記事ID1309のサムネイル画像

慶弔金とは?香典の違いや書き方、金額の相場をまとめました

慶弔金はお祝い事やお悔やみ事のときに会社から支給されるお金のことです。慶弔金はお香典と一緒のように感じる人もいるかもしれないが慶弔金は全くの別物です。今回は慶弔金について詳しくご紹介します。慶弔金の書き方や贈り方など、ぜひ参考にしてください。

慶弔金とはどんなもの?

働いている場合、本人や家族のお祝い事や不幸があった時に現金が支給されます。今では、会社の89.8%が慶弔見舞金の制度が設けられています。慶弔金の書き方や渡し方など知っておく必要があります。マナーがあるので知らないと失礼になるので覚えておきましょう。

 

今回は慶弔金の書き方に関して詳しくご紹介します。

慶弔金とは?

慶弔金は企業が支給する手当のことを指します。従業員やその家族の結婚や出産祝いなどめでたい祝い事や葬儀などの不幸に対して支給されます。慶弔金が支給されるかどうかは会社によって違うので確認しておく必要があります。

慶弔金は誰が渡す?

慶弔金は会社や団体で決められた規約に則り従業員や役員もしくは会員に、会社が支給するものです。会社からとして代表者が渡します。慶弔金は申請して支給されるので、支給を希望の場合は会社の担当に聞いてみましょう。

慶弔金はいつ渡す?

慶弔金は葬儀の時に渡すよりも葬儀を終えたあと一段落したころを見計らって渡すのがいいでしょう。基本的には葬儀の当日ではなく落ち着いてから渡すことが多いです。会社によっては葬儀の時に渡すところもあるので、その辺は確認してきましょう。

 

本人が亡くなった場合は日を改めて後日自宅に訪問して遺族に渡すのがいいでしょう。家族が亡くなった場合は本人が出勤してきたときに渡します。葬式の当日に渡す場合は慶弔金とわかるようにして渡しましょう。

慶弔金と香典との違いは?

慶弔金は福利厚生の一環として支給されているので香典とは全くの別物です。会社でも香典を出すのが一般です。香典は故人の霊前に供える金品のことで、慶弔金と目的が違います。香典は通夜や告別式に参列するときに持参し基本的に葬儀の時に渡します。

 

慶弔金は会社から支給されるものなので渡す時期はそれぞれ違います。葬儀が終わって落ち着いてから渡すことが多いので、香典とははっきり区別できるようにしておきましょう。

慶弔金の申請の仕方

慶弔金の申請は社員が所属する部門長の承認を得て人事部に申請を出すのが一般的です。本人の所属、氏名、入社年月などを書いて申請する慶弔金の種別や支給事由などを書いて申請するパターンが多いです。申請するときは上の人に相談してみましょう。

死亡退職金とはまた別もの

亡くなった時に会社から受け取れるお金は慶弔金以外にも死亡退職金があります。慶弔金とは全くの別物で知っておく必要があります。慶弔金と死亡退職金は課税が違うので注意しなければなりません。

 

慶弔金は相続税法が定める金額内ではすべて非課税となりますが、死亡退職金は非課税枠を超えた分は相続税の課税対象となるので、一緒に処理をしないようにしましょう。慶弔金を一緒に処理をすると本来払わなくていい相続税を払うことになるので気をつけましょう。

慶弔金の書き方

慶弔金の書き方についてまとめました。不祝儀袋の選び方から表書き、中袋、金額の書き方など、ぜひ参考にしてください。

慶弔金用の不祝儀袋とは?

通夜や葬儀に使われる不祝儀袋は、結び切りと呼ばれる紐が結ばれています。不祝儀袋に入れる金額に合ったものを選びましょう。印刷タイプの不祝儀袋は3000円からです。水引きに応じて金額が上がっていきます。

 

高額になるにつれ、封筒の大きさも大きくなります。中に入れる金額に合わせてぴったりの大きさを選びましょう。

どこで買える?

不祝儀袋は基本コンビニや文房具店、スーパーで買うことができます。どこでも買うことができ、近くに筆ペンなども置いているので買い忘れがありません。不祝儀袋は、のし袋と混同しがちですが、のし袋は祝儀袋になるので買うときは気をつけましょう。

不祝儀袋には薄墨を使う?

