13回忌の正しい服装を男女別にご紹介!喪主や子供についても解説

公開日 : 2020/2/13

更新日 : 2020/9/9

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13回忌とは、亡くなられてから12年後に行う法要のことです。13回忌に参列する際に着る服装に決まりはあるのでしょうか。大切な方の法要には、きちんとした格好で臨みたいですよね。今回は、13回忌の法要の服装について、参列者と喪主に分けて男女別にご紹介いたします。

公開日 : 2020/2/13

更新日 : 2020/9/9

目次

13回忌とは?

13回忌とは、亡くなられた方を一定の年数ごとに供養する年忌法要の一つです。13回忌は、故人の方が亡くなられてから12年後に行われます。

法要は、初七日法要から始まり、1回忌・3回忌・7回忌・13回忌と続きます。回数を重ねるごとに規模を小さくして開催するので、7回忌以降は身内だけで行うことも多いです。

 

13回忌は久しぶりに親戚で集まり、ゆっくりと故人を偲ぶ会として開かれることが多いです。そのため服装も簡単になる場合が多いです。一般的には、略喪服を着用して13回忌を行います。次項から、男女別に13回忌で着用する略喪服のマナーについてご紹介していきます。

 

13回忌の男性の服装は?

喪服には、正喪服・準喪服・略喪服と格式別に3種類に分かれています。13回忌では、喪服の中で一番格式の低い略喪服を着用することが一般的です。ここでは、男性の13回忌の服装について説明していきます。

一般的には略喪服で参列

男性の略喪服は、ダークカラーのスーツとなっています。色は、黒や紺、ダークグレーなど目立たない色であれば問題ありません。また、スーツの下に着るワイシャツは白色のものを着用します。

 

靴は黒色の革靴を選びましょう。金属の装飾などが付いているものはふさわしくありません。靴下は黒色のものを着用するのが無難です。

 

ネクタイは暗い色のものを選びましょう。派手な色合いでなければ黒でなくても問題ありません。また結び方はプレーンノットにし、ネクタイピンなどはつけません。

 

コートは、会場に入る際に預けるのであまり決まりはありませんが、毛皮など殺生を連想させるものはマナー違反になります。

持ち物の注意点

男性は基本的にカバンは持たずに参加するのが一般的です。持ち物はポケットにしまえる程度に抑えましょう。もし手荷物が増えてしまう場合は、妻のカバンに入れてもらうなどしてあまり手に持たないようにしましょう。

 

具体的には、貴重品とハンカチと数珠があれば問題ありません。ハンカチは白か黒でデザインがシンプルなものにしましょう。また、数珠は宗派によって違いはありますが、略式数珠であれば宗派によらず使うことができます。

13回忌の女性の服装は?

13回忌には、女性も同様に略喪服を着用して参列します。ここでは、女性の略喪服におけるマナーについてご紹介していきます。

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女性の略喪服のマナー

女性の略喪服は、ダークカラーのアンサンブルやワンピースが一般的です。あまり装飾がなく、シンプルなデザインの服装が望ましいです。また葬儀や法要の際には、肌の露出をできるだけ避ける必要があります。首元まで詰まった服や、膝より下のスカートを着用するようにしましょう。

 

靴は、黒のパンプスが適切です。低めのヒールであれば問題ありませんが、あまりに高いヒールは派手に見えるため、控えましょう。また、ブーツは冠婚葬祭の場にはそぐわないので避けましょう。

 

コートは男性と同様に動物の毛皮などが使われていないものを選びましょう。また、色合いは派手すぎない暗めの色が好ましいです。

パンツスーツはマナー違反?

女性のパンツスーツは略喪服に当たるので、13回忌で着ることができます。以前までは、ワンピースやアンサンブルなどが広く使われていましたが、パンツスーツでの参加も認められるようになってきています。

 

パンツスーツを着用する際も、男性と同様に暗めの色のスーツを着用するようにしましょう。また、パンツスーツの際は、足元が見えないように気をつけましょう。

ストッキングは履く?

