【喪中はがきは簡単に作れるの?】喪中はがきを出す際の注意点と自作方法についてまとめました

公開日 : 2020/4/20

更新日 : 2020/9/8

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喪中はがきというと、どういったものを出していいのか初めてだと悩みますよね。また、大量に作成しないといけない方は、喪中はがきを作成するだけでも一苦労です。そこで今回は、喪中はがきの自作方法と喪中はがきを出す際のマナーについて具体的に解説します。

公開日 : 2020/4/20

更新日 : 2020/9/8

目次

喪中はがきの作り方はどのように作れる?

喪中はがきの作り方は具体的に言って二通りの方法にわけられます。それは印刷屋に作成依頼するか、自分で作成するかのどちらかです。どういった違いがあるか解説します。

印刷屋に作成依頼する

喪中はがきを作る場合、手っ取り早いのは印刷屋さんに依頼する方法です。スーパーや町の印刷屋さんに行けばパンフレットもありますし、

・亡くなった人の氏名、続柄、年齢、

・差出人の住所、氏名、郵便番号

・印刷部数

・印刷文面をどのパターンにするか

このようなことが分かればすぐに注文でき、比較的短期間で仕上がります。どこで印刷するのか探すのが面倒であれば、ネットでも注文できます。喪中はがきが完成したら、自分でやることは次の2つだけです。

・宛名面の印刷(または手書き)

・切手を貼って投函

切手を貼るのが面倒であれば郵便局に行き、料金別納郵便にするという手段もありますが、受け取り手によっては手抜きと思われるので、余程枚数が多いのでなければ切手の方が無難でしょう。

 

メリット面は、自作するより簡単に作成できることが一番大きいのではないでしょうか。逆にデメリット面は、コストが高くなることです。

自分で作成する

自分で作成するメリットは、ちょっとの手間を惜しまないのであれば、自分で作成するほうが費用が安く抑えられることです。ここに重点をおくのであれば、こちらの方法で作成することをおすすめします。自分で作成する場合の具体的手順は次の通りです。

(1)喪中はがき用紙の購入

(2)パソコンで文章作成・印刷※

(3)宛名面の印刷(または手書き)

(4)切手を貼って投函

また、喪中はがき文面をダウンロードすると、喪中はがき文面をWordで簡単に作成できます。ソフトは多種類あるので、お好きなソフトのものをダウンロードして使用するといいでしょう。デザイン中には

・文面画像

・文面入り商品

・文面打ち換え可能

3種類があるので、故人の氏名、続柄、年齢などを入れたい場合は「文面打ち換え可能」タイプから選ぶといいでしょう。とはいえ、ソフトによって、これらの機能が含まれていないものも存在します。ソフトに含まれている機能を確認して使用するよう気を付けてください。

ちなみに氏名、続柄、年齢は入れなくてもよいとされていますが、受け取り手に誤解が生じないよう、なるべく氏名と続柄は入れるほうが良いと思います。

喪中はがき用紙を選ぶ時のポイントは?

喪中はがき用紙を選ぶ時のポイントを解説します。喪中はがきを購入できる場所は郵便局またはインターネットショッピングや書店などで市販されている印刷用紙です。これらの違いで大きなポイントは切手を貼る必要があるかないかです。

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郵便局の官製はがき

郵便局の官製はがきを使う場合は「通常はがき・胡蝶蘭(63円)」が無難です。なぜなら、喪中で送るからです。あまりに派手なデザインであると、見当違いの喪中はがきを送ることになってしまいます。

 

以前はインクジェット用紙がなかったのですが、現在ではインクジェット用紙も発売されています。ただし、必ず通常はがき・胡蝶蘭(63円)を選ばなければいけないというものではありません。あくまで、「落ち着いた柄だから」という理由で使う人が多いだけです。

 

郵便番号は赤枠ですし、胡蝶蘭は弔事にも問題ありませんが慶事でも使える花であり違和感を覚える人もいます。そのため、これらのことが気になる場合は官製はがきでなく、市販の印刷用紙を使い、弔事用切手を貼るのが良いでしょう。

市販の印刷用紙

市販の印刷用紙を使うと、郵便番号部分はグレーなので落ち着いています。しかし、デメリットとして、切手を貼らなければならないので大量発送する場合は手間がかかります。

 

他の手立てとして、料金別納郵便にすれば手間は省けます。こちらは楽ですが、手抜きと思われるかもしれませんので注意が必要です。安い印刷用紙としては、1枚当たり税込10.4円程度で購入できます。

 

ただし、紙の厚さがやや薄手なので、重厚感のある喪中はがきを求める人には向かないかもしれません。少し値段が高くなりますが、1枚当たり税込18円で、重厚感のある喪中はがきもあります。一度、インターネットで検索してみるといいでしょう。

 

喪中はがきの切手はどうする?

郵便局の切手を使用する。喪中はがきの切手は、現在郵便局では弔事用普通切手63円(花文様)が発売されています。ただし、これにしなければならない、という決まりはありません。単に、弔事にふさわしい落ち着きのあるデザインで、無難なので選ぶ人が非常に多いです。

 

しかし、余ったときに困るからどうしよう、と迷う方もいるかもしれません。1枚につき交換手数料5円払えば他の切手や官製はがきなどに交換購入できるので少し余っても問題ありません。

 

または交換手数料が、もったいないと考えるのであれば、何か景品応募など、受け取った相手が切手をみて気にしないようなケースで使い回しする方法もあります。それに、弔事用切手なので受け取った人が重い気持ちになるのでは、と思う方は、地味な切手を貼る方法でも代用可能です。

 

喪中はがきに故人情報の記載は入れなければならない?

結論からお伝えすると、喪中はがきには、故人の名前や年齢、続柄等の情報を入れるという決まりはありません。とはいえ、印刷屋の多くは故人情報を入力する欄を設けていますので、これは入力するものと認識している方も少なくありません。

 

そもそも喪中はがきというのは「身内が亡くなり悲しいため喪に服しています。そのため新年のご挨拶ができず申し訳ありません。」ということを伝えるための詫び状であり、家族の死亡通知ではありません。ここを見誤っていることが多いのです。

 

なので、故人の細かい情報は相手に伝えなくても構わないのです。だから、喪中はがきの文章は、「喪中のため年末年始のご挨拶を遠慮させていただきます。」という一文だけでも大丈夫です。こういったことは知っておいて損しません。

喪中はがきの自作も少しの手間をかければ可能

喪中はがきの自作は、プリンターとパソコンさえあれば作ることは可能です。一から全てを自分で作る必要はなく、作成用ソフトをダウンロードして相手方の名前などを書き換えていくことで対応すればいいのです。

 

そのため、思っているよりも簡単に作成することができるでしょう。もし、多くの方に喪中はがきを送らなければいけない時には、考えてみてはいかがでしょうか。