【13回忌の挨拶はどうしたら良い?】注意点や法要の流れを確認

公開日 : 2020/4/20

更新日 : 2020/9/8

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13回忌は遺族以外にも親族などが集まる事も多いです。13回忌の法要では施主が挨拶をする場面も多いのでどういった事を話したら良いのかを事前にまとめておく事が大切です。今回は13回忌の挨拶についてまとめていますので参考にしてみて下さい。

公開日 : 2020/4/20

更新日 : 2020/9/8

目次

13回忌の挨拶とはどういうものか

13回忌の法要には親戚の方などが集まるので、施主を務める場合にはきちんとした挨拶をする事が大切です。今回は、13回忌の法要で行う挨拶について詳しく解説していてそれぞれのタイミングでする挨拶や注意点などを紹介していますので参考にしてみて下さい。

そもそも13回忌とは?

十三回忌(じゅうさんかいき)は、故人が亡くなられてから満12年目の命日に行われる法要の事です。定められた年数に行う年忌法要の一つです。13回忌の法要は49日や一周忌よりも規模が小さくなる事が多く、主に親族のみで行われる場合が多いです。

13回忌の挨拶のタイミングや注意点

13回忌の法要で行う挨拶はどういったポイントに注意すれば良いのでしょうか?挨拶する上での注意点や法要の流れについて解説しています。また、参列者が行う挨拶についても紹介していますので併せて確認しておきましょう。

13回忌の法要の流れを確認

13回忌の法要の流れは他の年忌法要とそこまで変わりはありません。流れを紹介します。

 

  1. 小規模な法要の場合が多くて受付などが設けられていない場合も多いです。参列者が座って開始時間を待ち、僧侶が入ります。
  2. 施主が挨拶を行ってから僧侶が経を読みます。
  3. 僧侶が合図を出すのでそれから順番に焼香を行います。
  4. 読経と焼香の後に僧侶から法話を聞いて僧侶が退場されます。
  5. 法要を無事に終えられた事と感謝の挨拶を施主が行い法要を終了します。
  6. お斎と呼ばれる会食を行います。僧侶は参加されない場合も多いです。
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それぞれの場面での挨拶のタイミング

13回忌の法要では集まっていただいた参列者への挨拶や会食の挨拶などの全ての挨拶を施主が行います。そのため、法要をスムーズに進めるためには施主が事前に挨拶の準備をしておく事やどの場面でも故人を思う気持ちを持ち挨拶を行う事が大切です。

 

また、集まってくれた方への感謝の気持ちも常に持っておきましょう。挨拶では「死や生きていた時、重ねる、再び」といった言葉は使用しないように注意しましょう。挨拶の注意点などを詳しく見てみましょう。

受付での参列客に対しての挨拶

受付で参列者から挨拶をされる事も多いので、それに対して挨拶を返します。受付が無い場合もありますが、その際も顔を合わせた時に挨拶を行います。短めの挨拶を心がけて忙しい中、法要に来ていただいた事に対して感謝の気持ちを伝えましょう。

 

例文を紹介します。「本日はお忙しい中、(故人の名前)の13回忌法要にお越しいただき、誠にありがとうございます。」集まっていただいた参列者をもてなす気持ちを持ち、挨拶するようにしましょう。

法要を始める挨拶

法要を開始する時には故人の戒名を言う事も多いですが、故人の本名でも構わないです。13回忌の法要を始める事が分かるように挨拶しましょう。挨拶を行ってから僧侶が読経を始められるのできちんと場の空気を整えるようにしましょう。

 

例文を紹介します。「本日はお忙しい中、お集まりいただき誠にありがとうございます。これより(故人の戒名か本名)の13回忌法要を執り行います。それではご住職、宜しくお願いいたします。」

法要を終える挨拶

法要を終了する挨拶は始める時と同じように13回忌の法要である事を伝えます。おかげで無事に法要を済ませられた事に対して参列者や僧侶にお礼を伝えます。また、この後の会食への案内も行います。

 

法要終了の挨拶の例文を紹介します。「本日はお忙しい中、お集りいただき誠にありがとうございました。皆様のおかげで(故人)の13回忌の法要を無事に終える事ができました。これからも変わらぬお付き合いのほど宜しくお願い致しします。」

 

会食の案内の挨拶の例文です。「この後にささやかではありますが、会食の席をご用意しておりますので、お時間の許す限りごゆっくりしていって下さい。本日はありがとうございました。」ここまでくれば後は挨拶する場面も少なくなるので、落ち着いて話しましょう。

僧侶への挨拶

お経をあげていただいた僧侶への挨拶も大切です。僧侶が会食に参加する時としない場合で挨拶をしたりお布施などをお渡しするタイミングが変わります。僧侶が会食に参加される場合には会食が終わった後に挨拶をしてお布施などをお渡しします。例文を紹介します。

 

「本日はお忙しいところ(故人)のために、大変丁寧なお勤めをしていただき、無事に法要を終える事ができました。また、最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。どうぞこちらをお納めください。」会食に不参加の場合は帰られる前に挨拶をします。

 

その後にお布施やお車代、御膳料をお渡しします。例文を紹介します。「本日は忙しいところ(故人)の為に大変丁寧なお勤めしていただき、無事に法要を終える事ができました。誠にありがとうございました。どうぞこちらをお納めください。」

会食での挨拶

会食では施主が献杯、終了の挨拶を行います。仏教では会食の事をお斎と言います。挨拶ではお斎とは言いませんが知っておいた方が良いです。献杯とは故人を偲びお酒を飲む事です。例文を紹介します。

 

「本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございました。(故人)について思い出話を皆様とできたらなと思っております。それでは献杯させていただきます。献杯。」集まっていただいた事に対しての感謝の気持ちを持ち、挨拶する事が大切です。

 

会食終了の挨拶を紹介します。「本日は最後まで参加していただきありがとうございました。お時間となりましたのでこれにてお開きにさせていただきます。今後も変わらぬお付き合いのほど宜しくお願いします。真にありがとうございました。」

参列者がする挨拶の注意点

参列者が施主の方へ挨拶する時の注意点を解説します。初めは「本日はお招きいただきありがとうございます。」などと短く感謝の気持ちを伝えます。お通夜や葬儀では「ご愁傷様でした。」とはよく聞く言葉ですが時間が経過した13回忌では避けるべきです。

 

1周忌以降では、「もう~周忌」といった言葉にしましょう。13回忌となると亡くなられてから時間がかなり経つので故人を思い出して偲ぶための法要です。その為、施主や遺族と思い出話をする事はとても大切なので会食の席などで思い出話をするようにしましょう。

13回忌の挨拶は落ち着いて行う

13回忌の法要に集まるのは限られた親族のみになる場合も多いので、そこまで緊張しないかもしれませんが、会食でお酒を飲むと挨拶がとんでしまう事もあります。そういった時のために事前に準備して不安な方は白い紙にメモをしておくようにしましょう。