法事におすすめの化粧や髪型など基本的なマナーについて解説

公開日 : 2020/8/19

更新日 : 2020/9/10

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法事は葬式よりも服装マナーなどが緩くなりますが、女性は服装以外に化粧や髪型にも気を付けなければいけません。普段とは違う化粧になるため、メイクのポイントを細かくまとめてみました。メイクのやり方を参考に法事の場にふさわしい化粧になるように調整しましょう。

公開日 : 2020/8/19

更新日 : 2020/9/10

目次

法事の化粧で基本的なマナー

法事に参列する予定がある女性は、化粧のマナーをしっかりと把握しておくことが大切です。基本的なマナーを守らないで法事に参列してしまうと、周囲から常識のない人だと思われてしまうため、不安なことはチェックしながら法事に適した化粧をしてください。

女性は法事で片化粧をする

法事に参列する女性は、基本的に片化粧がマナーです。毎日、化粧をしている方にすれば法事の時は薄いメイクを心がけないといけません。法事では華やかなメイクをする必要はありません。片化粧は薄化粧という意味合いもあります。

 

しかし、普段の薄化粧とはまた異なり、シンプルであればよいというわけではありません。葬式や法事に合った薄化粧のやり方があります。メイク道具は多くあるため、カラーに気を付けながら法事にふさわしい片化粧をすることが必要です。

 

喪服を着用するときに適したメイクが、片化粧ですから普段のまま法事に参列しないように気を付けましょう。自分に似合う化粧があると思う方が多いですが、葬式や法事でおしゃれをする必要はありませんので、TPOに合わせて化粧を変えてみましょう。

ノーメイクはマナー違反

葬式や法事にあった化粧が薄めなら、ノーメイクでもいいのではないかと思う方もいますが、ノーメイクはマナー違反になるのでやめましょう。大人の女性は化粧をするのが基本であり、葬式や法事で片化粧であってもメイクはしなくてはいけません。

 

ノーメイクのまま葬式や法事に参列すると常識がない人だと思われてしまい、親族に注意される可能性もあるので、マナーは守るようにしましょう。普段から化粧をしない方であっても、人が集まる場ですし、必要最低限の化粧をして参列しなくてはいけません。

 

ただし、肌の治療をされていたり、化粧することが難しい環境の場合は、無理してメイクをする必要はありません。諸事情を親族もわかってくれますし、肌に負担をかけないようにして、服装マナーを守りながら法事に参列しましょう。

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派手な化粧もマナー違反

法事では派手なメイクもマナー違反になるため、お化粧が好きな女性は気を付けましょう。法事ではおしゃれが目的ではありませんので、普段よりも薄いナチュラルメイクを心がけないといけません。最低限のお化粧だけで十分ですから、法事に適した化粧にしてください。

 

自分の中ではナチュラルメイクのように感じていても、周囲の方が見たら派手なメイクだと感じる方もいます。そのため、いくら薄く心がけても法事にふさわしいメイクになっているかをチェックするために、あらかじめどのくらい化粧をしていいのか確認しましょう。

 

若い女性の方が、派手なメイクになりがちのため両親などに一度チェックしてもらうのもおすすめです。周りの女性に合わせてメイクを薄くしないと目立ってしまい、法事の場で浮いてしまいますから気を付けてください。

高校生はメイク不要

近年、高校生もメイクを楽しむ方が増えてきていますが、法事の場では必要がありません。普段からメイクをしていたとしても、眉を整えたりお化粧をしているとはっきり分からない程度にとどめるようにしてください。グロスなど口元が華やかになるものはマナー違反です。

 

高校生ですから、ファンデーションは特に必要はありませんが、顔色がどうしても悪く見える場合に限り、薄く塗ることに関しては問題はありません。高校の校則によっても化粧を禁止しているところが多いため、校則に違反していないか周りの人にも見られています。

 

そのため、高校生が法事に参列する時は、特に化粧は必要がありませんし、そのままの自分のままで問題はありません。メイクが気になるお年頃ですが、葬式や法事はおしゃれをする場所ではありませんので、化粧は不要です。

法事におすすめの化粧について

女性のメイク道具は様々な種類があり、やり方もその方にあったものがあります。そこで、部位別にどのようなメイクをすれば、法事に適した化粧になるのか詳しくご紹介しますので、片化粧をしたことがない方はチェックしてみてください。