不祝儀袋には薄墨で書くように説明されていることが多いです。薄墨は突然の訃報で墨を擦る時間がなく急いで駆け付けたや涙で薄くなったという意味をしており弔事では薄墨が基本となっています。

 

しかしながら、昔の人は薄墨は使っておらず真っ黒の墨で書いていました。最近、薄墨で言われるようになりましたが和紙素材の不祝儀袋には相性が悪いこともあり絶対ではありませんので、黒の筆ペンやボールペンなどで書いても問題ありません。

慶弔金用の表書きの書き方

弔慰金と不祝儀袋の上側に書き、下に差出人の名前を書きます。故人の宗教で形式が変わることがあるので事前に確認しておきましょう。宗派がわからない時は各宗教共通で使える白無地で黒白もしくは双銀の結び切りの水引きのもを選ぶといいでしょう。

旧姓で名前を書きたい

不祝儀袋に旧姓で名前を書きたい場合は、表書きの下の中心に新しい名字で名前を書きます。名字の左横に(旧姓)と書きましょう。または、表書きに新しい名字のみを書き中袋の裏に旧姓を書きます。

 

表書きは新しい名字で書くのがルールとなっています。旧姓でも新姓でも遺族から誰からかわかるようにしておきましょう。

慶弔金用の中袋の書き方

中袋の表には旧字体の漢数字で漢学を書きます。お金を入れた中包み弔慰金用の不祝儀袋の中に入れて使います。中袋の裏面には郵便番号、住所、名前を記入します。書く場所は左側です。

 

市販されている不祝儀袋には記入欄が印刷されていることが多く、その場合は欄に書きましょう。

中袋がない場合

中袋がない場合は袋の表に対してお札が裏になるように入れましょう。お札を裏向けに入れるのはお悔やみ事なので顔を伏せるという意味があるといわれています。中袋がない場合は封筒の裏面に住所、名前、金額などを書きます。

慶弔金用の中入れの書き方

慶弔金用の中入れの書き方は弔慰金と書き「金百萬圓也」というように金額は大きめに書きます。あまりありませんが、金額が細かくなった場合は1行で書ききれない場合があります。その場合は金額を小さめに書くか簡単に「金一万三千五百五円也」と書きます。

 

あとは日付を書きいれ、差出人の名前を書きます。

慶弔金の名前の書き方

1名からの場合は短冊の中央に書き入れます。2人の連名の場合は年長者の順で右から書きます。3名以上の場合は右に代表者の前を書きます。左側に外一同と書き添え、別紙に全員の名前を格上、年長順に右から左に順番に書いていきます。

慶弔金の金額の書き方

金額は旧字体の漢数字を使って書きます。「一」や「二」などは後から簡単に数字を改ざんされることができるので、金額を書く時は旧字体を漢数字を使いましょう。死や苦を連想させる四や九は避けるのがマナーです。

 

漢数字の書き方は一は壱、二は弐と書きます。千は仟、万は萬と書き、円は圓と書くこともあります。

振り込み日が異なる場合

振り込みと渡す日が離れている場合は振込日を中入れに書いておきましょう。渡す日や振込先がまだわからない場合は日付けは「令和*年*月」だけでも書いておきましょう。

水引はどうすれば良い?

水引きは結び切りのものを選びます。結び切りは一度結んだらほどけない結び方をしています。ほどけないので「繰り返さない」という意味で用いられます。不祝儀袋にはのしはつけません。またちょう結び(花結び)の水引きも弔事では使いません。

 

水引きの色は黒白色が一般的です。黒白以外に金・銀・紫・赤・藍・緑・黄・黒とあり黒に近いほど悲しみが深い弔事に使われるので覚えておきましょう。逆に金色に近いほど喜びが大きく慶事に使われます。

慶弔金の渡し方

慶弔金の渡し方は封筒で渡す場合と振込で渡す方法があるので、状況に合わせて適切な方法を選びましょう。

慶弔金を振り込みで渡す場合

慶弔金は基本的に封筒で遺族に渡します。振込で渡す場合は珍しいです。金額があまりにも大きい場合は遺族の人と話し合ったうえで慶弔金が口座に振り込まれます。振込をする場合は、不祝儀袋の中入れには振込する、した日付を書いておきましょう。

慶弔金を現金で渡す場合

慶弔金を現金で渡す場合はお金の入れ方や包み方があります。包み方やお金の入れ方についてご紹介します。

慶弔金はどんな風に包む?

水引きが印刷されている封筒タイプと水引きを外せる正式包みタイプがあります。たくさん金額を包む場合は正式包みタイプがいいでしょう。正式包みは包み方に特徴があります。お祝い事と弔事での包み方が違うので注意しましょう。

弔事のときは後ろを上から下へとかぶせ水引きで止めます。

袱紗に包んで渡す

慶弔金を渡す時は素手ではなく必ず袱紗か布に包んで渡すのがマナーです。袱紗はお祝い用とお悔やみ用とわかれているので間違えないようにしましょう。お祝い事のときは赤や朱色など明るい色を使い、お悔やみ事のときは鼠色、紫色、藍色などを用意します。

 

