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オンライン葬儀を歓迎するコメント多数!参列しない新しい葬儀の形

新型コロナウイルス感染拡大で今注目されるのが「オンライン葬儀」。ネット上では「オンライン葬儀は大歓迎」のコメントや、「コロナ以後は葬儀の形が変わる」などのコメントも多数寄せられています。本記事では今後ニーズが増えるであろうと予想されるオンライン葬儀について詳しく解説していきます。

公開日 : 2020/06/04

更新日 : 2020/09/09

目次

今後注目されるオンライン葬儀とは?

新型コロナウイルスの大流行に伴い、外出自粛を余儀なくされる生活になりましたね。「こんなときの葬儀は一体どうすれば?」と不安になる方もいるのではないでしょうか。このような状況下で注目されるのがオンライン葬儀です。 オンライン葬儀という言葉をあまり聞きなれない方のために、オンライン葬儀とはどのような葬儀なのかをご説明します。

コロナ渦の影響からオンライン葬儀の相談件数が増えている

世界的に大流行した新型コロナウイルスによって、否応なく「3密」を意識しなければならない状況になりました。密閉や密集、密接を意味する3密は、従来の葬儀や法事では回避するのが難しいといえるでしょう。しかしどのような状況においても、葬儀は執り行う必要があります。 そのような社会情勢から今注目されているのが、オンラインを利用した葬儀サービスです。コロナ渦の影響によって、2020年4月からオンライン葬儀のサービスを始める民間企業も多く、実際にオンライン葬儀の相談件数も増えているといいます。

オンライン葬儀とはどんな葬儀?

オンライン葬儀とは、インターネットにおけるライブ配信機能を活用した葬儀手法です。葬儀会場にいる親族、参列者の了承を取ることと、カメラやネット環境が整っていることを前提とし、会場内の様子を配信できます。そのため、やむを得ず葬儀に参列できない方でも参列が可能です。 配信方法は葬儀会社によってもさまざまで、多くの場合、Web配信は特定の人のみ視聴できるよう配慮されています。また、葬儀の参列者が多く会場内に収まらないといった場合でも、別室で会場内の様子を確認できるよう、オンライン葬儀が活用されることもあります。

いつからオンライン葬儀は始まった?

オンライン葬儀は2012年~2013年頃から見かけるようになり、有名人の葬儀でも話題になりました。2011年に逝去したApple創業者のスティーブ・ジョブスさんの追悼式を社員向けにネット中継したことや、2015年に急逝した人気ロックバンド・モーターヘッドのリーダー、レミー・キルミスターさんの葬儀をYouTubeで生配信されたのは有名です。 そんな中オンライン葬儀に興味を示す方はいるものの、実際には需要がありませんでした。伝統的な儀式をオンラインで済ませることに対し抵抗感があることや、葬儀の場において決定権を握る方が、デジタルツールになじみ薄いことも理由としてあるでしょう。

オンライン葬儀のメリット・デメリット

オンライン葬儀が注目されているとはいえ「オンライン葬儀って実際どうなの?」と思ってしまいますよね。もちろんオンライン葬儀にはメリット、デメリットの側面があります。一体どのようなものなのでしょうか。

オンライン葬儀のメリット

インターネット技術を活用した、新しい葬儀の形であるオンライン葬儀。まずはオンライン葬儀のメリットを挙げていきましょう。

超高齢化社会に対応できる

オンライン葬儀の利点としては、これから訪れる超高齢化社会に対応できる点が挙げられるでしょう。超高齢化社会では、葬儀会場の確保が困難なうえ、参列の回数も増えることが予測されています。 また現状においても故人の長寿命化や都市の人口集中で、葬儀に参列する方も歳をとり、都会から離れて地方で暮らしているケースもあります。そのため、健康上や物理的な距離の関係から、葬儀があっても参列できない方が増えているのです。 オンライン葬儀はネット環境さえ整っていれば場所に制約もなく、一日に複数回参列することも可能となるのです。

地方からでもお別れのコメントを集めやすい

またオンライン葬儀は通常の葬儀と違い、地方や海外など、遠方に住む方々からお別れのコメントを集めやすいメリットもあります。オンライン葬儀では、YouTube上やチャットツールを用いて、参列者がお悔やみのコメントを書き込むことが可能です。 また葬儀社によっては弔電を事前録画により、動画として直接届けるといったサービスもあり、オンライン上で弔意を表せるのです。