ベースメイクのやり方

女性の肌をきれいに見せてくれるファンデーションの前に、必ずベースメイクで肌の調子を整えてから化粧をします。法事の際のベースメイクは、ファンデーションが厚塗りにならないように調整することが大切です。そのため、落ち着いた色合いにするためにBBクリームを使いましょう。

 

透き通った肌に整えることができ、光沢のない質感で仕上げることが可能です。ベースメイクを丁寧に行うと化粧崩れがしにくくなり、ファンデーションのノリがよくなるため時間をかけてきちんと行うようにしましょう。

 

ベースメイクにシミやそばかすを隠すために、コンシーラーを使用する方もいますが、厚塗り感が出てしまうため、BBクリームやクッションファンデーションを使用するとナチュラルで、自然な素肌に近くすることができるため、コスメなどを見直してみましょう。

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アイメイクにおすすめのカラー

化粧の派手さはアイメイクで変わります。アイメイクには、アイシャドウやアイライン・マスカラなど様々なコスメがあります。アイシャドウは法事で基本的にはつけませんが、つける場合はベージュ系など肌馴染みの良いカラーを選ぶことがポイントです。

 

アイラインも法事には特に必要なく、目を大きく見せるおしゃれな化粧は求めていません。アイラインを使い方の場合は、目全体にはいれずに目尻のみ細く入れるのがポイントです。目力を強調させてしまうアイラインは、派手な化粧に見られがちのため気を付けなければいけません。

 

法事でマスカラを使ってもいいのか疑問に思う方もいますが、基本的には必要がありません。どうしてもつけたい方は、アイラインと同様に目尻だけにつけるようにしましょう。またマスカラは泣くことを想定してウォータープルーフを選ぶのがポイントです。

法事におすすめの口紅

法事にふさわしい片化粧は、口紅をひかないのが主流でしたが、近年は薄く自然な色の口紅であれば問題がないと考えられています。メイク全体のバランスに応じて口紅を取り入れるようにしてみましょう。口紅を使うときは選ぶカラーに注意が必要です。

 

若い女性に人気の明るいカラーは、法事にふさわしくありませんので、ピンクベージュなどの薄い色味で唇に近い色を選ぶようにしましょう。この時に気を付けなければいけないことは、ラメやパールが入っていないものを選ばないといけません。

 

法事に参列する際に化粧をするとき、口紅を取り入れたときは必ずティッシュでオフをして色味を抑えましょう。透明感や輝きを簡単に抑えることができるため、派手なメイクになることを抑えることができます。やり方は難しくありませんし、ひと手間を取り入れるだけです。

カラーコンタクトは不要

若い方はアイメイクに合わせて、カラーコンタクトをしている方も多いですが、法事では不要です。本来の目のカラーを隠して、不自然な目になってしまうため、こちらは片化粧ということができません。そのため、いくら瞳の色に近いカラーコンタクトでも外しましょう。

 

カラーコンタクトは目力を上げるために必要なアイテムであり、法事の場ではアイメイクに目力は必要がないので不要です。親族の方にも不自然な印象を与えてしまい、常識がないと思われてしまう可能性が出てくるため、避けるようにしましょう。

 

近年、男性もつけている方もいるため、法事にはつけないように気を付けてください。法事は葬式よりもマナーが緩くなりますが、最低限のマナーを守ることが必要のため自然体の自分で参列するようにしてください。

片化粧が簡単にできる裏技

普段の化粧を法事に向けて調整するのは難しいように感じるかもしれませんが、裏技があるのでご紹介します。一つ目はティッシュを使って、片化粧を行ってみましょう。口紅のツヤを抑えることができ、派手なメイクにならないように調整することができます。

 

ティッシュを使うだけで、唇に合わせたカラーを上手にのせることができるので試してみてください。もう一つのおすすめアイテムは、フェイスパウダーです。ラメの入っていないものを使用するとマットで自然体な肌に整えることができるのでおすすめです。

 

もともとハイライトや肌に艶感を出すアイテムですが、皮脂を抑えてからラメがないのフェイスパウダーで整えると、マット感のあるにまとめることができるため、肌のカラーにあったものを取り入れて全体を調整してみましょう。