女性の場合、ストッキングは着用しましょう。上記で触れたように、葬儀・法要の場では、女性はできるだけ肌の露出が少なくなるようにします。ストッキングを履く際は、黒や暗い色のものを履くようにしましょう。また、厚すぎるものはカジュアルになってしまうため、30デニール程度を目安に考えましょう。

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アクセサリーの注意点

アクセサリーは、マナーの範囲内でつけることができます。アクセサリーは基本的に真珠でできたものを使います。真珠は、涙の象徴とされており、葬儀などの場にふさわしいとされています。色は白い真珠が一般的に用いられています。つけることができるアクセサリーとしては、ピアス・イヤリング、ネックレスがあります。

 

ネックレスの場合は、真珠でできたもので一連になっているものを選びましょう。二連のネックレスは、不幸を連想させるものとしてあまり好ましくありません。

 

ピアス・イヤリングの場合は、真珠が一粒施されているタイプにしましょう。複数個の真珠が付いているタイプや、動いて揺れるタイプのものは華やかになってしまうため、控えましょう。

持ち物の注意点

女性はカバンを持って参加することが多いです。カバンを持つ際は、黒色で無地のものが良いです。また、記事に動物の皮が用いられていないものが好ましいです。コートなどと同様に殺生が連想されるため、革物はよくないとされています。また、金属の装飾が施されているもの、カジュアルなものは目立ってしまうため、避けたほうが良いです。

 

カバンの中にはハンカチ、数珠、香典など必要に応じて荷物を入れておきます。カバンに荷物が入りきらない場合には、サブバッグを用いて良いです。サブバッグのマナーも変わりはありません。

13回忌の子供の服装は?

子供の服装は、大人に比べるとマナーは厳しくありません。子供が学校に通っている場合は、学校の制服で構いません。また、学校に通っていない子供の場合には暗めの色で統一した服装にします。

 

大人ほど喪服が揃っていないので、手もとにある服で揃えて問題ありません。靴は、革靴があればよいですが、ない場合は暗めの色のスニーカーで良いです。靴下は黒色に近いもので構いません。

喪主も略喪服で良い

13回忌での喪主の服装は格式の高い喪服を着なければならないのでしょうか。13回忌にもなると家族で行うことが多いですが、喪主の場合は略喪服は着用するようにしましょう。当日は、僧侶の方がお経をあげてくださるので最低限のマナーを守った服装で参加する必要があります。

 

喪主の略喪服のマナーは、参列者の略喪服のマナーと同じになります。13回忌の前に改めて確認しておくとよいでしょう。

13回忌の持ち物

13回忌に参加する場合に必要な持ち物はなんでしょうか。13回忌に必要なものは、主に数珠・香典・お供え物です。数珠は必ず持っておくと良いでしょう。

 

香典は、家族内でのみ行うのであれば必要ありません。親戚以外で参加する場合は故人との関係性に合わせた金額を包んで渡すようにしましょう。

 

また、お供え物はかさばらず、日持ちするものを選んで持っていきましょう。具体的には、洋菓子・和菓子、花、ろうそくなどが好ましいです。お供え物はタイミングを見計らって、ご仏壇やお墓にお供えしましょう。

13回忌を家族だけで行う場合の服装

13回忌を家族だけで行う場合は、略喪服を着なければならないのでしょうか。

 

家族だけで行う場合は、喪服を着なくてもよいです。外の方に見られることが無ければ、私服でおこなうこともできます。喪服を着ない場合は、その旨を参加する全員に事前に伝えておきましょう。

 

しかし、あまりにカジュアルな格好で参加することは避けましょう。襟付きのシャツであったり、暗めの色合いで揃えるなど最低限のマナーは守るようにしましょう。

13回忌の服装についてのまとめ

いかがでしたか。今回は、13回忌の服装についてご紹介していきました。男性も女性も略喪服での参加が望ましいです。また、子供の場合は制服がある場合は制服で、ない場合は暗めの色で統一することが望ましいです。

 

故人を落ち着いて偲ぶことができるように、最低限のマナーを守った服装で出席するようにしましょう。