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仏壇にお供えするお菓子の金額相場やのし・渡し方のポイントを解説

法事やお盆など仏壇にお菓子をお供えしますが、基本的なマナーを把握してから準備をしないといけません。みんなで分けることができるお菓子や日持ちがするものなど、守るべきポイントがありますので、初めてお菓子を準備する方は参考にしてみてください。

公開日 : 2020/11/03

更新日 : 2020/12/08

目次

仏壇のお供え物でお菓子を選ぶときの注意点

法事やお盆など仏壇にお供え物としてお菓子を準備します。お菓子はどれでもよいというわけではなく、注意点を守りながら準備をしないといけません。そこで、仏壇にお供えするお菓子について詳しくご紹介します。

お菓子の品質

法事やお盆の時、仏壇にお菓子をお供えする際は品質に気を付けましょう。その時の注意点は、賞味期限が短いものを選ばないことです。お盆やお彼岸は長い間、お菓子を仏壇に供えていることが多いため、賞味期限が短いと早段階でおろし分ける必要が出てきます。

 

お供え物を下げた際に、お菓子の賞味期限が切れているもらう方は良い気分ではありません。また、要冷蔵のお菓子も避けてください。家族の手間を考えると仏壇に供えにくいお菓子と判断します。そのため、いくら美味しいお菓子であってもこの注意点は守りましょう。

 

このように、仏壇に供えるお菓子は品質をしっかりとチェックしてから準備してください。ご家族の手を煩わせないようにすることを意識して、準備すればどのようなお菓子を購入すればよいかが分かってきます。法事やお盆・季節によってお菓子を変えてみてください。

お供え物のお菓子にかけるのし

仏壇にお供えするお菓子にはのしをかけないといけません。のしの表書きには様々な種類があり、宗派によっても異なるので気を付けるようにしましょう。そこで、お菓子にかけるのしについてご紹介します。

四十九日前の場合

故人が亡くなってから四十九日前の黒白の結びきりを使用します。お菓子が箱入りの場合は、包装紙の上から掛ける外のしと中に掛ける内のしがあります。地域の風習によって外のしをかけるのか、内のしにするのか事前に確認しておくようにしましょう。

 

お菓子ではなく果物を選んだ方はのし紙を短冊にすることができ、水引の代わりに黒白のリボンにするのが一般的です。自分でのしを書く場合、四十九日前の場合は「御霊前」と書きます。宗教がわからないときは、「御供」を使用するのが無難でしょう。

 

他にも、のしの表書きでは「後供」や「粗供養」と書く場合もあります。その地域の風習に従って準備してみてください。表書きの下には、送り主の名前を書きます。4名までは名前を全部いれることができます、5名以上になる場合は「〇〇一同」と書くようにしましょう。

四十九日後の場合

四十九日後の法事にお菓子のお供えを持っていくときは、のしに気を付けましょう。黒白の結びきりや双銀を選びます。神戸や大阪など関西方面では、黄白を使用する地域もあるため、昔ながらの風習に従ってのしの準備をしてください。わからないときは事前に確認しましょう。

 

そして、表書きは四十九日が終わると「御霊前」から「御仏前」になるため、気を付けてください。宗派によって表書きが異なるのであれば、「御供」または「御供物」と書いても大丈夫です。下の部分には必ず名前を入れるようにしましょう。

 

のしは基本的に薄墨で書く必要はありません。そのため、普通の黒墨でプリントしたり手書きをして準備をしてください。お供えのお菓子をお店で購入した場合は、のしのプリントを願いすることもできますので、不安なときは相談してみてください。

お菓子の金額相場

お供えするお菓子の金額相場は3,000円~5,000円です。高すぎると相手に気を遣わせてしまいますし、安すぎても失礼になってしまうので、金額相場の範囲でお供えのお菓子を準備するようにしましょう。親戚が多い場合はお供えのお菓子ではなく、お金を包むこともあります。

 

その場合であっても、お供えのお菓子と同様の金額を包むのが基本ですから、金額相場を把握して準備をしてください。不安な方は家族や親戚などに確認すると、失敗せずにマナーを守って準備を進めていくことができます。

 