紫は慶弔兼用で使えるので、紫色を持っておくと便利です。袱紗は相手を思いやる気持ちから水引きの乱れや汚れから守るために使います。不祝儀袋のときは袱紗の真ん中からやや右よりに不祝儀袋の表側を上にしておきます。

 

右から下、上そして左の順に包み込み右側のはみ出した部分は内側におります。祝い事の時と包み方が逆になるので注意しましょう。

慶弔金のお金の入れ方

慶弔金はお悔やみのときは新札はあまりおすすめしません。新札を入れるといかにも用意していたかと避けるといわれています。新札が気になるなら折り目をつけてから入れます。封筒を開けた時に人物の顔が裏向きで入れるように不祝儀に入れます。

 

最近では新札でも大丈夫といわれていますが、なるべく新札は避けておきましょう。

 

差し出し方

慶弔金の差し出し方としては右手の手のひらに袱紗を置いて左手で袱紗を開き不祝儀袋を取り出して、相手の人側から名前が読めるように向きを変えます。渡す時に挨拶の言葉をそえて両手で渡します。

 

挨拶の例としては「この度は突然のことでお悔やみ申し上げます。」や「この度はご愁傷様です」などです。「ご冥福」は浄土真宗では使うことができないので言わないように気をつけましょう。

 

訪問する場合は事前に遺族の人に連絡をしておきましょう。突然の訪問は相手の迷惑になる場合があり、非常識に感じる人もいるでしょう。

慶弔金の金額の目安は?

慶弔金は種類があり、慶弔金の種類で相場が違います。また、状況に応じて金額も変わってくるため目安として知っておきましょう。

結婚祝い金の場合

従業員本人が結婚するときに支給されます。企業の中には子供の結婚も対象になっていることもあります。金額の目安としては本人の場合は1万円から5万円、子供だと1万円から3万円ぐらいです。初婚と再婚で支給額が変わる場合もあり減額することもあります。

出産祝い金の場合

本人か配偶者が出産した時に支給されます。金額の目安は1万円から3万円ほどで子供が何人目かで支給金額が違う場合もあります。中には配偶者の出産でも支給しない場合もあります。

本人弔慰金

本人弔慰金とは本人が亡くなった場合に支給されるものです。死因が仕事上か業務外かで支給額が違う場合があります。また勤続年数でも支給金額は変わってきます。慶弔金の相場額は5万円から10万円くらいまでの幅があります。1000万円を超える場合もあります。

家族弔慰金

家族弔慰金とは家族が亡くなった時に支給されます。この場合の相場金額は1万円から5万円ほどです。喪主を務める場合は多く支給される場合もあります。家族の中でも配偶者の方が亡くなられた場合の弔慰金も高く、相場は5万円ぐらいです。

傷病見舞金

従業員に傷病に対する見舞金です。これは会社によって大きく違いが出ます。見舞金の対象は従業員が入院した場合、特定のけがや病気だけなど条件がさまざまです。傷病見舞金の相場は業務上なら2万円から10万円、業務外は1万円から5万円ぐらいです。

災害見舞金

地震や台風などの災害で支給されます。このほかにも火事などの人的災害にも支給されることもあります。金額は被害の大きさで決まっていることがあります。平均的な相場は1万円から50万円ぐらいです。

慶弔金を書く時の注意点とポイント

慶弔金を書く時の注意点とポイントをまとめました。宗教によって表書きが違ったりするので気をつけましょう。慶弔金を書く時は、ぜひ参考にして書いてください。

慶弔金を書くときの注意点

慶弔金を書く時に表書きを書きますが、故人の宗教によって書き方が変わります。故人の宗教に当てはまる書き方をしましょう。仏式・仏教なら御弔料などと書くことがあります。神道式だった場合は御榊料などを使います。

 

神道式の不祝儀袋は蓮の花がついていないものを選びます。キリスト教式は二種類ありプロテスタントでは弔慰料、カトリックなら御花料と書いたりします。

慶弔金を書く時のポイント

慶弔金を書く時のポイントは不祝儀袋は宗教によって書き方が変わることとです。書くペンは黒でも大丈夫ですが、なるべく薄墨で書きましょう。最近では100円ショップなどで弔事ように薄墨の筆ペンやサインペンが販売されています。

 

また、字が下手、上手関係なく心を込めて書きましょう。慶弔スタンプを使うこともできますが相手の受け取り方次第では失礼になるので注意しましょう。

慶弔金の表書きについてのまとめ

ここまで慶弔金の書き方などご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。慶弔金は福利厚生の一環で支給されるものなので申請することが大事です。また相手の人の宗教など考慮し、心を込めて書くことが大事なので丁寧に書いて遺族の人にお渡ししましょう。

関連する記事

この記事に関する記事

TOPへ