の案内状を記載する上で使ってはいけない言葉があります。それは「お悔みの言葉」です。この「お悔やみの言葉」は案内状を送る遺族側が使用するのに適していません。

 

葬儀に参列した方から頂く言葉ではありますが、案内状を送る側が使用することは適していない言葉です。案内状には感情を入れずに、事実のみを記載することを心掛けてください

 

また、「お悔みの言葉」と同様に「生きる」や「死」といった言葉を使うことも避けてください。理由は、案内状が送られてきた方に心痛や強い不安を与えてしまうためです。直接的な表現でなく、オブラートに包んで表現してください。

抑えておきたい案内状の3パターンの文例を紹介

葬儀の案内状を書く上で抑えておきたい3つのケースがあります。「訃報」、「会葬礼状」、「葬儀後の報告」に関する案内状を送るケースです。以下でこの3つのパターンの代表的な文例を紹介していきます。

訃報を案内状で連絡するケースの文例

訃報の案内状を記載する時は、上記で紹介したポイントを参考に以下例文に添って記載してください。

 

(続柄)故人(名称)につきまして 20XX年Y月Z日に永眠致しましたので謹んで皆様にお知らせいたします 故人に対する生前中のご厚誼に深く感謝申し上げます 尚 葬儀は下記のとおりに行います。

 

通夜式 Y月ZZ日 18時より 葬儀告別式 Y月ZX日 11時より 葬儀会場 ~ホール(住所 ○○市××1-3-16 電話 050-xxxx-yyyy) 喪主(喪主の名前) (長男) 20XX年Y月Z日 (喪主の名前) ここまでが基本文例です。必ず句読点は使用しないでください。

会葬礼状を案内状で連絡するケースの文例

会葬礼状の案内状を記載する時は、以下の例文に添って記載してください。亡(続柄)故人の名前儀 葬儀に際しましては 御多忙中にもかかわらず遠路わざわざ御会葬下さり且つ御鄭重なる御厚志を賜り有り難く厚く御礼申し上げます 

 

尚 故人が生前に賜りました格別の御懇情に対しましても茲に併せて厚く御礼申し上げます早速拝趨の上御挨拶申し上げるのが 本位でありますが略儀乍ら書中を以てお礼申し上げます

 

(西暦)○○年×月×日 (通夜) ○○月×日 (告別式) ○○県×市×区6-8-9 喪主 名前 外 親戚一同 尚 本日何かと混雑に取り紛れ不行き届きの段悪しからずご容赦くださいます様お願い申し上げます ここも他の案内状と同じ様に句読点は入れないでください

葬儀後の報告を案内状で連絡するケースの文例

葬儀後の報告の案内状は、上記で挙げたポイントを抑えた上で以下の例文に添って記載してください。

 

(続柄)故人の名前 儀 かねてより入院療養中でしたが 去るX月Y日 ○○歳にて永眠致しました  ここに故人が生前に賜りましたご厚誼に対して厚く感謝申し上げます 尚 葬儀に関しましては 故人の遺志により 近親者のみにて執り行いました  

 

 

事後のご報告となりますが 略儀に謹んでご通知申し上げます ○○市××1-5-8 喪主 名前 外 親戚一同 ここまでが葬儀の報告の案内状の例文です。上記2つで紹介した案内状と同様に句読点は使用しないでください。

基本マナーと書き方を抑えて、葬儀の案内状を送りましょう

今回は葬儀の案内状を送る上で抑えておきたい注意点や、送るべきタイミングをはじめとした基本マナーを紹介してきました。今回紹介した内容は、仏事に関わる書状を書く上で必ず抑えておきたいポイントです。記事を見ながら適切な案内状を書くことを心掛けましょう。

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