個性が出せる

オンライン葬儀は故人の個性が出せるメリットもあります。なぜなら、音楽や映像などのデジタル技術を使った演出もできるからです。たとえば、故人が生前好きだったアーティストの楽曲を流したり、好きなアニメのイラストで画面を彩ったりなど、その人らしい葬儀のスタイルを実現できるでしょう。 トレンドに敏感な方なら周囲に「自分の葬儀はオンラインにしてほしい」と懇願する場合もあるのではないでしょうか。葬儀に参列する方も「いったいどんな葬儀になるのだろう」と好奇心が芽生えるでしょう。

オンライン葬儀のデメリット

参列できない状況であっても、故人とお別れの機会をもつことが可能なオンライン葬儀。便利さの裏にはもちろんデメリットもつきものです。ここではオンライン葬儀のデメリットを確認しておきましょう。

オンライン葬儀に抵抗感がある人もいる

オンライン葬儀は私たちにあまり馴染みのない前衛的なサービスといえるでしょう。葬儀は一般的に若者から年配者まで、幅広い年代が参列します。したがって、人によっては葬儀をネット配信することに抵抗がある方もいるでしょう。 オンライン葬儀をするときは、主催者側も事前の周知や参列者からの理解を得ることが必要となるでしょう。

回線状況によりライブ中継が中断されるリスクも

オンライン葬儀はネット環境が整っていることが前提としてあります。当日の回線状況によっては、ライブ中継が中断されるリスクも考えられるでしょう。

オンライン葬儀のサービス内容や費用について

オンライン葬儀のサービス内容は各葬儀社によってさまざま。オンライン葬儀だからこそできる斬新なサービスも数多くあります。また費用の面も気になりますよね。ここではオンライン葬儀のサービス内容や費用についてご説明します。

オンライン葬儀にはどんなサービスがある?

多くの葬儀社では、葬儀の様子をYouTubeLIVEで限定公開して配信します。オンラインの性質を生かし、香典はカード決済、お焼香ボタンで線香をあげるなどの斬新なサービス内容でリリースしています。 利用の手軽さと1,000人まで同時に参列できることから、Web会議用ツールZoomを活用する葬儀社も。オンライン葬儀の参列を希望する場合は、喪主に参列することを伝え、葬儀を閲覧するためのURLを送ってもらいます。 その後葬儀が行われる日時にパソコンやスマホで、URLから葬儀会場の様子を見ることが可能です。司会の挨拶、僧侶のお経と続き、主催者が弔辞を述べて終了します。お香典や弔電、供花、線香はオンラインで手配し、クレジットやPayPayのキャッシュレス決済に対応できるサービスもあります。 香典は任意で、香典返しや通夜振る舞いがないため、香典金額は一般的な相場の半額で済むケースも。ある会社では葬儀後に行われる精進落とし(会食)もZoomを用い、さらにYouTubeで限定配信されるという事例もありました。

オンライン葬儀の費用はいくら?

オンライン葬儀の費用はどのくらいなのか気になる方もいるのではないでしょうか。しかしオンライン葬儀は葬儀社によりサービス内容も違うので、一概にはっきりとした費用は言えない面もあります。まずは各葬儀社に問合せ、オンライン葬儀費用の見積もりをしてもらうのが確実な方法でしょう。 ある葬儀社では、通夜と葬儀、納棺の儀のライブ配信がセットで3万円くらい。この金額であれば比較的リーズナブルな価格帯といえるでしょう。また別の葬儀社では、通常の葬儀にオプションとして、オンライン葬儀が無料と有料のプランから選べるといったサービスもあります。

これからはオンライン葬儀も選択肢のひとつ

コロナのワクチンができるまでは、オンライン葬儀の需要は増えると言われています。葬儀場に行き参列する従来の葬儀だけではなく、これからの世の中では自宅で参列するオンライン葬儀も選択肢のひとつとして加わる流れになるでしょう。葬儀に参列したくてもできない事情があるからこそ、オンライン葬儀の選択を視野に入れてみてはいかがでしょうか。