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オンライン葬儀でのお悔みの言葉の伝え方は?方法やマナーを解説

オンライン葬儀に参列する場合、お悔みの言葉はどうやって伝えたらいいのでしょうか。以下ではオンライン葬儀でのお悔みの言葉の伝え方や、マナーについて解説していきます。心のこもったお悔みの言葉を伝えることで、葬儀に直接参列できなくても哀悼の意を示すことができます。

公開日 : 2020/05/27

更新日 : 2020/09/09

目次

オンライン葬儀とは?

オンライン葬儀とは、インターネットを通じて行う葬儀です。一般的には葬儀場の後方にカメラを設置し、参列者は自宅のデバイスから葬儀の進行を見守る方法がとられています。以前は葬儀の様子を一方的に配信するだけでしたが、最近では、参列者や遺族が回線をつなげてオンラインで会話をするサービスも登場しています。

オンライン葬儀でお悔みの言葉は言える?

葬儀に直接参列できなくても、オンライン上でお悔みの言葉を遺族に伝えることはできます。オンラインだからといって決して略式だということはありませんが、遺族が不快に思うなら、後日改めて弔問に行ったり、電話を利用したりするとよいでしょう。

 

ここからは、オンライン葬儀でのお悔みの言葉の伝え方について解説していきます。

オンライン葬儀でお悔みの言葉を伝える方法

直接参列するスタイルの葬儀であれば、お悔みの言葉は受付のときや、葬儀後に伝えるのが一般的です。しかしオンライン葬儀ではそういった交流がほとんど持てません。その代わりに、お悔みの言葉を伝えるための新しい方法が提供されています。

メッセージ機能を使う

オンライン葬儀に参列するには、案内のメールに記載されているURLや、専用のアプリから、さまざまな項目の確認画面を開く必要があります。たとえば出席の有無や香典などを入力するための画面です。

 

このとき、遺族への追討メッセージを送る機能も設けられています。オンライン葬儀では、このメッセージ機能を用いてお悔みの言葉を伝えるのが一般的です。メッセージは登録している遺族が閲覧できるようになっています。

 

文字は3000文字~4000文字程度入力できます。直接参列するスタイルの葬儀では、なにかとあわただしくてお悔みの言葉をゆっくり伝えられないこともあるでしょう。その点オンライン葬儀のメッセージ機能を利用すれば、思いの丈を丁寧に綴ることができます。

オンラインで対面して伝える

オンライン葬儀では、遺族や参列者が回線をつないでオンラインで会話できるサービスも登場しています。これを利用すれば、オンラインではありますが、対面でお悔みの言葉を伝えることができます。メッセージ機能と併用すると、より丁寧にお悔みの言葉を伝えることができるでしょう。

弔電を送る

葬儀にあわせて弔電を送るのも、お悔みの言葉を伝える一般的な方法です。オンライン葬儀では、システム上から弔電を送ることができるものもあります。文面はスマートフォンやパソコンから入力し、決済はクレジットカードです。遺族が弔電を辞退している場合もありますので、弔電を送る前に遺族に確認しておきましょう。

オーソドックスなお悔みの言葉

オーソドックスなお悔みの言葉の文例をご紹介します。お悔みの言葉に迷ったときは、ぜひ以下の言葉を取り入れてみてください。これらの定型文に、一言自分なりの言葉を付け加えるのがおすすめです。

「このたびは御愁傷様です」

最もオーソドックスなお悔みの言葉です。ただし口頭で使う文面ですので、オンラインで対面してお悔みの言葉を言うときにだけ使うことができます。メッセージ機能を利用してお悔みの言葉を伝えるときは、使用しないようにしましょう。

 

「愁」は憂いの気持ちをあわらし、「傷」は傷ついた気持ちをあわらします。よって「御愁傷様です」は遺族を気遣う言葉になります。

「心よりお悔やみ申し上げます」

「御愁傷様です」と並んでよく用いられるお悔みの言葉で、セットで使われることもよくあります。話し言葉としても書き言葉としても利用できますので、オンラインで対面するときはもちろん、メッセージ機能を利用するときにも用いることができます。

 

「お悔み申し上げます」は「故人が亡くなったことを残念に思う・追悼の意を示す」という意味を表す言葉です。そのため遺族だけでなく、故人や葬儀の関係者にも使用することができます。

「哀悼の意を表します」

語頭に「謹んで」を添えて用いられることも多いです。「故人の死を悼み悲しむ」という意味で用いられるお悔みの言葉です。ただし文面でのみ利用できます。口頭でお悔みの言葉を伝えるときは、用いることができませんので注意しましょう。

ご冥福をお祈りいたします

「故人が安らかに眠ることを願う」という意味で用いられます。文面でのみ使用できるお悔みの言葉ですので、メッセージ機能を利用する場合や、弔電を送る場合にのみ用いることができます。

お悔みの言葉にまつわるマナー

最後にお悔みの言葉を伝えるときのマナー、注意点について解説します。自分では誠意を込めたつもりでも、マナーを守れていないと遺族を不快にさせてしまいます。基本的なマナーをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

使ってはいけない言葉に気を付ける

お悔みの言葉を伝えるときのみならず、葬儀全般で禁句とされている言葉があります。もちろん口頭でも文面でも使用できません。葬儀に参列する際の最低限のマナーですので、くれぐれも注意してください。

忌み言葉・不吉な言葉

葬儀では、「忌み言葉」や「死を連想させる不吉な言葉」を用いるのはNGです。たとえば「死」「病気」「迷う」など、直截的な表現は控えましょう。また、「次々」「追って」「繰り返し」など、重複を表す言葉や、文字が重複している言葉は、不幸が連続することをイメージさせますので、同じくNGです。

宗教宗派にも注意

盲点なのが宗教や宗派です。たとえば「冥福」や「往生」といった仏教用語は、神式の葬儀やキリスト教式の葬儀では使用できません。また仏教であっても、」浄土真宗では「霊前」などの言葉は使用しないというルールがあります。

 

そもそもキリスト教の場合は、死=神に召されるという考え方ですので、そもそもお悔みの言葉という風習が薄いようです。「安らかな眠りをお祈りいたします」といった言葉は神道やキリスト教でも用いることができます。お悔みの言葉は、葬儀の宗派にあわせるようにしましょう

簡潔な文面を心がける

お悔みの言葉には時候のあいさつや前置きは必要ありません。「御愁傷様です」などといった定型文を文頭に置き、簡潔で短い文面を心がけましょう。冗長な文章は読む遺族側に負担をかけます。ただしメッセージ機能を利用する場合は、あとでゆっくり遺族が読み返すことができる点がメリットの1つです。

 

お悔みの言葉を伝える際は、相手との親密度や関係性を考慮しながら、内容や長さを調整してください。

敬語・敬称を用いる

お悔みの言葉は敬語で伝えます。また、「お母さん」や「旦那さん」といった話し言葉は避け、「お母様」や「御母堂様」、「御主人」といった敬称を用いましょう。ただし相手と親密な場合は、話し言葉を用いてお悔みの言葉を伝えることもあります。

なによりも「心」が大切

オンライン葬儀でお悔みの言葉を伝えるときは、直接伝えるときよりも気持ちが伝わりにくいことがあります。そういった問題を解決するためにも、マナーや注意点をしっかり守り、誠意を尽くすようにしましょう。