法事に適している髪型について

女性はショートヘアからロングヘアまで様々な髪型を楽しんでいます。法事の場に合った髪型で参列しないとマナー違反になるため気を付けましょう。そこで、髪型のポイントをまとめてみました。

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髪の長さに合わせたアレンジ

女性は法事に参列する際に、片化粧をしなくてはいけませんが、髪型も長さに合わせてアレンジをしないといけません。ショートヘアはサイドの髪が長い場合は、顔周りがすっきりするようにヘアピンで固定して清潔感をアップさせるのがポイントです。

 

ミディアムヘアの方は、肩に髪がついてしまう場合、後ろでひとまとめにしてください。法事では僧侶や参列者にお辞儀をする機会が多いため、髪をまとめたほうがすっきりとして清潔感を上げることができるのでおすすめです。

 

ロングヘアの方はひとつにまとめたり、耳の下でお団子を作るのがおすすめです。お団子を作る場合、アップヘアにするとカジュアル感が出てしまい、法事の場にふさわしい髪型になりませんので、ヘアアレンジをするときは上品に見えるようにダウンヘアを心がけましょう。

法事に適した髪の色

葬式や法事に参列する方の髪の色は昔から黒のイメージがとても強いです。ナチュラルな茶色であればさほど問題はありませんが、派手過ぎる髪色で参列してもよいのか疑問に思っている方もいます。

 

髪を明るく染めている場合は、シャンプーで落とせる黒染めスプレーを使ったりウィッグで対応するのもおすすめです。法事は葬式と異なり、前もって参列する日に猶予があるため、髪の色をこの機に変更することで慌てずに調整することが可能です。

 

法事に参列する方は、清潔感が大切でありファッションなどおしゃれを重視する場所ではありません。親族が集まる場所のため、ヘアカットやカラーを行い法事に向けて髪型を調整するのがおすすめです。

法事の服装マナーについて

女性は男性よりも法事に気を付けなければいけないポイントが多いです。片化粧や髪型の他に、服装にも注意を払う必要があります。そこで、女性が法事に参列する時の基本的なマナーについてまとめてみました。

略喪服で参列

葬儀や四十九日、三回忌までの法事では喪服を着用するのが一般的なマナーです。七回忌になると平服でお越しくださいという案内がきますが、略喪服で参列してください。平服は私服ではありませんので、必ず略喪服を着用しなくてはいけません。

 

女性が略喪服を着用する場合は、黒やグレー・濃紺のカラーを選び、ワンピースやアンサンブルなど地味で落ち着いた服を選びます。パンツスーツも近年はマナー違反になりませんが、喪主や遺族の方であればパンツスーツよりもワンピースやアンサンブルがおすすめです。

 

平服を私服と勘違いしてしまうと、法事に参列した際に浮いてしまい、常識がないと判断されてしまうため、いくら身内の法事であっても略喪服を着用してください。不安なことは家族や親族に相談し、どのような法事を執り行うのか確認するようにしましょう。

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ネイルや指輪について

女性はネイルや指輪を普段から取り入れている方もいます。法事の際にネイルはオフするのが望ましいです。法事の予定が事前に分かっているので、ネイルの調整は行うことは可能です。しかし、どうしてもネイルを落とすことが難しい場合は黒の手袋で手元を隠すようにしましょう。

 

アクセサリーは基本的に法事に必要がありません。結婚指輪以外の指輪は外し、ネックレスやピアスは一連のパールにとどめておきましょう。法事のためにアクセサリーを新調するのであれば、初めから外して参列するのがおすすめです。

 

結婚指輪もハーフエタニティの指輪は、ダイヤが散りばめられているため、外して参列するのがおすすめです。シンプルなデザインであれば問題はありませんが、法事には華やかさはマナー違反になってしまうため、不安に思ったら避けるのが無難です。

法事に適した化粧で参列しよう

女性は法事に参列する際に、気を付けなければいけない点が男性よりも多いです。特に化粧は普段と異なりますので、派手にならないように調整しないといけません。ナチュラルメイクを意識した化粧を心がけましょう。

 

服装や持ち物に関しても、葬式と同様に法事でも気を付けなければいけない点は同じですから、しっかりとマナーを守って法事に参列してください。