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忘れがちな焼香の正しいマナーを解説!親族や関係者の順番もご紹介

葬儀・告別式では、焼香をする場面がありますが、正しいやり方でできているか不安になったことはありませんか。また、焼香の順番で困った方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、焼香の手順や焼香の順番についてご紹介していきます。

焼香を行う意味

焼香には、故人に弔いの気持ちを表す意味と自身の心身の穢れを落とす意味があります。焼香では、抹香や線香を使って行われます。抹香は、樒の葉や皮を粉末状にしたもので、線香は棒の形となったお香のことです。

 

葬儀・告別式で使われることが多いのは、抹香になります。線香は火が付くまで時間がかかるため抹香が使われることが多いです。また、家の仏壇で行われる焼香も同様の意味合いがあり、こちらは線香が使われることが多いです。

 

焼香には大きく分けて、「立礼焼香」と「座礼焼香」と「回し焼香」があります。一般的には、立礼焼香の形式で焼香を行うことが多いです。立礼焼香の正しいやり方については後ほど説明いたします。

焼香をする順番

焼香をする場合、どのタイミングで席を立てばいいのかわからなくなることが多いです。ここでは、葬儀で焼香をする順番についてご紹介していきます。

喪主・親族から弔問客の順番で

焼香をする順番は、大きく分けて喪主・親族から弔問客の順番で行います。会場の席も親族と弔問客で分けられていることが多く、アナウンスもあるため分かりやすくなっています。

 

弔問客の中での順番は基本的に前の席に座っている人から順番に焼香を上げていきます。席に並ぶ順番は、故人との関係が深い順番に並ぶことが多いです。また、社会的に地位が高い方に前に座ってもらうように案内する場合もあります。

 

地域による風習も関係することがあるため、不安な場合は地域の葬儀を経験された方や葬儀社の方に相談してみると良いでしょう。

親族の中での焼香の順番

親族の中での焼香を上げる順番はどのようになっているのでしょうか。まずはじめに焼香を上げる人は、喪主の方です。喪主の方が焼香を上げてから後に続いて焼香を上げてください、というアナウンスがある場合もあります。

 

焼香をあげる順番の一例としては、喪主・故人の子供・故人の父母・故人の孫・故人の兄弟のように続いていきます。明確な順番が決まっているわけではなく、各葬儀によって焼香の順番は変わります。

 

基本的には、故人との関係が深い順番で焼香を上げていきます。また、親族も席に座った順番で焼香を上げていくため、多少焼香の順番と故人との血縁関係の深さが入れ替わることもあります。

家族葬の場合の焼香の順番

家族葬で葬儀を行う場合も焼香の順番は、一般的な葬儀の順番と同じで問題ありません。家族葬は、親族と特に親しい友人に限るなど小規模で行うため、順番を決めずに焼香をすることもあります。

 

弔問客として家族葬に訪れる場合は、臨機応変に対応するようにしましょう。

親族が最後に焼香をする止め焼香

焼香の順番は席を指定して順番に一から案内することが難しいため、しばしば故人との関係によらない順番で焼香をする場合があります。後から焼香に順番に関して揉め事が起こらないようにする焼香のやり方を止め焼香といいます。

 

止め焼香とは、まず喪主や遺族の方が焼香をし、次に弔問客に焼香をしてもらい、最後に故人と血縁関係にある親族が焼香をするというものです。最後に親族が焼香をすることで、弔問客の順番が曖昧になることへのお詫びを表しています。

焼香の手順

ここまで、焼香の順番についてご紹介していきました。では、具体的な焼香の作法はどのようになっているのでしょうか。ここでは、立礼焼香の正しい作法についてご紹介していきます。

喪主・親族の焼香の手順

まずは、喪主・親族の焼香の作法についてご紹介していきます。

 

順番が来たら席を立ち、焼香台へ向かいます。焼香台の前に来たら、まず僧侶と弔問客に向かって一礼します。焼香台の前に立ったら、遺影に向かって一礼します。抹香を右手の3本の指でつまみ、そのまま右手を額の高さまで持ち上げます。これを「おしいただく」といいます。

 

その後、抹香を香炉の中に落とします。これを宗派の作法に従って1~3回繰り返します。焼香を終えたら、遺影に向かって一礼します。礼を終えたら、2.3歩下がり、僧侶と弔問客に一礼して元の席に戻ります。

弔問客の焼香の手順

弔問客の焼香の作法は、喪主・親族の方の作法と同様で問題ありません。変わる点としては、一礼をする相手が遺族の方に変わることがあります。その他については、同様の手順をしましょう。

座礼焼香と回し焼香の手順

一般的な葬儀では、立礼焼香で行われることが多いですが、葬儀会場の形式やご遺族の意向によっては、座礼焼香や回し焼香で行われることもあります。

 

座礼焼香の手順は立礼焼香と同じような手順で行いますが、焼香の手順をすべて座って行います。また、移動は中腰で行うことがポイントです。

 

回し焼香は、香炉を座っている席に回して焼香を行っていくやり方です。主に狭い会場などで使われます。回し焼香では、香炉を受け取る前に軽く一礼し、自分の足元に置きます。それから、祭壇に向かって合掌し、焼香を行います。再び祭壇に合掌をして、次の人へと回します。

焼香の注意点

上記では、焼香のマナーや作法についてご紹介してきました。ここでは、焼香をする際の注意点についてご紹介していきます。

宗派が異なる場合は自分の宗派のやり方でよい

焼香には、宗派によってそれぞれのやり方があります。そのため、喪主側の宗派と自身の焼香のやり方が異なる場合はあります。その場合は、自身の宗派のやり方で焼香をして問題ありません。

 

各宗派によってやり方は違えど、故人を弔う気持ちに変わりはありませんので、作法が異なっても良いです。

数珠の使い方

焼香をする際には、数珠を使います。葬儀で使う数珠には、本式数珠と略式数珠の大きく2つに分けられます。本式の数珠は、人間の煩悩の数と言われる108個の玉が付いた2重にして使う数珠のことをいいます。略式の数珠は、本式の玉の数の2分の1や3分の1に減らした1重になっています。

 

数珠の使い方の基本は、数珠は左手にかけて右手は添えるだけにします。細かい数珠の使い方は宗派によって異なるため、自身の宗派のやり方を事前に確認しておきましょう。

焼香のやり方に不安がある場合の対処法

焼香のやり方は、宗派によって少しずつ異なります。しかし、焼香のやり方は自身の宗派のやり方でよいため、事前に確認しておくと良いでしょう。

 

焼香の詳しいやり方を確認する場合には、葬儀社の方に聞く・YouTubeなどの動画で確認する・同じ宗派の人に確認するなどの方法があります。もし、自身の宗派の確認が取れなかった場合には、葬儀で行われる宗派に合わせて焼香をおこなっても良いです。

焼香のマナーと順番についてまとめ

いかがでしたか。今回は、焼香のマナーと順番についてご紹介していきました。焼香の順番は、親戚の中でもある程度決まっており、故人との関係が深い順に焼香をしていきます。また、焼香のやり方は自分の宗派のやり方に合わせて行っても問題はありません。通夜や葬儀に参列する前に一度確認しておくと、安心です。

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