【33回忌の香典はいくら包めば良いの?】相場・法要のマナー・香典袋

公開日 : 2020/4/20

更新日 : 2020/9/9

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33回忌の法要に参加する場合、香典を用意しなくてはいけません。法要ごとにそれぞれ香典袋の選び方や中に包む金額の相場は変わります。初めて参加する場合には分からない事も多いと思うので事前によく確認しておきましょう。今回は33回忌の香典について詳しく解説しています。

公開日 : 2020/4/20

更新日 : 2020/9/9

目次

33回忌の香典とは

年忌法要は住んでいる地域や宗教、宗派により様々な方法で行われています。33回忌は大きな節目にあたる場合もあります。参加する場合には注意したいマナーや香典の相場を確認して準備しましょう。それでは、33回忌の香典について詳しく見てみましょう。

そもそも33回忌とは?

仏教では亡くなられてからの日数や年数に応じて法要を行い、この事を「年忌法要」と呼びます。49日の後は一周忌、三回忌、七回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌と続いていきます。

 

33回忌は故人が亡くなられてから満32年目の命日に行う法事です。それぞれの地域や宗派により違いますが、33回忌で法要を終える場合も多く、大切な法要として考えられている場合も多いです。

33回忌の香典の相場や書き方など

大きな節目になる33回忌では香典の相場は他の法要と違うのでしょうか?また、香典の包み方などのマナーについても併せて確認しておきましょう。最後の法要となる場合もあり、多くの方が来られる場合もあるので失礼の無いようにしましょう。

33回忌の香典の相場は?

香典の相場は地域や年齢、故人との関係により異なります。大体の相場を紹介します。弔い上げになる場合も多いので近親者以外にも親族も多く呼んで食事会が行われる事も多いです。食事会もある場合は、その金額も合わせて包みましょう。


故人が祖父や祖母の場合で20代の方は1万円で30代の場合は1万~3万円、40代の場合は3万~5万円です。学生の場合には両親が代わりに包んだり「孫一同」とする場合もあります。故人との血縁関係や生前の付き合いの深さにより香典の額は変わります。

 

故人が他の親族で親しかった場合は20代は3千円~1万円、30代は3千円~2万円、40代は5千円~3万円、交流のあまり無い場合は20代は3千円~5千円、30代は3千円~1万円、40代は5千円~2万円です。

 

知人や友人の場合の香典の相場

知人や友人の場合も関係性はそれぞれ違います。仕事での付き合いのある方の場合には同僚の方と連名で包む場合もあります。連名の時には半端な数字にならないように注意しましょう。また、住んでいる地域の風習などでも異なるので周りの方に相談してみましょう。

 

親しい友人の場合は20代は3千円~1万円、30代は3千円~2万円、40代は5千円~1万円です。知り合い程度の友人の場合は20代は3千円~5千円、30代は3千円~1万円、40代は3千円~1万円です。

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香典の書き方などについて

香典は故人への供養の気持ちを込めてお渡しするので香典袋の選び方や表書きや中袋の書き方などに失礼の無いように用意しなくてはいけません。33回忌の法要には多くの親族などが集まるため、香典の書き方などに失礼があると恥をかいてしまいます。

 

香典や服装などは法事に参加する時に周りから見られやすいポイントになりますので、マナー違反になってしまわないように詳しい内容を確認しておきましょう。それでは、香典袋の選び方や書き方などについて詳しく見てみましょう。

香典袋の選び方

弔事で使用する水引は二度と起こってほしくないという思いから結び目がほどけない結びきりが用いられる場合が多いです。水引の色は黒白が一般的ですが、関西では黄白の水引を使う風習もあります。

 

また、水引きは金額により異なります。金額が3千円~5千円なら不祝儀袋に水引が印刷されたもので、1万円~3万円は白黒・双銀で束が7~10本のものを選びます。分からない時には袋の裏側に書いているので確認しましょう。

香典袋の表書きの書き方

お店でも香典袋が販売されていますが、「御霊前や御仏前」という表書きのものがあり、亡くなられてらの日数により選ぶものが変わります。御霊前はお通夜以降の35日の法要まで使用します。御仏前は49日以降の香典に使用します。

 

その為、33回忌では御仏前と書かれているものを選びます。印刷しているものが無い場合は自分で書きます。表書きは宗教によっても違いがあるので紹介します。事前に故人の宗教について確認しておきましょう。

 

神道の場合は「玉串料」と書きます。お供え先が仏様ではないので注意しましょう。キリスト教の場合も仏様ではないです。また、香典とは言わずに「弔慰金や献花料」として包みます。表書きは「お花料」と書きます。封筒は十字の付いたものか白無地を使用します。

中袋の書き方や使用する墨について

香典袋には中袋が付いているものと付いていないものがあります。付いているものの場合、表の中央に金額を記載して裏側に住所と氏名を記載します。また、外袋を書く時の使用する墨についてですが、49日以前の場合は薄墨を使用するのが一般的です。

 

49日の法要の後のお供えの場合には濃い墨を使用します。これは、事前に決まっている事なのできちんと準備して持参するという意味からです。その為、33回忌の香典では濃い墨ではっきりと書きましょう。

 

墨をすって書くのが正しい書き方ですが、難しい場合には筆ペンが販売されているのでそちらを利用しましょう。中袋は分かりやすく黒色の万年筆やボールペンで見やすく書きましょう。香典返しを行う際に確認するので見やすい字で書く事が大切です。

気を付けたいマナー

33回忌の法要に参加する場合には香典を用意しますが香典の書き方やお金の包み方も大切ですが、お渡しする時には香典に包んでおく事がマナーです。香典袋を用意した時に合わせて袱紗も用意しておきましょう。それでは、香典のお札や袱紗について見てみましょう。

新札は使用しないようにする

不祝儀袋にお金を入れる時には不幸を予想していたと思われないように診察を使わないのがマナーです。もし、新札しか無い場合にはお札を2つ折りにするなどして折り目をつけるようにしましょう。また、新札ではなくても破れているものや汚いものは避けましょう。


お金を封筒に入れる時にはお札の顔が裏側にくるようにします。複数枚のお金を入れる際には全てのお札の向きをそろえるようにしましょう。33回忌の法要の場合、お札にそこまでこだわらなくても良いですが、年配の方などは気にする方もいるので注意しましょう。

香典は袱紗に包んでお渡しする

香典を渡す時には袱紗に包んで渡すのが正しいマナーです。家で香典を用意した時にビニール袋に入れたりせずに袱紗に入れて鞄にいれておきましょう。袱紗は弔事でも慶事でも使用できる紫色があれば便利です。


香典を持参する時には袱紗に包んでお渡しする時に袱紗を軽く畳み、香典をのせて宛名が相手から見えるようにしてお渡ししましょう。袱紗がどうしても用意できなかった場合や忘れてしまった時にはハンカチを代用する事もできます。

33回忌の香典は早めに準備しましょう

33回忌は事前に分かっているので香典や服の用意は事前にしておく事が大切です。香典は宗教などにより表書きなどが変わってくるので分からない場合には確認しておきましょう。また、袱紗も併せて用意しておきましょう。