ただし、新盆の場合でお金を包むときは1万円のこともあるため、お盆や法事などでお供え物を準備するときは相談しながら、進めていきましょう。

お供え物の渡し方・置き方

仏壇にお菓子をお供えするときは、渡し方や置き方にもマナーがあるため、気を付けるようにしてください。まず始めに仏壇にお菓子をお供えする前に、施主に挨拶をしてから仏壇の前に行くようにしてください。挨拶もせずにすぐ仏壇の前に行くのは失礼になってしまいます。

 

次に、仏壇にお菓子をお供えするときの置き方は、文字は自分が読める向きに置くのがマナーです。仏壇は中が上中下段と分かれているため、お菓子は中段に置いてお供えしてください。仏壇の前に折り畳みの台や棚がある場合は、その上に置いても大丈夫です。

 

他家や親類の家に持参する際は、訪問先の施主様に渡してお供えしてもらう場合もあります。その時は、「ご仏前へお供えください」と伝えてください。他家や親類の家の場合は、自身で勝手に仏壇へ供えないようにしましょう。

故人が好きだったお菓子

お菓子をお供えするときは、故人の好きだったお菓子を準備するのもポイントです。お菓子を選ぶときは、様々な形式がありますが、故人が好きなものということであれば、選んでも失礼には当たりませんが、一般的なマナーの範囲内で選択してみてください。

 

近年、様々な葬儀の形式があるように、仏壇にお供えするお菓子の形式にもこだわらないというケースも増えてきています。昔からの風習にこだわっていない方であれば、このように故人が好きだったお菓子をお供えするのもおすすめです。

 

ただし、仏壇にお供えするお菓子であれば、派手なお菓子の色に気を付けながら選ぶようにしてください。赤や黄色などは避けるのが無難です。その他にも、お菓子の箱や包装紙にも気を付けるのが一般的なマナーですから、基本的なルールは守りながら準備しましょう。

お供え物におすすめのお菓子

お供えのお菓子に適しているものは何があるのかご紹介します。昔から選ばれているお菓子のは和菓子です。お饅頭や羊羹などお供えにぴったりですが、すべての人が和菓子を選ぶと味にも飽きてしまうため、周りの方と相談しながら被らないようにするのもポイントです。

 

他におすすめのお菓子は、マドレーヌやクッキーの洋菓子です。期限が長いものもありますから、すぐに食べなくてもよく、他の人と分けることもできるため、選ばれることが多いです。賞味期限が長いお菓子を選ばないといけないため、せんべいやゼリー類も人気です。

 

おせんべいに関しては、高級感のあるものを選ぶといつもとは違った味を楽しんでもらうことができるため、喜ばれたりします。ゼリー類は老若男女に喜ばれるお菓子ですし、長い間お供えすることができるため、賞味期限に左右されずに済みます。

お供えのお菓子を買う場所

お供えするためのお菓子を購入できる場所は様々あります。時間がある方・ない方など様々な購入方法がありますので、チェックして準備してみてください。

通販でお菓子を購入

お供えのお菓子を準備する時間がない方であれば、通販のインターネットサイトを利用して準備するのもおすすめです。自宅にいながらお供えのお菓子を準備することができるため、自分の時間に合わせて自宅に配達してもらうことができます。

 

どのようなお菓子を選べばよいか悩んでいる方も多いですが、通販サイトを利用するとお菓子の人気ランキングなどをチェックして選ぶことが可能です。そのため、口コミが高いお菓子を選ぶことができ、お供えのお菓子として持参しても喜ばれます。

 

お盆などの場合は、直接挨拶に伺うことが難しい場合、通販サイトで手配することができるため、お店で購入してから配送の手配をする手続きを省くことができます。ただし、お盆の時期など忙しいシーズンは時間がかかる可能性もあるため、早めに手配してください。

百貨店で準備する

お供えのお菓子は有名な百貨店で準備するのもおすすめです。伊勢丹・西武・高島屋などお菓子の箱を包んでいる包装紙だけでも、高級感がありますので特別なお菓子として喜ばれます。毎年、お盆はありますし法事も何度も行うなら他の方と違ったお菓子を準備してみましょう。

 

通販サイトでお供えのお菓子を準備するのは楽ですが、実際に見たことも食べたこともないなら、百貨店に行って直接確認してみるのもおすすめです。百貨店では有名な店舗が一通りそろっているため、普段口にしないお菓子をお供え物として準備することができます。

 

店員さんにいろいろなアドバイスを受けることもでき、一緒にお供えのお菓子を選ぶことができるため、お菓子の味に失敗することはありません。場所によっては試食をすることもでき、商品比較をすることもできるため、ぜひ百貨店に足を運んでみましょう。

