年忌法要はいつまでやるの?法要をする意味やタイミングなど徹底解説

公開日 : 2020/3/18

更新日 : 2020/9/10

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法要は、故人が亡くなった後に行う仏教の儀式ですが、どうして法要を行うか知っていますか?今回は、どうして年忌法要を行うのかといった理由やいつ行うのかといった疑問点について詳しく解説するので、年忌法要を行う際に是非参考にしてみてください。

公開日 : 2020/3/18

更新日 : 2020/9/10

目次

年忌法要ってなぜ行うの?

故人が亡くなった場合、通夜や葬儀を遺族が執り行いますが、葬儀が終わった後に行う年忌法要はなぜ行うのか知っていますか?年忌法要をする理由や行う時期などを詳しく説明するので、参考にしてください。

法要と法事の違い

故人が亡くなった際の行事で、法要や法事といった言葉を使いますが、違いがあるのでしょうか?法要と法事の違いについて詳しく説明します。 ・広い意味か狭い意味かの違い 法要とは、追善供養とも呼ばれ故人が亡くなられた場合にお寺のお坊さんにお経を呼んでもらい故人を供養する儀式のことをいいます。 故人があの世にいった際に辛い思いをしないようにするといった意味や、遺族が故人を丁重に供養することにより自分自身の存在の意義などを見つめ直すきっかけになります。 一方、法事とは供養を行う際に親戚などの関係者を含めて行う食事も含めてたことをいいます。法要を含めた一連の流れを指す広い意味で法事といい、故人の供養のみの儀式の事を狭い意味で法要というため、違いについてしっかりと覚えておきましょう。

法要の種類やタイミング

法要と法事の違いは、広い意味か狭い意味かの違いで判断できますが、年忌法要はいつ行えばいいか知っていますか?法要の種類やタイミングについて説明するので、年忌法要を行う際に間違えがないようチェックしておきましょう。

・年日法要 ・年忌法要 法要には、年日法要と年忌法要の2種類があります。年日法要とは、亡くなってから七日後に行い、初七日から始まり七日ごとに四十九日まで行う法要をいいます。年日法要は、四十九終了後百ヵ日を行って終了となります。 一方年忌法要とは、故人が亡くなってから一年後に行う一周忌から始まり五十回忌までのことをいいます。また、一周忌の後に行う法要は、回忌法要といい亡くなった年を一年と数えて行うため、行うタイミングを間違えないように注意しましょう。 また、回忌法要は三回忌、七回忌、一三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、三十七回忌、五十回忌となります。 回忌法要を行うタイミングについては、三十七回忌までは、四年、六年と交互の間隔となり、最後は五十回忌となるためしっかりと把握しておきましょう。

年忌法要をやる場合の注意することは?

法要には、七日間隔で行う年日法要や四年、六年の交互の間隔で行う年忌法要がありますが、年忌法要を行う際に留意する点について詳しく説明するので、参考にしてください。

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終わるタイミング

故人が亡くなってから、年忌法要は一定の間隔を空けて行いますが、いつまで行えばいいのでしょうか?年忌法要を終えるタイミングについて説明します。 ・十三仏が関係している 法要の原点となる仏教の教えでは、亡くなった人は、来世で生まれ変わるといい考えがあります。 故人が亡くなった場合に、七日おきに閻魔大王などの十人の王に裁きを受けるといわれ、遺族は、故人が安らかに成仏できるよう初七日から三十三回忌まで法要を行い、十三人の守護仏による供養を行います。 年忌法要は、五十回忌までありますが、半世紀近くの長期に及び現実的に無理があるため、仏教の教えによる故人の供養の観点から三十三回忌を目途に終了するようにしましょう。

確認事項

年忌方法を行う際に、チェックするポイントについて説明するので、参考にしてください。 ・日程 ・案内 ・マナー 年忌法要を行う際には、まず住職と日程を相談、調整しながら日時を決めましょう。また、自宅や住職のお寺以外で行う場合については、場所の選定を忘れずに行うようにしましょう。 次に、日程が決まったら法要への出席者へ振る舞う料理やお返しを用意しましょう。お返しの引き出物などは、お菓子などの消えてなくなるようなものや洗剤などの普段の生活で使用するものを選ぶ場合が多いため、選定する際のポイントとしておさえておきましょう。 最後に、マナーとして服装やお坊さんへのお布施、お供物については、四十九日などの追善法要と同様ですので、忘れずに覚えておくようにしましょう。

年忌法要を知って正しく行おう

年忌法要は、故人が安心して成仏し来世で生まれ変わるために重要な法要となります。年忌法要をする際は、行う意味や時期についてしっかりと理解しながら、マナーを守って正しく行うようにこころがけましょう。