スーパーで準備する

近くに百貨店がなくても、スーパーで販売されているお菓子をお供え物として準備することもできます。スーパーの中にもお菓子の専門店などが入っていることが多いため、箱に入っているお菓子を購入することができ、のしをつけてもらうことが可能です。

 

いつものお買い物ついでにお供えのお菓子を準備することができるため、主婦以外でも利用しやすく、地域の風習なども把握していることが多いため、のしの種類などのアドバイスをしてもらうこともできます。身近でお供えのお菓子を準備したい方に適しています。

 

スーパーでは香典袋や筆ペンなど、葬儀・法事・お盆などに必要なものを一度に揃えることができるため、とても便利な場所です。大型店であれば、喪服や小物類なども購入することができ、忙しい方は一度に必要なものをそろえることができます。

お菓子以外にもお供えできるもの

仏壇にお供えするのは、お菓子以外にもあります。お供えするものの基本は、「五供(香・花・灯燭・浄水・飮食)」であり、お盆や故人の命日などの特別な日などは五供で仏前供養するのが一般的です。そこで、お菓子以外のお供え物もまとめてみました。

お線香をお供え

仏壇には線香が欠かせません。そのため、お菓子以外のお供え物として線香を選ぶのもありです。香りが部屋のすみずみまで行き渡ると、全てのものに平等に接するという仏様の慈悲の心を表すことができるため、お供え物にお菓子ではなくお線香を選ぶ方もいます。

 

近年では、線香の煙が少なく香りがよいものが販売されています。よって、線香の香りを選んでお供え物として準備するのもおすすめです。ただし、線香の数や供え方は宗派によって異なるため、マナーは守るようにしてください。

 

また、線香のマナーを一緒に把握しておくことが大切です。線香につけた火が燃え続けている際に、口で火を消すのはご法度なため、絶対に行わないでください。手で扇いで火を消すことが基本であり、仏壇にお供えしたら燃え尽きるまでそのまま線香を燃やしてください。

お花をお供え

お墓や仏壇には必ずお花をお供えします。そのため、お菓子以外にお花を準備するのもおすすめです。仏花に決まりはないため、庭の花や故人の好きだった花をお供えましょう。派手な色・トゲや毒のある花・匂いの強い花はマナー違反のため、気を付けてください。

 

新鮮で美しい花を仏前にお供えすると、心を清く保って欲しいという仏様の教えを守ることができます。祖先や故人の霊を花の姿や香りによって供養することができますが、同時にお供えしている方の心も穏やかにしてくれますので、新鮮で美しい花を選んでみましょう。

ローソクをお供え

仏壇のお供えにローソクは欠かせません。いつも使用するローソクは、白いローソクで5~10分位で燃え尽きるものを使用していることが多いです。お盆など特別な日であれば、花などが描かれた美しい和ローソクなどをお供え物として選ぶのもおすすめです。

 

最近は安全性を考慮して電子型ローソクを使用していることも多いですが、特別な日だけローソクにこだわってみるのもおすすめなので準備してみましょう。

仏壇にお菓子をお供えした後について

仏壇にお供えしたお菓子は、供養やお盆が終われば食べて構わないため、みんなで分けるのが一般的です。そのため、お菓子は個包装を選ぶとその場で食べきらなくても持ち帰ってもらうことができるため、お菓子を購入するときは先のことを考えて購入するようにしましょう。

 

砂糖菓子に関しては食べきるのが難しいことが多いですから、料理などに使用して消費するようにしてみてください。砕いて調味料として使うこともできるため、無駄になる心配がありません。それでも使い切ることが難しい場合もあります。

 

その時は、感謝の気持ちを述べて、紙などに包み、紙などに包んでから捨ててください。しかし、せっかくお供えのお菓子として準備したものですから、無駄にならないように早めに消費できるように分けたりするようにしてください。

お供え物のお菓子のマナーを守ろう

お菓子をお供えするときは、様々な注意点があります。お菓子は賞味期限が長いものを選び、金額相場の範囲内で準備するようにしましょう。また、個包装のお菓子を選ぶと、みんなで分けることができ、消費期限内に消費することができます。

 

のしの表書きや渡し方・置き方など、細かいですが正しいマナーがありますので、こちらを守りながらお供えのお菓子を準備して渡すようにしてください。